わがままシニア夫婦と息子　憧れのスペイン家族旅行　メリダに行きたい　その4

2025/10/11 - 2025/10/18

その4
念願のサグラダファミリアへ
夕方予約時間より早めに16:00に入場
聖堂内ではただただ息をのむ素晴らしさに魅せられ我を忘れる。
勝手気ままに行動してしまい、気づいたときは３人バラバラに・・・
Lineで連絡とりあってオーディオガイド６番前で待ち合わせ
受難の塔にエレベーターで上るが、乗車人数制限のために予約時間はあってないようなもの。３０分くらい待ちました。塔から実際の工事現場を見学し、狭く、うす暗い螺旋階段を徒歩にて下りる。
ファサードの建築ゆっくり見て、この日クローズするまで聖堂に滞在
その後は20時からのライトアップ見るために生誕のファサード側のガウディ広場の夜景スポットに移動。夜のサグラダファミリアの周りをぐるりと回り、受難のファサードの夜景を眺めて、滞在時間は5時間　ツアーだとこうはいかないね。大満足！！

夕食は夫選択　El Nacional Barcelonaでパエリアを食べようと地下鉄L2に乗車。スペイン料理の高級フードコート　いろいろな店舗があるが、お目当ての店舗では40分待ちと言われて断念。
結局、地下鉄駅そばのピザ店で遅い夕食になる。

地下鉄L2とL5乗り継いでホテルに戻り、バスタブに浸かって即就寝
この日は移動距離は500km越え
25000歩（15km）歩いた。シニアには堪えたよ。

明日はセビリアに飛んで夫念願のMérida観光へと続きます

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: 中国東方航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: Agoda

カタルーニャ広場から憧れのサグラダファミリアへ　
今度は時間に余裕を持って行動

カタルーニャ広場でグーグルマップの公共交通機関を検索したら、徒歩6分Passeig de Gracia→L2 Sagrada Familia3駅5分→徒歩3分との表示　計14分

アナログシニア夫は地下鉄路線図見て、カタルーニャ広場からL1で1駅戻りウニベルシタットでL2 に乗り換え4駅でサグラダファミリアを提案

交通券は6回使用しているので、もう一度T-familiar8回券購入（今度は領収書きちんと出てきた）して古い物を2回と新しい物を1回タップして乗車　

夫の意見を採用したが、乗換駅で歩くこと歩くこと・・・ブツブツ　やっぱり、グーグル先生の言うとおりにすべきだったとシニア妻と息子

その不満は地上に出てすぐに解消・・・
ワオ～～すごーい！！
思っていたより大きい！！！！

サグラダファミリア　チケット　公式サイトから8/10に購入（2ヶ月前）
時間指定は15分ごと　夕方の内部拝観と受難の塔に登るチケットを選択
Sagrada Família: Basílica　13/10/2025 16:30
Towers: Tower on the Passion facade　13/10/2025 17:15
一般36ユーロ　シニア28ユーロ×2　計92ユーロ 16207円 レート176.16円

チケットはメールに送られてきて、スクショで管理
マップ掲載、事前に日本語のオーディオガイドもダウンロード可能。
各人のスマホにラインでチケットを送っておいた。
しかし、キリスト教の基礎知識がないし、シニアになると新しいこと頭に入ってこない。音声ガイドを事前に聞いてもよく分からず、息子がチャットGDPを使用して簡単にまとめてくれた。
といってもA4で28ページに及ぶ大作　バルセロナへ向かう新幹線内で予習するはずが寝てしまって・・
5月に博士ちゃんでバルセロナの特集やっていて、愛菜ちゃんの解説で見どころ抑えていたつもりだったが、まだまだ勉強不足でした。

16:00頃に生誕のファサード側の入り口に行き、スマホ画面提示し、パスポート見せてシニア割引年齢確認、荷物検査終えて入場　時間には特に厳しくはなかった。

森のような内部
教会を支える柱は4種類の石が使われ、天井近くに達するとそれらは枝を広げ、まるで木の葉が生い茂っている森のようです。

生前、建築は光を操ることと語っていたガウディが100年前に目指した自然の明るさに満ちた教会、上を見上げると木々の間から太陽の光が差し込み、それはまるで森の中にいるような錯覚に陥ります。

オーディオガイドの順番通りに回るはずが、オレンジ色に輝く聖堂内のステンドグラスに魅せられてしまってすぐ聖堂内部に入ってしまった。
受難のファサード側はオレンジとグリーンで構成されている
夕方になると西日を受け、燃えるようなオレンジ。教会内一面が光の洪水に包まれる。
息をのむくらい素敵・・・夢中でシャッターを切った。

こちらは東側　生誕のファサード側は青と緑がメインとなるステンドグラスを使い、バルセロナの海である地中海をイメージさせている

聖堂内は普通なら薄暗いはずなのに、大きなステンドグラスを通して日の光が入り込むため、自然の明るさが印象的です。

「すごいね」と家族に声を掛けても反応無し。気づくと他の2人がいない。
わがまま家族は勝手気ままに行動してしまい、気づいたときは３人バラバラに・・・
夫は近くにいたが、息子の姿が見えない。
Lineで連絡とりあってオーディオガイド６番前で待ち合わせ

息子曰く「順番に見るべきだろう。大事なところを見落としているよ」ということで息子に導かれて向かったのは・・

栄光のファサード・正面にある扉：将来的には聖堂の正面玄関となる予定
テーマは「復活したキリストと永遠の命」
ブロンズ製の重厚さと神聖さを兼ね備えている扉
中央には「主の祈り」がカタルーニャ語で刻まれている。
その周囲には世界各地の50の言語でこの祈りの一説「私たちの日ごとの糧を今日もお与えください」が刻まれている。

日本語も含まれています。

左上方　日本語「われらの父」の文字がみてとれますか？

天井飾り
ガウディの作品ではないが、麦とブドウで飾られた天蓋は生前のガウディ作品の1つであるマヨルカ島のカテドラルの天蓋飾りを元に、彼の死後に作られた物です。

受難の塔へ上る
予約時間の前に列に並び、リュックなどの大きな荷物はロッカーに預ける。
エレベーターで上まで上がって階段で下りてくる。
エレベーターは乗車人数制限あって　30分以上待った。


生誕の塔と迷ったけどバルセロナウオーカーの意見に従って受難の塔を選択
https://kamimura.com/?p=31924

完成後には決して見ることが出来ない建設の真っただ中の様子、特に塔を降りる階段の途中まじかに見ることが出来る

ブドウや麦やフルーツのオブジェも間近に見ること可能です。

鎮座する重さ2トンの金色に輝く昇天するキリスト像が間近に見られる

中央のイエスの塔を囲む　4つのシンボル福音史家の塔のうち
右はマタイmt（天使）　左はマルコmc（獅子）
拡大したら各人物を象徴する生き物の姿のオブジェが見て取れた。

螺旋階段で下ります。約400段の狭い階段を歩いて下る
私は先に下りましたが、上から「お～～いもっとゆっくり。白内障でよく見えない」との夫の声が・・
健康寿命の間に旅はすべきだと実感

聖堂の外にでてオーディオガイドの順に回る
①　サグラダファミリアの「未来の完成模型」
ここは建設中で｢贖罪教会」である。この建設は世代をまたいで継続されている。
②　バシリカ礼拝堂の起源
ガウディが「どのように物語を石で語ろうとしたか」を感じる

③生誕のファサード
マリアの受胎告知に始まり、イエスキリストが誕生し成長していくまでのエピソードが彫刻によって表わされている。

ファサードには左から順に
父ヨセフを象徴する「希望の門」
イエスを象徴する「愛徳の門」
母マリアを象徴する「信仰の門」の３つからなる。

中央の愛徳の門の頂部にそびえるのは、永遠のシンボル糸杉とそこにとまる大理石の鳩

④～⑥は聖堂の内部

ファサードの彫刻群を1つずつ見ていく
１エジプトへの逃避行　２幼児虐待　３聖母マリアの戴冠　４ラッパを吹く天使
５受胎告知　6奏楽の天使たち　7キリスト生誕　8羊飼いの礼拝　9聖母マリアの訪問　10働くキリスト　
それぞれに意味のある彫刻で見る者を圧倒する

愛徳の門の両側の柱を支えているカメは「変らざるもの」を象徴
海側に位置する聖ヨセフの柱には海カメ
山側に位置するマリアの柱を支えているのは陸カメ

緑色の装飾の入り口は日本人彫刻家外尾悦郎氏の作

⑦受難のファサード
福音の扉　イエスの生涯最後の2日間について「新約聖書」から8000字を抜粋している

ユダの接吻
裏切り者のユダが、隠れている兵士に誰がキリストかを伝えるシーン
後には悪魔のシンボルとされるヘビがユダの後ろでキリストを裏切るようそそのかしている。

16の数字が描かれたパネル　4つの数字を足すと縦・横・斜めいずれも３３
これはキリストが死亡した年齢

鞭打ちのキリスト

ペテロの否定
ペテロはキリストを知っていることを3回否定した。
それを3人の女性で表現した彫刻

この人を見よ
鞭打ち刑の後に、イリスと民衆の前にさらし者にされる場面

上キリストの埋葬
布に包まれたキリストを埋葬しようとする最後の場面

下3人のマリアとキレネのシモン
十字架を担ぎ上げようとするシモン　その側で泣く3人のマリア
（聖母マリア、クレオファスのマリア、マグダラのマリアの3人）

キリストの磔刑
十字架に磔にされているキリストとヨハネに慰められる聖母マリア、
ひざまずくマグダラのマリア

聖堂でまた見ていない所を再度訪れる。
回廊入り口アーチの土台にある2つの彫刻
博士ちゃんの放送で愛菜ちゃんが言っていた場面
「どん欲（強欲）と「暴力」が同じ場にある。
一方は「どん欲を象徴する女性に魚の尾の像が金を差し出す場面」
もう一方は「男性が怪物から爆弾を渡される場面＝暴力」
人間が陥りやすい「罪や試練」を視覚的に表現している。

ロザリオ（祈り）と聖母崇敬の場にこれらの「誘惑と罪」を示すのは意図的
マリアの助けがこうした誘惑や暴力に対する防波堤（救い）であることを教えている。

バラ（ローズ）の入り口で「誘惑」と「暴力」を見せるのは、「ここで祈れば守られるよ」という視覚的なメッセージだと考えることができる。

地下礼拝堂をガラス越しにのぞき込む
ガウディの墓があります。

拝観時間ラストまで滞在
クローズと職員にせかされて退場するも、最後にトイレを利用して、もうほとんど人影なし。

少しライトが漏れている窓がありますね。

生誕のファザードの前にあるガウディ広場に行き、
ベンチで休憩しながらライトアップを待ちます。

20時になると　合図とともに夜空に塔が浮かび上がりました。

池に回り込んで、水鏡になったサグラダファミリアを撮影
幻想的な姿に感激！！

受難のファサード側に回り込みました。

受難のファサードの彫刻群が浮かびあがる

左上部に聖母マリアの塔の頂上にベツレヘムの星が輝く
12使徒の塔のカラフルな頂華が4本見えます
福音史家の4本のうち2本の塔のシンボルが白く輝く
奥には建設中のイエスの塔

21時まで計5時間憧れのサグラダファミリアを堪能
聖堂内とファサードの建築物、福音史家の塔、聖母マリアの塔、12使徒の塔、受難の塔に上り、イエスの塔の建築現場を見て最後に夜景観賞
今しか出来ないことを体験できて感動の嵐！！！

ツアーじゃ絶対無理だよね。全部予定立てて手配したシニア妻と一生懸命ガイドブックを作った息子に感謝してね！！

夕食は夫選択　El Nacional Barcelonaでパエリアを食べようとサグラダファミリアからL2で出かけました。
スペイン料理の高級フードコート　いろいろな店舗があるが、お目当ての店舗では40分待ちと言われて断念。
結局、地下鉄駅そばのピザ店で遅い夕食になる。
パエリアと思っていたのに・・あまり美味しいとは思えない。
マルゲリータとお店お勧めのオアシスピザ2枚　飲み物3杯で37.55ユーロ

L2とL5乗り継いででホテルに戻る。これで交通チケットは残り1回となった。
バルセロサンツホテルに戻り、部屋のキーとスーツケース受け取り、エレベーターにはセキュリティーのためにキーをかざして←（これ大事です）乗り込む。

トリプルルームで
バスタブ付の部屋でした。一応4星だけど狭いです。
大型スーツケース3個広げるスペースが確保できない。

まずはゆっくり湯船につかってすぐにお休みなさい。

ベッドは3台並んでいます。疲れ切って息子は眠っています。
充実した1日でしたが、朝早くマドリード出発　新幹線でバルセロナ到着
1日観光　移動距離は500km超
本日の万歩計は約25000歩（15km）・・シニアには堪えたよ。

明日はセビリアに飛んで、いよいよシニア夫の待望Mérida観光です。