山形横断旅　3

2025/10/17 - 2025/10/20

ほとんど乗り物に乗ってる、という日

エリア 最上・舟形(山形)

３日目朝。昨日買ったパンでそれぞれ軽く朝食を済ませ、JR特急いなほに乗り込みます。

酒田駅 駅

初めての列車にるんるん。

だがしかし、８分で到着。

余目駅 駅

JR高屋駅改良工事のため電車の代わりにバスでいろんな駅から乗客をピックアップして行きます。

清川駅 駅

最上川と平行にバスは目的に向かいます。

目的地に到着。バスなので逆に目的地の目の前まで連れて行ってくれてラッキーです。

戸沢藩船番所 グルメ・レストラン

今日は昨日の歩きまくりDAYと打って変わって乗り物に乗り続ける日。おしんで有名な？最上川の川下りのために予約していた芭蕉ライン舟下りの乗船場でチケットを受け取ります。

乗船時間まで売店でぶらぶらしてたらラ・フランスのゼリーもらいました。美味しかった。

船内で何かつまみたいね～と新庄名物くぢら餅を購入

スーツケースを船内に持ち込んでいいということだったのでお言葉に甘えつや姫玄米茶とくぢら餅で朝のおやつタイム。

船頭さんのお話を聞きながら船はゆっくり川を進んでいきます。（なんと手こぎ）
最上川の川下りは遠い昔にした記憶がありますがどこの運行会社に頼んだか不明なのでコースは別かもしれません。

１番最後に乗り込んだら１番前の席だったのでよく見えて良かったけど空はどんより。雨じゃないだけいいか。こんな感じでたまに流れが荒い箇所があります。

揺れる～～～

滝なんかも見れるよ。

遠くに見えるのは外川神社（仙人堂）

白糸の滝

最後の見どころ、草薙頭首工は最上川の水を庄内平野北部まで水を引いている施設です。

船頭さんのお話は最後に最上川舟唄で締めくくりです。

１時間の舟旅を終え下船。船頭さんと一緒にパシャリしたり。

重いスーツケース引っ張ってあそこまでのぼらなければ、、、ぞっとしてたらスロープに案内してくれました。それでもしんどくてここから１ヶ月、右腕の痛みと闘うことになるとは、、

帰りはモーター使って戻る舟（笑）

バス停でバス待っていたら走ってないはずの電車が試運転していたので嬉しくて手を振ったらホーン返してくれました（笑）

バスが到着したのは新庄駅。着々と内陸部に近づいています。

新庄駅 駅

駅に展示してある新庄まつりの山車に飾られた人形

お昼ご飯は駅弁とします。地方の駅弁も旅の醍醐味の一つだけどなかなか食べる機会がないので嬉しい。

東北新幹線つばさに乗り込みます。

迷いに迷って一番人気の牛肉どまん中弁当に決定。言うまでもなく美味。

４３分で山形駅に到着。

山形駅 駅

ひっそり推し活中

最後のお宿は山形駅直結のホテルメトロポリタン山形。駅近が一番よ。
まだチェックインの時間ではなかったので荷物を預けて出掛けます。このしっかりした紙袋無料でくれるなんて太っ腹だな。

ホテルメトロポリタン山形 宿・ホテル

スタバで休憩後、バスで山形県郷土館　文翔館へ
るろうに剣心のロケにも使われたそうです。

文翔館(山形県旧県庁舎及び県会議事堂) 名所・史跡

ここは迎賓館ですか。
ちなみに次の日は休館日なので慌てて来ました。入館無料です。

ここは大正５年に完成した英国近世復興様式の旧県庁舎と旧県会議事堂で今でも当時のままを残している国の重要文化財だそうです。

バルコニーから見ると東京駅から皇居を臨むあの道のようにも見えます。

重要な会議に使用された正庁

天井の漆喰にはさくらんぼが隠れています。

建物は中庭の周りをぐるりと取り囲むような建て方で建物のどこからでも中庭が見えるようになってます。

山形の県花、紅花は染め物や食用として大活躍

紅花染め刺繍の着物。鮮やかでとても綺麗です。

知事室

会計課・銀行出納係
女性のオフィスルックは袴だったようです。
そのほかの部屋は資料部屋となっていました。

つづいてお隣旧県会議事堂へ

２館を繋ぐ渡り廊下

渡り廊下外観

２階窓から見えた議場ホールでは演奏会が行われていました。

文翔館をあとにし、水の町家、七日町御殿堰へ

七日町御殿堰 名所・史跡

４００年前の生活農業用水路を復元して町家風の建物に飲食店などが入ったオシャレスポットです。

ルピシアのご当地限定、花笠

ホテルに向かい歩いていたら外観が目を引く建物があったので入ってみます。

近代建築山形ミュージアム at 旧吉池医院 名所・史跡

２０２３年１月に閉院した吉池医院は外観は洋風、中に入ると大正時代にタイムスリップしたような病院で市民有志が保存するため頑張っているそうでボランティアの方がたくさんおられ中を案内、説明してくださいました。

設計は先ほど訪れた文翔館にも顧問として携わった中條精一郎氏。

３代目院長で小児科医の吉池章夫氏と皮膚科医の奥様が営んでいましたが閉院して数ヶ月後に亡くなったそうです。

建物は２階までと思いきや３階に麻雀ルームがありました（壊れそうなので登れませんでしたが）

今まで知らなかった建物だけど残ればいいなと思いました。

さて一度ホテルに戻ってチェックインします。

ホテルメトロポリタン山形 宿・ホテル

３日間地方にいたので急に都会でなんとなく普段の自分に戻りつつある気がしています。

お部屋

お茶セット

アメニティー類

最後の晩餐はこの日の昼過ぎに予約した山形長屋酒場へ

山形長屋酒場 グルメ・レストラン

半個室だ～嬉しい

ここ１軒で山形の郷土料理を全部食べられるのでは？というくらいメニュー豊富です。

箸置きがもろこし

これ、突き出しです。こんなの初めて！

ウーロン茶頼んだら鉄瓶で来た。楽しい～

菊のおひたし、もってのほかにさくらんぼの漬物
天皇家の御紋、菊をたべるなんてもってのほか、ということからその名がついたそうです。

芋煮は牛肉と里芋、ネギの醤油仕立ての村山地方の物をチョイス。おいしかった～

山菜のお漬物

ケンミンショーで見てずっと気になってた冷たい肉そば。おいしい！

山形と言えばの赤湯ラーメン。

最後にお味噌汁のサービス

途中、花笠音頭タイムがあり、スタッフさんたちが音頭をとって配られた花笠を使ってお客さんも踊ります。なかなかない体験で楽しかった～

お会計時に山形味噌せんべいをいただいて店を後にしました。いいお店だったな。また行きたいな。

コンビニ物色。山形県産米食べ比べおむすび惹かれる

駅のコンビニだからか山形らしい駅弁もけっこうありました。

お酒はよくわかりませんが、ドリンクやゼリー類はさすがのフルーツ大国山形らしくりんご、ぶどう、桃、ラフランス、さくらんぼ、パインなど種類豊富。

１人１つ好きなアイス買って部屋で食べておやすみなさい。
最終日へ続く。