イギリス女ひとり旅～4日目～美術館巡り/パブ/となりのトトロ観劇

2025/09/15 - 2025/09/22

4日目はアートDAYと冠して、心ゆくまま3つの美術館を練り歩きました。

この日のベストメモリーは、テートブリテン訪問です。

エリア ロンドン(イギリス)

二度寝のち起床、のんびり身支度します。
トランプ大統領をもてなす晩餐会の様子が放映中。

滞在中に見たトランプをめぐるディベート番組では、出演者にこきおろされていました…。

お土産と朝兼昼ごはんを買うために、ホテルの近くにあるウエイトローズの大型店舗に来ました。

ウェイトローズ (ブルームズベリー店) スーパー・コンビニ

紅茶コーナー、さすがの品揃えでございます。
日本で手に入れにくいウエイトローズブランドや、ドラゴンフライティーを中心に購入。

チャールズ国王手掛けるオーガニックブランド、ダッチーオーガニックのショートブレッドはラス1でした。

程よく塩がきいていて、あまじょっぱ系でした。

こちらが本日の朝兼昼ごはん。
とにかく海外に来た時は、出来る限りSun Chips(イギリスではSun Bites)を食べまくるのが、モットーです。

さすがに食べ切るのは危険なので、半分は残して、夜の観劇前に食べました。

腹ごしらえをした後は、バスでテートブリテンに向かいます。

なんか思ってる方向と違った道を進んでいく…。
嫌な予感がしたので、途中下車し、グリーンパークからヴィクトリア線でピムリコを目指すことにしました。

無事に到着。

せっかくなので、ベスボロー庭園を通ってみます。

せっかくなので(その2)、テムズ川沿いを歩いてみます。

ちゃっかりMI6も眺めることができました。

一番楽しみにしていたテートブリテンに到着。
めちゃくちゃ空いていて、荷物検査のおじさんもご機嫌でした。

テート ブリテン 博物館・美術館・ギャラリー

中学生の時に教科書で見て以来、いつか肉眼で鑑賞したいと願い続けたオフィーリア。

心ゆくまま長時間鑑賞でき、大満足。
合計3回ほどこの絵のもとに戻ってきちゃいました。

とにかく空いていて、ゆっくりのんびり鑑賞でき、最高の気分でした。

Death on a Pale Horseはターナーコーナーではなく、通常展示ゾーンにありました。

イギリスではじめて黒人俳優として地位を確立したIra Frederick Aldridge。

双子の姉妹、近くで見ると目の色が違いました。

ホックニー！
帰国してから知人に画集を借りました。

座ってぼけーっとターナーを満喫できる贅沢…。

じっくり時間をかけて、隅から隅まで鑑賞することができました。

ミュージアムショップ大好き人間なのですが、テートブリテンのラインナップが一番好きでした。

ホックニーのマグネットを、大切な人へのお土産に購入。

本数が多くないので要注意ですが、テートの目の前のバス停からバスに乗り、次なる目的地ポートレートギャラリーを目指します。

それにしても汚い車窓ですが、国会議事堂を通過。

ビッグベンはどうしても撮りたくなってしまう。

ビッグベン 現代・近代建築

時間予約をしていったのですが(入場無料)、提示を求められることもなく、ここでも荷物検査のお兄さんが上機嫌。

雑談をして、無事に入場できました。優しい人だった。

メアリーさんを見るとどうしても、クールヘッドな旦那さんが頭に浮かんでしまう。

まだおぼこいエリザベス1世。

SIXの影響で、ヘンリーの妻たちは見逃せない。

ロンドン塔のオーディオガイドで、ヘンリーはアンの「斧ではなく剣が首をはねてほしい」という最後の願いを聞き入れたという説明があったことを思い出しました。

ジェーン・シーモア。

キャサリン・パー。

ホックニーの自画像。

エレン・テリーのデスマスクを目にすることができ、感無量。

イギリスの大女優であり、『俳優と超人形』で知られるゴードン・クレイグの母でもあります。

思わずご本人のUnholyが脳内で再生されたサム・スミス御大の絵。最高。

近くのパブで飲んでいる友人から連絡が入り、合流することに。

Waxy O'Connor'sというアイリッシュパブの位置情報が送られてきたので、徒歩で向かい、無事に到着。

ワクシー オコナーズ バー

店員さんが超優しい人で、色々試飲させてくれました。

「明日コッツウォルズに行く」という話をすると、「ボートンオンザウォーターに住んでたんだよ！」とのことで、色々おすすめを教えてくれました。

ロンドンの人間は冷たいから道端で挨拶しても返してくれないけど、コッツウォルズは違うと力説してました。

地下のお席で、友人に合流。

試飲の結果、私はKOPPARBERG STRAWBERRY& LIMEをオーダー。

「アイス入れる？ソーダで割る？そのまま？」と聞かれ、友人の勧めもあり氷入りにしました。しかし、ソーダ割りって解せない…。

赤毛のアンのいちご水を彷彿とさせる味で、美味しかったです。

ホビットの村みたいな雰囲気で、テーマパーク気分に浸れました。

夜に観劇を控えているので、一杯で切り上げ、ナショナルギャラリーに来ました。

パブで合流した友人も付き合ってくれるとのこと！　

自分のペースで鑑賞したいので、中では別行動することにしました。これが事件を起こすとは知らず…。

ここも時間予約してきたものの、提示を求められることはなく、比較的空いていました。

ナショナルギャラリー 博物館・美術館・ギャラリー

日本人の女の子が仲間に、「エリザベス女王のお母さんだよ」と誤説明していた…。違います…。

Netflixのエリザベートの影響で、マキシミリアンへの親近感が増し増しなので、悲しい気持ちに…。

サンラザール駅。
去年亡くした最愛の祖母と、大学生の時にサンラザールからヴェルサイユまで列車に揺られた想い出を、思わず反芻しました。

その時の写真。2017年10月だって…！
始発に乗ったので、まだ空が暗かったっけ。

パリも2019年以来行けていません…泣

その時は友人とユーロスターでイギリス→フランスを旅したのでした。大学生に戻りたすぎる…。

ゴッホコーナーは流石に人が多かった。

ハンス・ホルバインの絵も、SIXの影響で思わず撮影。

この模写を見ていたとき、事件は起こった。
ナンパされる→撒く→再ナンパ→友人に救出される、という顛末でした。

しかし、本当にフランス人は映画の中でしか聞かないような甘いセリフを息を吐くように口にするのがうまい！面白かった。

気を取り直して、フェリペ。
ハプスブルクの顎って絶対咀嚼しにくかったろうな…。

友人お気に入りの一枚。

大好きなターナー。
緑色が嫌いという点に、いち凡人ながら共感。

この角度が一番ドクロっぽく見えるかな？

ナショナルギャラリーを後にし、コヴェントガーデンに来ました。

大道芸人のパフォーマンスで広場は大盛り上がり。

コヴェント ガーデン 広場・公園

お目当てはウィッタード。
地下にもフロアがあり、品揃えが豊富で、試飲数もかなり多く、お土産を買うならこの店舗がおすすめ。

ウィッタード (コベントガーデン店) 専門店

自分への教訓。
お土産の紅茶は缶入りを買いましょう。

今回、箱で買ったものがスーツケース内で潰れて痛い目に遭いました…泣。

ああ、これがこのまま7600円であったならば…！

友人と別れ、夜は一人で『となりのトトロ』を観にきました。

ソロ観劇は欧米ではやっぱりマイノリティだなぁと、今回の旅を通して久々に体感しました。一人きりのお客さんって全然見ません。日本のソロ観劇文化、バンザイ。

今はジリアンリンシアターという名前の劇場ですが、長く親しまれたニューロンドンシアターという名前で呼ぶ人が今も多い印象。

ニューロンドンシアター 劇場・ホール・ショー

白トトロかわいかったな～。

客入りも良く、観客の反応も好印象でした。
疲れてきて、最後はやや記憶が曖昧になってしまった…。反省です。

これにて、4日目は終了です。