小樽から舞鶴へ　新日本海フェリーけやきで22時間

2025/11/18 - 2025/11/19

1年前、フェリーを乗り継いで日本一周しようとしたものの、1本目の太平洋フェリー乗船中に急用ができて、ホタテの寿司1カンだけ食べただけで北海道からとんぼ帰りしたののリベンジ第3弾。

今回は小樽から京都の舞鶴へ、就航4日目の新日本海フェリーの新造船けやきに乗ってきました。

エリア 北海道

夕方のピーチでセントレアから新千歳まで。
この日は北海道は雪だったので無事着くかちょっと不安だったけど、問題なく到着。

小樽駅から小樽港までの連絡バスには間に合わないので、南小樽から歩こうかと、南小樽で下車。

いや…、結構雪積もってるし真っ暗だし、歩いていくのは無理…。
駅前にいたタクシーの運転手さんに軽く飲めるところを聞いたけど近くにはないということだし、タクシーでフェリーターミナルまで行くことにしました。
お腹がすいたので途中のなか卯でおろしてもらって夕飯。

北海道で食べたもの、なか卯の親子丼。

以上。

北海道来てもこんなんばっかりだ…。
近くにセイコーマートがあったのでいろいろ買いこんで、歩いてターミナルへ。

雪が積もった道を気を付けながら歩いて10分弱で着きました。
新日本海フェリー小樽ターミナル
とてもきれいな建物。

前日の低気圧の影響で、船の到着が遅れるという電話が事前にあった。
翌日の舞鶴到着も遅れる見込みで、公共交通機関がなくなる可能性があるが大丈夫かということ。私は東舞鶴にホテルを取っていたけど移動しようとしていた人はこういう時どうするんだろう。
こういったことはよくあるのかな。

乗船予定時間はなんと00:15。
22時40分までにターミナルに来るよう事前に連絡があったんだけど、かなり待ちます。

とりあえず置いてあったパンフレットを見ながらセイコーマートで買ってきたアイスでも食べて待とう。

何時ころかわからないけど、外ではけやきが到着した様子。
寒すぎて外には見に行けない。

写真撮影用にこんなものもありました。

予定通り0時15分ころ乗船開始。
乗船はターミナルの3階から行きます。

低気圧のせい？
就航4日目の新造船なのである程度人はたくさんかと思っていたけど、ターミナルから乗船する人は50人いないくらい。
女性一人って人も何人かいる。

ぼっち好き仲間。

ながーーーいボーディングブリッジ

ここを歩いているときに、たくさんの車がターミナルから出ていくのが見えた。
こんな時間になんで？と思ったんだけど、船の清掃スタッフですね。
こんな真夜中に短時間で大きな船を清掃していただいて感謝感謝です。

いた
けやき

ストンと落ちたお鼻。

船についてから歩いてきたボーディングブリッジを見る。

長い。

ようやく船に乗れました。
ふわふわするのは新しいカーペットのせいか、揺れのせいか…。

新造船だけあってどこもかしこもピカピカ。
においも新しい。

部屋の鍵はスマホのQRコードをかざす。

でもね、乗船を待ってる間にスマホの電池ほとんどなくなって早く充電したいのに、スマホを持ってないと部屋を出られない。

とりあえず入室。

今回はステートSツインを取りました。
ちょうどいいサイズの部屋。

ベッドメイキングもあんな短時間で毎日こなすんだから大変だ。

部屋にはシャワーがついています。

そんなこんなしていたら知らないうちに出航していました。

ちょこっとだけ船内見学。
なんてったってスマホの電池ありませんから。

悪天候のため、6階のオープンデッキは閉鎖。
最後までここからは外に出られませんでした。
これはすごく残念。

22時間の乗船中、そろそろ出られるかな、と見に行って何回がっくりしたことか…。

早々に部屋に帰ってお夜食。
さっきセイコーマートで買っておいたおつまみと、船の中で買ったサッポロクラッシック。

船の中は電子レンジがありませんでした…。
太平洋フェリーにあったので普通にあるもんだと思っていて調べてもなかった。
仕方ないので冷たいまま食べたけど、セイコーマートのおつまみってお安くておいしい。

夜は船にドーンと波があたる音がする。
確かに揺れてるけど前乗った太平洋フェリーほどじゃない。
酔うこともなく夜はぐっすり。

朝。
まだこんなところ。

北海道はでっかいどう。

あらためて船内散策。

6階。トレーニングルーム。

5階。

けやきはフリースペースが少し少ないように感じる

フリーWi-Fi？と思ったらフェリーWi-Fiだった。
1500円だったかな。AUの人は無料らしい。
ネットが欲しい人にはうれしいサービスですね。

太平洋フェリーは時々かすかに電波が通じたけど、新日本海フェリーは出航後すぐに圏外になって、そのままほとんど圏外だった。

私はデジタルデトックス。

エントランス

ゴージャス。ピカピカ。

昨日の夜のぞいてみたけど空いていなかったフォワードサロン。
船の前面を見られる部屋です。

2階の吹き抜け空間

波が当たるのを見てるのもおもしろい。

外には出られないけど、お風呂はずっと入れました。
外に出られない、風呂も入れない、じゃ悲しかったけど、風呂に入れてよかった。

乗船中3回入って、1回も人に会いませんでした。

やっぱり乗ってる人が少ないのか。

更衣室。
ピカピカ。

誰もいないので写真を失礼して。

奥のドアの向こうが露天風呂になっています。
露天風呂のさむいこと！

でも意地で3回とも入った。

6階、スクリーンルーム。
プロジェクションマッピングがやっている。
yogibo-に埋まって見てみたけど、船の揺れと画像の揺れで酔いそう。

映画の時間もあるみたい。

昼前、部屋から外を見ていたら向こうのほうに船が。
ズームしてみてみたら・・

新日本海フェリーの反航かな。

外で見たかったなー。


と、これを見てからレストランにご飯を食べに行ったら、レストランの奥のほうに外に出るドアが！

なんと、5Fは外に出られたようです。

ついさっきの反航もここでみられたんじゃん！

あとからレストランのスタッフの方に聞いたら、レストランの営業時間だけじゃなくて、ずっとここから外にでていいんだそう。
これはうれしい！

レストランに戻ってお昼

イカ丼。
とろろと卵も乗っていてうまし。

食後、また外に出る。
夏場はここでバーベキューかな。

不思議だったのは外のこの椅子たちは固定されてなかったこと。

船の中は寝るか食べるか風呂入るか酒飲むしかない。

なのでおやつにビール。
仕事してるみんな、悪いね。

15時前
だいぶ進みました。

ちょこっと陽が差してきたのであわてて外へ。

新日本海フェリーのファンネル。
でかい。

6階から間近で見たかったけど、まあ、見れてよかった。

ほんと一瞬の晴れ間でした。

朝、自販機は冷たいコーヒーしかなくて、仕方なく冷たいコーヒー買ったけど、どうも食堂のコーヒーはいつでも買えるみたい。

知らんけど。


部屋でBS見ながらゴロゴロしてたらいつの間にか寝てた。

気づいたらお外は真っ暗…。

夜のフォワードサロン。
特にスクリーンがおろされることもなく外が見れました。
真っ暗で何も見えませんが。

そういえばトイレ見てなかった。

デパートのトイレみたいにピッカピカです。

17時半ころ

スマホの電波が入った、と思ったら能登半島沖でした。
陸地が近いと電波が入るのね。

そういえば新日本海フェリーは太平洋フェリーに比べるとだいぶ沖合を走ってるみたい。

今頃になって見つけました。
スマホ持ち歩かなくても、ここでルームキーになるバーコードの紙を発券できるみたい。
昨日の夜知りたかった。

夕飯はビーフシチューにした。

とろとろでうまし。

21時すぎ。

やだ、もう着いちゃうじゃない。
22時間なんてあっというま。

夜のファンネル。

かっこいい。

舞鶴港が見えてきました。

5階のオープンデッキ出られてほんとよかった。
ずっと部屋の中じゃくさってまう。

お船はぐるっと旋回して港へ

かなり遠いけどポーンと投げて地上スタッフがくくりつけるやつ、見れました。

22時15分頃到着。
アナウンスされていたより少し早い到着。

下船を出口で待っていたら、早々に清掃スタッフが乗船してきました。
時間勝負だもんね。
よろしくお願いします。

舞鶴港ターミナル。

今から乗る人たちが待っている。
いいなあ。
私もこのまま折り返してもう1回乗りたい。

小樽では雪がすごくて外から写真が取れなかったので、ちょっと周りをうろうろします。

でかい

そうこうしていたら、人がいなくなってしまった。

ここからホテルまでの道何も調べてなかった！とうろうろしていたら、同じように外からお船を見ていた女性が歩いていくのが見えたので、声かけて一緒に歩いてもらった。

絶対こんな道怖くて一人じゃあるけません、って道だった。
人がいてよかった。

ホテルはシーサイドホテルパルコ
青い外観が目立ってました。

日本一周のリベンジだったけど、運よく新造船に乗れて、そこそこの荒れも体験できて、とーーーーっても楽しいお船の旅でした。

明日は舞鶴、天橋立、伊根、丹後鉄道そして念願の由良川橋梁と欲張ってまわります。