202510 アルジェリア（3）～ムザブの谷（1）～

2025/10/22 - 2025/11/06

※個人的な旅行の記録と書いていますが、皆様のお役に立つところがあれば幸いです。

■日程
特典航空券は、往路はミュンヘンへのフライト、帰りはカイロからのフライトを予約できたため、イエメンのツアー日程から逆算して、アルジェリアの日程を決めました。

10月22日(水) NH494 NGO-NRT 1410-1530, HNDへバスで移動, NH217 HND-MUN 2255-0650,
10月23日(木) IB1310 MUN-MAD 1210-1500, IB1377 MAD-ALG 1640-1715
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【アルジェリア5日間ツアー】
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10月29日(水)　MS846 ALG-CAI 1325-1910
10月30日(木)　カイロ出発
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【イエメン】
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11月4日(火)　 カイロ到着
11月5日(水) 　日本へ向け出発
MS799 CAI-CDG 0940-1325, NH216 CDG-HND 1830-1610,
11月6日(木)　NH085 HND-NGO 1930-2030

■アルジェリア日程
10月24日(金)　アルジェ観光後、AH6236 ALG-GHA 2130-2235にてガルダイヤへ
10月25日(土)　ガルダイヤ、ベニ・イスゲン観光
10月26日(日)　エル・アティフ観光後、AH6201 GHA-ALG 1345-1515にてアルジェへ
10月27日(月)　ジュミラ遺跡を観光し、コンスタンティーヌへ
10月28日(火)　コンスタンティーヌ観光後。AH6025 CZL-ALG 2100-2200にてアルジェへ　

エリア その他の都市(アルジェリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

10月25日(土)

いい天気になりそうです。

朝食。アルジェと違い、かなり簡素です。

ネコがエサを欲しそうに見ています。こういう時は、あげていいのかどうか本当に迷います。。。

ガイドがやって来て、まずは展望ポイントへ。

3つの村が見えているのですが、どれがどの村か忘れました。。。

この景色が見れただけでも結構満足ですが、観光はこれからです。

まずはガルダイヤへ向かいます。

ガルダイヤに到着し、細い路地を歩いて行きます。

マーケットのある広場に出ました。

ここからさらに奥へ入り、ガルダイヤのガイドさんのいる場所へ向かいます。

観光案内所のようなところでガイドを待ちます。世界遺産の標識があります。

ツアー客がそろったところで観光開始。

ムザブの谷の町は自由には観光できず、それぞれの町のガイドに案内してもらいながら見学します。そのため観光ルートも決まっています。

ガルダイヤが小さかったころ、市場のあった広場です。

井戸があります。

ムザブの谷では町の中に天井が低い通路もあり、馬が使えず、移動や荷物の運搬にはロバが使われます。

この迷路のような雰囲気がいいですね。

なお、写真に現地の人が全く映っていませんが、これは誰もいないのではなく、現地の人が通りかかると写真を撮らせてもらえないためです。

天井はヤシの木で補強されています。

ミナレットが見えてきました。

向こうに小さく見えているのはメリカです。

さらに進んでいきます。

壁がデコボコした状態になっているのは、無数の日陰を作ることで、温度を低く保つためだそうです。

大ミナレット。高さ２５ｍです。

正面に見えている小さなミナレットは、ガルダイヤの町がまだ小さかったころに使われていたものです。

ミナレットが並んで見えます。

続いて家の中の紹介。

家の中は狭く、小さな部屋に区切られています。

寝室

すりつぶして粉にするものです。

家の展示というよりは半分博物館のようになっており、昔のものがたくさん展示されています。

家の中のようす。

いつかは忘れましたが、大洪水があり、その時の写真。

家の中のようす。

家の中のようす。狭い空間が有効活用されています。リビアのガダーメスに似ています。

家の屋上へ。

ミナレットが見えます。

装飾もきれいです。

変な色にライトアップされていますが、地下もあります。

地下は貯蔵庫です。

町の観光を終え、広場に出てきました。素晴らしい眺めです。

ここで30分自由時間ということで、ガイドはどこかへ行ってしまいました。

広場には少しですが屋台もでています。朝夕はもう少しにぎやかなのかもしれません。

広場の周りは、お土産屋が並んでいます。

いろいろな物が売っています。

広場

絨毯がきれいです。

お土産やん

広場からは4方に道が伸びています。一つは先ほど行った町につながる道です。
広場を挟んで町の逆側にある道は外に出る道のようで何もなかったです。
今度は街に向かって左にある道に入ってみます。

食料品を売っている道です。

果物

野菜

にぎやかでよろしい。市場をうろつくのは本当に楽しいです。

ウリでしょうか？

野菜

しばらくウロウロしているとガイドが買い物をしていました。。。

こちらは町の右側の道です。

服を売っています。

アルジェと違い、イスラムの民族的な服を売っている店が多いです。

ということで自由時間もおわり、町を出て食事に。何となくガルダイヤだけで満足した気にもなりますが、目標は5つの町を制覇することです。

昼食

自分で食べるものを選んでさらに持ってもらい、席に持って行くようなセルフスタイルのお店です。
鶏肉にハーブのようなものを詰め込んだものとタジンを選び、これにコーラで640DNDなり。

ここで次の町に行くのだと思っていたら、なんとホテルに戻って夕方まで休憩とのこと。それで5つの町を周れるのか確認すると、誰がそんなこと言った？とガイド。当然こちらがお願いしていたことと異なるので、話をしますが、5つ周っても意味がないの一点張り。このあたりは準備編に書きましたのでこれ以上は書きませんが、仕方なくホテルに戻ることに。ホテルに戻っても客は誰もいません。。。

夕方4時半にベニ・イスゲンへ。

ベニ・イスゲンは14世紀頃にできた町で、ムザブの谷でも最も厳格にイスラムの戒律が守られていると言われています。それだけあり、写真撮影に関しては、ガルダイヤ以上に厳しかったです。

禁煙、人物の写真撮影禁止、服装の注意を書いた看板。

ベニ・イスゲンのガイドさんがやって来て、狭い通路を進んでいきます。

町の中央広場です。ここでは中古品の競市が行われることでも知られています。
なぜか広場にタンスが置かれていますが、おそらく競市の商品ではないかと思われます。

再び細い路地を進んでいきます。

絵になります。

ベニ・イスゲン

ベニ・イスゲン

見張り台が見えてきました。

見張り台に到着。見張り台にはところどころ穴が開いていますが、これは砂嵐を受け流すためのものだそうです。

周りを見渡すと緑豊かで、オアシスになっていることがわかります。

こちらは墓地です。

墓地の両端に石が立っていますが、左に２つの石が立っているのが女性の墓地、右に２つ石が立っているのが男性の墓地なのだそうです。
かたちが違う墓地もありますが、これは偉い人の墓地なのだそうです。

遠くにメリカが見えます。残念ながら行くことはありません。

拡大

ミナレットが２つ立っているのがヌー・ブーラーです。（これは間違ってるかもしれません）

その後は家を博物館にしたところを見学。

井戸

カマド

居間のかな？

寝室

こちらは上から見ると、

穴がたくさん開いています。クスクスを作るための鍋です。

お茶セット

ムザブの谷で印象的だったのは既婚女性の格好です。当然写真を撮ることは許されませんが、蚊移出するときは白のチャドルをかぶり、片目だけを出して歩きます。

ということでガルダイヤとベニ・イスゲンの観光が終わりました。明日は午前中にエル・ファーティフを観光し、アルジェに戻ります。5つの町を周れず、残念です。