福岡・熊本へ ～ 遠征ライブ＆街歩きの３日間（前編）～博多旧市街、柳川川下り

2025/11/30 - 2025/12/01

平成を代表するロックユニットのライブのチケットが直前に手に入り、急遽、福岡遠征となります。

エリア 博多(福岡)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 船 ANAグループ 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

【第１日】
7時半前に、ANAラウンジ入り。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

日曜日の朝ということもあって、ラウンジ内は閑散としていた。

出発時刻の15分前に、搭乗ゲートへ。
機材は、B787-10

2日前にアップグレードで確保したプレミアムシートに座る。
2-2-2 x 5列全28席だが、かなり空いていた。

設備も以前に比べてアップグレードされていた。

8:30にドアクローズ
8:49にD滑走路より離陸。

東京湾を旋回して、右手に羽田空港、その先に関東平野が広がる。
その後は、多摩川に沿うように西北へ進路をとり、八王子から八ヶ岳方面へ。

南アルプス上空を通過。

北アルプス、中央アルプス、御嶽山を望む。

9時過ぎに、朝食の提供。

生ハムとタマゴのデニッシュ、かぼちゃコロッケと野菜のサンドイッチ、フライドオニオンとさばきのりのスープ。
デザートは、きな粉のプリン。

スパークリングワインを注文。

琵琶湖の南岸を通過して、右手に若狭湾を望む。

赤ワインを追加注文。

広島上空から中国山地沿いに進み、萩や長門市を望む。

さらに西へ進み、角島の姿も、

10:02ベルト着用サインが点灯。

海の中道の上空を通過して、10:19に福岡空港に着陸。

ライブの開演時刻（17時）まで6時間以上あり、どうやって過ごそうか思案していたが、祇園周辺の博多旧市街を散策することに。

福岡空港 空港

地下鉄の祇園駅を出ると、目の前にある東長寺へ。

東長寺 寺・神社・教会

東長寺は、弘法大師が日本で最初に創建した寺院だという。

こちらの五重塔は、平成23年に完成したもの。

大仏殿には木造座像では日本最大級の大きさを誇る福岡大仏が鎮座している。

次いで、広大な敷地をもつ、聖福寺の境内へ。

聖福寺は1195年に、栄西禅師が創建された日本最初の禅寺である。

多い時には、38院もの塔頭があり、現在も6院が残っている。

福岡のど真ん中に、こんな広大な境内を持つ寺院があることに驚きだが、観光客らしき人の姿はなく、とても落ち着いた雰囲気である。

聖福寺 寺・神社・教会

聖福寺の境内を出て、国道202号の反対側へ向かうと、承天寺通りへ。

承天寺の南北を貫く道で、2014年に整備されたもの。

承天寺通り 名所・史跡

博多を訪れた観光客を歴史的文化財が多く残る博多の寺社町エリアへと導くウエルカムゲートで、平成26年に完成したもの。

博多千年門 名所・史跡

承天寺の境内にある、「饂飩蕎麦発祥之地の碑」や「饅頭発祥の碑」

祇園の交差点から、櫛田神社の表参道へ

博多の総鎮守として親しまれる、櫛田神社。

想像より小ぶりの境内だが、お参りする人の行列ができていた。

櫛田神社 寺・神社・教会

飾り山笠が6月を除き一年中展示されている。

博多祇園山笠 祭り・イベント

櫛田神社を出ると、目の前に、上川端商店街。

約400mのアーケード商店街をのんびり歩き、終点のカフェで休憩後、地下鉄で博多駅に戻る。

上川端商店街 市場・商店街

お昼時のピークは過ぎていたが、近くのラーメン店には長蛇の列ができており、こちら「博多華味鳥」で、ランチ。

博多華味鳥 博多駅前店 グルメ・レストラン

「水炊き明太御前（2,480円）」を注文。
ミニ明太そぼろ重に、水炊き小鍋がついたもの。

ランチとしては、少し量が多かったかも・・・

14時過ぎに、「ANAクラウンプラザ福岡」にチェックインし、室内で休憩。

15時半過ぎに、博多バスターミナルから、臨時バスでみずほPayPayドーム（福岡ドーム）へ向かう。
通路までぎっしりと立客がいるが、そのまま高速道路へ入っていくのに驚き。

開演時間は17時ちょうどだが、30分前にドーム内へ入場。

福岡PayPayドーム テーマパーク

公演時間はほぼ2時間だったが、途中で、まさかの中断があり、終演は19時半になっていた。

帰りは、地下鉄で博多駅に戻り、ホテル近くの「博多一幸舎総本店」へ。

昼間は長蛇の列が出来ていたが、夜はすんなりと入店できた。

博多一幸舎 総本店 グルメ・レストラン

【第２日】
6時過ぎに、１階のレストランで朝食ビュッフェ。

1皿目は洋食中心、2皿目は和食中心に。

いつもよりは、量は抑えめに・・・

7時半頃にホテルをチェックアウトし、博多駅へ。

博多駅 駅

地下鉄で天神に向かい、西鉄に乗り換える。

西鉄福岡(天神)駅 駅

8時発の特急大牟田行きに乗車。
客席は、転換クロスシートになっていた。

西鉄福岡から50分弱で、西鉄柳川に到着。

西鉄柳川駅 駅

柳川駅の東口から連絡バスで、川下り船の松月乗船場へ。

松月文人館 美術館・博物館

最初の船は先の乗客でいっぱいとなり、次の乗船を待つ。
9時55分に出航。

10名ほどの同乗客は、私以外はすべて海外からのお客様だった。

このため、船頭さんも英語での説明が中心となる。

柳川城堀水門をくぐって、掘割へと進む。

柳川市立図書館、柳川あめんぼセンターの前を通過

周囲が木々に囲まれた薄暗い場所を通過。

2度に渡って折れ曲がった水路を抜けると、見通しの良い水路になる。

左手に、柳川高校の全天候ドーム型屋内テニスコートが見える。

柳川高校は、松岡修造氏など多くのテニスプレイヤーを輩出した、テニスの名門校である。

水路をさらに進み、田中吉政公の銅像を通過。

田中吉政公は、戦国時代から江戸時代にかけての武将で、関ヶ原の戦いの功績を認められて、柳川藩の藩主となった人物である。

田中吉政公之像 名所・史跡

コース中で、最も狭い門を潜る。

有明海の干満の差を利用して魚を網ですくい取る「くもで網漁」

コース中で、最も背の低い橋をくぐる

出航から約１時間で、御花下船場に到着。

下船場の目の前に、「御花」と呼ばれる「柳川藩主立花家の邸宅」がある。

御花 グルメ・レストラン

木造2階建ての「西洋館」に入る。
西洋館は、邸宅の玄関と応接に使われていた。

邸宅の中心にある「家政局」があった空間。
家政局とは、立花家の財産管理や日常生活を支えていた組織で、24畳の広さがある。

客間として使われていた、「大広間」

大広間の前には、「松濤園」と呼ばれる庭園が広がっている。

松濤園 公園・植物園

「御花前バス停」から路線バスで、西鉄柳川駅に戻る。