和歌山県(串本、白浜周辺)で120キロサイクリング／潮岬、橋杭岩、三段壁、千畳敷など／大江戸温泉物語南紀串本宿泊

2025/11/10 - 2025/11/13

和歌山県南部のサイクリングツアーで約120キロを走ってきました。
自転車はE-BIKEと呼ばれるスポーツタイプの電動アシスト付き自転車ですが、アップダウンがとても多く、ダイナミックなサイクリングになりました。


【11/10(月) JALシティ羽田に前泊】
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【11/11(火) ツアー１日目】　32.6キkm
JAL213(羽田空港07:35発～南紀白浜空港08:50着)

＊潮岬タワー(昼食))
＊串本大橋
＊樫野埼(かしのざき)灯台
＊大江戸温泉物語　南紀串本に宿泊
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【11/12(水) ツアー２日目】　53.2キkm
＊道の駅　橋杭岩(はしぐいいわ)
＊JR古座駅(トイレ休憩)
＊道の駅　一枚岩
＊光泉寺(トイレ休憩)
＊道の駅　すさみ(昼食)
＊恋人岬
＊すさみ海水浴場( ～観光バスでホテルへ)
＊大江戸温泉物語　南紀串本に宿泊
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【11/13(木) ツアー３日目】　　33.5km
～昨日のすさみ海水浴場までは観光バスで移動
＊道の駅　志原海岸／ベアーズロックも見学
＊道の駅　椿温泉／昼食までの時間調整で足湯など
＊「しらさぎ」という旅館で昼食
＊三段壁
＊千畳敷(白浜町)～サイクリングゴール

JAL218(南紀白浜空港18：20発～羽田空港19:30着)
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エリア 串本・古座川(和歌山)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 5.0

• 交通手段: 観光バス 自転車 JALグループ JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

翌日の早朝便ため、きょうは空港に近い「ホテルJALシティ羽田」に前泊します。
羽田空港第一ターミナル内もかなり変わったという事で、ホテルチェックイン前に空港内を散策しようかと思います。

まずはキャリーケースを預け、B１階にあるフードコート周辺の見学です。
かなりキレイになっていて、東京の有名飲食店も出店しているようでした。
比較的手軽な価格で食べられるのは嬉しいですね。

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

４階のロイヤルホストの並びには「むさしの森珈琲」が出来ていて、以前から食べてみたかったフワフワのパンケーキに惹かれて、こちらのお店に入りました。

リブロースステーキのロコモコ丼、デザート、飲み物のセットを注文し、写真ではティラミスが写っていますが、フワフワパンケーキも選べました。
税込2500円で安くはありませんが満足の出来る食事だったと思います。

実際のロコモコ丼
ステーキ以外にはご飯、赤ピーマンと玉ねぎ、パイナップルの炒め物やサラダ、目玉焼き、ミネストローネスープ？が一皿に盛り付けられていてとても美味しかったです。

食後にはリコッタチーズ入りパンケーキ、ホイップクリームとメイプルシロップ添えを頂きます。
注文ごとに焼くので、時間は20分位かかりますが、フワフワでとても美味しかったです。

空港での食事や散策の後、空港から京急線で４駅目の穴守稲荷駅で下車し、徒歩５分位で「ホテルJALシティ羽田」につきました。

ホテルＪＡＬシティ羽田　東京 宿・ホテル

客室です。
ベッドはゆったりサイズですが、部屋はそれほど広くはなく、部屋の照明はやや暗めでした。
部屋着はワンピース型で、上下セパレートではありません。

電気ポット、ティッシュ、ミネラルウォーターなどがあり、引き出しの中にはマグカップ、ティーバッグの緑茶、ドリップコーヒーがありました。
ミネラルウォーターはワンハーモニーの会員特典でチェックイン時も１本頂きました。
歯ブラシは部屋にはなく、フロント近くに置いてあります。

窓の外にはヤマト運輸のクロノゲートが見え、写真の右方向には空港も見えました。
ホテルの道向かいにはファミリーマートや牛丼のすき家があり、穴守稲荷駅のそばにはセブンイレブンもあったと思います。

【11/11(火) ツアー１日目】
7:35発JAL213便で出発のため、ツアーの集合時間は50分前の6:45です。
空港まではホテルJALシティの無料送迎バスを利用し、15～20分位で着きました。

バスゲート31番からの出発です。

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

南紀白浜空港までの所要時間は１時間15分位で、９時ごろ無事到着です。
南紀白浜空港の利用は初めてですが、空港名がいつのまにか「熊野白浜リゾート空港」に変わったのでしょうか？

空港からはツアーバスで宿泊ホテルまで移動します。

南紀白浜空港 空港

宿泊予定の大江戸温泉物語南紀串本に向かい、キャリーケースなどの荷物を預け、トイレでサイクリングのための着替えをさせてもらいました。

ホテルの駐車場には３日間お世話になるサイクリングガイドさん２名と、自転車やヘルメットも用意されていて、各自の身長に合わせてサドルの高さを微調整して頂きました

その後は自転車の使用方法を聞いたり、電動アシストパワーの切り替えやギアチェンジなどの練習も兼ねて駐車場で実際に走ってみたりしました。
もちろんストレッチなどの準備体操もして、いよいよサイクリングスタートです。

電動アシスト付き自転車とは言え、普段乗っている自転車とは全く別物のスポーツタイプなので、多少の不安もありますがとにかく出発します。

大江戸温泉物語 南紀串本 宿・ホテル

ホテルを出発して、最初の立ち寄り場所「潮岬観光タワー」まで走り、こちらのレストランで昼食タイムです。

潮岬観光タワー 名所・史跡

各自食べたいものを注文しての昼食で、私は紅白丼(マグロと鯛？)のセット(1300円)を美味しく頂きました。

潮岬タワー
中は有料の施設になっていたと思います

海沿いには本州最南端の碑

潮岬本州最南端モニュメント 名所・史跡

近くにもう一つ、本州最南端の碑

潮岬の海

潮岬 自然・景勝地

熊野地域案内図

これから大島方面に向かいますが、串本大橋手前の公衆トイレを利用させて頂きました。

くしもと大橋 名所・史跡

串本大橋を渡ります。

串本大橋を渡り紀伊大島に入り、東端にある樫野埼灯台の見学です。
1870(明治3年)にイギリス人技師の設計により建造された日本最初の石造灯台だそうです。

樫野埼灯台 名所・史跡

和歌山県朝日夕陽百選にもなっているようです。

トルコ記念館

トルコ記念館 美術館・博物館

写真のボードには『明治23年（1890年）9月16日、オスマントルコ最初の使節団を乗せたエルトゥールル号が、天皇への謁見を終え帰国する途中、施設沖で遭難し島民の献身的な救助活動によりトルコと日本の友好の歴史が始まりました。この施設には当時のエルトゥールル号の遺品や資料が展示してあります。』と記載されています。

トルコ軍艦遭難慰霊碑

トルコ軍艦遭難慰霊碑 名所・史跡

串本町観光マップ
紀伊大島の後は再び串本大橋を通って宿泊ホテル方面に戻りますが、串本大橋のところで再びトイレ休憩です。

ホテルには16時ごろ到着です。
客室は和室のオーシャンビューで、窓からは海がキレイに見えます。

電気ポット、お茶セット、金庫などもあります。

大江戸温泉物語 南紀串本 宿・ホテル

イスとテーブル、洗面台、浴室は窓側にありました。

サイクリングで通った串本大橋と紀伊大島もよく見えます。

夕食は２部制で19時からでした。
夕食までに時間があるので、まずは大浴場に行ってみます。
大きなホテルですが、大浴場はそれほど広くはなくて、特に脱衣所が狭く大混雑でした。
一応露天風呂もありましたが、衝立があるので、外の景色は見えません。

夕食時間の19時少し前にレストランに行きましたが、すでに行列が出来ていて、
夕食開始後もしばらく混雑が続き、料理を取りに行くのも大変でした。

マグロ、カツオのタタキ、ミニステーキ、お寿司などを頂きました。
揚げ物はマグロのカツがありましたが、定番？のエビ天はありません。
果物も凍った状態の果物だけで、生の果物はありません。

【11/12(水) ツアー２日目】
フロント前の大きなパンダを撮影
アドベンチャーワールドのパンダはいなくなってしまいましたが、まだまだパンダの人気は続いていますね。
お土産売り場にもパンダグッズやパンダ模様のお菓子がたくさん売っていました。

ホテル内から中庭の看板を撮影
『ここは串本　向かいは大島』

7時から朝食です。
15分位前に行きましtが、既に行列が出来ています。
ホテルによっては早めに開けてくれる事もあるので期待したのですがダメでした。

漬けマグロ、小柱、イカなどの海鮮丼の具コーナーがあったり、他には、温泉卵、筑前煮、ヨーグルト、サラダ、凍ったままの果物などを頂きました。
温かい料理ではフレンチトーストがあり、ホイップクリームやメイプルシロップもかけて美味しかったですです。
最近はトマトの値段が高いためか？、サラダコーナーにトマトはありませんでした。

サイクリング２日目はホテルから「橋杭岩(はしぐいいわ)」へ向かいます。

橋杭岩 自然・景勝地

橋杭岩

橋杭岩とは
『大小40余りの奇岩や巨岩が、約900mにわたって海の上にずらりと並ぶ景勝地で、国の天然記念物にも指定。弘法大師が大島への橋を築こうとした橋杭の跡という伝
説もある。』(＊旅行ガイドブックるるぶより引用)

道の駅にもなっていて、こちらの写真は建物の２階から撮影しました。
お土産売り場やトイレももちろんあります。

橋杭岩

次は内陸部に入り「一枚岩」に向かいますが、途中で、JR古座駅の公衆トイレを利用させて頂きました。

古座駅 駅

道の駅　一枚岩に到着
道の駅としての規模は小さめだったと思います。

一枚岩monolith 道の駅

一枚岩とは
『古座川のほとりにそびえ立つ高さ100m・幅500mもの巨岩で全体が一枚の岩。
犬にまつわる民話や伝説で古くから知られ、南紀熊野ジオパークに指定された「古座川弧状岩脈」を代表する景観となっている。』(＊旅行ガイドブックるるぶより引用)
国の天然記念物にも指定されているそうです。

一枚岩 自然・景勝地

サイクリングマップで一枚岩の位置確認

次の立ち寄り場所「道の駅すさみ」に向かう途中、光泉寺というお寺入り口にある公衆トイレを利用させて頂きました。

境内には大きなイチョウがあり、11月下旬限定で３日間ライトアップというお知らせ

13時ごろ、「道の駅すさみ」に着きランチ休憩です。
とても大きな道の駅で、お土産の種類も多いし、レストランもありました。

道の駅すさみ 道の駅

自転車を置かせてもらった場所にはマグロのオブジェがありました。

道の駅すさみのフードコートで刺身定食のようなランチを頂きます。
5種類のお刺身の盛り合わせと小鉢のセットですが、お刺身も厚切りでとても美味しかったです。
ツアーの食事としてはかなり良いと思いました。

道の駅の敷地内に珍しい「エビとカニの水族館」もあります。
時間があれば入りたかったですね。

エビとカニの水族館 動物園・水族館

道の駅内のお土産売り場で「まぐろのとろ炊き」を購入

次は恋人岬まで行きます。

恋人岬 名所・史跡

写真ではわかりにくいですが、左右両側から波が打ち寄せる「婦夫波」も見えました。

恋人岬と婦夫波 自然・景勝地

次は「道の駅　イノブータンランド　すさみ」でトイレ休憩

道の駅 イノブータンランドすさみ 道の駅

道の駅　イノブータンランド　すさみ

きょうのサイクリングコースは「WAKAYAMA 800サイクリング」というコースだそうです。

きょうのサイクリングはこちらの「すさみ海水浴場」がゴールになり、こちらから宿泊ホテルまではツアーバスで戻りました。

すさみ海水浴場 ビーチ

ホテルに戻り、19時から夕食です。
メニューは昨日と全く同じでした。

大江戸温泉物語 南紀串本 宿・ホテル

11/13(木) ツアー３日目(最終日)です。
ホテル窓から見える「橋杭岩」と朝焼け

7:00からの朝食も前日と全く同じメニューで、写真は撮り忘れました。

サイクリング３日目は昨日ゴールした「すさみ海水浴場」からスタートなので、そこまではツアーバスで向かいます。

途中で「串本海中公園」も見えました。
こちらも時間があれば行きたいと思っていましたが、サイクリングの後で個人的に行くのは無理でした。

「すさみ海水浴場」のそばにある「SUSAMI TRAVEL COUNTER」(観光案内所？)前からサイクリングスタートです。

こちらの施設は元警察署だったそうで、留置所があったとか聞きました。

SUSAMI TRAVEL COUNTER FRONT 110 名所・史跡

最初に「道の駅　志原海岸」に寄ります。

道の駅 志原海岸 道の駅

志原海岸には「ベアーズロック」と呼ばれる大きな岩があります。
言われてみれば、熊の横顔のように見えますね。

サイクリングマップで志原海岸の位置を確認

きょうの昼食は釜飯だそうで(別の施設で)、炊き上がりまでの時間調整？で「道の駅　椿はなの湯」にも立ち寄ります。

道の駅 椿はなの湯 道の駅

足湯もありましたが、ややぬるめのお湯でした。

道の駅の近くにある「しらさぎ」という旅館で昼食です。

奥白浜椿温泉 湯治のできる宿 しらさぎ 宿・ホテル

釜飯定食というような昼食です。
釜飯以外にも、煮物や小鉢がついて美味しく頂きました。

JR 紀伊富田駅でトイレ休憩させて頂きました。

紀伊富田駅 駅

無人駅でホームも撮影

いよいよゴールが近づいてきました。
こちらは「三段壁」(さんだんべき)で、大勢の観光客で賑わっています。

三段壁 自然・景勝地

写真の説明パネルによると『三段壁は、海岸線2kmにわたる巨大な岩の屏風郡で、その絶壁の高さは約35m、最も高いところで41mもあります。
昔、漁師が魚群を見張る場所として「見壇」と呼んでいたのが、いつのまにか「三段壁」と呼ばれるようになりました。』

三段壁の位置を確認

断崖絶壁

断崖絶壁

三段壁についての詳しい情報

有料ですが、時間があれば「三段壁洞窟」にも入りたかったですね。

三段壁から５分位のところに、サイクリングのゴール地点「千畳敷」がありました。

写真の説明パネルによると『千畳敷は、太平洋に突き出た広大な岩畳で、今から約1800万年前から 1500万年前にできた地層が、長い間、波の浸食を受けてできたもので、三段壁とともに白浜を代表する雄大な景勝地です。』とのことです。

千畳敷 自然・景勝地

千畳敷

広い岩畳

こちらの千畳敷で、約120キロのサイクリングが無事に終了し、お世話になったサイクリングガイドさん２人と自転車ともお別れです。
大変お世話になりありがとうございました。

千畳敷からはツアーバスで空港に向かいますが、途中にある「とれとれ市場」にも立ち寄りました。

とれとれ市場南紀白浜 市場・商店街

時間の関係で見てまわるだけになりましたが、鮮魚コーナーがとても広かったです。
鮮魚以外にも和歌山県全般のお土産もたくさん売っていたり、広いフードコートのようなところもあり、一日中楽しめるところだと思います。
今回は空港の待ち時間で食べるための軽食を購入しました。

16:30ごろ空港に到着です。
南紀白浜空港ではなく、「熊野白浜リゾート空港」の大きな文字が並んでいます。

南紀白浜空港 空港

名残惜しいですが、18:20発のJAL218便羽田空港行きで帰ります。

今回が初めての空港なので、搭乗までの時間で空港内を散策してみました。
発着便が少ないこじんまりとした空港で、展望デッキや待合室は普通にありますが、お土産の種類とか飲食コーナーのメニューは少なめだと思います。

飛行機はほぼ定刻に羽田空港に着き、添乗員さんやツアーの方々ともお別れして帰路につきました。

アドベンチャーワールドのパンダはいなくなってしまいましたが、和歌山県は他にも見どころがたくさんあるので、是非また訪れたいと思いました。

サイクリングマップ
１日目(串本、大島周遊)
32.6km

２日目(串本～古座川～すさみ)
53.2km

３日目(すさみ～椿～白浜千畳敷)
33.5km


しまなみ海道以来の長距離サイクリングでしたが、今回はアップダウンがとても多く(平坦な道が少なく)、一生分の坂道を走ったような気分でした。

坂道では電動アシストパワーの強弱の切り替えが常に必要など、平坦な道では必要のない操作が続き、良い経験になりました。

電動アシスト付きとは言え、距離も約120キロと長かったので、ケガもなく無事にゴール出来て本当に良かったです。

天気は１日目が曇り、２日目が曇り～晴れ、３日目が曇り時々雨でしたが、大雨が降らなくてラッキーでした。


最後までご覧頂きありがとうございました。