都会なタシケントゆっくり散策　ウズベキスタン旅⑥)

2025/10/28 - 2025/10/28

ずっと行きたかった念願のウズベキスタン。この日程でのエアチャイナが断トツで安かったことと、ゆっくり滞在したかったこともあって、長めの日程で三都市を周遊しました。初の中央アジアだったので、異文化をおおいに感じる、印象的な旅となりました。少しでもこれから行く方の参考になったり、現地の様子を楽しんでいただけたら嬉しいです。

10/21 北京乗り継ぎ、タシケント泊
10/22 列車でサマルカンドへ移動
10/23 サマルカンド旧市街観光
10/24 サマルカンド新市街観光
10/25 列車でブハラへ移動
10/26 ブハラ観光
10/27 ブハラ観光後、夜行列車でタシケントへ移動
10/28 タシケント観光
10/29 アミルソイ、チムガン山、チャルバル貯水湖 日帰りツアー
10/30 タシケント観光後、北京乗り継ぎで機中泊
10/31 羽田着

航空券 92,350円 (三か月前にHISで手配,諸税込み)

ホテル
VILLA ANOR 43万スム (タシケント、5,418円)
Furkat Guest house 127.1万スム (サマルカンド3泊、16,014円)
Hotel Zarhal 12万スム (ブハラ2泊、15,120円)
Marmaris Saray hotel NEW 77万スム (タシケント2泊、9,702円)

ツアー
アミルソイ、チムガン山、チャルバル貯水湖日帰り 二人で90USD

ATMキャッシング 二人で80万スム (10,080円)
カード払いは一泊目のホテル、ツアー、ツアー中のケーブルカーのみでちょうど使い切った。
レートは1万スム＝126円で計算

エリア ウズベキスタン

夜行列車でタシケント南駅に到着。揺れで何度か起きるも、まあまあ眠れた。

Tashkent yuzhniy 駅

中心地に程近いこちらのホテルに。駅からさほど遠くないので、道が混んでも時間がかからないだろうと思いバスで。驚くべきことに、このあたりはバス専用レーンがあったので渋滞には巻き込まれなかった。VISAタッチで決済したら、わずか1700スム。現金だと3000スムなので、乗客もみんなキャッシュレス決済だった。

ホテルに荷物だけ預かってもらって、8時ごろさっそく散策に。ブハラより明らかに乾燥がひどくないので、歩いていても喉が痛くならなくて嬉しい。
途中にあったコルジンカで物価チェック。ロシア産のこの有名なチョコは一枚200円ぐらい。国内産のものよりはもちろん割高。市場にあれだけあったドライフルーツが、スーパーには全然ない。なぜ？

ナヴォイ劇場の外観のみ見学。日本人が建設に携わった旨の説明書きもしっかり確認。

ナヴォイ オペラ バレエ劇場 劇場・ホール・ショー

さらに歩いて、アムールティムール広場を通って、ホテルウズベキスタン。巨大ですごい。館内のカフェが高層階にあると調べていたが、天気がイマイチなので別のカフェに行くことに。

ホテル ウズベキスタン ホテル

来てみたかった、現地チェーン店のBonが近くにあったので、そちらでお茶をすることに。パンやスイーツが美味しそうだし、明るく賑わう店内の雰囲気もよくてテンションが上がる。

クロワッサンは店内で焼いていて、すごくいい香り。いろいろなフレーバーがあった。欧米系の雰囲気だけれど、食べ物のショーケースに英語表記はなかったので、いちいち翻訳機能で商品を確認する。

悩んだ末、ウズベキスタンは乳製品がおいしいのでショーケースのカッテージチーズのパイにした。

遅めの軽い朝食に二人でシェア。私はホットのカフェラテ、夫はパッションフルーツティー。両方とも美味しくて手頃な価格だし、店員の男性が英語を勉強してるんだといいながら、懸命に接客してくれるのがすごく嬉しくて、居心地がよかった。全部で77000スム。

移動と合わせてしっかり地下鉄駅見学も。この駅かっこいい！地下鉄ももちろんVISAタッチで。

コスモナフトラル駅 駅

人気の駅で、見学のために途中下車。天井がおしゃれ。

アリッシャーナボイ駅 駅

壁も個性的。

バザールに到着！タシケント観光で一番楽しみにしていた。

チョルスー バザール 市場

ここのはちみつ店で試食させてもらう。白っぽくねっとりした蜂蜜とか、初めての味が多くて興味深かった。ここはまだドームの外側のお店。

チョルスー バザール 市場

ドームの中に入って2階から見下ろす、ベタな写真を撮る。

二階はほぼドライフルーツ屋さん。マカダミアナッツやピスタチオをすすめられ試食すると、香ばしくておいしい。キロ12万スムぐらいで、高いのか安いのか、よくわからない。

バザールの敷地はけっこう広くて、ようやくフードエリアに辿り着いた。行きたい方は、目印とか事前に調べておくことを推奨。お店はシャシリクが多くて22,000～25,000スム/本ぐらいが相場。なぜかどの店も羊がなく、チキンや牛ばかり。

ドルマを売る店がひとつだけあったので、購入。価格の確認は「カンチャ？」で、ウズベク語で値段を返される→調べる、で数字をけっこう覚えられた。ドルマは写真一番左。

店舗のうしろがテーブル席になっていて、別の店で注文した夫と待っていると、両方の店舗ともに混雑していてもちゃんと我々を見つけて、注文の品を持って来てくれた。

ドルマはピーマンに米とひき肉を詰めた煮込み料理。米は固め、スープの味がしっかりこくありの濃いめで、じゃがいもに汁が染みていておいしかった。これ一皿で45000スム。夫はシャシリクとナンとお茶を注文したので、シェアしながら頂く。やや割高な料金設定と感じたが、観光客の多い市場内なのでこんなものだろうと思う。活気のある雰囲気がとても良いので、来てよかった。

こちらの店で湯呑みを二つ買う。30000スム。帰国後、これでウズベキスタン産のお茶を飲むと余計に美味しく感じた。良い買い物だった。市場は土産よりも日用品中心で、ぶらぶら見るのはおもしろかったので、おすすめ。

地下鉄で二駅のシティモールに来てみた。日本語の「て」に見えるロゴのショップを発見。割と高くて結局買わず。このモール自体が、スーパーも含めてややお高めのテナントが多い印象。

午後4時ごろ、宿にチェックイン。夜行列車で移動してきた疲れもあって、ゆっくり休む。少し狭めだけれど、できたばかりの新しいホテルなのできれいで快適だった。唯一の欠点は、ドアの下に5センチぐらいの隙間が開いていて、廊下やレセプションの話し声がかなり響くこと。

夜7時ごろ、事前に調べていたAnjir Restaurantへ。メニューが豊富で美味しそうだが、電波が弱くてGoogle翻訳が起動せず、写真で選ぶ。

ウズベキスタン定番のスープのマスタバ、シャシリク、お茶、ナン。

そしてこの旅ですっかり気に入ったラグメン。この店はウイグル料理が充実していて、ラグメンも数種類ある。今回頼んだのは、スープと麺が別盛りで提供されるタイプ。スープというより肉と野菜の煮込みと言っていいほどたっぷりの具材で、炒めた香ばしさと、汁を吸った野菜がとっても美味しい。これで55000スムはお手頃。

デザートもショーケースにたくさん並んでいて気になったが、けっこう満腹で食べられず。英語はほぼ通じないけれど、メニューを選ぶ楽しさ、明るくて賑わう店内、ウズベキスタン料理満載でとても良いお店だった。滞在中、リピートした。あと二日旅行は続いたが、旅日記を書く余力がないためこれにて終了！

買ってきた土産の一部。ブハラの市場で買った量り売りのお茶が美味しくて一番良い土産。あと、手前の緑の袋のネギ風味のチップスがとても美味しかった！