サマルカンドはシャシリクが美味しい (ウズベキスタン旅③)

2025/10/23 - 2025/10/24

ずっと行きたかった念願のウズベキスタン。この日程でのエアチャイナが断トツで安かったことと、ゆっくり滞在したかったこともあって、長めの日程で三都市を周遊しました。初の中央アジアだったので、異文化をおおいに感じる、印象的な旅となりました。少しでもこれから行く方の参考になったり、現地の様子を楽しんでいただけたら嬉しいです。

10/21 北京乗り継ぎ、タシケント泊
10/22 列車でサマルカンドへ移動
10/23 サマルカンド旧市街観光
10/24 サマルカンド新市街観光
10/25 列車でブハラへ移動
10/26 ブハラ観光
10/27 ブハラ観光後、夜行列車でタシケントへ移動
10/28 タシケント観光
10/29 アミルソイ、チムガン山、チャルバル貯水湖 日帰りツアー
10/30 タシケント観光後、北京乗り継ぎで機中泊
10/31 羽田着

航空券 92,350円 (三か月前にHISで手配,諸税込み)

ホテル
VILLA ANOR 43万スム (タシケント、5,418円)
Furkat Guest house 127.1万スム (サマルカンド3泊、16,014円)
Hotel Zarhal 12万スム (ブハラ2泊、15,120円)
Marmaris Saray hotel NEW 77万スム (タシケント2泊、9,702円)

ツアー
アミルソイ、チムガン山、チャルバル貯水湖日帰り 二人で90USD

ATMキャッシング 二人で80万スム (10,080円)
カード払いは一泊目のホテル、ツアー、ツアー中のケーブルカーのみでちょうど使い切った。
レートは1万スム＝126円で計算

エリア サマルカンド(ウズベキスタン)

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

レギスタン広場のカフェでドリンクを買って一時間ぐらいゆっくり過ごす。だんだんと日が傾いくる風景がよかった。隣のテーブルに座ったご家族のお父さんがフレンドリーで、言葉が通じないのに、なんとか単語を並べて楽しく交流する。国内の別の街から買い物に来たらしい。

レギスタン広場 広場・公園

広場でのんびり過ごしたら、夕食へ。Google マップの評価を見て行った、Shokhrukh Nur。ここが大変すばらしかった！人気店のようで満席に近い。

シャシリク一本のボリュームがすごい。トマトと一緒に串にささった羊の部位がとくにジューシーで美味しかった。どのお肉も噛むほどうまみが出てきて、本当に美味しい。英語ができる店員さんも数名いるので有難かった。串はラム三本とじゃがいも一本、ナン、トマトサラダ、チャイで16万スムぐらい。サービス料を取る店が多い中、ここはとらないのにびっくり。店員さんはみんなキビキビとしているのも、好印象のお店だった。

翌朝、6時半ごろに今度は夫も一緒に早朝の人の少ないレギスタン広場を見に行く。この時間、本当にいい。

昨日の団体さんがチェックアウトされたので、私たちだけの少し寂しい朝食。今朝のサモサはカボチャ入りで、焼き菓子は食べたかったバクラヴァ！どちらもまあまあ。相変わらず、メインで出るミルク粥が一番美味しいと思った。サモサは少し温めてくれれば、もう少し美味しく食べれるのになと思う。残念だったのは、パンの盛り合わせの一部にカビが生えていたこと。。。食べていなくてよかった。もう少し良いグレードのホテルにすればよかったと、旅の気分が盛り下がる瞬間。

フルカット ゲスト ハウス ホテル

前日で旧市街の観光地はおおむね見終わったので、新市街へ行ってみる。初めてバスに乗ってみたが、車体の前方は女性はエリアということを初めて知る。現金払いで三千スム。VISAタッチだと半額近くになることを翌日知った。ウズベキスタンにマックはないが、KFCは何店舗かある。

聖ジョン・バプテスト教会は、サマルカンドに唯一あるカトリック教会。

中は美しい。

次は聖アレクセイ教会というロシア正教会へ。

内部がなかなか華やか。

最後は神の聖母教会という、珍しいアルメニア教会。えんじ色基調で、ここが一番落ち着いて好きだった。

新市街は緑が多くて、散歩にいい。ベンチもたくさんあるので、売店で飲み物を買ってくつろぐ。ウズベキスタンに来てから、すごくお手洗いが近い。乾燥していて、お茶やソフトドリンクを沢山飲むからだと思う。

ランチは調べておいた、Sogdiana cafe。公園の中にある。

雰囲気のいいテラス席にした。レギスタン広場横にある、ジェラート屋と同じ名前なので系列のようだが、ここは室内にも席がたくさんある広い店舗。

今夜もシャシリクを食べに行くため、ランチは軽めにボルシチと、キノコ入りのパンとお茶。このボルシチが、味がしっかりしていてとっても美味しかった！キノコ入りのパンも、ピロシキのような形がかわいらしい。日本でロシア料理ってあまりないのが残念。連れが頼んだ、ハルチョ―というジョージアのスープも激うまだった！このお店、雰囲気が良いだけでなく味も抜群なので、最高のひとときを過ごすことができた。

やっぱり物足りないので、ショーケースにたくさんのケーキが並んでいる中で、メドヴィックというウズベキスタンのポピュラーなはちみつのケーキを注文。ウズベクでぜひ食べたかったものの一つ。甘みが強めで食べ応えありで好みだった。

腹ごなしに公園をそのまま歩く。お天気もよく、きもちがいい。

セントラル パーク 広場・公園

アムールティムールの像にたどり着く。像の巨大さが、とても旧ソ連っぽい。

アミール ティームール像 モニュメント・記念碑

結局、旧市街まで徒歩で帰ってきてしまった。夫はゲストハウスに戻るというが、私はもう少しぶらぶらしたかったので、旧市街を歩いてハズラティヒルズモスクまで来て、夕日鑑賞。

ハズラティ ヒズル モスク 寺院・教会

ウインドウショッピングを楽しんだあと、歩き疲れてウズベキスタンらしい内装のお店に入り、トルココーヒーを注文してみた。ちょっと飲みづらくて、普通のアメリカ―ノにすればよかったと思いつつ、一人時間を満喫する。このあと、ツーリストインフォメーションに寄ったら、日本語が堪能なスタッフの方がいて、プロジェクションマッピングはいつ行うか誰にも分からないということを教えていただく。

ビビハニム ティーハウズ 地元の料理

一旦ゲストハウスに戻って、夫と夕食を食べに再び外出。今日はよく歩く日だ。レギスタン広場へ向かうこの道、朝昼晩と毎日何度も通ったが美しくて好き。

満足度が素晴らしかったので、昨夜と同じShokhrukh Nurへ。まずラグメンを頼んだら、ニンニクと香辛料がきいていてかなりパンチのある味付けで、食べる手が止まらないおいしさ。やはり良い店だ。

今日は多めにシャシリクを頼んで、お肉を満喫！シャシリクに必ずついてくる玉ねぎと、ナン、チャイは無敵の組み合わせだと思う。玉ねぎは口の中をさっぱりとさせてくれて、パンは肉の脂を吸ってくれる感じ。そしてチャイでお腹がすっきりする。日本では私はあまりたくさんお肉は食べないが、ウズベキスタンではおいしくもりもり食べられる。

一旦ホテルへ戻って休憩したあと、9時にレギスタン広場へ戻ってきたら、プロジェクションマッピングを見ることができた！言葉は分からないが、シルクロードやウズベキスタンの歴史を紹介する内容で、想像以上に見ごたえのある演出だった。ただの光のショーと思っていたので、いい意味で期待を裏切られた。見られて良かったと思う。

翌朝、サマルカンドを去ってブハラへ向かう日。ゲストハウスの朝食は正直イマイチなのでパスして、お気に入りであるレギスタン広場のカフェへ来た。

驚いたのは右側のストロベリーティーで、イチゴをそのまま潰したホットのドリンクで、イチゴの酸味がほどよく、とてもおいしかった。最後のレギスタン広場の景色を存分に楽しむ。

初日に来たチャイハナが安くて美味しかったので、ここでブランチをいただくことに。１０時に来たらオープンしていたのでよかった。夫はラグメン、私はガルプチというピーマンに米とお肉などを詰めた料理。浸されたスープが優しい薄目の味付けなので、朝からでもとても食べやすい。じゃがいもがホロホロで、すごく美味しい。ラグメンは昨夜のシャシリク屋よりも薄めの味付けで、万人受けする美味しさ。チャイとナン込みで5.5万スムは地元価格でありがたい。

"Chorsu" Chaihana 地元の料理

路面電車で駅に行こうとしたら人影がなく、近くにいた警官に聞いたらしばらく運休しているという。慌ててバスで向かう。バス車内で、日本語が堪能な学生さんに話しかけられて、交流を楽しむ。話しているだけで勤勉で前向きな姿勢が伝わってくる、感じの良い若者だった。よき出会い。

工事かなにかのようで道を迂回する必要があり、思ったより時間がかかった。早めに出てきてよかった。これよりブハラへ！

サマルカンド駅 駅