孔子の里(西渓公園・多久廟)紅葉まつり　唐津シーサイドホテルでケーキ三昧～佐賀紅葉狩り旅行②～

2025/11/20 - 2025/11/21

いよいよ紅葉シーズンがやってきました。

近年紅葉スポットとして大人気の佐賀県の「環境芸術の森」。ずっと気になっていましたがタイミングが合わず、まだ、訪問したことがありませんでした。今回ようやく訪問することができました。

「環境芸術の森」は唐津市にあるので、唐津市のホテルに宿泊してその周辺を紅葉狩りすることにしました。初日は「御船山楽園」二日目は「環境芸術の森」を中心に旅程を組みました。

宿泊するホテルは、洋菓子メーカー「シャトレーゼ」の傘下に入った「唐津シーサイドホテル」。今年の春宿泊して好印象だったので。(私はケーキ大好き)

初日、御船山楽園と慧洲園を観光した後の旅行記です。

１日目　御船山楽園・慧洲園　・・・旅行記①　

エリア 唐津・虹の松原(佐賀)

旅行初日のメインイベント「御船山楽園」「慧洲園」の観光が終わったのが１３時過ぎ。
唐津のホテルに向かうにはちょっと早いよね。となって、道中の多久市に寄り道することにしました。
11月中旬から下旬にかけて、多久市の西渓公園や多久聖廟周辺で「孔子の里　紅葉まつり」が開催中です。約180本のもみじが鮮やかに色づく西渓公園は、佐賀県内では有数の紅葉名所らしい。まずは西渓公園に。

西渓公園は初訪問。駐車場や車道には誘導員もいて、結構な賑わいでした。

公園に入場するとすぐに、国の登録有形文化財に指定された寒鶯亭（かんおうてい）が見えてきました。
もみじ祭り期間中、休憩所として一般開放されます。たくさんの人が利用していたのでスルー。

西渓公園は、多久領女山多久家（家老職）の屋敷跡で、大正9年から13年にかけて多久出身の石炭王・高取伊好が私財を投じて建設整備し、当時の多久村に寄贈したものです。高取伊好の号を「西渓」と称していたことから、この公園の名が付けられました。

公園の中心は山水庭園で、

池の周りに１８０本のもみじが植栽されています。

空気が赤く感じられるぐらい、もみじがたくさんでした。

池を中心に散策路があり、

小川や

橋の周りも紅葉がたくさんでした。

公園内に設置された高取伊好の銅像。

高取伊好は杵島炭坑の大規模開発に成功し「肥前の炭鉱王」の異名をとりました。最盛期には従業員5000人を抱えていたらしい。
多久市、大町町、相知町を中心にかつて大小の炭鉱が操業した「唐津炭田」があったことを、今回の訪問で初めて知りました。

庭園の最奥には小さな滝も作られていました。ここは訪れてる人も少なくて雰囲気がよかった！

この後、同じく紅葉の名所「多久神社」を通って、「多久聖廟」まで歩く予定でしたが、時間が押してきたので、「多久神社」はカット、「多久聖廟」の駐車場まで車で移動しました。(３分)

西渓公園の２倍以上はある、りっぱな多久廟の駐車場に停車。
西渓公園は知りませんでしたが、多久聖廟は有名ですね。いつか行ってみたいと思っていました。

多久茂文の銅像がお出迎え。

多久聖廟周辺の紅葉も見事でした。

境内は巨木が多い。

多久聖廟。
以下、多久市のHPから引用します。
「多久聖廟は、宝永5年（1708）多久茂文が孔子像を安置し、領民に「敬」の心を培わせるために建てた孔子廟です。
現存する聖廟としては足利学校（栃木県）、閑谷学校（岡山県）に次ぐ古い建物で国指定重要文化財として大切に保全されています。

建築様式は、禅宗様仏堂形式と呼ばれる我が国の代表的な建築様式ですが、彫刻や文様で中国的な雰囲気を出しています。」

確かに中国チック。

本堂奥には室が設けられ、室奥に孔子像が納められた聖龕があります。

聖龕(国重要文化財)は孔子像が取り出せないよう特殊な細工が施してあるそうです。

敷地内に孔子の誕生の地・曲阜の友好都市締結五周年を前に、曲阜市人民政府から記念に贈られた孔子像がありました。

好々爺。私のイメージの孔子とは違いました。(笑)

１５時４０分に本日のお宿「唐津シーサイドホテル」に到着。

今年２回目の利用になります。

シャトレーゼ傘下のホテルになって、シャトレーゼのケーキをたくさんいただけるのが私には魅力！

ロビー。ツリーが置かれクリスマス仕様です。

このホテルはシーサイドの名の通り、海岸に面して建っているので、窓から唐津の美しい海を見ることができます。

今回は西館和室の利用になりました。

西館は旧館。お部屋は古いですが広いです。
掘りごたつのあるリビングスペースと、

お布団を敷いてくれる寝室スペースには次の間も付いています。

部屋からは、唐津の海が見えます。

砂浜。夏は海水浴ができます。

２ボールの洗面所。

海が見える浴室は独立していて広いです。

主人はこの浴室がお気に入り～。

西館はちょこちょこ、部屋のリニューアルが進んでいます。部屋代のアップは目の前かも・・・。

チェックイン後、ラウンジでウェルカムスィーツとして、シャトレーゼケーキが選べます。

私も主人もマロンと芋のショートケーキをチョイス。ラウンジでも食せますが、「部屋で食べる」というとケースに入れて持たせてくれます。

荷物の整理をして大浴場にGO。

唐津の海を見ながら入浴しました。温泉ですが、塩化ナトリウム泉なのでちょっと苦手。でも、入浴客は最初から最後まで私だけだったのでゆっくりできました。

食事は１８時から。

新館・東棟のレストラン「月波楼」で。

海の見える窓際ではなく、奥の席に案内されました。

まあ、日没して外は見えないからね。

このレストランのバイキングはなかなか良いです。近隣に唐津漁港があり海鮮が新鮮。

はまち、かつおのたたき、鯛のお刺身。

握り寿司。

お隣の呼子市はイカが名産。

目前で烏賊のお刺身を切り分けてくれます。

揚げたての舞茸、海老、サツマイモの天ぷら。

ライブキッチンは、和牛サーロイン。

お肉が柔らかくて、おかわりしました。美味しかったです。

個食メニューが多かったのも良き。

水烏賊と葉野菜の塩麹餡かけ、車海老と茸のカクテル

カナトフグのから揚げビンチョス、唐津玉葱＆牛肉のシナモン風味

豆腐の塩だれ、唐津野菜とツナ昆布、もずく酢、中華クラゲ、唐津野菜紅生姜マヨ

野菜メニューが豊富で喜びました。

唐津野菜の揚げびたし、生ハムと唐津野菜フルーツサラダ仕立て、唐津キュウリ中華風、呼子イカボイル、朝どれトマトとしらすのサラダ

いろいろとってきました。

烏賊の刺身の他に、気になった個食メニューも。

ここは、デザートが楽しみだから腹八分ぐらいに調整して食しました。

さあ、お待ちかねのデザートタイムに突入だ！

充実のデザートコーナー。

クリーム・ブリュレ
苺クリームケーキ

ペカンナッツのタルト
アップルパイ
ショコラキューブ

ギリシャヨーグルトと自家製洋ナシのコンフィチュール
サブレ・オ・ショコラ　ミルク・スィート
ライ麦のクッキー

ジェラートも多種類。

前回同様、目前で仕上げてくれる「生絞りモンブラン」もありましたが、これを食べると、多種類食べられないので今回はスルーしました。前回食べたしね。

ケーキ大好きなので、ケーキは全種類制覇。ジェラート類はパス。

美味しかったです

お代わり。

チョココーティングしたクッキーがナッツもたっぷりで気に入りました。

「凄いね」と主人があきれるぐらいデザートタイムを満喫して部屋に戻りました。

翌朝、目的の「環境芸術の森」に早めに到着したいので７時３０分から朝ごはん。

西棟から東棟に移動するときもキラキラの海が見えます。今日も快晴！

東棟のロビーには大きなクリスマスツリーが飾られていました。

朝は海が見える窓際の席をゲット！

可愛いおねえちゃんが、好みの具財でおにぎりを握ってくれます。

主人はこれがお気に入り。

私は洋食派です。

パンはイマイチかな。

魚ロッケ

ちょっと、心惹かれましたがスルーして

呼子名物いかしゅうまいを。

私の好物。

オムレツのライブキッチン。

海老トマトソースが好きです。

デザートコーナーも物色。食後にいただくことにします。

生ドラ、良いね。

私の朝食。
パン、野菜、スープの他は、自家製ハンバーグも美味しそうだったけど、オムレツといかしゅうまいだけにして、

オホホのデザートをいただきました。

マンゴープリンと生ドラ。

体重増加が怖くて家ではこんなに甘いもの食べません(本当のお話)。旅行で好きなものを好きなだけ食べられるように自重しています。なので、旅行中は解禁。心ゆくまで、シャトレーゼケーキを堪能しました。

この後、今回の旅行のメインイベント「環境芸術の森」に向かいました。(旅行記③に続く)