2025夏　バースデイきっぷで行く四国（＋大分・岡山）一人旅　その６【鳴門線・高徳線】

2025/08/18 - 2025/08/18

今年も夏の一人旅の時期がやってきました。
日本百名城制覇に向け、鬼ノ城と徳島城に行くことがこの計画のスタート。
「岡山と徳島だから四国がメインかな。」「だったらバースデイきっぷが使えるな。」「でも３日間だからあと１日はどうしよう。」など色々考えているうちに出来上がったのが以下の行程です。

１日目：熊本空港⇒豊肥本線⇒豊後竹田・岡城跡⇒別府⇒フェリー泊
２日目：八幡浜⇒予土線沿い観光（四国八十八ヶ所霊場巡り・河後森城跡）⇒高知
３日目：高知⇒奈半利⇒室戸岬⇒阿佐海岸鉄道DMV・牟岐線⇒徳島
４日目：徳島⇒鳴門線・高徳線⇒高松⇒岡山⇒備中高松城跡・鬼ノ城⇒岡山空港

相も変わらず３泊４日とは思えない移動距離です。
酷暑の中、早起きし、たくさん歩いて色々な場所を巡りながら移動していきます。

最終日は未乗である鳴門線と高徳線をスタンプを集めつつ乗りつぶした後四国を脱出し、岡山の城巡りをして岡山空港から帰るという予定です。
では、前日宿泊した徳島線の蔵本駅からスタートです。

※今回は鉄分１００％の旅行記となっています。

エリア 鳴門(徳島)

• 旅行の満足度: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JR特急 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝７時の蔵本駅です。昨日ついた時は暗かったので、分かりづらかったですが結構大きな駅ですね。

駅舎内も改めて。中央は窓口の跡ですかね。

乗る列車が来るホームは反対側なので、跨線橋を渡っていきます。

跨線橋が木造なのはポイント高いです。

徳島行きの列車が先にやってきて、

これから乗る穴吹行きの列車がやってきました。
どちらも１５００形でしたね。

東京都民の自分は「ふちゅう」と読みたくなりますが、この駅は「こう」と読みます。

３０分弱で鴨島に到着。

駅前にはノンキナトウサンの碑というモニュメントが建っています。

ここに来た理由はこちらスタンプの押印。鴨島だけでなく、無人駅となった阿波川島と牛島の分も設置されています。無人になった駅のスタンプが廃棄される中、こういうのは非常にありがたいです。

１５分程しか滞在時間がないので、ホームに戻ります。
ホームから見ると結構大きな木造駅舎でした。

特急剣山に乗って徳島に戻ります。
昨日乗ったのは２両編成でそれほど乗客もいませんでしたが、通勤時間ということもあり、４両で且つ結構乗客も乗っていました。

２０分程で徳島に到着。
前方は国鉄色、後方は四国色のスカイブルーという編成でした。

続いて鳴門線に乗るため徳島駅の４番線へ。
すると同じホームに鳴門線の列車と牟岐線の列車が止まっていて、看板でどっちがどこ行きかを案内していました。
この列車が元々牟岐線の桑野発なので、徳島まで２両で来て片方は鳴門線へ、もう片方は牟岐線に戻るという感じだったのかな？

鳴門線は住宅の中を走り、途中駅はこのような１面１線の駅舎もない駅ばかりなので車窓としては特に見どころはありませんでした。

３０分ちょっとで終点鳴門に到着。これにて鳴門線完乗です。

直営駅であり、鳴門海峡という観光地の最寄だけあって、盲腸線の終点にしては駅は大きいです。

わたしの旅スタンプは鳴門海峡と鳴門大橋でした。

鳴門海峡にも行ってみたいですが、今回は時間の都合上そのまま引き返します。

ホーム上には「なると金時のまち」「人間愛に包まれた第九ジア初演の地」という碑が建てられています。

たった７分の滞在ののち折り返しの列車に乗り込みます。

２０分弱で池谷に到着です。ここで降りて今度は高徳線に乗り換えます。

池谷は非常に珍しい駅の構造をしています。こちらが徳島方面なのですが、駅の手前から高徳線と鳴門線が分岐しているため、ホームが完全にバラバラになっています。イメージとしてはＹ字型です。

それだけならよくある駅ですが、この駅の一番の特徴は高徳線と鳴門線の間に駅舎があるということです。こちらは高徳線のホームなのですが、写真の中央にある建物が駅舎です。

跨線橋の真ん中の階段を下りて駅舎に向かいます。

駅舎の前はちょっとした広場になっており、今では珍しい手洗い場も設置されています。

２０１２年までは有人駅だったようですが、今は無人なので駅舎内はがらんとしています。

外から見るとこんな感じ。

駅舎の前から見た高徳線のホーム。

こちらが鳴門線のホーム。
行き違いで８分停車なので、先程乗ってきた列車がまだいました。

時間もあまりないので高徳線のホームにやってきました。特急停車駅ではありますが、結構狭いホームです。

そしてやってきた特急うずしおに乗ります。

板野までは町中を走り、山を越えて香川県に入ると海が見えてきます。田んぼの緑と海と空の青というコントラストがいい感じです♪

こちら引田で途中下車します。
今年の３月に出来たばかりの新しい駅舎です。

無人駅なのですが別の場所にスタンプが設置されているということなので、そこに向かいます。

徒歩１０分くらいの所にある讃州井筒屋敷にやってきました。
引田は江戸時代の街並みが保存されている地域で、ここ讃州井筒屋敷は母屋の見学が出来たり様々な体験が出来たりする施設のようです。

私は特に見学等をすることもなく、わたしの旅スタンプと続日本１００名城の引田城のスタンプを押印してそそくさと退散します。

ちょうど瀬戸内国際芸術祭２０２５の会場にもなっているようで、このようなアートも展示されていました。

次の列車まで少しだけ時間があるのでちょっと散歩します。

引田は醤油で栄えた町のようで、現在も赤色が目立つかめびし屋が営業しています。

海沿いに出てくると正面に小高い山が現れます。
これが引田城の城山です。続日本１００名城なので登りたいところですが、時間がないのと暑さで今回は断念しました。。。

引田は２０２３年の朝ドラブギウギのモデルである笠置シヅ子さんの生誕の地のようです。
高知のらんまんとあんぱんに続き３ヶ所目の朝ドラゆかりの地です。そう考えると、ここ数年四国ゆかりの朝ドラ多くない？

駅に戻ってきました。
引田は２面３線の駅です。駅舎から入ってすぐのところから撮影したのですが、５分後に発車する引田始発の列車がいません。

と思ったら、駅舎側のホームのかなり端の方に止まっていました。
なんで駅舎の前じゃないんだろう？

とにかく暑いので涼しい車内でのんびりしたところですが、２駅１０分の三本松で途中下車します。
ここは有人駅で木造のいい感じの駅舎です。

スタンプ設置駅なので押印。大分くたびれてますね。。。

駅舎内はこんな感じで広々とした空間です。

ホームは２面３線。

駅舎の屋根とホームの屋根の色が全く違うのは珍しいです。

跨線橋の上から写真を撮り、この後やってきた特急うずしおに乗ります。

３０分程乗って屋島でまたまた途中下車。
上下のうずしおと普通列車で２面３線がすべて埋まりました。

観光案内所が併設されている駅舎で、駅前には屋島駅と書かれた石のモニュメントがありました。

スタンプ設置駅なので押印。
屋島と言ったらやっぱり源平合戦の屋島の戦いですよね。

時刻は１２時前ということでここでランチタイムです。
香川に来たからには讃岐うどんを食べないわけにはいかないですよね。ということで、駅から徒歩１０分弱のところにあるつばめというお店にやってきました。

暑いので冷かけうどんを注文。
氷！？とびっくりしましたが、これは出汁氷でした。出汁の味が素晴らしく、とてもおいしいうどんでした。

最終日にしてようやくまともに昼食を食べました（笑）

腹ごしらえも済んだので駅に戻ります。
途中の道からは屋島を見ることが出来ます。

駅に戻ってきたところで最終日前半は終了です。

ここからは一旦志度に戻ってスタンプを押印してから高松に行き、マリンライナーで四国を脱出します。

つづく