2025/10/08 - 2025/10/16
18位(同エリア244件中)
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ST&Gさん
ホーチミンで友人と合流し、メコンデルタの街・ベンチェーを訪ねました。
道中のミトーでは、市内でも指折りの名店で名物フーティウ・ミトーを堪能。
フーティウ独特の食感と、贅沢に盛り付けられた大きな肉の塊が、移動の疲れを癒してくれました。
ベンチェー到着後は、活気あふれる新設のダウモイ市場と、情緒豊かなベンチェー市場をハシゴ。
宿泊先は、立地抜群の最新ホテルダイヤモンド・スターズ・ベンチェー。
利便性を享受する一方で、川沿いの商店が減少するなど、コロナ禍を経て変わりゆく街の勢力図も肌で感じることができました。
本記事では、メコンデルタの現在の姿をレポートするとともに、旅の必需品である「物理SIM」と「eSIM」の現地通信比較についてもお届けします。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- レンタカー
-
ホーチミンで久しぶりに会う友人と合流し、ドライバー付きのレンタカーでメコンデルタの街・ベンチェーへと向かいます。
以前参加したツアーでは、ミトーからそのままトイソン島に渡りましたが、今回はプライベートな旅。
まずはミトーで昼食を楽しみ、更に南のベンチェーまで移動して、翌日トイソン島を訪れるという、ゆったりとした行程を組んだ私たちです。
車は高速道路を目指し、1区を走行中。
ベトナムらしい風景といえば、あちらこちらに見られるロータリー。
このトンダックタン通りのロータリーでは、名将チャンフンダオの像が街を見守るように立っています。
これから始まるメコンデルタの旅に期待を膨らませながら、先を急ぐことにしましょう。チャン フン ダオ 像 (陳興道 像) モニュメント・記念碑
-
この時は、Vo Van Kiet通りを走行中。
目の前に見えてきたOng Lanh橋を渡ると、美味しい貝料理の店がひしめき合う4区に入ります。
過去の旅行記でも紹介しましたが、今回もまた貝屋街の様子は別の記事で取り上げる予定。
過去の旅行記:
【ベトナムB級グルメ】何故みなココに来るのか?! 貝、時々、狂乱… ホーチミン4区貝ストリートの熱い夜
https://4travel.jp/travelogue/11410370 -
車窓から見えたのは、マリーナベイサンズを彷彿とさせるモダンな高層ビル。
圧倒されるような外観を眺める一方で、ふと「この建物はどう支えられているのか?」という疑問が頭をよぎります。
不動産バブルに沸くホーチミン。
次から次へと巨大なビルが建設されていますが、現場で目にするのは筋交いのない剥き出しの骨組みや、心もとない足場ばかり。
洗練された完成予想図からは全く見えてこない、現場での伝統的な工法。
そのギャップには一抹の不安を覚えますが、地震のない国だからこそ許されるのでしょう。
しかし、地震大国から来た旅人(私たち)には、その光景がかなりスリリングに映ります。 -
ミトーに到着。
今日のランチは、この街で『3本の指に入る』と評判の有名店QUAN HU TIEU 44でいただきます。
メコン川ツアーで訪れる永長寺や船着き場からも近く、アクセスの良い立地。
そうは言っても、ツアー参加者は事前にガイドさんに申し出ないと離脱することが出来ないのですが、もし興味があるなら、是非Grabを飛ばして行ってみてください。
注文するのは、名物のフーティウ・ミトー。
地元で一目置かれる一杯がどんな味わいなのか、期待に胸を膨らませて店内へ入ることにしましょう。 -
こちらが、QUAN HU TIEU 44のフーティウ・ミトー。
まず目を引くのが、器の中にどっしりと入った大きな肉の塊です。
今回は友人にオーダーを任せたのですが、運ばれてきたのは骨付き肉からモツまで贅沢に盛り付けられた「全部載せ」。
なかなかのボリューム感ですが、見ただけで美味しそうだというのが分かります。 -
こちらがフーティウの麺。
見た目は春雨のようですが、細くてもしっかりとした歯応えが楽しめます。
リピート間違いなしの美味しさでしたが、まだ3本指の名店の1軒を攻略したに過ぎません。
これがホーチミン市内にあれば間違いなく通い詰めるのですが、流石にミトーはフラッと立ち寄るには距離があります。
残り2軒の名店に思いを馳せつつ、まずはこの一杯を堪能することにしましょう。 -
ミトーでの食事を終え、再び出発。
車窓から見えたのは、雄大なメコン川。
そしてこの橋を渡れば、メコン川クルーズでお馴染みのトイソン島です。 -
辺り一面に茂っているのは、その殆どがココナッツの木。
良く見ると、実は二種類の木が混ざっています。
空に向かって幹を伸ばしているのがお馴染みのココナッツの木。
一方で、水辺から直接葉を広げ、幹が見当たらないのがウォーターココナッツ(水椰子)。 -
メコン川クルーズ定番のココナッツキャンディ工場の訪問もなかなか楽しいのですが、もし道中でウォーターココナッツの果肉(写真)を見かけたら、是非チャレンジしてください。
真珠のような光沢を放つこの果肉は、独特のプルンとした食感が面白く、控えめな甘さが後を引く美味しさです。
このエリアを離れるとなかなかお目にかかれないため、希少性も含めておススメします。 -
川に目を向けると、幾つかの建物が浮かんでいますが、友人の話では、川の中に設けた生け簀で魚を育てている養殖場だとか。
その風景は、メコンデルタを象徴するかのような景色です。 -
今回はトイソン島には寄らず、直接ココナッツの聖地ベンチェーに入りました。
至る所にあるDUA(ココナッツ)の文字。
巨大な土産物店がずらりと並び、この街の並々ならぬ意気込みが伝わってきます。
大型バスも、何台停まっていたことか…。
道路を走っていたVIPのバスも、今まさにこの店に入ろうとしているところでした。 -
車は更に先へと進み、ベンチェーの中心部に差し掛かりました。
ここで旅の備忘録。
今回私は、現地の通信手段としてVinaphone(ビナフォン)の電話番号付きeSIMを選択。
インターネットに繋がっていないと利用できないGrabや地図を確認したい時など、円滑な現地通信を確保するのは旅に欠かせない必須要素です。
【Grabのアプリ登録】
・Grabの乗客用アプリをダウンロード(ドライバー用もあります)
・New to Grab?Sign Up!をタップ(選択)して登録
・SMS認証が必要 ※電話番号のSMSに6桁の数字が送られてくる
という手順になります。
初期登録だけは、GoogleやFacebookでもできますが、実際にGrabを利用する際にはSMS認証が必要となるので、これからベトナムのSIMを購入しようと考えているのであれば、データ通信だけでなく現地の電話番号付きのものがおススメ。
(登録は日本の電話番号でも出来ます。)
もしスマホに問題があったり、SIMカードがデータ通信だけだとこのSMSが受信できません。
実際のGrabアプリの利用方法や、ハプニングは別の旅行記で紹介していますので、そちらをご覧ください。 -
ベンチェーへ向かう道中、最大手の Viettel (ベトテル) の看板を何度も目にしましたが、今回は残念ながら電話番号付きの eSIM を見つけることができず、Vinaphoneを選択しました。
結論から言えば、この選択は全く問題なし。
これから紹介するドンナイ省では、友人のスマホ(物理 SIM)が圏外になる中、私の回線はしっかりと繋がっていました。
今のベトナムにおいてGrabのような配車アプリは、もはや必需品と言っても過言ではありません。
もしこれからベトナムのSIMを買おうと考えているのであれば、現地電話番号付きは有用な選択肢となるでしょう。 -
ヴィンロンの街角で見かける装飾は、まさにこの街の「今」を象徴しています。
2025年の行政区画再編により、ヴィンロン省、ベンチェー省、チャヴィン省が合併して誕生した新たなヴィンロン省。
かつてのベンチェー省がヴィンロン省へと呼称を変えることに、何となく違和感がありますが、記念すべき第1回大会という事で、気持ちも新たにヴィンロン省としてのスタートを切ったのでしょう。 -
ベトナムの街を走っていると、至る所で立派なロータリーに出会いますが、その中心には英雄の像やモダンなモニュメントが据えられ、まさに街の顔として旅人を迎えてくれます。
-
時には電柱が一本立つだけのシュールな場所もありますが、どんな時でも足元の花壇だけは美しく整えられているのがベトナム流。
ロータリーと言えば、円に沿って車両が周る光景をイメージしますが、中には複雑に入り組んだものもあり、まるで出口のない迷路のような場所もあります。
そこへ四方八方から車両が流れ込み、わずかな隙間を見つけては滑り込んでいく様子は、まさに職人芸。
暗黙の了解で動くこのカオスな渦に、自ら飛び込みたいとは思わないので、そこはプロの神業にすべてを委ね、私たちは車窓からそのスリルを楽しむことにします。 -
Ho Truc Giang 公園。
この外周に Chuoi Sap Nuongの屋台があると聞いていたのですが、残念ながらこの日は出ていませんでした。
到着が遅すぎたのか、それとも定休日だったのか…。
スライスして焼いたバナナにココナッツミルクをたっぷりかけて食べるスイーツはお預けです。
とはいえ、ここはスイーツ大国ベトナム。
出会えなかった一品に固執するより、次の目的地へ移動します。 -
ベンチェーの川面に浮かぶのは、船上レストランの Nha hang noi TTC Ben Tre。
ここでは、ダナンの龍のような派手な火炎放射を期待してはいけません。
この龍が吐き出すのは水。
ところが夜になると、目から怪しく光る青いビームを放ち始めます。
そのシュールな演出が必要かは謎ですが、客寄せとしては無いよりマシかもしれません。
ドレスコードはなし。 -
ベンチェー川沿いに新しく誕生したCho Dau Moi(ダウモイ市場)。
たまたまベンチェーの情報収集をしている時に見つけた市場ですが、驚いたのは、この近くで仕事をすることもある友人が、この市場の存在を知らなかったことです。
彼にとっては、まさにノーマークのスポット。
もっとも彼は仕事で訪れているだけで、ホーチミンに住むビジネスマンが市場に用事があるとは考えにくいものです。
興味がわかないのも、至極当然のことと言えるでしょう。 -
路上カフェのコーヒー片手に、いよいよ市場の散策開始です。
まず目に飛び込んできたのは、見事にカスタマイズされた過積載仕様のバイク。
今はまだ準備運動の段階のようですが、この後どれだけ積むつもりなのかと、つい期待で目が釘付けになります。
これぞベトナムあるあるの光景ですが、限界に挑む彼らの逞しさを感じずにはいられません。 -
「ねえ、あの子…さっきからこっちを見てない?」
「あの子って、どの子?」
友人が指差す先を辿ってみると、そこには吊るされた動物の頭がありました。
よくよく見れば、ぱっちりと開いた瞳が、迷いなくこちらを射抜いているではありませんか。
ホーチミンの街中で、セクシーなおね~さまと不意に目が合えば、お互いに「おっと!」と即座に目を逸らすのがマナーというものですが、まさか市場の軒先でこれほどまでに熱烈に見つめられるとは…。
相手がセクシーなおね~さまなら期待に胸を膨らませる殿方も多いと思いますが、こちらはまな板の上の(正確には吊るされた)主。
そのあまりの目力の強さに完敗です。
そっと目を逸らし、敗北を認めて次の店へと足を進めることにしましょう。 -
このCho Dau Moiは、大型トラックも余裕で出入りできるほどの広さ。
ずらりと並ぶ商品の数々や、その豪快な積み方を見ていると、やはりここはプロの業者さんを主な対象としている市場のようです。
勿論一般の買い物客もいますが、家庭用なら、より生活に密着した Cho Ben Tre(昔からあるベンチェー市場)の方が生鮮から雑貨まで品揃えは豊富。 -
ベンチェー川。
先ほどのダウモイ市場も、次に向かうベンチェー市場も、共にこの川沿いに位置しています。
古くから水運が物流を担ってきたこの街にとって、川はまさに生命線。
水辺に寄り添うようにして市場が栄え、活気が生まれる…。
そんなベンチェーらしい街の成り立ちを感じながら、次の目的地へと歩みを進めます。 -
こちらはベンチェー市場周辺にあるお店。
並んでいるブドウは、どのお店もワックスで磨き上げたのではないかと疑いたくなるほど、怪しいまでにピッカピカ。
食べたい気持ちはやまやまですが、この不自然なまでの輝きを前にすると、さすがに手が止まってしまいます。 -
今度は雑貨屋さん。
ここで友人が手に入れたのは、目を引く鬼滅カラーのプラカゴでした。
早速路上カフェで購入したコーヒー(の粉)を放り込んでいましたが、このカゴ…実はただ者ではありません。
持ち手が二重で頑丈なのは勿論ですが、サイドにも持ち手がある親切設計です。
お値段は9万ドン(約520円)。
以前より少し値上がりしたようですが、私がホーチミンの土産物店で(倍以上の値段で)買ったものより、遥かにしっかりした作り。
それもそのはず、現地のプロたちの使い方は想像を絶します。
肉や魚は序の口で、時には生きた鶏やアヒル、果ては砂や砂利まで詰め込まれることも…。
そんな過酷な現場を支えるプラカゴにとって、コーヒーの粉数キロを運ぶなんて朝飯前なのです。 -
今度は市場に入ってみましょう。
その入り口で、一匹の犬と目が合いました。
「君、可愛いね!」と愛想を振りまいてみても、彼は動じることなく、こちらを品定めするかのような冷ややかな視線を送るだけ。
どうやら私の魅力は、現地の犬の審査基準には達していなかったようです。
すると今度は、見知らぬ女性がこちらに近づいてきました。
手にしているのは、宝くじの束。
親切そうに市場の案内(?!)を始めてくれましたが、ベトナムには「受けた恩に報いる」という、実に分かりやすくシビアな暗黙のルールが存在します。
うっかりその案内に耳を傾けてしまうと、お礼代わりに当選確率の怪しい夢(宝くじ)を買い取る羽目になるので、これは御免こうむりたいところ。
そもそも通訳担当の友人を除けば、彼女の言葉はただの BGM です。
どれだけしつこく付きまとわれようと、ここは妥協の余地なし。
犬との哲学的な対話に没頭しているフリをして、スルーを決め込むことにしました。 -
ベトナムで良く見掛ける赤茶色の塊は、小エビを発酵させたベトナムの食卓に欠かせない調味料です。
その強烈なニオイは、慣れない人にとっては衝撃的かもしれませんが、一度ハマると抜け出せない魅力があると言われています。
しかし私は、味見した瞬間、即引き返してしまいますが…。 -
ここからはお待ちかねの麺コーナー。
今回ベンチェー市場の散策で、どうしても見たかったのがこの光景でした。
右の店を覗くと、手前左から乾麺のフーティウ、ツヤツヤした生麺のブン、そして一番右には太麺のバンカンが並んでいます。
更にフーティウの背後には、鮮やかな黄色いミー(中華麺/たまご麺という人もいる)もある充実ぶり。
驚いたのは、この店に並んでいたミーが生麺だったこと。
珍しいと思いましたが、ふと周りを見渡せば、他の店にも生麺のミーが当たり前のように並んでいます。
どうやらベンチェーでは、生麺のミーは驚くべきことではないようです。 -
この写真では少し分かりづらいかもしれませんが、一番右はガーゼのように繊細に編み込まれたバンホイという麺。
市場を埋め尽くす麺の数々を眺めていると、ベトナムの麺文化がいかに多様で、そのバリエーションが底知れないものであるかを実感します。
ベトナムの麺料理といえば、初めて訪れる人が真っ先に思い浮かべるのはフォーだと思いますが、北部の主流はフォーでも、南部ではフーティウやブン、バンカン などを食べている人が多いように感じます。
これほど豊かな選択肢があるのですから、ベトナムの麺料理は実は奥が深いということに気付くはずです。 -
こちらはココナッツの茎の部分。
友人の説明では、タケノコの親戚みたいなものだそうですが、私の頭の中ではどうにも結びつきません。
ココナッツと聞けば真っ先にあの甘い香りをイメージしますが、一方のタケノコといえば、春の山や和の食卓を彩る存在。
シャキシャキとした食感だけが似ているのか、それとも意外にも味まで似ているのか…。
残念ながらその正体を舌で確かめる機会は、まだ訪れていません。 -
上に吊るしてあるのはチャア。
バインミーの具材としてもお馴染みのすり身ですが、もし魚のすり身であればチャーカー。
しかし、中身が肉(ベトナム風ソーセージのようなもの)の可能性もあるため、魚の「カー」は付けずに、ただのチャアと言う方が正解だとか…。
ちなみに友人の発音は、「チャー」とフラットな感じではなく、最後の「ア」を少し強調して、語尾を上げる感じで発音していました。
この食材…実は奥が深すぎて、ベトナム人でさえ全てを把握していないのではないかと言われるほどバリエーションが豊富。
そんな底知れない食文化の一端に触れるのも、市場歩きの面白さです。 -
「これが美味しんですよ」と紹介された蕾をつけた野菜。
実家の庭で見慣れたニラにそっくりです。
サイズこそこちらの方が立派ですが、恐らく同じものでしょう。 -
ボウルの中に入っているのはレンコンの茎。
シャキシャキとした食感なので、良くサラダ(ゴイ)や酢漬で食卓に並ぶようです。 -
かつては常温で魚が並んでいるのが当たり前だったベトナムですが、最近はエアポンプで酸素を送ったり、氷をたっぷりと敷き詰める店もかなり増えてきました。
以前と比べれば、鮮度は随分と保たれるようになってきたのかな…と感じます。
早朝は、売り子の威勢に負けないくらい魚介類の活きも良い。
時折、桶から飛び出してバイクに轢かれそうになりながらも、必死に通路を跳ねている「脱走エビ」や「脱走魚」に遭遇することもあります。 -
そんな市場ですが、イカだけはどの店に行ってもなぜか白いのが印象的。
本来、イカの鮮度は透明感に宿るものですが、日本でさえもその状態を保つのが非常に難しいと言われている食材。
ベトナムの市場の環境を考えれば、店頭でその白さが際立っていても不思議ではありません。 -
別の店に目をやれば、今度はドジョウ。
日本のものよりも、かなり大きなサイズです。
さらに視線を移すと、そこには生きたカエルの姿もありました。
数匹まとめて縛られているため、一匹がどれほど必死に抗っても、仲間の重みに阻まれて身動きが取れません。 -
逞しく、時にカオスな一面も見せるベトナムの市場。
そういう場所に惹かれる私ですが、どうしてもこの一角だけは、生存本能がUターン、もしくは「息を止めながら足早に通り過ぎろ」と命じます。
それが、この塩辛コーナー。 -
乾燥エビも発酵タケノコも、かなりの匂いを放っている食材ですが、先ほどの塩辛コーナーに比べればまだ耐えられるレベル。
こちらは深呼吸さえしなければ、何とかやり過ごせます。
しかし、友人の話ではこの乾燥エビが非常に美味しいとか。
時々、つまみ用に購入しているようです。
このような場所では、良く試食させてもらえるので、良かったら食べてみてください。 -
肉コーナーでは、お兄さんが手際よく豚足の処理中でした。
カメラを向けると、作業の手を止めて満面の笑みで応えてくれるサービス精神。
もしキッチン付きの宿に滞在していたら、その笑みのお礼に豚の三枚肉200gくらい買っていたかもしれませんが、生憎今回はホテル滞在。
新鮮な肉を前にどうすることも出来ず、泣く泣く断念しました。
お兄さん、最高の笑顔を有難う! -
今度はバナナ。
日本で見かけるものより小ぶりなサイズなので、2~3本は軽く食べられるのが魅力。
色が黄色くなり、皮が薄くなってきた頃が食べ頃です。 -
市場散策で私たちが手にしていたのは、Viet Ucホテル前にある路上カフェのコーヒー。
友人たちは「おばちゃん」と言うのですが、肌のハリを拝見するに、間違いなく私たちより年下です(笑)。
気心の知れた友人たちがよく利用しているお店だからこそ、親しみを込めてそう呼べるのでしょう。
普段はクールな女性のようですが、なぜか私にはこの笑顔。
男性と女性で、対応が違うのかもしれません。
この路上カフェは、コンデンスミルク入りの甘いアイスコーヒーを頼んでも、単に甘いだけでなく、ベトナムコーヒーらしいしっかりとしたコクと苦味が感じられて美味。
甘いのが苦手な方は是非ブラックで試していただきたいのですが、そこはベトナムコーヒー。
氷をたっぷりと入れ、アイスで頂くのが断然お勧めです。 -
先程のお店で購入した、御土産用のベトナムコーヒー。
私たちは注文する量が多い(1袋1kgの粉)ため、前日に予約しておきました。
受け取りに行くと、いつも丈夫なエコバッグに入れてくれるのですが、これがなかなか丈夫。
自分用のエコバッグとして活用したり、時には友人にプレゼントしたりすることもあります。 -
今回は、日本語とベトナム語が混ざったユニークなラーメン柄のバッグでした。
ちなみに、このコーヒーの値段は1kgで15万ドン(およそ900円)。
「いつものコーヒーで良いのでしょう?」と声を掛けられたところを見ると、どうやら種類は一つではないようです。
甘いタイプと甘くないタイプがあるのは知っていますが、他にどのような種類があるのか確認したことがないので、その辺りは直接お姉さんに聞いてください。 -
来店時に、路上カフェのお姉さんが新車を披露してくれたのですが、実は今回ベトナムで「怖い」と感じたのが、このフル電動自転車です。
ベトナムでは免許不要で乗れるため、子供たちもかなりのスピードで駆け抜けていく姿をよく目にします。
エンジン音がしないので、背後から音もなく迫ってくるその走りは、歩行者としてはかなり恐怖。
お姉さんの新車を祝福しつつも、「安全運転で!」と願わずにはいられない、ベトナムの最新交通事情の一コマでした。 -
路上カフェの前にある道を渡り、今度は中秋節のお菓子Banh Trung Thu(バンチュントゥー/月餅)を買いに行ってみましょう。
暦の上では既に中秋節を過ぎていますが、仮設店舗のようなこちらはまだ営業中。
こうした季節の名残をゆったり楽しめるのも、ベトナムならではの良さです。
通りには数軒の店が軒を連ねていますが、見比べてみると何処も取り扱っている商品は殆ど同じ。
隣の店が繁盛すれば、皆がこぞって同じ商売を始める…。
これはベトナムでは良くあることです。 -
このようなローカルな場所では英語が通じないことも多く、今回も翻訳アプリすら歯が立たないほどの苦戦を強いられましたが、何とか手にしたのがこのBanh Trung Thuです。
店頭に並んでいるBanh Trung Thuは、サイズも味もバリエーション豊富ですが、今回の条件は「小さめで卵入り」。
それを伝えた途端、店員のお姉さんのスイッチが入りました。
そこからはベトナム語の弾丸トーク炸裂。
ヒートアップした彼女は、なぜか商品をパンパンと叩きながら猛アピールを始めます。
「ちょっと講談師じゃないんだから、商品が潰れちゃうわよ!」…と心の中で叫んでも、お姉さんの熱弁は止まりません。
マシンガントークとのやり取りに疲れ果てた私は、戦利品を抱えて逃げるようにホテルへ引き返しました。 -
お姉さんに叩かれ、中身が無事か危ぶまれた Banh Trung Thu。
恐る恐る割ってみたところ、中から無事に卵が顔を出しました。
そういえば、後ほど紹介するダイヤモンドスターズ のウェルカムドリンク(独特な香りのパンダンリーフ茶)は一口で白旗を上げましたが、これなら案外いけるものです。
とは言え、やっぱりBanh Trung Thu。
「案外いける」と思っても、やはり中華菓子の月餅とは違うので、半分食べたところで本日のノルマは終了しました。
その翌日、残りの半分を食べようと袋から取り出したものの、脳が★拒否★を検知。
無意識のうちにBanh Trung Thuを袋に戻しましたが、自分の身体の正直すぎる反応に、思わず苦笑いするしかありません。
やはりこの卵が問題かも…。
卵入りを買ったのに何を言っているのかと指摘されそうですが、中秋節ですから、月(卵)がないと始まりません(笑)。
もう一度違う味に挑戦してみようかなという気持ちはあるのですが、恐らくまた中から現れる月に撃沈しそうです。 -
夕食は、Hung Vuong Hotel併設のレストラン「Nha Hang Khach San Hung Vuong」。
ベトナム語でニャーハンは「レストラン」、カックサンは「ホテル」を指します。
さて、ベトナムの食事で覚えておきたいのが、有料のおしぼり(khan lanh)の存在です。
日本とは違い、使った分だけ代金が発生する仕組みで、1枚あたり2,000~3,000ドン(約10~20円)ほど。
お店によってはテーブルに山積みになっていたり、足りなければ追加できますが、これも立派な商品の一つ。
使わなければ、加算されません。 -
反対サイドでは、おじちゃまグループが賑やかに飲食を楽しんでいましたが、ベトナムではこうした年配男性の飲み会に、女性が混ざることはまずないようです。
逆にマダムたちの集まりに、男性が加わることもないとか…。
若者たちは男女お構いなしに飲んだり食べたりしていますが、そこには「既婚・未婚」という境界線があるのでしょうか。
バイクの横並びカップル事情に続き、この男女別社交界の話も、私にとっては驚きの連続。
国が違えばお酒の席の作法や、人と人との距離感もこれ程までに違うものなのですね。 -
ビールはサイゴンスペシャル。
ベトナムに来たのですから、これを飲む時は郷に従ってジョッキにたっぷりと氷を入れていただきましょう。 -
ビールの相棒は、おつまみのピーナッツ。
それ以外にも、お店のスタッフが「つまみ」になりそうな物を運んできますが、ここでもベトナム・ルールの存在を忘れてはいけません。
手をつけた瞬間に、料金が加算される仕組み。
決してお店からのサービスではありません。 -
相変わらずたくさんの調味料が運ばれてきますが、小皿に入っている黒い液体はNuoc tuong(ヌックトゥン)というベトナムの醤油です。
後ほど紹介するおこげ料理に付けて食べると、手が止まらない美味しさ。
私たちがお正月に食べるお餅に付けても、間違いなく合いそうです。
写真中央上にあるのは、豚足の唐揚げ。
ヌックマムでしっかり味付けされているので、そのままで食べられます。
これはもう、不味いわけがない! -
日本人にも人気がある空芯菜。
今回はニンニク炒めの「Rau muong xao toi」を注文しました。
ベトナム語の名称を分解すると、以下のようになります。
rau:野菜を意味する言葉
rau muong:空芯菜
xao:炒める
toi:ニンニク
文字通り、素材と調理法がそのまま名前になったシンプルで美味しい料理です。 -
形はバインセオのようにも見えますが、砕き米のように細かくしたもち米を円状に広げ、多めの油で揚げ焼きし、それを半分に折ったもの。
非常に香ばしい「おこげ」に近い食感で、そのまま味わうのも良いですが、少し甘めのヌックトゥンと合わせるのもおススメです。
今回も気合を入れて食べに行ったのですが、相変わらずボリュームが凄くて完食出来なかったのが残念。 -
今回のオーダー内容
・Gio heo muoi chien gion:225,000ドン(豚足唐揚げ)
・Rau muong xao toi:55,000ドン(空芯菜ニンニク炒め)
・Lu du 1 nang:145,000ドン(魚一夜干し焼き。イシモチの仲間かな?)
・Com chay:50,000ドン(もち米のおこげ)
・Khan thom:9,000ドン(おしぼり 3,000×3枚)
・Dau phong rang:10,000ドン(おつまみのピーナッツ)
・Soda (Lon):44,000ドン(炭酸 22,000×2瓶)※持参したウイスキー用
・Sai Gon Special:85,000ドン(ビール 17,000×5本)
合計623,000ドン(約3,700円)。
1人あたりに換算すると、約1,250円ほどという計算になります。
また、友人が現地在住のビジネスマンのために日本からウイスキーを持参したのですが、お店に持ち込んで飲んでも、何も言われませんでした。
こうしたおおらかな自由さは、本当にベトナムらしいですね(笑)。 -
食事の後は、散歩がてらナイトマーケットを覗いてみましょう。
友人の話では、コロナ禍前と比べると随分とお客さんやお店が減ってしまったのだとか…。
こちらは靴を売っているお店。
ホーチミン在住の友人は、以前ベトナムの靴に挑戦したことがあるそうですが、「靴はやっぱり日本が良いですよ」としみじみ語っていました。
実際に買って試してみたというそのチャレンジ精神に対し、私は心からの拍手を送りたいと思います。 -
この時期のチョムチョム(ランブータン)は少し甘みが足りないように感じましたが、今はちょうど収穫の端境期。
恐らく、どこで買っても似たような味なのでしょう。
試食の段階で買うかやめるかかなり迷ったのですが、結局購入することにしました。 -
こちらも先程と同じお店ですが、何とここでスネークフルーツを発見。
-
お店の方から試食用に「はい!」と差し出された瞬間、思わず後ずさりしてしまいました。
私の脳内には、既にこれの強烈な異臭がインプットされていたからです。
ここは勇敢な友人たちに試食をお願いしたのですが、彼らも私と息を合わせるかのように一斉に後ずさり。
そうなるのも無理はない…というフルーツです。
結局友人の一人が挑戦。
そして、彼が放った感想は意外にも「柿だね!」
まさかの結果に驚きを隠せませんでしたが、次にチャンスがあったとしても、私は迷わず別の美味しいフルーツを選びます。 -
夜のライトアップ。
LEDの色がゆっくりと移ろいゆく様子は、時間を忘れていつまでも眺めていられるほど綺麗です。
そして、暗闇に包まれた川面を進む船。
その光景には、なんとも言えない風情がありました。
コロナ禍前はこのようなライトアップはなかったので、もし事前にこれを知っていたら、ホテルの部屋選びもまた違ったものになっていたかもしれません。 -
グッモーニン!
ホテルの朝食をスキップして、活気あふれるストリートフードを探しに出掛けましょう。
しかし、先ほども記載したように、ここは英語が殆ど通じない市場エリア。
頼みの綱である通訳兼案内役の友人は、ホテルで食事。
期待に胸が膨らむ反面、若干の不安も頭をよぎります。 -
川沿いには既に色々なお店が並んでいますが、コロナ禍前と比べると、朝から営業しているお店もかなり減ってしまったとか…。
やはり、新しくできた市場の方へ、お店が流れたのかもしれません。
友人お勧めの美味しいフーティウの店は、コロナ禍の間に閉業してしまいました。
友人曰く、その麺料理を私に食べさせることができなかったのが一番残念…とのこと。
そんな話を聞くと、ますます食べてみたかったなと感じます。 -
ケースの中が良く見えないのですが、パッと見た感じでは、子どもたちにも人気のBanh Tieu(揚げパン)のようでした。
-
今回、色々なお店で見掛けて気になったのが写真の果物。
英語名はVelvet Tamarindで、ベトナム名は恐らくTrai Xay。
trai(チャイ)は果物を指す言葉としてよく耳にしますが、これは外の殻を割って中身を食べる珍味のようです。
しかし、私たちの中にこれを食べた経験者が一人もおらず、未知の味に挑む勇気もなかったので、今回は断念することにしました。 -
今度はマンカウ(釈迦頭/写真中央下) 。
後ろの方には、既に皮が黒くなっているものもありますが、すぐ食べるのであれば、見た目は多少悪くてもこちらの方が熟していて、甘みも数倍強く美味。
欲を言えば、もう少し黒くなった方がより美味しいかもしれません。
少し触って、柔らかさを感じたら食べ頃です。 -
今度は、ベンチェー川に架かる橋の下で営業を続けているお店を覗きに行ってみましょう。
-
美人のおね~さんの店で購入した、Banh da lon(バンヤーロン)。
サイズが選べたので、今回は小さめのものを購入しました。
隣に並んでいたカラフルなスイーツも気になって買おうとしたのですが、言葉が上手く伝わらず、なぜか似たようなスイーツを2種類手渡されてしまった私。
まぁ、これも「食の修業」だと思って我慢×我慢!
あまり細かいことは気にせず、美味しくいただくことにしましょう。 -
豚皮餅と訳されるバンヤーロンですが、実際に豚の皮が使われているわけではなく、重なり合った層の見た目が豚の皮に似ていることからそう呼ばれているベトナムスイーツ。
その食感は、名古屋名物のういろうに似ています。
ういろう好きの私にとって、このモチモチ感はまさにストライク。
パンダンリーフ(緑の部分)の風味もスイーツとして楽しむなら問題ないので、これは買いの一品でした。 -
問題は、もう一方のこちら。
緑色の部分は、先ほどのバンヤーロンと同じ?
少なくとも、私の味覚では兄弟姉妹のように感じられました。
ところが、その上に載っているクリーム色の物体が曲者。 -
豆のペーストか、それとも塩漬け卵の黄身なのか…。
私たちが食べ慣れている豆から作る餡の味でもなければ、鶏卵の黄身の味でもありません。
お店の方に「ココナッツミルクをかけて食べてね」と言われたものの、正直に言って、このクリーム色の物体だけは全く口に合わず…。
結局上の物体を全て取り除き、ういろうのような緑の部分だけをココナッツミルクに浸して食べることにしましたが、これなら文句なし!
クリーム色の物体が「ある」と「ない」では大違いです。 -
ベンチェー市場の方から、先ほどの橋の下をくぐった先にあるのが、ドライブスルー形式で賑わうバンミー屋さんのLO BANH MI TAN THANH。
そして、屋台のすぐ裏手はパンの製造工場。
ここは多種多様なパンが並ぶ所謂「パン屋さん」ではなく、バンミー専用のパン工場と呼ぶ方が正解でしょう。 -
そこで購入したのが、こちらのバンミー。
ホーチミンに続き、2日連続のバンミーとなりました。
店が違えば味も異なり、具材が変われば新しい発見がある。
ベトナムで食べるバンミーは、やはり格別の美味しさです。
実は前日の午後、お店の前を通りかかった際、既に屋台を片付け始めていたのですが、中にいたお姉さまが「作ってあげるよ!」とわざわざ声を掛けてくれました。そんな心遣いが嬉しい、とても温かいお店です。
価格は12,000ドン(約72円)ほどだったでしょうか。
以前より少し値上がりしたとはいえ、その安さには驚かされます。
どのお店で食べても最高だと太鼓判を押したくなるバンミー。
個人的には、具沢山でずっしりしたものより、ほどほどのボリュームのものがお勧めです。
これは好みの問題もありますが、兎にも角にもいろいろなお店のバンミーに挑戦してみてください。
多くの日本人が、バンミーの虜になっています。 -
バンミー屋さんから川の方へ数メートル歩くと、次に見えてきたのがこちらのお店です。
地図アプリには「デリカテッセン」と表示されますが、看板にある「DAU HU」という文字や、山積みにされた厚揚げを見れば、誰がどう見てもお豆腐屋さん。
どうやら「揚げ物などを扱う店」という括りで、そのように表示されるようです。 -
川沿いの道まで戻ってくると、そこには一人の少年の姿がありました。
将来が楽しみな、未来のデップチャイ(イケメン)との遭遇です。 -
彼のお父さんが買っていたのは、中華まんによく似た Banh Bao 。
旅仲間の間でも意見が分かれる食べ物ですが、日本の肉まんやあんまんの味を基準にしてしまうと、戸惑うかもしれません。
初めて挑戦する方は、自分好みの味を引き当てられるよう祈りながら購入してみてください。 -
ベトナム語でアヒルは Vit (ヴィット) 。
そんな目で見つめられると胸が締め付けられますが、観光客の私たちにはどうすることも出来ません。 -
Banh Baoの店から東へ4、5軒ほど歩くと、バナナのもち米包み焼きChuoi Boc Nep Nuongのお店に到着します。
地図アプリ上では「TAP HOA」という看板が出ている場所で、どうやらその後方にある雑貨屋さんが営んでいるようでした。
このスイーツは、バナナをもち米で包み、炭火で焼いたベトナムを代表するストリートフード。
今回は、熱々のものをテイクアウトしました。
こうしたローカルなお店での買い物は、
「これはいくらですか?」
「1個ください」
「ありがとう」
といった基本のフレーズさえ覚えておけば、意外と何とかなるものです。
また、路上の店では高額紙幣を出すと「お釣りがない」と断られることも珍しくありません。
実際にお釣りを持ち合わせていないことが多いので、10,000~50,000ドン程度の小額紙幣をあらかじめ用意しておくと、支払いが非常にスムーズです。 -
こちらが、バナナのもち米包み焼き。
イメージはおはぎに近く、中に入っているのは餡ではなくバナナ。
また、もち米の表面を炭火で焼くので、おこげ独特の香りと食感が楽しめます。 -
焼きたてホヤホヤの屋台スイーツ。
バナナの葉を取り除き、熱々のChuoi Boc Nep Nuongを半分に割ったのがこちらです。
焼くことでバナナはとろりと柔らかくなり、甘みも凝縮。
現地の方はよくココナッツミルクをかけて食べますが、そのまま食べても十分美味しいですよ。
これには思わず唸ってしまいましたが、ベトナムのストリートフードは、本当に侮れません。 -
メコンデルタの蜂蜜は御土産にお勧めですが、実はこの商品、所謂「時価」なのです。
私が訪れた時は200,000ドン(約1,200円)。
収穫時期の関係なのか、以前友人に買ってきてもらった時の価格(50,000~100,000ドン)と比べると、かなり値上がりしている印象。
写真に写っているボトルは「試食用」なので、半分くらいしか入っていませんが、実際の商品はちゃんと蓋のすぐ下までたっぷり詰まっていますから安心してください。
ボトルの周りに並んでいるのは、なんと本物の蜂の巣。
中には卵なのか、それとも蜂の幼虫なのか、よく分からない物が潜んでいます。
お店の方に「これはどうするの?」と聞いたら、「そのまま食べるんだよ」とのこと。
次は、勇気を出して買ってみようかしら…。 -
ホテルの目と鼻の先にあるチェー屋さん。
前日の午後もそこそこお客さんはいましたが、朝の混雑ぶりはかなりのもの。
朝からこのような店が混むというのも、ベトナムらしい光景です。 -
ピンボケした写真になってしまいましたが、ホテルの前にあったサガリバナ。
夜に咲き、朝には散ってしまう儚い花のはずが、何故かこの時間帯でも咲いています。
沖縄のサガリバナとは、種類が違うのかしら? -
今回の滞在は、ベンチェー市場のすぐ横に誕生したDIAMOND STARS BEN TRE HOTEL。
「5ツ星」とのことですが、都会の高級ホテルと比べると、価格帯やサービスの質、設備面などを見ても4ツ星が妥当なラインかもしれません。
もっとも、ここは長閑なベンチェー。
ホーチミンのような華美でゴージャスなホテルを求める場所でもありませんし、このくらいのバランスの方がむしろ心地良く感じられます。
そういえば時々、旅行情報やホテル紹介サイトでBen Treをベントレと表記しているのを見掛けますが、実際はベンチェー。
このホテルも、現地の響きを大切にするならば、ダイヤモンド スターズ ベンチェー ホテルです。現地では5ツ星・ベトナム全体では4ツ星ホテル by ST&Gさんダイヤモンド スターズ ベン トレ ホテル ホテル
-
チェックインの手続きを待つ間、ウェルカムドリンクとお菓子をいただきました。
カウンターに用意されている緑色の液体は、抹茶のようにも見えますがパンダンリーフのお茶。
ベトナムでは極めてポピュラーな飲み物ですが、飲んだ瞬間天国から地獄に落ちたような感覚です。
このパンダンリーフは、沖縄の街路樹でお馴染みの「タコノキ」と同じ仲間の植物。
料理やスイーツの香り付けに使われる分には良いのですが、お茶としてダイレクトに飲むと、正直なところ思わず「オエッ」となってしまう独特の風味。
個人的には、ベトナムの食堂でごく普通に出てくる、あの気取らないチャダー(冷たいお茶)の方が有難いなと思ってしまいました。 -
「ココナッツのお菓子は、まぁ大丈夫だろう」と封を開けたのですが、残念ながらこれも私の口に合わず、一口齧っただけでギブアップ。
しかし、隣にいた友人はバリバリと食べていたので、単に好みの問題だったようです。 -
こちらが客室フロア。
アジアンテイストでお洒落というだけでなく、ホーチミンの喧騒が嘘のように静かです。
客室は、できれば橋が見えるサイドがお勧め。
夜になると、美しくライトアップされた橋の様子を眺めることができます。
それが先ほど紹介したベンチェー川に架かる橋。
今回は反対側の部屋になりましたが、それでも眺めは十分に良く、満足できる滞在となりました。
ちなみにベンチェーでは、朝7時に「空襲警報」のようなサイレンが街中に鳴り響きます。
訪れた際は、ぜひ耳を澄ませてみてください。 -
私たちが滞在した部屋。
デスクもありますし、スーツケースをガバッと広げてもまだ余裕があるほどの広さです。 -
トイレとシャワールーム。
そして反対側には、ゆったりと浸かれるバスタブも完備。 -
そのバスタブがこちら。
旅の疲れをゆっくり癒やすのにもぴったりなのですが、そこは水事情に不安があるベトナム。
設備としては立派でも、いざお湯を溜めて浸かるとなると、どうしても二の足を踏んでしまうというのは、海外旅行、特に東南アジアの地方都市では「あるある」ですよね。 -
バスローブやスリッパ、ドライヤーなど、シティホテル並みの備品は一通り揃っています。
更に、客室には大きめの傘が用意されており、雨季の今の時期にはとてもありがたい配慮でした。
無料のコーヒーは、ベトナムで定番の3 in 1(コーヒー・ミルク・砂糖入り)。
有名な「チュングエンのG7」と似ていますが、こちらの「GUNAM」の方が、若干コーヒーの刺激がマイルドのような気がしました。
気のせいと言われればそれまでですが、私の胃にはこちらの方が優しく感じられるので、私はGUNAM派。 -
次は、客室からの眺めを紹介しましょう。
こちらは前日に撮影した写真。
ベンチェーの景色といえば、何と言っても見渡す限りの地平線ではないでしょうか。
これほどの開放感は、広大な北海道でもなかなかお目にかかれない光景だと思います。
そして今は雨季。
遠くから雨を降らせる雲が、こちらに向かってぐんぐんと近づいてくる様子がはっきりと見て取れます。 -
朝食の調達から戻った際に撮影した、朝のベンチェー。
この青空も、一体いつまで続くことやら…? -
川面に浮かんでいるのは、これでもかと言わんばかりの大量の水草。
しかし、船はそんなことお構いなしに猛然と進んで行きます。
「えええええっ?大丈夫???」
プロの技なのか、単なる強行突破なのか、スクリューが悲鳴を上げないことを祈るばかりです。 -
土砂を運ぶ船。
1隻目の前方を撮影したもの。 -
先程の船の後方を撮影。
水面ギリギリまで重そうに土砂を積み込んでいます。 -
1隻目があれだけギリギリなら、2隻目だって負けてはいません。
こちらは、その2隻目の前方を写した写真。 -
2隻目後方のショット。
これは恐らく…いや絶対に…過積載!
このように、何事も「極限」までチャレンジしてしまうベトナムの人々。
安全対策のガイドラインが気になるところですが、沈没への恐怖よりも、一度にどれだけ運べるかという効率の方が優先されているようです。
しかし、こうしたツッコミどころ満載な部分が無くなってしまったら、ベトナムへ来る理由も半減してしまうのかもしれません。
このカオスな光景こそ、この国が今まさに建設ラッシュの真っ只中であることを、何よりも雄弁に物語っています。 -
「朝食はストリートフード」と決めてはいたものの、折角新しいホテルに滞在しているのですから、やはりチェックしに行かないわけにはいきません。
と言いつつ、既にお腹は満腹に近い状態。
ここは別腹を信じて、スイーツだけいただくことにしましょう。 -
画像奥に見えているのは、食欲をそそる麺料理やご飯もののエリア。
そして手前に、パンやシリアル、そして目当てのスイーツコーナーがあります。 -
ホテルの朝食といえば、やはり外せないのがフォーとオムレツの調理コーナー。
既にお腹はいっぱいのはずなのに、目の前でフォーの湯気が立ち上り、オムレツが手際よく焼き上がる様子を見せつけられると、ついふらふらと列に並びたくなってしまいます。 -
友人が美味しそうに啜っていたフォーですが、感想を聞くと「The 味の素」。
-
テーブルの上には、他にもMi Sao (焼きそば) やCom Chien (焼き飯)、オムレツ、ベーコンまで並びましたが、これらに関しては、可もなく不可もなくという評価。
結局私は、スイーツとフルーツに絞ることにしました。 -
私が食べたバナナ・タピオカ・小豆が入ったChe (チェー)。
字面だけ見れば完璧なのですが、主役のバナナは「未熟な青さ」を通り越し、発酵段階に達したかのような強烈なニオイと酸味を放っていました。
友人からは「ドリアンの間違いでは?」と言われましたが、名札には確かにバナナの文字。
煮過ぎて酸っぱくなってしまったのでしょうか。
ストリートフードが残してくれた美味しさの余韻が、一瞬で消えてしまうほどの破壊力。
(あー、食べなければ良かった!) -
ブンタウ名産のBanh bong lan trung muoiは、塩たまごミニケーキと訳されるスイーツ。
ベトナム人には絶大な人気を誇る甘くないパウンドケーキですが、日本人の間では辛口評価が目立つ一品です。
見た目は可愛らしいものの、ここは賢明に見送ることにします。 -
今度はBanh Su Kem。
私たちが知っている、あのシュークリームです。
繊細と言うよりは、素朴。
しかし、味の着地点は紛れもなくシュークリームでした。 -
私にとって不動のスイーツといえば、やはりバンフラン(プリン)。
味の地雷がどこに埋まっているか分からない中、この安定感だけは裏切りません。まさに、お代わり間違いなしの鉄板メニューです。
ホテルのスタッフはとてもフレンドリーで、客室の快適さも申し分ありません。
食事の評価こそ厳しめになりましたが、ベンチェーを訪れる際は、またここを拠点にしたいと思わせてくれる魅力がこのホテルにはありました。
次の旅行記は、チョコレート工場見学、そしてトイソン島でのランチの様子を紹介します。
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