バイエルン州旅行記(ブログ) 一覧に戻る
オーストリアから6日ぶりにドイツへ戻った日です。<br />ザルツブルクからミュンヘンに入り、まずはエルディングの町へ。<br />町歩きとランチをし、ミュンヘンを経由して次の町へ移動しました。<br />ミュンヘン中央駅での乗り継ぎ時間がギリギリで焦るも、どうにか間に合って目的地ランツベルク・アム・レヒ(Landsberg am Lech)へ。<br />名前のとおり、レヒ川沿いの町ランツベルク。<br />何でこの町を知ったのか、もう記憶もおぼろげですが、数年前から訪ねてみたい町のリストに入っており、この度、晴れて実現しました!<br />塩が“Weißes Gold”(白い金)と呼ばれ貴重だった時代に、塩交易の中継地として栄えた町。<br />どんな町なのかな。とても楽しみに訪ねました。<br />写真が多くなってしまいましたが、よろしければご覧下さい。<br /><br />以下、今回の旅程です。(☆印がこの旅行記の日です。)<br /> 5月13日(火) 自宅より福岡~羽田~フランクフルトに向けて機内泊<br /> 5月14日(水) フランクフルト~ハンブルク~マインツ<br /> 5月15日(木) マインツ~エッシュホーフェン~ルンケル<br />            ~リンブルク~マインツ<br /> 5月16日(金) マインツ~メーアスブルク<br /> 5月17日(土) メーアスブルク~シュタイン・アム・ライン<br />            ~コンスタンツ~メーアスブルク<br /> 5月18日(日) メーアスブルク~フェルトキルヒ~インスブルック<br /> 5月19日(月) 終日インスブルック<br /> 5月20日(火) インスブルック~ザルツブルク<br /> 5月21日(水) ザルツブルク~ベルヒテスガーデン~ザルツブルク<br /> 5月22日(木) ザルツブルク~ハルシュタット~バート・イシュル<br />            ~ザルツブルク<br />☆5月23日(金) ザルツブルク~ミュンヘン~エルディング<br />            ~ランツベルク・アム・レヒ~ミュンヘン<br /> 5月24日(土) 終日ミュンヘン<br /> 5月25日(日) ミュンヘン~レーゲンスブルク~ヴュルツブルク<br />            ~フランクフルト<br /> 5月26日(月) フランクフルト~ディーツ~ホーフハイム<br />            ~フランクフルト<br /> 5月27日(火) フランクフルト~ヘルボルン~ヴェツラー<br />            ~クロンベルク~フランクフルト<br /> 5月28日(水) フランクフルト~羽田へ向けて機内泊<br /> 5月29日(木) 羽田~福岡~自宅

2025年春 6年ぶりのドイツ&オーストリア【41】初めての町、ランツベルク・アム・レヒ<前編>

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2025/05/23 - 2025/05/23

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ハッピーねこ

ハッピーねこさん

オーストリアから6日ぶりにドイツへ戻った日です。
ザルツブルクからミュンヘンに入り、まずはエルディングの町へ。
町歩きとランチをし、ミュンヘンを経由して次の町へ移動しました。
ミュンヘン中央駅での乗り継ぎ時間がギリギリで焦るも、どうにか間に合って目的地ランツベルク・アム・レヒ(Landsberg am Lech)へ。
名前のとおり、レヒ川沿いの町ランツベルク。
何でこの町を知ったのか、もう記憶もおぼろげですが、数年前から訪ねてみたい町のリストに入っており、この度、晴れて実現しました!
塩が“Weißes Gold”(白い金)と呼ばれ貴重だった時代に、塩交易の中継地として栄えた町。
どんな町なのかな。とても楽しみに訪ねました。
写真が多くなってしまいましたが、よろしければご覧下さい。

以下、今回の旅程です。(☆印がこの旅行記の日です。)
 5月13日(火) 自宅より福岡~羽田~フランクフルトに向けて機内泊
 5月14日(水) フランクフルト~ハンブルク~マインツ
 5月15日(木) マインツ~エッシュホーフェン~ルンケル
            ~リンブルク~マインツ
 5月16日(金) マインツ~メーアスブルク
 5月17日(土) メーアスブルク~シュタイン・アム・ライン
            ~コンスタンツ~メーアスブルク
 5月18日(日) メーアスブルク~フェルトキルヒ~インスブルック
 5月19日(月) 終日インスブルック
 5月20日(火) インスブルック~ザルツブルク
 5月21日(水) ザルツブルク~ベルヒテスガーデン~ザルツブルク
 5月22日(木) ザルツブルク~ハルシュタット~バート・イシュル
            ~ザルツブルク
☆5月23日(金) ザルツブルク~ミュンヘン~エルディング
            ~ランツベルク・アム・レヒ~ミュンヘン
 5月24日(土) 終日ミュンヘン
 5月25日(日) ミュンヘン~レーゲンスブルク~ヴュルツブルク
            ~フランクフルト
 5月26日(月) フランクフルト~ディーツ~ホーフハイム
            ~フランクフルト
 5月27日(火) フランクフルト~ヘルボルン~ヴェツラー
            ~クロンベルク~フランクフルト
 5月28日(水) フランクフルト~羽田へ向けて機内泊
 5月29日(木) 羽田~福岡~自宅

同行者
一人旅
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • エルディングから乗車したSバーンが遅れて、Sバーンのミュンヘン中央駅からDBのミュンヘン中央駅までの移動に大慌て。<br />地下から出てきたその場所がどこかわからず、近くにいた男性に訪ねて中央駅の方向を教えていただき、走るなんてこと普段はまずないのに、猛ダッシュしました。<br />たまたま、乗車する列車のホームに近い通りに出ていたようで(中央駅北側の通り。列車は31番線から)、何とか間に合いました。<br />たぶん発車寸前だったのに、ドアを開けてもらえて幸運でした。<br />あの時乗れなかったら、気持ちが萎えてしまいランツベルク行きは諦めてしまっていたかもしれません。<br />乗り込んだ14:40発のRB68はブーフローエ(Buchloe)行き。<br />その手前の駅で乗り換えて目的地へ向かいます。

    エルディングから乗車したSバーンが遅れて、Sバーンのミュンヘン中央駅からDBのミュンヘン中央駅までの移動に大慌て。
    地下から出てきたその場所がどこかわからず、近くにいた男性に訪ねて中央駅の方向を教えていただき、走るなんてこと普段はまずないのに、猛ダッシュしました。
    たまたま、乗車する列車のホームに近い通りに出ていたようで(中央駅北側の通り。列車は31番線から)、何とか間に合いました。
    たぶん発車寸前だったのに、ドアを開けてもらえて幸運でした。
    あの時乗れなかったら、気持ちが萎えてしまいランツベルク行きは諦めてしまっていたかもしれません。
    乗り込んだ14:40発のRB68はブーフローエ(Buchloe)行き。
    その手前の駅で乗り換えて目的地へ向かいます。

  • 久しぶりに走って、しばらくは心臓の鼓動が・・・。<br />やっと落ち着いて車窓の景色を。

    久しぶりに走って、しばらくは心臓の鼓動が・・・。
    やっと落ち着いて車窓の景色を。

  • 青空が見えます!午後から天気回復という予報は当たったようです。<br />ランツベルクもそうでありますように!

    青空が見えます!午後から天気回復という予報は当たったようです。
    ランツベルクもそうでありますように!

  • このような経路で向かっています。途中、カウフェリング(Kaufering)という駅で乗り換えです。<br />ミュンヘンの西約55km、アウクスブルクの南約38kmに位置するランツベルク・アム・レヒです。

    このような経路で向かっています。途中、カウフェリング(Kaufering)という駅で乗り換えです。
    ミュンヘンの西約55km、アウクスブルクの南約38kmに位置するランツベルク・アム・レヒです。

  • なんとかわいらしい風景♪

    なんとかわいらしい風景♪

  • 途中駅、ゲルテンドルフ(Geltendorf)。

    途中駅、ゲルテンドルフ(Geltendorf)。

  • 15:23頃、カウフェリング(Kaufering)に着きました。<br />15:30発のRB(Regio Bahn)に乗り換えます。

    15:23頃、カウフェリング(Kaufering)に着きました。
    15:30発のRB(Regio Bahn)に乗り換えます。

  • ランツベルク行きなので安心して乗っていられます。

    ランツベルク行きなので安心して乗っていられます。

  • これまで知らなかったのですが、ランツベルクもロマンティック街道の町なのですね。アウクスブルクのすぐ南に表記されています。<br />街道の代表的な町として紹介されることはまずないと思いますが、今回訪ねてみて、絶対行った方がいい!!と自信を持って推せる町でした。

    これまで知らなかったのですが、ランツベルクもロマンティック街道の町なのですね。アウクスブルクのすぐ南に表記されています。
    街道の代表的な町として紹介されることはまずないと思いますが、今回訪ねてみて、絶対行った方がいい!!と自信を持って推せる町でした。

  • 終点のひとつ手前はこんな名前の駅。学校駅?<br />確かに学生さんがいっぱい。

    終点のひとつ手前はこんな名前の駅。学校駅?
    確かに学生さんがいっぱい。

  • そして、15:36、ランツベルク駅に到着しました。<br />ミュンヘンから約1時間の道のりでした。

    そして、15:36、ランツベルク駅に到着しました。
    ミュンヘンから約1時間の道のりでした。

  • 空は青空!よかったー!<br />駅を出て道なりに坂を下り、左折すると旧市街の方へ。<br />その角のあたりにあった三角屋根のかわいい建物。民家かな?お店かな?

    空は青空!よかったー!
    駅を出て道なりに坂を下り、左折すると旧市街の方へ。
    その角のあたりにあった三角屋根のかわいい建物。民家かな?お店かな?

  • すぐに橋が見えてきました。カロリーネン橋(Karolinenbrücke)です。

    すぐに橋が見えてきました。カロリーネン橋(Karolinenbrücke)です。

  • 旧市街へは橋を渡るのですが、左手の遊歩道の方へちょっと寄り道。

    旧市街へは橋を渡るのですが、左手の遊歩道の方へちょっと寄り道。

  • まず河畔からの眺めを見てみたくて!<br />豊かに流れるレヒ川と、旧市街のカラフルな建物、レンガ色の屋根、教会の塔・・・私の気持ちのボルテージは早速上昇しております!(笑)

    イチオシ

    まず河畔からの眺めを見てみたくて!
    豊かに流れるレヒ川と、旧市街のカラフルな建物、レンガ色の屋根、教会の塔・・・私の気持ちのボルテージは早速上昇しております!(笑)

  • 橋へ戻って渡ります。左手には門番さんの如き像。どなただったのかしら?

    橋へ戻って渡ります。左手には門番さんの如き像。どなただったのかしら?

  • 橋の上からのレヒ川と旧市街。素晴らしい眺めです。

    イチオシ

    橋の上からのレヒ川と旧市街。素晴らしい眺めです。

  • その先の下流の方の左手に、ちらっと見えた黄色いとんがり屋根の塔。<br />「母の塔 ( Mutterturm)」だそうです。芸術家が死去した母親をしのんで19世紀に建設したものとか。<br />現在は博物館、1階はカフェになっているそうです。

    その先の下流の方の左手に、ちらっと見えた黄色いとんがり屋根の塔。
    「母の塔 ( Mutterturm)」だそうです。芸術家が死去した母親をしのんで19世紀に建設したものとか。
    現在は博物館、1階はカフェになっているそうです。

  • 反対側、橋から右上に見える小高い山の上には、細長い塔が。<br />かつてはランツベルクにはお城(正確には城塞)があったのだそうです。(今は残っておらず。)<br />あれはお城を守っていた監視塔だそう。上れるのかしら?監視塔ですものね、いい眺めでしょうね。

    反対側、橋から右上に見える小高い山の上には、細長い塔が。
    かつてはランツベルクにはお城(正確には城塞)があったのだそうです。(今は残っておらず。)
    あれはお城を守っていた監視塔だそう。上れるのかしら?監視塔ですものね、いい眺めでしょうね。

  • 旧市街が近づいてきました。

    旧市街が近づいてきました。

  • レヒ川の川べりにはたくさんの人が。<br />ベンチに腰掛けたりして、みなさん午後の日差しを楽しんでいるのですね。

    レヒ川の川べりにはたくさんの人が。
    ベンチに腰掛けたりして、みなさん午後の日差しを楽しんでいるのですね。

  • 橋を渡り終えて旧市街に入りました。<br />道なりに、あの塔のあたりを目指して歩きます。

    橋を渡り終えて旧市街に入りました。
    道なりに、あの塔のあたりを目指して歩きます。

  • 足元には町のマンホール。

    足元には町のマンホール。

  • パン屋さんのかわいい看板。ブレッツェルやクロワッサンが!

    パン屋さんのかわいい看板。ブレッツェルやクロワッサンが!

  • 左手には川べりに通じるガッセ。<br />後ほどそちらの方へも参りますよー!

    左手には川べりに通じるガッセ。
    後ほどそちらの方へも参りますよー!

  • そしてこちらに到着。町の中心「ハウプト広場(Hauptplatz)」です。

    そしてこちらに到着。町の中心「ハウプト広場(Hauptplatz)」です。

  • 中心には「マリアの噴水(Marienbrunnen)」。<br />奥の塔は「シュマルツ塔( Schmalzturm)」、日本語に訳すと「脂肪塔」!<br />実に珍しい名ですが、かつてここで動物から採取した脂肪を売り買いしていたことに由来するとのこと。

    イチオシ

    地図を見る

    中心には「マリアの噴水(Marienbrunnen)」。
    奥の塔は「シュマルツ塔( Schmalzturm)」、日本語に訳すと「脂肪塔」!
    実に珍しい名ですが、かつてここで動物から採取した脂肪を売り買いしていたことに由来するとのこと。

  • 「シュマルツ塔」のお向かいあたりにあるのがこの町の市庁舎。<br />逆光で残念ですがとても美しい建造物です。<br />17世紀末に古い建物を取り壊して新築し、そののち18世紀初頭に宮廷建築家を招いて見事な装飾が施されたそうで、市民はそれを大変誇りにしており「歴史的市役所(Historisches Rathaus)」と名付けたとか。<br />(グーグルマップにもその名称で記載されています。)

    「シュマルツ塔」のお向かいあたりにあるのがこの町の市庁舎。
    逆光で残念ですがとても美しい建造物です。
    17世紀末に古い建物を取り壊して新築し、そののち18世紀初頭に宮廷建築家を招いて見事な装飾が施されたそうで、市民はそれを大変誇りにしており「歴史的市役所(Historisches Rathaus)」と名付けたとか。
    (グーグルマップにもその名称で記載されています。)

  • 市庁舎のプレート。<br />美しい装飾を施した宮廷建築家とはDominikus Zimmermann(ドミニクス・ツィンマーマン)。ツィンマーマンってあの「ヴィース教会」を手掛けたツィンマーマンですか!?

    市庁舎のプレート。
    美しい装飾を施した宮廷建築家とはDominikus Zimmermann(ドミニクス・ツィンマーマン)。ツィンマーマンってあの「ヴィース教会」を手掛けたツィンマーマンですか!?

  • この素晴らしい壁絵も彼によってなされたのですね。<br />それは市民には自慢でしょう。<br /><br />この市庁舎の奥には、観光案内所や無料お手洗いがありましたよ。

    この素晴らしい壁絵も彼によってなされたのですね。
    それは市民には自慢でしょう。

    この市庁舎の奥には、観光案内所や無料お手洗いがありましたよ。

  • こちらは市庁舎から北へ延びる通り。いい雰囲気です。<br />時刻は16:00少し過ぎ。

    こちらは市庁舎から北へ延びる通り。いい雰囲気です。
    時刻は16:00少し過ぎ。

  • お昼にエルディングでも見たような、パステル調の建物が並びます。

    お昼にエルディングでも見たような、パステル調の建物が並びます。

  • 雑貨屋さんだったでしょうか。素敵な品々が。

    雑貨屋さんだったでしょうか。素敵な品々が。

  • そして、先程から塔の見えていたこちらへお邪魔します。<br />「聖母被昇天教会(Mariä Himmelfahrt)」です。<br />12世紀創設の別の教会を15世紀にこの教会に改築。<br />その後、幾度もの改修を経て今の姿に。<br />レヒ川の向こう岸からもひと際目を惹く、この町のランドマークですね。<br />では、中へ。<br />

    そして、先程から塔の見えていたこちらへお邪魔します。
    「聖母被昇天教会(Mariä Himmelfahrt)」です。
    12世紀創設の別の教会を15世紀にこの教会に改築。
    その後、幾度もの改修を経て今の姿に。
    レヒ川の向こう岸からもひと際目を惹く、この町のランドマークですね。
    では、中へ。

  • 身廊に立った途端、圧倒される美しさ!<br />白い壁と天井と内陣の祭壇と・・・もう目に入った全てが”美しい”のひと言でした。

    イチオシ

    身廊に立った途端、圧倒される美しさ!
    白い壁と天井と内陣の祭壇と・・・もう目に入った全てが”美しい”のひと言でした。

  • 側廊との間の壁や柱にも見事な装飾。

    側廊との間の壁や柱にも見事な装飾。

  • ゴールドの聖人像や説教壇が白い壁に映えます。

    ゴールドの聖人像や説教壇が白い壁に映えます。

  • 反対側の壁も。

    反対側の壁も。

  • 説教壇を正面から。荘厳ですね~。

    説教壇を正面から。荘厳ですね~。

  • 内陣上部。祭壇も天井もなんという美しさでしょう。

    内陣上部。祭壇も天井もなんという美しさでしょう。

  • 中央祭壇。文句なく重厚で美しい。

    中央祭壇。文句なく重厚で美しい。

  • 供えてある白と黄色の花がまた、祭壇と素晴らしく調和しています。

    イチオシ

    供えてある白と黄色の花がまた、祭壇と素晴らしく調和しています。

  • 内陣の中の会衆席。

    内陣の中の会衆席。

  • 振り返ると説教壇と拝廊上部のパイプオルガン。

    振り返ると説教壇と拝廊上部のパイプオルガン。

  • こちらもまた見事なこと!

    こちらもまた見事なこと!

  • 壁上部には十二使徒の像が。

    壁上部には十二使徒の像が。

  • 北側側廊のステンドグラス。

    北側側廊のステンドグラス。

  • 同じく側廊の祭壇。こちらも素晴らしい。

    同じく側廊の祭壇。こちらも素晴らしい。

  • 青い大理石でしょうか。何という豪奢な祭壇。

    青い大理石でしょうか。何という豪奢な祭壇。

  • この辺りの天井もきれい。<br />この草花のような模様、何か名前があるのでしょうか。

    この辺りの天井もきれい。
    この草花のような模様、何か名前があるのでしょうか。

  • 本当に素晴らしい教会でした。

    本当に素晴らしい教会でした。

  • 大感動して外へ。教会の横の通りを少し先まで歩いてみます。

    大感動して外へ。教会の横の通りを少し先まで歩いてみます。

  • この辺りも淡いパステル調の建物が並んで、柔らかい印象の町並みですよね。

    この辺りも淡いパステル調の建物が並んで、柔らかい印象の町並みですよね。

  • 道の突き当りには白いきれいな門が。<br />「ザンダオアー門 ( Sandauertor)」です。<br />門の名前はこの地区の名前、ザンダオアーに由来。<br />この塔は未だに城壁と繋がっているそうで、山肌に沿って城壁がずっと連なっているとのこと。<br />あとで知って、そちらまで歩いてみればよかったと後悔しました。

    道の突き当りには白いきれいな門が。
    「ザンダオアー門 ( Sandauertor)」です。
    門の名前はこの地区の名前、ザンダオアーに由来。
    この塔は未だに城壁と繋がっているそうで、山肌に沿って城壁がずっと連なっているとのこと。
    あとで知って、そちらまで歩いてみればよかったと後悔しました。

  • 引き返してくる途中、右手に見えた塔。

    引き返してくる途中、右手に見えた塔。

  • その隣のガッセを右へ入ります。<br />すぐ右手に素敵なカフェ。

    その隣のガッセを右へ入ります。
    すぐ右手に素敵なカフェ。

  • その先にはこんな看板。床屋さんかしら。

    その先にはこんな看板。床屋さんかしら。

  • そしてこの看板が見えて・・・

    そしてこの看板が見えて・・・

  • 来た通りを振り返ると、そこにそびえるのは「魔女の塔 ( Hexenturm)」。<br />この町にもあるのですね。<br />その向こうの白い塔は、先程訪ねた「聖母被昇天教会(Mariä Himmelfahrt)」です。

    来た通りを振り返ると、そこにそびえるのは「魔女の塔 ( Hexenturm)」。
    この町にもあるのですね。
    その向こうの白い塔は、先程訪ねた「聖母被昇天教会(Mariä Himmelfahrt)」です。

  • そのガッセを抜けたらこんな場所へ。<br />ミュール川(Muhlbach)です。地図を見ると、レヒ川の支流で旧市街を抜けてまたレヒ川へ戻っているようです。

    そのガッセを抜けたらこんな場所へ。
    ミュール川(Muhlbach)です。地図を見ると、レヒ川の支流で旧市街を抜けてまたレヒ川へ戻っているようです。

  • ”Muhl”という名のとおり、近くに水車があったようなのですが、見つけきれませんでした。

    ”Muhl”という名のとおり、近くに水車があったようなのですが、見つけきれませんでした。

  • あの丘の上に見える塔は「聖十字架教会 (Heilig-Kreuz-Kirche)」かな。<br />のちほどお邪魔しますよー!

    あの丘の上に見える塔は「聖十字架教会 (Heilig-Kreuz-Kirche)」かな。
    のちほどお邪魔しますよー!

  • そして、目指していたエリアへ行き着きました。

    そして、目指していたエリアへ行き着きました。

  • 「塩の倉庫 (Salzstadel)」です。<br />この町が塩交易で財を成した頃、塩を貯蔵した倉庫。<br />14世紀から19世紀までの間、大いに栄えたので、現在残っている倉庫だけでも結構な数があります。<br />現在は家屋、店舗として利用されているそう。<br />

    「塩の倉庫 (Salzstadel)」です。
    この町が塩交易で財を成した頃、塩を貯蔵した倉庫。
    14世紀から19世紀までの間、大いに栄えたので、現在残っている倉庫だけでも結構な数があります。
    現在は家屋、店舗として利用されているそう。

  • それぞれに番号がついています。

    それぞれに番号がついています。

  • ドアや飾りも個性があってかわいらしい。

    ドアや飾りも個性があってかわいらしい。

  • 部分的に文字が剥げてしまっていますが、ヒンテレザルツガッセ(Hintere Salzgasse)という名の通りでした。

    部分的に文字が剥げてしまっていますが、ヒンテレザルツガッセ(Hintere Salzgasse)という名の通りでした。

  • 壮観ですね~!

    壮観ですね~!

  • そこを抜けたらこんな開けた場所に。

    そこを抜けたらこんな開けた場所に。

  • レヒ川の河畔まで来ました。素敵なカフェやレストランがあります。

    レヒ川の河畔まで来ました。素敵なカフェやレストランがあります。

  • 護岸に碑が。<br />「レヒヴェーア (Lechwehr)」~”レヒの守り”という意味だそうです。

    護岸に碑が。
    「レヒヴェーア (Lechwehr)」~”レヒの守り”という意味だそうです。

  • 何故そんな名前が?<br />町の名前にもなっているレヒ川は、途中に急な高低差があり小さな滝のような状態になっていたそう。<br />そのためここに流されてきた木材などが滝底に溜まり、河川を水路として利用する障害となっていたのだそうです。

    何故そんな名前が?
    町の名前にもなっているレヒ川は、途中に急な高低差があり小さな滝のような状態になっていたそう。
    そのためここに流されてきた木材などが滝底に溜まり、河川を水路として利用する障害となっていたのだそうです。

  • そこで15世紀に、川を通る関税で稼いだお金で”Wehr”(堤防)、正確には階段のような形に河川工事を施したのだそう。<br />以来、「レヒヴェーア (Lechwehr)」~”レヒの守り”と名付けられ、この河川階段はランツベルクの象徴となったとのこと。

    そこで15世紀に、川を通る関税で稼いだお金で”Wehr”(堤防)、正確には階段のような形に河川工事を施したのだそう。
    以来、「レヒヴェーア (Lechwehr)」~”レヒの守り”と名付けられ、この河川階段はランツベルクの象徴となったとのこと。

  • なるほど~、この町のレヒ川にはそんな歴史がありましたか~!<br />周囲はまたかわいらしい、でも立派な建物が並んでいます。

    なるほど~、この町のレヒ川にはそんな歴史がありましたか~!
    周囲はまたかわいらしい、でも立派な建物が並んでいます。

  • このレストランもい雰囲気。

    このレストランもい雰囲気。

  • その先の川べりは、旧市街に橋を渡って来た時に見えたあたりですね。

    その先の川べりは、旧市街に橋を渡って来た時に見えたあたりですね。

  • その近くの東へ抜けるガッセを通って、町の中心へ戻ります。<br />途中に王冠の下がった看板♪

    その近くの東へ抜けるガッセを通って、町の中心へ戻ります。
    途中に王冠の下がった看板♪

  • メインの通りに戻りました。<br />行きは橋を渡り終えて、あの奥の方から歩いてきたのでした。<br />ではこのあと、丘の上の方を訪ねてみようと思います。<br />続きは後編で。

    メインの通りに戻りました。
    行きは橋を渡り終えて、あの奥の方から歩いてきたのでした。
    ではこのあと、丘の上の方を訪ねてみようと思います。
    続きは後編で。

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この旅行記へのコメント (4)

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  • jijidarumaさん 2025/11/14 00:45:59
    美しいレヒ川とランツベルクはもう昔々のこと
    ハッピーねこさん、
    今晩は。いつもお立ち寄りありがとうございます。

    美しいレヒ川とランツベルクはもう昔々のこと、1970代の半ばにロマンチック街道定番のルートを走った事がありました。
    この時は終点での新白鳥城見学を楽しみに車を走らせたため、Landsberg am Lechランツベルクの町はほんのちょっぴりの観光で、この旅行記のようなじっくりした街歩きはしていません。
    その後、似たようなルートでロマンチック街道を行きましたが、行程上、通過する事が多かったですね。

    さて、後年になって【番外編:Hitlerヒトラーの狼好き:Wolfヴォルフは狼のことだが、Wulffヴルフも狼か!】を投稿した際に、この美しい町にも刑務所が置かれ、ここにかのヒトラーが収監されていた事を知りました。
    ご興味があるとは思いませんけど、旅の歴史知識の一つとして、ご参考に以下を書きました。

    jijidaruma
    ・・・・・

    前年の*ミュンヘン一揆により有罪となったアドルフ・ヒトラーが5年の禁固の刑を言い渡され、 Justizvollzugsanstalt Landsbergランツベルク刑務所に収監された。
    後に減刑され仮出所したため、ヒトラーがランツベルク刑務所にいたのは8ヶ月間であったが、読書や面会も自由な快適な禁固生活であり、ルドルフ・ヘスの助力で『Mein Kampf我が闘争』を口述筆記するなどしている。

    *ミュンヘン一揆は1923年11月8日から9日に、ドイツのミュンヘンでエーリヒ・ルーデンドルフ、アドルフ・ヒトラーらナチ党などの州右派勢力によって結成されたドイツ闘争連盟が起こしたクーデター未遂事件である。
    半日あまりで鎮圧され、ヒトラーら首謀者は逮捕された。

    ・・・・・

    ハッピーねこ

    ハッピーねこさん からの返信 2025/11/14 16:05:23
    ありがとうございます。
    jijidarumaさん、こんにちは。大変ご無沙汰しておりました。お久しぶりです。
    いつもセピア色の思い出シリーズなど、楽しみに拝見しております。
    この度はコメントを頂戴し、ありがとうございます。

    ランツベルク・アム・レヒ。
    さすがjijidarumaさん、やはり訪問されていましたね!
    ご家族でお車で何百キロも旅されているご旅行記を、いつもうらやましく拝見してきましたが、ご家族を最初にお連れになりたかったのがロマンティック街道だと書かれていたのがとても印象的でした。

    そして刑務所!
    ”ランツベルク”で検索すると、”ランツベルク刑務所”というワードが上位によく出てきていたのですが、よく読みもしないまま旅に出ました。
    あのヒトラーが収監されていたとは!
    【番外編:Hitlerヒトラーの狼好き:Wolfヴォルフは狼のことだが、Wulffヴルフも狼か!】の記を先ほど読ませていただき、ヒトラー禁固のこと、"Wolf"にまつわるお話しを興味深く拝見しました。ありがとうございました。
    こんなに数多くの知識や記憶、記録・・・jijidarumaさんの脳内は一体どうなっているのだろう?といつも思っております。

    ハッピーねこ
  • しゃんみーさん 2025/11/13 20:14:49
    こんな街があったんですね・素敵な街です(^^♪
    ハッピーねこさん、こんばんは!

    ハッピーねこさん推しのランツベルク・アム・レヒ素敵な街ですね~。ロマンティック街道の街の一つなんだ!こんなに綺麗な街なのに知りませんでした。電車に間に合って良かった!(行けなかったらまたリベンジすることになりましたもんね)
    お天気も回復して良かったですね(^^♪

    橋の上からの旧市街とレヒ川の風景がいいですね!ハウプトプラッツも良いな~。ラートハウスも美しいですね!
    教会の内部も素晴らしくてハッピーねこさんの感動が伝わってきました。
    ランツベルクは、塩の貿易で栄えた街なんですね!そして現在もたくさんの倉庫が残っているんですね。現在は家屋やお店として使われているなんて素敵ですね!
    レヒ川のすぐ近く(同じ高さ?)から見える景色もいいですね。行ってみたい(^^♪
    この街でも美味しいものいただいたのかな?後編も楽しみにしています。

    ロマンティック街道にも行ってみたくなったしゃんみーより

    ハッピーねこ

    ハッピーねこさん からの返信 2025/11/14 15:25:55
    そうなのです、素敵だったのですよ
    しゃんみーさん、こんにちは。
    早々にコメントをいただいており、ありがとうございました。いつもうれしいです♪

    そうなんですよ、ランツベルク・アム・レヒ、いい町でしたー!!想像以上に。
    ほんと、お天気回復してくれたのも何よりでした。
    町のどこを見ても素敵で、塩で栄えた財力が偲ばれる豪華さも垣間見え、もうほんと萌え萌えしていました。

    知らずに訪ねたわけですが、やはりロマンティック街道の町って素敵な町が多いのだなーとつくづく感じました。
    これまで2~3回に分けていくつかの街道沿いの町に行きましたが(ヴュルツブルク、ローテンブルク、アウクスブルク、ドナウヴェルト、ディンケルスビュール、ネルトリンゲン、そしてフュッセンなど)どこもそれぞれの雰囲気でよかったです。
    しゃんみーさんも、いつかぜひぜひ!

    しゃんみーさんのおっしゃる通り、あの時列車を逃さなくてよかった!
    ほんと、リベンジの町が増えるところでした。あぶない、あぶない。
    (だいたいあんな感じで、もうちょっとがんばればいいのに、すぐに”もういいや”となってのちに悔やむのです。(汗))

    この町ではちょっとお茶しただけなのですが、後編にちょっと出てきますのでよろしければまた覗いて下さいませ。

    ハッピーねこ

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