山形横断旅　2

2025/10/17 - 2025/10/20

地獄の石段！

エリア 酒田(山形)

２日目朝。曇天だけど午前中だけでも持ってくれれば...

今日は急ぐのでオープン前から朝食会場に来ました。

SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE 宿・ホテル

じゃらんの2023年泊まってよかった大賞朝食部門３位だって。楽しみ。

季候が良かったのでこんな素敵なテラスでいただきます。

サラダが庄内で採れたベビーリーフやマッシュルーム、オリジナルソルトなどかなりおしゃれ。

庄内産サワラの西京焼きなど地域の食材を生かした和食

押さえておきたい玉こんにゃくに山形牛のすき焼き風

カレーにオニオンスープ

日替わりで地域違いの芋煮を出していていてこの日は内陸風（牛肉・醤油仕立て）芋煮。これが伝説的に美味しくて３人の間では語り継がれています。（別日は庄内風）豚肉・味噌仕立て））塩納豆というのもはじめて食べました。

お米は雪若丸、つや姫となにかの新米の食べ比べ。

山形では有名な田村牛乳

鳥海高原ヨーグルト。これは絶対食べておかないと。

わんぱくたまごの目玉焼きも美味しそう。

さぁさぁもりもりいただきますよ～

朝ご飯を食べ終えて予約していたタクシーに乗り鶴岡駅へ。タクシーアプリ対象外地域なので早めに予約しておいて良かった～。鶴岡駅のコインロッカーにスーツケースを預けてバスに乗り込みます。(7:50)

１時間のバス旅。途中大きな鳥居をくぐれば目的地に近づいた感アップです。

羽黒山 大鳥居 名所・史跡

到着したのは羽黒山山頂。バスで一気に上がってきたので下りは石段を歩きます。

バス降車後木々の間を歩いて行きます。

寄付してしおりいただきました。

最後の鳥居をくぐる前に摂社・末社がずらり。

ではおじゃまします。早朝なので人もまばらです。

まずは月山、羽黒山、湯殿山の山柱の神を祀る羽黒山　三神合祭殿へ

出羽三山神社 (三神合祭殿) 寺・神社・教会

２メートルの厚さの茅葺き屋根を持つ重要文化財で、羽黒山が現世、月山が前世、湯殿山が来世という三世の浄土を表すとされています。一般的には２日かけて３山を巡るらしいですが時間がないので１ヶ所だけ。

屋根の下には小鬼？調べてもわかりませんでした。

御朱印いただきました。

鐘楼と世界平和塔。

参集殿

昨日の続きのスタンプラリーで押してみましたが最後の色が重ねられず完成ならず。

1,000円でお注連を購入、石段詣（下りも可）に臨みます。出羽三山へのお参りは現在、過去、未来を巡る生まれ変わりの旅とされており。石段詣は２４４６段の石段を歩くことにより心が解放された本来の自分に出会えるそうです。

こんな感じでかけて、色の紐は縁紐といい、赤　恋愛運、　緑　健康運、　黄　財運、　紫　学業成就、　白　生業運　となっており１本２００円で追加できます。　

最後に出羽三山を開山した蜂子王子が祀られている鉢子神社、柱にからまる龍の彫刻が注目の厳島神社をお参りして石段へ。

素晴らしい景色だと思うのも束の間です。このころはまだ楽しい気持ちでした。

ヤバイ！！一応アマゾンでかった５００円の熊鈴を付けてきました。

写真じゃわかりませんが斜度えぐいんです！９０度に階段がついたような、、幅も狭くとにかく恐怖。しんどさよりとにかく恐怖で足ガクガク。何度もつまづいてこけそうになります。

埴山姫神社。このころはまだひとつひとつ写真を撮る余裕もあったな。。。

恐怖の中２０分後、二の坂茶屋に到着。束の間の恐怖からの解放です。

お餅と（おそらく）山葡萄サイダーで力を付けます。帰りのバスの時間が決まってるのでとにかく先を急ぎます。

二の坂茶屋 グルメ・レストラン

茶屋からの傾斜が一番きつく、永遠に終わらないと思いましたが１５分後、五重塔に到着。東北地方最古の塔で平将門創建と言われています。つい最近まで２０年に一度の改修工事をしていたので終わっていてよかったです。

羽黒山五重塔 寺・神社・教会

神橋を渡りながら須賀の滝をチラ見
この後地獄のような上り階段が有り（写真撮る余裕なし）、終了。ギッリギリでバスに間に合いました。（他の２人はとっくにのぼっていた（笑））

この後５日間痛む前ももの痛みをかかえて鶴岡駅で荷物をとり、電車に乗り込みます。

鶴岡駅 駅

３０分程度で酒田駅に到着。電車の本数も少ないので乗れてよかった～

酒田駅 駅

駅前にある本日のお宿、ホテルアルファーワン酒田に荷物を預け観光に出発。このホテルとても感じよかったです。

ホテルアルファーワン酒田 宿・ホテル

まずは徒歩で行ける本間美術館へ

本間美術館 美術館・博物館

大地主、本間家に伝わる貴重な品々を展示しています。

私たちは時間がないので貴重な品々はスキップして鳥海山を借景とする池泉回遊式庭園を見に清遠閣へ。雨が降り始めたので鳥海山は見えませんでした。

本間美術館 (清遠閣) 美術館・博物館

入った瞬間ゆっくり座って眺めたくなる庭園、鶴舞園が目に飛び込んできます。

先のお部屋から見た建物。１階は喫茶室になっています。

喫茶室ではカステラや抹茶などがいただけます。

喫茶室のテーブルセットは全て違いながらなぜかすっきりとまとまった大正ロマン漂う美しさがあります。

２階にあがる階段前にある梅の欄間は影になると枝にとまったウグイスに見えます。

1925年、昭和天皇が泊まられた２階のお部屋からの景色もすばらしい。

電灯も全て異なります。

中国チック

アンケートに答えたらバッジもらいました。

庭園からパシャリ。絵になるな～

1976年に発生した酒田大火の復興のシンボルとして誕生した大獅子が設置されていました。

酒田駅に戻って足がないのでタクシーを呼びました。

酒田駅 駅

到着したヒヨリベーカリー＆カフェでランチタイムにします。

日和山 小幡楼 ヒヨリベーカリー＆カフェ グルメ・レストラン

この日はハロウィン前だったのでハロウィン限定メニューが出ていたので迷いに迷って舞茸＆ベーコンKINKAバーガーをオーダー。

通常メニューのバンズが全部竹炭で黒くなっているようです。たぶん。

景色のいい席ゲット～

めちゃくちゃ美味しいんだが！この店、酒田にあるからすぐには入れるのかもしれないけど都会にあったら行列だと思います。ちなみにキウイドリンクです。

近くに映画「おくりびと」のロケ地になった建物があるようです。

明日の朝用にパン買います。食事が終わって買おうとしたらほぼ売り切れで気になってたの買えなかった～

「おくりびと」の舞台の建物はお隣でした。

マンホールは山居倉庫柄

雨の中ですが、歩ける範囲にある山王くらぶへ

山王くらぶ 名所・史跡

山王くらぶは明治２８年から昭和２１年まで料亭として使用されていた国の登録有形文化財です。

入ったらおしんのテーマ曲が耳に入ってきます。酒田はおしんの舞台として有名だそうです。

まずは最大のみどころ、２階の傘福の間からスタートです。

華やかな着物とのディスプレイ

白（薄ピンク？）一色ってのもあります。

飾りの一つ一つに意味があり、願いを込めて寺社に寄進したりするそうです。

人形師の辻村寿三郎氏の作品、「さかたの雛あそび」は人形が全て花魁いうことで全員女性の人形です。

酒田凧の展示もありました。大きいもんですね。

左が福岡の柳川の「さげもん」右が伊豆の稲取の「雛のつるし飾り」同じような文化があるみたいです。

料亭文化の間。昭和の香りがする説明テープにドキドキ。

おしん人形ギャラリー。説明文を読んでいると面白そうなのでちゃんと見てみたくなりました。

料亭時代にお運びさんがせわしなく動いているのが想像できます。

夢二の間。竹久夢二が酒田を訪れた際はこの部屋を利用していたそうです。

タクシーを呼んでもらって山居倉庫へ

酒田と言えばこの山居倉庫のケヤキ並木の風景が一番有名だし、JRのポスターやおしんの舞台としても有名な場所です。雨の日だったこともあり人がほとんどいませんでした。

山居倉庫 名所・史跡

土蔵と屋根の間に空間を作り、風通しをよくし。土蔵内の温度を上げないようにした構造です。と説明書きがあります。

白壁、土蔵造りからなる米の収容庫だったとか。

倉庫の表側。一部はお土産屋さんが入ってました。

山居倉庫は川沿いに建っており、ここから米や紅花などが運ばれ、潮や砂糖、海産物を乗せて戻ってきていたようです。

橋から見た山居倉庫

箸を渡った先にあるいろは蔵パークで休憩。

いろは蔵パーク 名所・史跡

お土産屋さんや無印など、あとはスーパーマーケットも入っていました。

広く品揃えのいいお土産屋さんだったのでここでみんな山形土産を購入。

夕食は同じ建物に入っているイカ恋食堂へ

イカ恋食堂 ごはん亭 グルメ・レストラン

メニューが多すぎて悩む

塩辛と温玉は食べ放題

汁はイカ団子が入ったものと芋煮から選べます。美味しかったけど昼が遅かったのでお腹ぱんぱんになりました。

タクシーでホテルに戻ってやっとチェックイン。本日は１人１部屋でやりたい放題です。

おしぼりと女性用アメニティいただきました。

紅茶じゃなくて梅こんぶ茶でした。

バスソルト（ラベンダー苦手だけど）とボディスポンジがあるのポイント高い！
あ～～～～～疲れた！３日目につづく。