福島の旅：会津若松編

2025/11/25 - 2025/11/26

紅葉シーズンは終わってしまいましたが、温泉でのんびりしたいなぁと思い連休明けの２日間を使って福島県を旅してきました。
自宅近くの桜土浦ICから常磐道を北上し、いわきJCTから磐越道を使いました。

初日はホテルのある裏磐梯の五色沼や高速IC近くの野口英世記念館を訪れました。

２日目は会津若松まで移動し、鶴ヶ城や飯盛山で会津藩の歴史に触れる旅としました。

本編は、２日目　会津若松での旅行記となります。

エリア 会津若松(福島)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

会津若松ICを降り、鶴ヶ城の三の丸近くの駐車場に入庫しました。
とても綺麗な紅葉に惹きつけられる様に移動していくと、新島八重の像に遭遇しました。NHK BSで再放送されている八重の桜を見ているので、とても嬉しかったです。

新島八重之像 名所・史跡

二の丸から廊下橋を渡って本丸に歩いていきます。
大きなお濠と屈強な石垣に沿って歩いていくと、難攻不落という文字が浮かんできました。これでも攻め込まれてしまったのですね。

壮大な景観の鶴ヶ城です。
園内では既に松の枝つりが始まっておりました。12月に入ると雪の日が多くなるのでしょうね。当日は、朝の雨が上がって青空がのぞく好天になりました。

城内に入場し、天守閣まで各フロアの展示物を楽しみながら上りました。

鶴ヶ城 (若松城、鶴ヶ城城址公園) 名所・史跡

天守閣からの眺めは気持ち良いです。
黒鉄門と干飯櫓が見えます。

別な方角です。
案内板が見つかりませんでした。もしかしたら飯盛山方面かな？と思い写真を撮りました。

天守閣から見えた黒鉄門です。
重厚な構えで強そうです。

こちらを通って観光案内所へ行きました。城内にあった稲荷神社の御朱印を戴けるのかな？と思ったのですが、残念ながら市内にある蚕養國神社に行くよう地図が書いてあるカードを頂きました。

大きな通り（千石通り）を北上して左方面にある神社を目指して車を走らせました。ナビ通り神社の鳥居まで到着しましたが、駐車場が見当たりませんでした。しかしながら通りからは駐車場らしき場所に数台の車が止まっているのが見えます。もしかしたら反対側に道があるのかしらと向かうと「蚕養國神社 駐車場」の案内板が有りました。反対車線からは気づきませんでしたが、無事到着。

蚕養国神社 寺・神社・教会

蚕養國神社（こがいくに）の御神木の峰張桜とのこと。
後で調べて知りました。神社の呼び名も。。。

勉強不足で申し訳ございませんでした。

神楽殿です。

拝殿です。

飯盛山にやってきました。
旧参道の麓にあるお土産屋さんの駐車場に停めて登ります。
スロープコンベアの案内音声「徒歩で階段を登るのはとても大変で-す！ スロープコンベアをご利用くださーい！」に気持ちがグラっとしましたが、金刀比羅宮の階段を登り切った事を想い出し歩くことにしました。
途中、だいぶキツくなり金比羅山に行ったのが１０年前であったことを想い出しました（笑）が、途中入場口１５０円の看板は無視して登り切りました。

飯盛山スロープコンベア 名所・史跡

白虎隊十九士の御廟所です。
時代の潮流に巻き込まれ、若くして命を絶ったことを悲しく思います。

白虎隊の墓 名所・史跡

烈婦の墓です。
２００名以上の会津藩 婦女子達も命を絶ったとのことで戊辰戦争の悲しさが伝わってきます。ただ、どこにも個人名が記されておらず一つの墓標になっていることが残念です。

フォン・エッツ・ドルフ氏　寄贈の碑です。
昭和１０年にドイツ大使館の外交官より寄贈されたレリーフだそうです。

第二次世界大戦後にアメリカ進駐軍により碑面を削り取られたそうですが、昭和２８年に復元されたものとのことです。米軍にはドイツ軍を想起させる鉄十字マークが気に入らなかったのでしょうか。

墓地に向かう階段です。
降り立った左側に自刃の地があるとされています。再び登って戻ることが頭を過ったのですが、降りて行きました。

この場所で鶴ヶ城を仰ぎ見て、自刃を決意したとのこと。
石像が見ている方角がお城だそうです。

白虎隊士自刃の地 名所・史跡

白虎隊志士が見ているのと同じ方角を撮影してみました。
夕日と重なった地点に天守閣らしき影が見えます。周囲が木々で囲まれているので鶴ヶ城かと思います。

さざえ堂です。外観からも不思議な建築に見えます。

茨城県取手市にある長禅寺 三世堂も同じような回廊構造となっております。現存するのは６棟のみと聞いています。※三世堂は常時解放にはなっていませんので注意

さざえ堂 寺・神社・教会

さざえ堂の近くにあるのが白虎隊十九士の霊像が祭られている宇賀神堂です。

宇賀神堂 寺・神社・教会

宇賀神堂の内部です。精巧な霊像が祭られております。
手前の写真はただ一人の蘇生者の写真が備えらてています。昭和六年 79歳で亡くなられたとのこと。

左側に「御朱印はここでお扱いしております」との表記があったのでお聞きすると、左手のお土産屋さんで受領できました。ただ書置きではなくコピーした紙に押印してくれるエプロンのお姉様からですので、ご留意ください。

さざえ堂の入口です。
手前の建物で拝観料（400円）を納め、こちらより入ります。

内部は螺旋階段となっており、写真の頂上を進むと降りていく通路になります。

青空と紅葉のコントラストが素敵です。
これにて下山し、帰りの途につきました。

前編の五色沼、猪苗代周辺の観光や裏磐梯レイクリゾートでの温泉や食事などと併せて とても楽しい旅行となりました。