2025 10月 秋の乗り放題 野岩磐越常磐(1)

2025/10/07 - 2025/10/07

2025年 10月7日(火)～9日(木)　秋の乗り放題パス 鉄道ひとり旅３日間
●１日目前半 【 東海道線 大井川鐵鉄道 金谷 】
●大阪＝米原＝大垣＝豊橋＝浜松＝金谷…新金谷＝金谷＝
●未乗の鬼怒川会津ルートと、この８月に通れなかった常磐線いわき以南とを３日でセット。かわいいローカル私鉄も楽しみながらまわってきました。３日目は台風接近でルート変更も。
●東海道線・大井川鐡道・上野東京ライン・両毛線・東武日光線鬼怒川線・野岩鉄道・会津鉄道・磐越西線・磐越東線・常磐線・ひたちなか海浜鉄道・関東鉄道竜ケ崎線・伊豆箱根鉄道大雄山線・豊橋鉄道渥美線などに乗車。

①大阪＝米原＝大垣＝豊橋＝浜松＝金谷…新金谷＝金谷＝熱海＝小山＝栃木 泊
②新栃木＝鬼怒川温泉＝新藤原＝会津田島＝会津若松＝郡山＝いわき＝日立＝勝田＝那珂湊＝勝田＝水戸 泊
③水戸＝龍ヶ崎市.佐貫＝竜ケ崎＝佐貫.龍ヶ崎市＝東京＝二宮＝小田原＝大雄山＝小田原＝熱海＝焼津＝浜松＝豊橋/新豊橋＝三河田原＝新豊橋.豊橋＝岡崎＝米原＝大阪　※台風接近変更前ルート(水戸・・竜ケ崎・・我孫子＝新松戸＝西船橋＝千葉＝木更津＝久留里＝木更津…ｱｸｱﾗｲﾝ…川崎＝熱海・・・大阪)

エリア 島田・金谷(静岡)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩

ＪＲ「秋の乗り放題パス」で３日間の鉄道旅に。青春18きっぷ３日版は1万円なのに、こっちは7850円でお値段据え置き、うれしいけどなんで？

宿の栃木市までいつもの在来線乗り継ぎ…キツイけど慣れてきた気がする。で、今回の寄り道は静岡県の大井川鐡道「新金谷駅」です。

１日目前半 2025年10月7日(火)
04:28、自宅付近から撮った夜明け前のお月さん。日没後のとは上下が逆。ほぼ中秋の名月(たしか前夜)。今回も愛機キャノンSX540HSを持ってきました。

もう何年も新機種が出ていないCANONの高倍率ズームコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)、新機種出さないならせめてこれの再生産をお願いしたい。
毎度お世話になってる05:54発の快速長浜行きに乗って東へ東へ。

大阪駅 駅

06:32、山科の街並み。８月の鉄道旅では、カムチャツカ大地震由来の津波警報広範囲発令で交通機関が運転見合わせがあり、予定していた磐越東線常磐線が使えなかったので、

鬼怒川をさかのぼって会津へ抜け、磐越の西線東線でいわきで出て、常磐線で水戸まで大回りして帰ってくる…といったルートを考案していたのです。07:38、米原駅到着。

鬼怒川ルートの会津行きは、非特急だと本数がとても少なくて難所です。08:03発の大垣行き、ここからＪＲ東海。

米原駅 駅

早朝に通過しなくてはひどく足止めをくらうのです。なので栃木市に宿を定めました。08:14、今回の伊吹山。

栃木に直行でもよかったのですが、ちょっと寄り道もしてアクセントを付けます。
09:09、前回は電柱にじゃまされた「清州城」

大井川鐡道はまだ乗れてません。一部不通区間あり、全通してからでもいいかな…などと思っていたのですが。新金谷駅だけなら立ち寄れるのです。
09:46、ここもまだ降りたことないなぁ。

大垣から乗った新快速は終点豊橋に10:09の到着。13分あるので改札を出ました。
なかなかの出来ですね。

豊橋駅 駅

秋祭りの時期ですね。そう言えば車窓からいくつも見ました、背の高い「のぼり」立てた神社を。

名物の「あんまき」、まだいただいたことない。

10:22発の浜松行き。あいかわらず日差しは強くて…半袖で正解だった。

10:57、浜松に到着。前回は改修中だった家康くんだけ見に出てきました。

浜松駅 駅

11:08発の熱海行き。ここ数年で車両がずいぶん新しくなった気がする静岡の東海道線。

特にこれは、特急用の車両なんじゃないかなと思わせるほど。クモハ313-8505、とありました。

11:29、愛野駅前。袋井市。

11:32、あの銀色のは何だろう…！ 調べてみると掛川市役所でした。名建築みたいですよ、いつか行ってみたい。

11:49、トンネル出るとすぐ金谷駅でした。

ＪＲ上りホームの端っこに連絡口あり。

ＪＲ金谷駅、改札口まわり。

日本茶の自販機あり。

Tabacco に似せて Chabacco としています。有名なアニメ「ゆるキャン△」のパッケージが売り。

大井川鐡道のＳＬのもあります。

お買い上げは…ちょっとやめておきました。

金谷駅の駅舎はこんなです。向かって左には、

無人の観光案内所あり。各種パンフレットが置いてありました。そのまた左に、

大井川鐡道の金谷駅の駅舎。

金谷駅 駅

いろいろにぎやかな駅舎の中。

開かずの？シャッターには富士山とＳＬの絵あり。

こんな絵も。

かわいらしい改札口まわり。

無人駅ではありません。電車がないので新金谷駅までひと駅ぶん歩きます。

駅前は旧東海道なり、緩やかな下り坂。大井川をはさんだ西側に金谷宿、東側は島田宿。渡河できない日は足止め客で大賑わいになったんだとか。

ふりかえった先に金谷駅。大井川が遠江国と駿河国のクニ境なので、金谷は遠江ですが、現在は駿河の島田市に組み入れられています。

こんな絵地図看板もありました。

人通りもなくて…、いや、ジョギングしてる人見かけたな。

金谷駅～新金谷駅は、1.6km徒歩約25分といったところです。戻りは12:42発の電車に乗ります。

立派なお寺あり。

川の起点を示す看板なんて初めて見たかも。

のどかな街並みをてくてく歩いてゆくと、

12:18、新金谷駅に到着。

新金谷駅 駅

旧南海電車の編成あり。まだ現役のはず。

向こうの方からこっち見てたのは、人気者のトーマス。

現役カラーの南海電車もいました。

休祝日は家族連れでにぎわうのでしょう。

この上を走るのかな。

まだ少し時間があるので、駅舎のお向かいの施設に入ります。

大井川鐵道のSLセンター愛称「プラザロコ」です。こんなのや

新金谷駅売店 グルメ・レストラン

こんなのや

こんなのがあって、こどもたちにも楽しいところです。

本物のＳＬです。赤い差しい色はドイツの機関車でしょうか。

古い時代のものが２両。

こっちは客車、

マニアの人にも楽しんでいただけます。

こんなところや

こんなものもありました。

私入れて数名しかお客がいなかったので、とても静かでした。

広々としています。団体客が押し寄せて来ても大丈夫かな。

売店も充実の品揃え。アニメ「ゆるキャン△」関連のものもたくさん。

「ゆるキャン△」シリーズは山梨県静岡県を中心にいろいろな所が作中に登場させているので、

土産物にも関連の品がぞくぞく出てくるのです。

少し前の作品ですが、売り上げの方はいかがでしょうか。

きかんしゃトーマスもいて、なかなかキャラぞろいの大井川鐡道。

駅舎玄関に真っ黒のポスト。ＳＬふうにしたんですね。

改札口まわり。よくＴＶで紹介される大井川鐡道、最奥のアプト式の登山鉄道区間やダム湖の中のポツンと駅など。それらの観光の拠点は千頭駅になっているようで、

新金谷駅 駅

ＪＲ接続駅でもないこの新金谷駅は素通りされることが多いのかな？バスやマイカーの観光客ならこっちの方がアクセスしやすいかも。

よそものが素人考えしててもしようがありません。さてホームに上がって電車を待ちます。

ホーム屋根もなにげにトーマスの水色に塗られています。

オレンジ色の客車はトーマスが牽引するものです。よく見るとしぶくて美しい色。

ずっと向こうにトーマス。

元は旧国鉄のC12型蒸気機関車です。

旧型の電気機関車も。廃車待ち…ぽいなぁ。

12:42発の金谷行きが入線。おお、元近鉄特急の電車です。

大阪在住なのに、近鉄特急に最後に乗ったのは高校の修学旅行。昭和50年代。名古屋から観光バスに乗り換えて信州方面に行きました。

なかなか豪華ですよ。ひと駅だけではもったいない。

現役カラーのままの元南海電車。あの一枚扉がかっこいいのです。

金谷の街並み。

運転台まわり。

12:46、あっという間に金谷駅に到着です。5分後の熱海行きに乗ります。

つづく・・・

金谷駅 駅