2025/10/08 - 2025/10/16
2166位(同エリア7945件中)
ST&Gさん
サイゴン大教会に響く鐘の音と、オルセー駅を模した中央郵便局。
夕暮れのホーチミンは、まるでパリのような優雅な情緒に包まれていました。
そんな余韻を胸に向かったのは、久しぶりの4区・貝屋街(ヴィンカン通り)。
かつての混沌とした活気は消え、整然と並ぶ人気店に街の移り変わりを感じて少し寂しくなりましたが、4区の深みはそこだけではありませんでした。
食後のデザートを求めて辿り着いた20 Thuoc通りには、私が愛してやまない「路地裏の面白さ」が今も息づいています。
歩くほどにお腹がすく、4区の新たな発見に満ちたB級グルメ物語をどうぞ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- タクシー
-
シンチャオ!
今回は観光、そしてベトナムB級グルメを紹介します。
写真は、ホーチミン1区のメインストリート「グエンフエ通り」。
通りの北端には、ホー・チ・ミン像が立つ「人民委員会庁舎」。
南端は、サイゴン川。
その間に挟まれたこの広大な歩行者天国は、観光客のみならず地元の人々にとっても憩いの場となっています。グエンフエ通り 散歩・街歩き
-
私たちが滞在していた時は、「祖国を築き、守るために健康に」ウィークのイベント真っ最中。
健康を維持したいのは山々ですが、そこは食いしん坊。
正直言いますと…健康よりも、来月23日公園で開催される「ベトナム米麺フェス」の方に、私の全細胞が激しく反応してしまいました。
「事前に知っていれば、フライトの時間を11月にずらしたのに…」と、己の情報収集能力を呪ったのは言うまでもありません。
次回からは、航空券予約より先に、食のイベントカレンダーをチェックすることを、ここに固く誓います。 -
昼間、若者たちが何やらリハーサルに励んでいましたが、その時点では「何かやるのかな?」程度の認識。
夜に豹変を遂げるとは、誰が予想したでしょう。 -
食事を終え、再びグエンフエ公園を通ると、そこには異次元の光景が広がっていました。
「ちょっと待って!何のイベント?!」と思わず叫びたくなるほどの、凄まじい光の演出。 -
レロイ通りの北西側(人民委員会庁舎方面)は、いつもの落ち着いた顔のまま。
しかし、南東側に目を転じれば、そこは全くの別世界でした。
まるで公園全体が巨大なクラブへと変貌を遂げたかのような、眩しすぎるほどの光の祭典。
夜空を突き刺すようなサーチライトの群れに、私はただ圧倒されるばかりでした。
これがもし「祖国建設と健康」を掲げたイベントの一環だとしたら、ステージも参加者もテンション爆上がりだったことでしょう。
真面目なテーマをここまでアグレッシブに表現してしまう、ベトナムらしい底なしのエネルギーには、もう脱帽するしかありません。 -
レロイ通りを北東へ進むと、姿を現すのは優雅なオペラハウス。
人民委員会庁舎、オペラハウス、そして中央郵便局は、ホーチミンが誇る三大フレンチコロニアル建築。
夜になるとライトアップが施され、まるで魔法にかけられたように幻想的な輝きを放ちます。
これが非常に美しい!ホーチミン市民劇場 劇場・ホール・ショー
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しかし、夜のホーチミン歩きは少し不安…という方にお勧めなのが、真っ赤な2階建ての「HOP-ON HOP-OFF」バス。
高い視点から眺める主要スポットは、歩いている時とはまた違ったドラマチックな姿を見せてくれます。
更に嬉しいのは、「歩かなくて良い」という究極の特権。
人混みや移動の疲れを気にせず、夜のホーチミンの魅力にどっぷりと浸ることができます。 -
「乗り降り自由」という言葉に惹かれて利用した知人の話では、兎にも角にもバスが来ないのだとか(笑)。
大切な思い出づくりの時間を、ただの『空白』に変えてしまうのは、あまりに勿体ないですよね。
そもそもホーチミンの主要スポットは、暑さ対策さえ万全なら十分歩ける距離。
その上、Grabも「こんなに安くていいの?」と申し訳なくなるほどの料金で、ドア・トゥ・ドアの移動を叶えてくれます。
では、なぜあえてこの赤いバスに乗るのか?
それは、これが単なる移動手段ではなく、効率良く、且つ最高に贅沢に街を眺めるための特等席だからです。
私のイチオシは、断然「夜の乗りっぱなしコース」。
例えば、人民委員会庁舎は中に入れませんし、サイゴン大教会も現在は工事中で外観のみ。
それなら、あちこち歩き回るより「一気に効率よく拝んでしまえ!」という選択になるのです。
しかも夜のコースは、昼間には通らない特別なルートを走るのがポイント。
2階席で夜風に吹かれながら、きらめくサイゴン川と大都会の夜景を眺める時間は、まさに至福の一言。
と言うことで、まずはこの乗りっぱなしの夜コースで、ホーチミンの街をサクッと一回りしてみましょう。
そして、じっくり見たい場所は後で自力で訪ねるのが、ホーチミンを賢く、そして欲張りに楽しむ正解ルートだと思います。 -
昼間のレロイ通り。
音楽のモニュメントもあり、綺麗に整備されています。
南西へ歩けば高島屋やベンタン市場。
そしてその先には、「米麺フェス」が開催される、9月23日公園が広がっています。 -
続いては、絶好のウェディングフォトスポットでもある「サイゴン中央郵便局」を紹介します。
この時も幸せいっぱいのカップルが、ベトナムお決まりの「モッ・ハイ・バー・ヨー(飲み会なら1, 2, 3, 乾杯~)!」の合図で、撮影に励んでいました。 -
中央郵便局の内部へ足を踏み入れると、そこにはパリの旧オルセー駅(現在のオルセー美術館)をモデルにしたと言われる優雅な空間が広がっています。
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本家にある大時計の代わりに、こちらで迎えてくれるのはホーチミン主席の肖像画と小さな時計。
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直線と曲線が奏でる端正なフォルムと、計算し尽くされた絶妙な色使い。
その姿を眺めるたびに深い吐息が漏れるほどで、ここを訪れることは、もはや私の散歩における心地よい「義務」のようになっています。 -
見上げれば息を呑むような造形美が広がり、そして足元には可憐なモザイクタイル。
どこを切り取っても絵になる空間は、ため息が追いつかないほどの美しさです。 -
こちらは、古き良き時代の空気をそのまま閉じ込めたような国際電話ボックス。
時折、吸い込まれるように中へ入っていく人を見かけますが、果たして本当に遠くの誰かへ声を届けているのか、それとも「映え」を求めての記念撮影なのでしょうか。 -
両翼には、可愛らしい土産物店も軒を連ねていますので、至高の空間美を堪能した後は、ショッピングも楽しめます。
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ちなみにこちらの郵便局では、ツーリストSIMも購入可能。
Grabアプリの認証に不可欠な「現地の電話番号」が手に入るので、未入手の方はこのような所で調達出来るということだけ記載しておきます。
参考までに、日本のキャリアが提供する海外定額プランには意外な落とし穴も…。
以前、同僚が利用していましたが、日本と同じ感覚とはいかず、苦戦を強いられていました。
その後再び海外に出たようですが、「今回はST&Gさんに教えてもらった、現地SIMを利用する方法に変えて大正解だった」という報告がありました。
しかし、私の友人・知人がこれを聞いたら皆口を揃えて「そんなこと、当たり前!」と言うはずです。
現地SIMの導入は、安くて快適そのもの。
電話番号が現地仕様に変わるだけで、地図もアプリも驚くほどストレスフリーになります。
特にGrabが生命線となるベトナムでは、まさにマストアイテムといえるでしょう。
「現地で物理SIMを買う」か、それとも「出国前に電話番号付きe-SIMを仕込む」か。
この件については、また別の旅行記で詳しく綴りますので、是非そちらもご覧ください。
そんな実用的な情報に思いを巡らせていると、目の前のサイゴン大教会から17時を告げる鐘の音が響いてきました。
ヨーロッパの街角に迷い込んだような錯覚に身を委ねつつ、次は大教会の方へと足を向けてみることにしましょう。 -
中央郵便局の前に停まっていたのは、例のHOP-ON HOP-OFFバス。
そしてその右側で存在感を放っているのが、絶賛改修工事中のサイゴン大教会です。 -
本来なら美しい赤レンガが拝めるはずなのですが、今はすっぽりとベールに包まれた姿。
もう少し近くまで行ってみることにしましょう。サイゴン大教会 寺院・教会
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振り返れば、2016年はギリギリ工事前。
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2017年に修復が始まった当初は、まさかこれほど大掛かりで長期にわたる作業になるとは、当時の私(2018年の撮影時)も想像だにしていませんでした。
こちらは建物裏側。 -
そして側面から見た現在の姿。
教会のすぐ横には、本好きにはたまらないブックストリートが寄り添うように続いています。 -
正面入り口で私たちを迎えてくれるのは、(悪の象徴である蛇を踏みつけている)聖母マリア像。
なぜ蛇が悪なのか…。
それは、旧約聖書のアダムとイブの物語まで遡る、「誘惑の歴史」を思い出していただくと合点がいくと思います。 -
この長い修復作業も、2027年には終了する予定とのこと。
あと少しで、あの美しい赤レンガの全貌を再び拝める日が来るようです。
楽しみですね。 -
工事用のフェンス前で出会ったのは、こちらの猫たち。
見知らぬ私に対して「それ以上近づくんじゃない!」と鋭い睨みを利かせていましたが、かといって逃げる気配もありません。
「餌をくれる者には優しく、くれない者には冷たく」。
そんな明快な掟でもあるのでしょうか。
その余裕たっぷりの様子を見ると、地元の方々から愛の籠もった差し入れをたっぷりもらっているのでしょう。
兄弟なのか、あるいは親子なのか。
先ほどまでの険しい表情はどこへやら…。
お互いにスリスリと甘え合う姿を見ていたら、旅の疲れがスッと溶けていきました。 -
続いては、教会のすぐ横に位置するブックストリートへ。
そこで見つけたイラストに思わず足が止まりました。
「あら、さっきの猫たちを描いたのかしら?」なんて思ってしまうほどソックリ! -
昔から静かで趣のある素敵な通りでしたが、今のブックストリートはデコレーションもぐっと華やか!
それに伴い、観光客の姿も随分と増えた印象です。 -
かつては「本が主役、雑貨は添え物」という雰囲気でしたが、今は雑貨を扱うショップが激増。
これがまた、目移りするほど可愛いものばかりなのです。
「あぁ、もっとお土産探しの時間を長めに取っておけばよかった」と後悔しましたが、時すでに遅し。
財布の紐を緩める覚悟と、たっぷりの時間を確保して訪れてください。 -
この通りを、南西に進めばサイゴン大教会。
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北東へ抜ければ、活気あふれるハイバーチュン通りに出ます。
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その通りを渡った先にあるのが、マリオットホテル。
以前はインターコンチネンタルホテルだった場所です。
たとえホテルの名前や街の装いが変わっても、このブックストリートに流れる穏やかで心地よい時間は変わりません。
もし皆さんが中央郵便局を訪れる予定があるなら、是非このブックストリートにも足を伸ばしてみてください。
きっと、ホーチミンの喧騒を忘れるような素敵な出会いが待っているはずです。 -
夜は、4区で夕食。
皆さんは、ベトナム旅行記⑦で紹介したホーチミン博物館(ドラゴンハウス)を覚えていますか?
地味な回だったので(いつもそうですが…笑)、記憶にない方も多いかもしれませんが、画像中央に見える赤茶色の建物がまさにそれです。
あの時はあちら側から国旗掲揚台を眺めていましたが、今回はその逆。
1区側から、博物館のある4区を望む形になります。 -
暗くて少し見えづらいかもしれませんが、こちらが有名な貝屋街ヴィンカン(Vĩnh Khánh)通り。
立派な門が出迎えてくれましたが、こんなの(コロナ禍前から)あったかしら…? -
記憶は定かではありませんが、門の有無にかかわらず、この通りの熱気は相変わらず。
しかし、街の様子は少し変わった感じがしました。 -
かつてはこの界隈に個性豊かな小さな店がひしめき合い、店先に競うようにして貝を並べていたものです。
しかし現在は、「長いものに巻かれろ」状態。
人気店が勢力を拡大する一方で、小規模な店が姿を消していく…そんな光景が目立ちました。
以前はあちらこちらの店を回る「貝屋のはしご」が何よりの楽しみでしたが、あの混沌とした賑わいが薄れてしまったのは、正直に言って寂しい限りです。
以前紹介したお店がなくなっていたことも、ショックでした。 -
そんな中、今回訪れたのは(というか今回も…ですが)、あのOc Oanh(オック・オアン)。
-
ベトナムの某フリーぺーパー「貝屋ランキング」でNo.1に輝いたお店ですが、元々大きかった店舗がさらに巨大化していました。
ベトナムでは「客が増えると味が雑になる」というのが「あるある」ですが、果たしてこのお店のプライドは保たれているのでしょうか。 -
貝屋さんに来ると、頼むメニューは大体同じ。
まずは、オック・レン・サォ・ユァ。
レン貝のココナッツミルク炒め(というか、もはや煮込み)。
これは食べ方にコツがあり、「ズズッ」と中身を思い切り吸い込む?吸い出すのですが、たまにいくら吸っても無反応な子がいます。
それは「ハズレ」の貝。
こればかりは、食べてみるまで分からない運試しです。 -
そして、友人が頼んだこちらの貝。
(名前を失念してしまったので、思い出したらこっそり追記しておきます。)
味付けは、ベトナムでは定番のネギ油&ピーナッツ。
以前は「なんて美味しいの!」と感動しながら食べていたのですが、今回は別の種類の貝を頼んでしまったのか、それとも調理が少し変わったのか、私の記憶に刻まれていた味とはどこか違っていました。
決して「不味い」わけではないのですが、かつてのような心震える感覚がやってこない…。
もしかすると貝を食べすぎて、単に私の感覚が麻痺してしまっただけなのでしょうか?! -
貝料理の相棒、バンミー。
これはもう、絶対に欠かせないマストアイテムです。
濃厚なソースをこのパンにたっぷり浸して食べるのが、貝屋での正しき作法…だと、私は固く信じて疑いません。
奥に見えるのは、赤貝のタマリンドソース炒め。
しかしこの貝、調理後もしぶとく口を閉ざしたままなので、ひとつひとつ力技でこじ開ける必要があります。
美味しい、でも手はベタベタ。
まさに、美味しさとの格闘です。 -
続いては海鮮焼きそばのミーサオハイサン。
あまりのボリュームに、今回はあえなく完食断念。
ベトナム料理の洗礼を受けました。 -
食事の途中で、突然の土砂降り。
ベトナムの天気予報はあってないようなものですが、一日中ずっと降り続くというのも、ベトナムでは意外と少ない気がします。
さて気になるお会計は、レン貝、赤貝、もう一品の貝、海鮮焼きそば、バンミー、ビール1本におしぼり代を合わせて、合計75万ドン(約4,500円)。
うーん、以前に比べると少し値段が上がったような気がします。
それにしても、人気店が巨大化した影響なのか、あの頃の「ゴチャゴチャとした貝屋街」の雰囲気が薄れてしまったのは、本当に残念でなりません。 -
お腹はいっぱいでも、デザートは別腹。
雨も上がったので、次のスポットへ移動しましょう。
Goo●le先生に導かれ、次のお店への最短ルートを確認します。
選んだのは、大通りではなく裏通り。
路地裏好きとしては最高のシチュエーションですが、何といってもここは4区です。
【中華街のある5区】の治安の悪さも有名ですが、ここ4区も10年ほど前までは危険な地域として知られていました。
かつては、マフィア(今は収監中との噂)も根を張っていたと聞く4区。
現在も一部には、低所得者層の居住エリアが残っています。
むやみやたらに歩き回るのは禁物。
しかしこの通りは屋台も並び、明るさもあったので足を踏み入れましたが、常に「ここは4区である」という警戒心は忘れません。
自分の身は自分でまもらなくっちゃ! -
ベトナムの街角で見掛ける犬たち。
彼らはまるで行き着くところまで行き着いた修行僧のように、驚くほど穏やかです。
無闇に牙を剥かないよう教育されてはいますが、それでも100%噛まないという保証はどこにもありません。
もし万が一、彼らから「ガブリ」と手痛い洗礼を受けてしまったら、病院ステイの幕開けです。
致死率100%と言われる狂犬病。
現実的な話をすれば、現地で予防接種を受けている犬など、もはや絶滅危惧種なみ(?!)だと思っておいたほうがいいでしょう。
道端で出会う可愛さに負けず、適切なディスタンスを保ってベトナムライフを楽しんでください。
「絶対に噛まない」という保証は、この世のどこにも存在しません。 -
デザートを求めて、夜の20 Thuoc(ヴィントゥイ)通りにやってきました。
多種多様なお店がぎゅっと軒を連ね、ただ歩いているだけでワクワクが止まりません。
そんな活気ある雰囲気に誘われて歩いていると、不意にボッチン(揚げ餅)のお店が目に飛び込んできました。
そのすぐ隣には、私の大好物であるバンフラン(プリン)を売るお店も並んでいます。
「揚げ餅か…それともバンフランか…」
あまりに罪深い二択を前に、私の心は激しく揺れ動きます。
しばし脳内で真剣に天秤にかけ、最終的に選び抜いたのは、やはりプリンのお店Quynh Hoa(クインホア)でした。 -
こちらがQuynh Hoaのメニュー。
ラウカウ(ゼリー)に、豆腐のデザート、さらにはヨーグルト…と、目移りするほど魅力的なラインナップが並びます。
しかし、私は浮気はしません。
ここで食べるのは、ただ一つ「バンフラン」です。
ベトナムのプリンは、お店ごとに個性が光る「隠れた実力派」揃い。
抹茶やチーズ、チョコレートなど、多彩な味に挑戦したくもなりますが、結局のところ、どこで食べてもオーソドックスな一皿が一番美味しいのです。
帰宅するまでこの鮮度を保てるのなら、私は迷わずスーツケースの半分をプリンで埋め尽くすでしょう。
パッキングのバランス?
衣類のスペース?
そんな時のために、プロユースのプラカゴという最強アイテムがあるのです。
この至福のプリンの前では、すべてが些末な問題。
それほどまでに、私はベトナムのバンフランを愛して止まないのです。 -
運ばれてきた、待望のバンフラン。
友人が2個なら、私は迷わず3個。
貝屋さんの直後でなければ、おそらく5個は楽勝だったはずです。 -
こちらのバンフランは、温かい状態で提供されるので、プラスチックのコップに入った氷を、画像のようにザバッと載せたら、氷と一緒にいただきましょう。
ベトナムではビールに氷を入れますが、バンフランにも氷を使うのが定番。
ここのプリンは、ほんのりとコーヒーの風味が効いていて、その絶妙な美味しさに思わず唸ってしまいました。
やっぱり、スーツケースの半分はこれを詰めて帰りたい…(美味っ!!!) -
バンフランの幸せな余韻に包まれながら、そろそろ1区へ戻りましょう。
迎えに来たGrabに滑り込むやいなや、ふと窓の外に目をやると、夜の街並みを切り裂くようにして、あるビルから不穏な煙がモクモクと立ち昇っているではありませんか。
「えっ、まさか火事……?!」
さっきまでの甘く平和な空気は一瞬で吹き飛び、車内にはぴりりとした戦慄が走ります。
(といっても、車内で必死に驚き、怯えていたのは私だけでしたが…笑)
1区へ戻る道中、私は図らずも、この旅最大の「事件簿」を目撃することになるのです。 -
しかし、おかしなことにサイレンの音ひとつ聞こえず、周囲の人々も慌てている様子はありません。
恐る恐る、煙の出ている建物に近づいてみると…なんとそこは、猛烈に賑わっているコムタム(砕き米のご飯)の人気店でした。
道路の右にも左にもテーブルがびっしりと並び、それでも収まりきらないほどの行列。
さらに、テイクアウトを待つバイクの群れが加わっています。
「これは火事と見まがうほどの煙になるわけだ」と、ようやく合点がいきました。ふと見上げれば、ビルの壁は長年の煙で真っ黒。
もはや煤さえも、繁盛店の勲章のようです。 -
場所はDoan Van BoとHoang Dieuが交わる交差点。
空にモクモクと立ち昇る煙を目指せば、迷うことなく辿り着けるはずです。
(※ただし夕方からの営業なので、朝や昼に来ても誰もいないのでご注意を!)
さて、今回は久々に4区で貝料理を堪能。
個人的には、小さな店がひしめき合っていた昔の雰囲気が恋しくもありますが、それでも4区の貝屋街が放つ熱気は相変わらず健在です。
次にこのエリアを訪れる時は、伝統の貝料理に拘らず、自分の直感を信じて新しい一軒に飛び込んでみようと思います。
皆さんもぜひ、橋を渡って一歩先にある4区のディープな魅力を味わいに行ってみてください!
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