2025/07/01 - 2025/07/15
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funasanさん
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パリ(写真:セーヌ川)にもどってきました。長く続いたフランス周遊鉄道の旅もいよいよ終わりです。私達夫婦はパリが好きで、もう何度もパリに来ています。今回はパリ市内を想い出の追体験のように適当に歩きました。
そして、偶然出会った日本食レストラン・スーパー等の写真を多数撮ってきました。食品を中心に現在のパリの物価情報を詳しく報告します。為替は旅行当時(2025年7月)のレート(1ユーロ=170円)で日本円に換算してあります。
パリ観光については以下の私のホームページをご覧ください。本文中に「写真ナンバー」が挿入されていますので、ここをクリックすると対応する画像が出てきます。手っ取り早くこの写真を次々にクリックするだけでパリの雰囲気がお楽しみ頂けます。これからパリ観光を予定している人達のお役に立てれば幸いです。
『パリ滞在記(1)観光編』2009年7月
http://www.e-funahashi.jp/city/paris/index.html
『パリ滞在記(2)美術編』2009年7月
http://www.e-funahashi.jp/city/paris2/index.html
『パリ滞在記Ⅱ』2014年8月
http://www.e-funahashi.jp/city/paris3/index.htm
※新著出版しました。
『鉄道で駆け巡る シニア夢の旅路』(キンドル版)
ーミラノからハンブルクまで ヨーロッパ縦断18日間
前編:北イタリア5都市訪問ー
https://www.amazon.co.jp/dp/B0F3ZNY12Z/ref
私のホームページに著書紹介、旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/work/index.htm
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朝のパリ市街地(写真)は青空が広がり、自転車で通勤する人々や観光客が静かに行き交っています。歴史ある建物が整然と並び、バルコニーや大きな窓が特徴的です。私はこのパリの街並みが大好きです。
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朝の街角にある小さなカフェ(写真)です。歩道に並べられたテラス席では、朝食やコーヒーを楽しむ人々の姿が見られます。何もせず、ここでモーニングコーヒーとクロワッサンでも楽しみたいところです。
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ルーブル美術館(写真)までやってきました。何度来てもルーブル美術館の荘厳な外観に圧倒されます。
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ルーブル美術館の外壁沿いに設けられたテラスカフェ(写真)では、多くの人々がパリの陽光を浴びながら食事を楽しんでいます。白いパラソルが並び、クラシックな建物と調和した雰囲気です。
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「パレ・ロワイヤル」(写真)は、パリ1区に位置する歴史的建造物と庭園からなる複合施設で、ルーヴル美術館のすぐ北隣にあります。
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1628年、ルイ13世の宰相リシュリュー枢機卿が自邸「カルディナル宮殿」として建てたのが始まりで、彼の死後に王室に譲渡され、幼いルイ14世がここで過ごしたことから「王の宮殿(パレ・ロワイヤル)」(写真)と呼ばれるようになりました。
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パレ・ロワイヤルの中庭と庭園(写真)は一般に開放され、歴史的建築と現代アート作品が調和する静かな観光名所として人気です。
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庭園中央の噴水から水しぶきが上がり、その周囲を人々がゆったりと歩いています。青空と整った並木が噴水を囲み、まさにパリの庭園らしい開放感にあふれています。
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庭園の奥へと続く並木道(写真)も素晴らしいです。両側の木々がアーチのように頭上を覆い、木陰を作っています。強い日差しの中でもこの道だけは涼しく、散歩する人やベンチで休む人の姿が見られます。
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パレ・ロワイヤルからオペラ座方面に行こうと思って「プティ・シャン通り」を歩いていくと長い行列(写真)に出合いました。何の店なんだろう?と思って確認してびっくり仰天しました。
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「OMUSUBI GONBEI(おむすび権米衛)」(写真)です。現地でも非常に人気が高く、行列ができることもしばしばあるようです。提供されているおむすびの値段は1つ約3.5ユーロ(約600円)から5ユーロ(850円)程度。日本のおにぎり(約150円くらい)と比較すると4倍もする超高額おにぎりです。
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それでも、この長蛇の列(写真)です。1個600円もするおにぎりをフランス人?は行列までして買う、この現象が私には全く理解できません。そこで、手っ取り早くAIさん(Gemini)に「GONBEIのおにぎり人気」の理由を尋ねました。以下、回答の一部です(注:AIさんの回答は正しいとは限りません。ここでは一般的な傾向として軽く読み飛ばしてください)
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まずは、品質へのこだわり(日本のお米と製法)です。日本の契約農家から玄米を冷蔵コンテナで運び、パリで精米した新鮮な日本米を使用している点。これが「ふっくら、しっとり」とした美味しいおむすびの土台となっています。さらに、GONBEIでは、可能な限り「人手」にこだわり、ふんわりと握られたおむすびは、現地の工場で大量生産されるおにぎりとは一線を画す「本場の味」として評価されています。
写真はオペラ座近くにあるスーパーの「おにぎり」です。それでも1個3.5ユーロ(約600円)です。フランス各地のスーパー・コンビニで同じようなおにぎりが売っていますが値段は3.5ユーロ~です。 -
2番目に「海外における日本食ブームとニーズ」があります。寿司やラーメンに続き、日本食はヘルシーというイメージが定着しており、グルテンフリーやビーガン(一部商品)のニーズにも応えられるおむすびは、健康志向の現地の人々に受け入れられています。おにぎりはサンドイッチのように手軽に食べられ、持ち運びも便利で、手を汚さずに食べられる「日本のファーストフード」として、ランチ需要などを満たしています。
写真:オペラ座近くのスーパーの「寿司パック」
「サーモン寿司パック」12.90ユーロ(2193円) -
3番目にパリの食費水準と比較した際の「良心的な価格」にあります。パリでカフェなどの外食でランチをすると10ユーロ(約1,700円)以上かかることが一般的です。その点、権米衛のおむすびは一つ数ユーロ(約600円前後)で満足感のある食事となるため、パリの外食費水準の中では比較的安価で良心的だと認識されています。また、その大きさがコンビニのおにぎりよりずっと大きく、ボリュームがある点も評価されています。(私は確認していません)
写真:オペラ座近くのスーパーの「サラダボウル」
(左)「シーザーサラダ」7.50ユーロ(1,275円)
(右)「ツナサラダ」7.50ユーロ(1,275円) -
そして、4番目に「文化的な影響」があります。フランスでは日本のアニメや漫画を通じて、おにぎりが有名な食べ物として若者世代を中心に認知されているという文化的背景も人気を後押ししています。
写真:オペラ座近くのスーパーの弁当
「サーモン弁当」8.80ユーロ(1,496円) -
「OMUSUBI GONBEI」がある「プティ・シャン通り」には日本料理の店や日本食材を売っているスーパーなどが多く見られます。ここに日本料理店「とよとみ」(写真)がありました。店頭に掲示してあるメニューを写真に撮ってきましたので御覧ください。寿司はもとより、実に美味そうなメニューが並んでいて食欲が増します。
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メニューはすべて「セット」形式で提供されており、基本的に味噌汁とサラダ が共通で付いてくる構成です。
「寿司8貫」15,50ユーロ(2635円)
「寿司12貫」17,50ユーロ(2975円)
「刺身盛り合わせ(15切れ)+ご飯」16,80ユーロ(2856円)
「刺身盛り合わせ(20切れ)+ご飯」19,80ユーロ(3366円) -
「海鮮ちらし」13,80ユーロ(2346円)
「サーモンちらし」13,80ユーロ(2346円)
「サーモンアボカドまたはマグロアボカドのたたき丼」14,50ユーロ(2465円)
「うなぎの蒲焼き丼」17,50ユーロ(2975円) -
焼き魚と天ぷらのセットメニューです。
「鮭の照り焼き+ご飯」14,90ユーロ(2533円)
「鯖の照り焼き+ご飯」14,90ユーロ(2533円)
「エビフライ5尾、餃子6個+ご飯」17,80ユーロ(3026円) -
近くに日本食材を専門に扱うスーパー「京子」がありました。店内は日本の食材で溢れていて見て回るだけでも楽しいです。日本からの輸入品なので価格は高くてもしかたがないです。現地物価調査として突撃侵入してみました。
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日本のメーカーの納豆(写真)が冷凍ケースに陳列されています。一番安いもので3.05ユーロ(520円)。これは40g×3パック入りの納豆(「納豆極小粒」や「極小粒」の記載あり)1パックあたりの容量は日本の一般的な納豆と同じで、タレとからしが付いています。
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さて、日本でも高額になってしまった「お米」はどうでしょうか?最高値は「オーガニック(ORGANIC)2.5kg」の新潟産コシヒカが135.50ユーロ(23035円)です。5.0kgなら4.6万円!日本の農家にビジネスチャンス!一般的な「新潟産コシヒカリ5kg」は46.1ユーロ(7837円)です。
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パリで最高に美しい「オペラ通り」(写真)を歩きながら、時代の変化をしみじみ感じました。私が最初にパリに来たのはもう30年も昔(1995年頃)のことです。
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小学生の子供2人を連れてJTBのツアー「ドイツロマンティック街道とスイスアルプス&パリ滞在」に参加した時です。山が好きだった私はアルプスの名峰「モンブラン、アイガー」を観光して、もう旅は終わったと思いました。
写真:オペラ通り -
何も期待せず、スイスのジュネーブからTGVに乗って着いたのが「パリ・リヨン駅」でした。30年も前のことながら今でも鮮明に覚えています。リヨン駅の豪華絢爛で壮大な駅舎を!これが美術館・博物館ではなく「単なる駅か???」ショックでした。
写真:修復中のオペラ座 -
そして、ツアーバスに乗ってパリの中心部に移動すると、リヨン駅はパリのプロローグに過ぎず、その豪華な建築群は延々と「オペラ座」まで続きました。私はバスの車窓からそれらの都市景観を見て、感動、感動、感動の連続でした。
写真:オペラ座の側面 -
そして、私の心に革命が起こりました。若い時の私は登山好きの山男でした。大都会は好きでなかった自然派から一気にヨーロッパの都市が好きになったのです。妻も同様です。
写真:オペラ座前のインターコンチネンタルホテル -
当時の私(40代前半)は全く英語が喋れず個人で海外旅行する勇気も気力もありませんでした。そこで頻繁に出ていた添乗員付きの「ヨーロッパ周遊ツアー」に何度も参加しました。イタリア周遊、スペイン周遊、フランス周遊、イギリス周遊、中欧周遊(チェコ、オーストリア、ハンガリー)等です。
写真:オペラ座近くのカフェ -
当時の日本経済と日本円は非常に強く、ヨーロッパ旅行も手ごろな値段で行けました。日本では海外旅行ブームが熱気を帯び、現地では日本人ツアーご一行様で賑わっていました。しかし、今は「皆無」です。日本人の存在がまるでありません。驚くべき変化です。何だか一斉に潮(日本人旅行者)が引いたみたいです。
写真:オペラ座近くのカフェで休憩 -
逆に、現在のパリ&フランスでは日本食が大ブームです。日本料理が至るところで食べられます。日本食だけではなく、日本文化までも受け入れられています。30年前には日本食は「皆無」でした。
写真:マドレーヌ寺院 -
フランスにおける日本食人気のおかげでしょうか、現地のフランス人の多くは非常に親日的で笑顔で歓迎してくれます。英語で十分です。「フランス人はフランス語しか喋らない」というステレオタイプの固定観念は完全に崩壊しています。
写真:マドレーヌ寺院の内部 -
残る問題は「物価の高さ」です。今の日本は世界的にみて物価が安い国になってしまいました。日本の長引くデフレと世界のインフレ、そして最近の円安が複合した結果だと思います。
写真:マドレーヌ寺院からコンコルド広場方面 -
日本が先進国から途上国に落ちてしまったことが物価比較によってはっきり分かります。先進国の庶民は気楽に途上国に観光に行けますが、逆は苦しいです。でも、途上国に落ちた「安い日本」だからチャンスもあります。
写真:コンコルド広場 -
私が今回のフランス周遊鉄道旅行で一番印象に残ったのは「1個600円のおにぎり」と有機栽培(ORGANIC)の「新潟産コシヒカ5.0kg4.6万円」です。日本の有名銘柄米を有機栽培して付加価値を高めて世界に売りだす。10倍の価格差は凄いです。
写真:セーヌ川 -
世界は貧富の差がどんどん拡大し2極化が激しいです。そして、日本を先頭に、世界は超高齢化に向かっています。
写真:パリ・シャルルドゴール空港 -
齢をとってくると人々の願いは「健康長寿」です。世界の富裕層はヘルシー志向が高まり、高品質で安全な日本の有機銘柄米を喜んで買うでしょう。お金より健康です。
写真:全日空の機内(エコノミー席) -
旅の醍醐味、それは現地に行かなければ分からない様々な体験ができること。そこから今の日本が見えてきます。パリから羽田まで帰路(写真)は南まわりのロングフライトです。狭いエコノミー席ですが、長時間の空の旅を楽しみました。(END)
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