2025/08/06 - 2025/08/11
7位(同エリア94件中)
ゴン太さん
2025年夏の旅行はイタリアのマクニャーガとスイスのジナール、それにアンゼールの3か所にそれぞれ10日前後滞在することにした。旅行中に「速報版」として、写真を数枚ずつアップする予定だったのだが、今回持参したUMPCが非力でSDXCカードから写真を吸い出せなかった。そこで遅ればせながら帰国後にとりあえず写真をアップすることにした。
その2はスイスのジナール編。悪いクセでだんだん写真が多くなってしまったので、ジナール編は(1)と(2)に分割する。
上の写真は Borterpass (ボルテルパス) 2840m から望むビスホルン・ヴァイスホルン・ジナールロートホルン。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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8月6日水曜日。天候は晴れ。時刻は7時10分。今朝はやや薄曇りぎみの晴天なのだが、昨日のハードワークで身体はヘロヘロ。もったいないのだが休養日とする。午前10時50分発の直通バスでグリメンツのCOOPへ買い出しに行き、12時41分に村に帰着。あとはダラダラと一日過ごす。
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同日の夜20時ちょうど。スイスの夏はこの時間になってもまだこんなに明るい。明日も天気が良さそうなので、煩悩がムクムクと頭をもたげる。
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8月7日木曜日。天候は快晴。6時半少し前の定点撮影。雲一つ無く晴れ渡っている。
今日は今夏の「年寄りの冷水(無謀)」第二弾、Tignousa(ティニューサ)から Pas de Boeuf(ブッフ峠)まで登り、南に折れてさらにBorterpass(ボルテル峠)まで登り、Meidpass(マイト峠)から下ってティニューサに戻る周回ルートを歩こうという計画。
このルートを選んだ理由は、ボルテル峠からマイト峠の間で大好きなヴァイスホルンが見えるのではないかと考えたから。全体の標高差は650m余りと大したことはない。がしかし、ブッフ峠からボルテル峠までの区間が赤白コースとはいえ、地図上コースが一部不明瞭である旨の・・・・・・で記されている。このルートの情報が少なく、歩けるかどうかは実際に行ってみないとわからない。 -
7時20分にアパートを出発。一昨日と同じルートでZinal, village de vacancesバス停から7時37分発の Vissoie, poste 行きバスに乗車。Vissoie, posteで Chandolin, poste 行きのバスに乗り換え8時30分に St-Luc, Bella Tola で下車する。
計画では一本前の6時14分発のバスに乗るつもりだったのだが、それだとSt-Lucで始発のケーブルカーを40分も待つことになるので、一本後のバスにしてしまった。これが後々影響しなければ良いのだが・・。
今日はバスを下車する一つ手前の St-Luc, poste バス停からマッターホルンが遮る雲も無く完璧に見える。快晴だ。 -
サンリュックのケーブルカー乗り場から9時発のケーブルカーに乗車、所要3分でティニューサに到着。
ケーブルカーの中から(左)ビスホルンと(右)ヴァイスホルンが見えた!ここから両山が見えるとは知らなかったなあ。 -
9時9分にハイキングを開始。ティニューサから向かうのは道標の一番下の板、Bella Tola小屋からBella Tola方面に向かい、Lac de la Bella Tolaを経由して、Pas de Boefに向かう。コースタイムは2時間15分だ。
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ケーブルカーの駅からすぐ登りになる。スタート5分後に振り返って南方向を撮影。
中央奥の黒いギザギザの山・Bec de Nava を挟んで左にはビスホルンとヴァイスホルン、その右に黒い三角のレ・ディアブロン、右にはマッターホルン、ポワン・ド・ジナール、そしてひときわ大きくダン・ブランシェが並んでいる。
Bec de Nava の右手前の稜線上に白いホテル・ヴァイスホルンが見える。今まで「どうしてあのホテルにヴァイスホルンの名前が付いているのだろうか?」と疑問だったが、この景色を見るとその理由がわかる。ホテルからヴァイスホルンが正面に見えるのだろう。
「ヴァイスホルンがここから見えるのなら、ブッフ峠まで登らずにここで一日のんびりすればいいんじゃないの?」と心の中の悪魔が囁く。
左下に見える建物はティニューサのレストラン。ここに宿泊できることは知らなかった。 -
ジグザグに登って10分後、最初の目標であるベラ・トーラ小屋が見えてくる。しかし小屋まで直登はできず、一度右(東)に進んでから左(北西)に巻くことになる。
左後方の山は冬季にリフトが通じている Le Rotsé だ。 -
スタートしてから28分でベラ・トーラ小屋に到着。ここまでは準備運動のような感じで、コースタイムより若干早く登れる。
ここからブッフ峠までのコースタイムは1時間45分。途中までベラ・トーラに登るのと同じコースを行く。 -
小屋の東に設置されていた「ラブラブ?ベンチ」。「ばえる写真」が撮れそうに見えるのだが、実はベンチの位置がすごく高くて、私が跳びついても登れない。もちろん同行者にもムリ。というわけで山々を背景に撮影。わざと座らせないためにこんなに高く作ったのだろうか?
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10時少し前。(左)ロートホルン、(右)ベラ・トーラがはっきりと見えてきた。
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我が家の後ろにセントバーナード犬を連れた家族がやってきた。セントバーナードを個人で飼っている家族に会うのは初めてだ。すっごくでっかい!でもおとなしい。
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10時を過ぎたところで南方向を撮影。ジナールロートホルンから続く右のリッジの後ろにヴェレンクッペが頭を出している。その右の白い山が Blanc de Moming で一番右に(後)オーバー・ガーベルホルンと(前)ベッソが重なっている。
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10時15分を過ぎたところで南南西方向を撮影。(後)ダン・ブランシェと左右に氷河を纏った(前)グラン・コルニエが重なって見え、
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南西方向には(左)とんがり山の Aiguille de la Tsa と(右) Dent du Perroc が見える。
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10時半少し前、渓流を渡り、
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正面にベラ・トーラを望む幅広のジープ道と合流、ダラダラの坂を息を切らしながら登る。
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10時45分を過ぎたところでベラ・トーラに登る道を左に分ける。東屋でハイカーの一団が休憩をしている。
ベラ・トーラには2014年に登っているので今回はパス、右(南東)へ進む。 -
11時少し前。相変わらずダラダラ登りのジープ道はキツい。
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ベラ・トーラ山頂付近まで続く冬季用リフトの下をくぐるところで、右下(西)に Lac de la Bella Tola (ベラ・トーラ湖)が見える。
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11時過ぎ。左(北北東)を見上げると、ベラ・トーラ山頂に設置されている道標が小さく見える。登っているハイカーも多い。
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11時10分を過ぎたところ。ブッフ峠までの最後の20分・標高差にして150m弱が今日一番に傾斜がキツくツラいところ。
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にもかかわらず、右(南南東)に一瞬だけ見えたビスホルンに雲がかかっている。出発をバス一本遅らせたのが失敗で、ここまでの登りが徒労に終わったかとがっかりする。まあ、とにかく峠まで登ってみよう。
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11時半を過ぎたところ。ようやく前方・左の黒い小山の下に道標が見えてくる。あそこが峠に違いない。
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11時36分、ブッフ峠に到着。2014年にはベラ・トーラ山頂からここに下りてきた。
ティニューサから2時間27分、ベラ・トーラ小屋から1時間55分を要した。コースタイムに10分遅れなら上出来だ。
道標を見ると、(北)ベラ・トーラ、(西)ティニューサ方面、(東)オーバー・エムス方面、の板は付いているが、これから我が家が向かおうとしている南方面(Borterpass・ボルテル峠)を示す板が無いので不安になる。やはり行けないのか・・。 -
ベラ・トーラ方面に少しだけ登り、歩きたい南方向の様子を見る。
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南方向の山々をアップで撮影。ミシャベルのオーバー4000m峰がすっきり見えている。左からナーデルホルン、ドーム、テッシュホルン。が、肝心のヴァイスホルンはもっと右にあり、ここからでは見えない。
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11時45分を過ぎたところ。大岩だらけのガレガレのルートで歩ける自信はないが、岩に赤いペンキでルートが示されているので、行けるところまでは行ってみることにする。
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12時少し前。ここまで来るのに大岩を登ったり下ったりが続く。さらにこの岩の連続を右上のポールのところまで登らなければならない。赤いペンキの目印があるのが救いだ。
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ポールのところまで登り、後から登ってくる同行者を撮影。急な段差で岩をよじ登るのが大変だ。左上の山は Bietschhorn。(動画より抜き出したもの。)
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12時ちょうど。峠から15-20分歩くとガレた大岩地帯がほぼ終わる。越えてきたガレ場を振り返って撮影。
同行者の後に見える白っぽい山がベラ・トーラだ。 -
12時13分。ガレ場が終わると平たい石が積み重なる緩やかな登りのルートになる。赤い矢印の下に目指すボルテル峠のポールが見える。
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その5分後。左(北東)に見える山々。氷河の上に頭を出しているのは左から Tschingelhorn、Breithorn、黒い山を挟んで小さな白い三角の山が Jungfrau だ。
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12時23分。ボルテル峠(右のポールがあるところ)にまもなく到着する私を同行者が撮影。
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「やったー!見えたー!」、峠の稜線に着くと突然、それまで見えなかったビスホルンとヴァイスホルンが目の前に現れた。予想よりも少ない雲が流れているので、これからヴァイスホルンがはっきりと見えてくるかもしれない。
ブッフ峠から所要44分でボルテル峠に到着した。 -
峠のポール下で昼食休憩と撮影タイムにする。左は Brunegghorn。
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ボルテル峠から望む主な山々。北東方向に左からチンゲルホルン、ブライトホルン、黒い Hohgleifen、ユングフラウ、右に大きく見えるビーチホルン。
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東北東方向には左のビーチホルンに続いてベルナー・オーバーランドの名峰である中央右に Aletschhorn 、その右下に黒い Finsteraarhorn が並ぶ。
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同じく東方向。(左) Fletschhorn と(右) Lagginhorn。
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東南東方向に Weissmies。雲がかかってしまい、残念。
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南東方向。左端に白い Ulrichshorn、その右に黒いピークのナーデルホルン、白く大きなドーム、そしてテッシュホルン。
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南南東方向には、(左)公式なハイキングルートで登れるスイスで最も高い山頂として知られている、黒い Üssers Barrhorn 、(右) Brunegghorn。
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そして南にビスホルンと我が最愛のヴァイスホルン。こうして見ると、ヴァイスホルンの西(右)側は黒く、東(左)側は氷河で白いことがよくわかる。
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同じく南方向。左からモマン南峰、ジナールロートホルン、レ・ディアブロン。
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南南西方向には、(左)ダン・ブランシュ と(右)グラン・コルニエが重なっている。右の氷河はモワリー氷河だ。
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そして最後に南西方向。雲がかかってわかりにくいが、おそらく Pigne d'Arolla だろう。
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12時44分、もう一枚だけヴァイスホルンのアップ掲載のお許しを。
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12時58分、名残惜しいがハイキングを再開。峠から南に向かって下りていく。
中央に道標が小さく見える。 -
再スタート10分後。ヴァイスホルンを正面に見ながらズンズン下る。
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13時24分、Meidpass(マイト峠)への分岐に到着。ここから中央やや左に見上げるマイト峠まで100mほど登り返さなければならない。
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同時刻・同地点。この分岐の道標にはブッフ峠とベラ・トーラの地名が記載されている。ならばボルテル峠の地名も加えて欲しい。
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13時半。マイト峠に向かう同行者。またもや辛そうな登りだ。
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峠到着の5分前、赤矢印の下にボルテル峠が見える。むこうの峠からずいぶん下り、またこちらの峠へとずいぶん登ってきたものだ。右の山は Rotighorn。
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13時48分、マイト峠に到着。快晴で湿度が低いため、峠の手前はザラザラ・パサパサの登り道で歩きにくかった。
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マイト峠から北北東方向を望む。道標右向きの黄色い板の下にボルテル峠が見える。
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同じく北-東方向を望む。右(東)に見えるのが Meidsee (マイト湖)。その先をさらに下っていけば Turtmanntal (トゥールトマン谷)に出られる。
左の尖った山は Meidspitz だ。 -
同じく南南東方向を望む。ヴァイスホルンは峠からでもぎりぎり見えるが、数メートル西側に歩いただけで、南(右)の岩山が邪魔になり見えなくなってしまう。これで最愛の山とも今日はお別れだ。
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13時53分、マイト峠からティニューサに向けて出発。大嫌いな下りに備えて靴紐をギューッと締める自分を同行者が撮影。ザラザラ・パサパサの道を下るのは滑りそうで怖い・・。
後ろに見える山は左から双子トンガリのナーデルホルン、大きなドーム、すぐ右にテッシュホルン、道標の右はユッサース・バールホルンだ。 -
14時13分、2626mの分岐。さすがはオートルートの一部だけあって、峠からのコースもよく整備されており、難渋することもなく20分で150mを下れた。
メインルートは南西(左)の Chalet Blanc du Toûno 方面に下るのだが、そのルートが好きではないので今日は北西(直進)のLac de l'Armina (アルミナ湖)方面に下ることにする。
というのは、なぜかいつもChalet Blanc du Toûnoに下りると、そこからティニューサまでのコースタイムとケーブルカーの出発時間が重なってしまい、その間の道を泣きながら小走りすることになるからだ。 -
14時半過ぎ、アルミナ湖が見えてくる。湖畔に家族連れが数組、泳いでいる人もいる。
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15時少し前。左に見える山、Le Toûno には2016年に登った。この山の登山コースは一時期青コースになっていたが、現在はまた赤白コースに戻っている。正面にもう一つ湖が見えるが地図上には2422mと標高が記されているだけで名前は無い。
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15時12分、標高2400m前後のアルプのトラバース道をティニューサに向かって西進する。
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15時半少し前、2341mの分岐で直進すべきところを間違えて左に曲がり、下に見える Chalet Blanc de Roua に下りてしまう。
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15時34分、Chalet Blanc de Roua を通過。ここからティニューサまでのコースタイムは25分。ケーブルカーの出発は16時5分。ということは残り31分、余裕は6分しかない。ということで、またもや今回も泣きながら同じ道を小走りすることとなる。なぜいつも??
カンカン照りで湿度の低いスイス特有の午後、汗だくになりながら急ぐ。標高2000m以上の場所なのに、今日も暑い。暑すぎる。 -
15時51分にティニューサ着。ちょっと急ぎすぎた。下りのケーブルカーは満員の乗客を乗せて16時5分に発車、所要5分弱でサン・リュックに到着。
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急いだ理由は、この時間のケーブルカーならバスとの接続が良いからだ。
なお、サンリュック・ベラトーラのバス停だが、往路のバス停と復路のバス停は場所が違うので要注意。バス通りに出たら二股を往路のバス停方向へと左に下らずに、右方向へ少し登ったところに復路のバス停がある。往路のバス停で待ち、置いてきぼりにされたり運転手に注意されるハイカーを毎度見ている。バス停の後の建物はバス停の名前になっている HOTEL BELLA-TORA。
16時25分発のVissoie, poste行きに乗車する。 -
2つ先の St-Luc, Beausite バス停の目の前にある 「Hotel Beausite」。「美しい場所のホテル」という名前だけあって、
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ホテルの目の前にオーバー・ガーベルホルンやマッターホルンが見える。スイスの掲示板でお世話になっているN女氏に「サンリュックに泊まるならここ。」、とお勧めしたホテルだ。(2枚ともバス内から撮影。)
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Vissoie, posteでZinal, village de vacances行きに乗り換える。今日も暑いが明日・金曜日のヴァレー地方は平地で33度の予想。こまったね、これは。
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17時を過ぎたところ。バスがMottec村からジナール村のエリアに入る直前、ジナールロートホルンの白い頂きが見えた。「ジナールロートホルンって、ジナールの村からは全然見えないよね。なのにどうしてジナールという名前が付いているんだろう?」と同行者と話したことがあったが、謎が解決。やはり見えるのだ。
バスを終点で下車、17時半前にアパートに戻る。 -
今日はじっくりと温めていたコースを無事に歩くことができ、ヴァイスホルンを正面から存分に眺めることができた素晴らしい一日だった。
夜20時半を過ぎたところ。ベッソに夕日が当たり赤く染まっている。 -
8月8日金曜日。天候は快晴。時刻は10時半過ぎ。今日も朝からスイスの山岳リゾートらしくなく暑い。いつもの定点撮影はマンネリ気味なので、今日はアパートから(写真左から右へと)坂を下ってきた四つ角での風景。右はこじんまりとしたHôtel - Restaurant Les Bouquetins。これで一泊朝食付きで日本円だと軽く3万円オーバーだから恐れ入る。この角を左(南・写真では正面)に曲がると徒歩1分ほどのところにZinal, village de vacancesのバス停がある。
昨日、今夏一番の目玉コースを歩けたので今朝は若干腑抜けてしまい、「疲れたので簡単なコースにしよう。」と、せっかくの快晴なのだが黄色コースの昼食兼お散歩ルートを歩くことにする。 -
アパートを10時半に出発、10時50分発の直行バスに乗り、Moiry VS, barrageバス停に11時32分に到着。
今日は道標右の下から2枚目の板の赤い□・Gros Liapec経由で Lac du Glacier(氷河湖:バス停の名称は Moiry VS, glacier)まで1時間25分の湖西岸を歩く簡単なルートを歩く。氷河湖に行くには道標の緑色の□の Tour du Lac 2500の周回ルートがあるのだが、2016年に西ルートも東ルートも歩いたので、今日は湖岸の低いルートを歩いてみることにする。
11時38分にダム前をスタートする。 -
スタート10分後。ここまでは5日前にセ・ド・マリンダに登った時と同じ道を登る。
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スタート15分後、地図上2293mの地点でジープ道と別れ、湖岸に下りるハイキングコースへと左に下る。
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道標をアップで撮影。左下の板の Gros Liapec、Lac du Glacierに従って進む。
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いつもより湖面が近いので、湖の色がより一層神秘的に見える。スイスの掲示板でお世話になっているN女氏と「かつての常磐線の色」だと掲示板で盛りあがった色だ。
雲一つ無い快晴、湖面に近く木が生えてないので日陰が全く無く、歩いているとじっとりと汗が出る。標高2300m近くを歩いているとは思えない暑さだ。 -
12時20分。まだスタートしてからわずか40分なのだが良い昼食場所を見つけた。ダム湖に小さく突き出した半島?に下りていく同行者。
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同時刻・同地点。「うまい場所を見つけたそ!」と思ったが、湖畔のさらに先に先着のアベックがいる。おまけに自分たちで椅子まで持ってきている!恐るべしヨーロッパ人・・。
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20分ほどで昼食終了、再びハイキングを開始。
12時55分、ダム湖の湖頭までやってきた。 -
13時を過ぎた。湖頭よりダムの堤体方向(北)を望む。正面奥には Wildstrubel と氷河が見える。
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南にはモワリー氷河が光っている。
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13時8分にGros Liapecを通過。ダムから1時間のコースタイムのところを昼食休憩を除いて1時間11分で来た。登りも下りもほとんどないので、のんびり歩いてもそれほどコースタイムとは変わらない。
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13時15分を過ぎたところ。・・と思っていたら、急に登りが現れる。6-80mの標高差だが、黄色コースにしてはやや急な登りだと思う。
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13時半少し前。坂をほぼ登り切ったところで振り返ると景色が良い。中央の山は Diablon でその右肩に重なるように、8月3日のハイキングで右裾を抜けた La Madeleine が見える。そしてその右の丸い頭の山が登頂したセ・ド・マリンダだ。
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景色が良いところには必ずヨーロッパ人がくつろいでおり、ここにもイスとテーブル持参の家族とワンコがいる。ワンコは少し退屈そうだが・・。
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車道を横断し、さらにもうひと息登ると、
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13時半、今日のゴール・氷河湖が見えた。天気が良いのでハイカーも多く、駐車場はほぼ満車だ。
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13時35分、 Moiry VS, glacierバス停に到着。バスの時間を確認する同行者。次のバスは14時10分発なので、氷河湖畔で30分ほど休憩をする。
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とにかく暑いので、湖手前のキオスクでは飲み物が売れている。前回ここに来た時には8月というのに雪が降ったのだが、今年は素晴らしすぎる天気だ。
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14時少し前。氷河湖よりモワリー氷河を眺めてのんびりと休む。
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左の崖上には Cabane de Moiry CAS(モワリー小屋)が望める。天気が良いので小屋の周囲にはハイカーがおおぜいいるようだ。
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14時過ぎ。バス停でバスを待つハイカー。
14時10分発の直行バスでジナールに戻り、15時過ぎにアパートに戻る。
ぜいたくな悩みだが、ここ数日は暑すぎて体力的にキツい感じがする。 -
8月9日土曜日。天候は今日も快晴、村の最高気温は27度の予想。1700m近い高地に滞在しているとは思えないほど、またもや暑い一日となりそうだ。
今日はシエレ・ジナールマラソンの開催日。ジナールの村は年に一度の大盛りあがりだ。その影響でジナール村から外に出てしまうと、帰路でバスの遅延・道路の大混雑の不安がある。そのゆえ今日は往路は直行バスでモワリーダムバス停で下車、ソルボワのコルまで登り、帰路はゴンドラリフトでジナール村に戻るコースを歩くことにする。 -
我が家が滞在しているアパートの1階にもマラソンに参加するケニアのプロランナーが一昨日から滞在している。(マラソンのスタートはシエレの町なのに、なぜゴールのジナールに滞在するのかは謎。)なぜか洗濯物を夜間も芝の上に干したままなので、朝露で濡れてしまうのではないかと余計な心配をしてしまう。
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バスも今日は一日中、我がアパート近くのバス停まではやって来ず、Zinal, télécabineバス停が始発・終点となる。ということで8時23分発のバスに乗るためにアパートを8時少し前に出発する。
村の中心部では朝からマラソン応援の観光客を見込んで、出店のテントが並んでいる。いつもは静かな喫茶店兼パン屋も今日は張り切って、どう見ても誰も買わないだろうと思われるこんなに巨大なパンを並べている。 -
モワリーダム湖に向かう途中、ジナール村内への交通規制の影響で村に向かう車は大渋滞だったが、村からはスムーズに出ることができ、9時少し前にMoiry VS, barrageバス停に到着。2日連続でここに来たことになる。
9時過ぎにハイキングを開始。往路はソルボワを目指して登る。道標によるとコースタイムは1時間45分。
このコースはアニヴィエ谷に滞在するたびに登っているコースなので今夏の計画では優先順位が低かったのだが、晴天が続いて計画が消化できたので今日登ることができる。
スタートから10分経過、2300m付近にある牧畜小屋に寄り道する。 -
以前はこの小屋の周囲にマーモットがたくさんいたのだが、今日は姿も見えず声も聞こえない。暑すぎて避暑に行ってしまったのだろうか?
正面(西)には Val de Moiry(モワリー谷)越しに左から La Madeleine、Diablon、一つ飛ばして一番右に先日登ったセ・ド・マリンダがきれいに並んでいる。 -
スタートから30分弱が経過、ジグザグのコースを歩かずに直登する猛者?の同行者。正面に見えるのがセ・ド・マリンダだ。
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数分後にダム湖標高2500m周回コース(Tour du Lac 2500)を右に分け、2400m付近にある1軒の小屋の脇を通過。電気も来ていないところを借りて滞在している家族がいることに驚く。確かに静かで景色は最高だろうが・・。
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それにしてもすばらしい快晴。その分、朝から暑い。同行者の右上が La Madeleine と Diablon。
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ほぼ1時間が経過。2400m-2600m付近ではたくさんの牛が放牧されている。これ以上怖くて近寄れないビビリを同行者が撮影。
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同時刻。地図上2483mの分岐を左へ。以前、コースの右手を直登していたためにこの石の赤ペンキに気づかず、右の道を進んでしまい、10数分後に間違いに気づいてここまで戻るというミスがあったので、要注意。
正面に往路の目的地・ソルボワのコルが見えてきた。 -
10時半を過ぎたところ。登ってきたコースがジグザグと見える。標高が上がってくるとアローラ側の山々も山頂を見せ始めた。
前回まではいつも天気が悪かったせいで「ここは大した事がないコースだ。」、という印象だった。今日は快晴、今までとは全く印象が異なり、「このコースはなんて素晴らしいんだ!」と再認識しながら登る。 -
11時ちょうど、コースタイムに遅れること10分で Corne de Sorebois に到着。これから正面に見える電波塔のある山頂までおよそ60mを登る。
今日ここに登ってきた理由が一つある。以前、スイスの掲示板でお世話になっているY氏から「ソルボワからモンブランが見えるのだろうか?」という課題を頂戴した。その時は「Corne de Soreboisからモンブランは見えないが、電波塔のある山頂まで登れば見える。」という推論をしたのだが、今日はその答えが正しかったかどうかを実際にこの目で確認する日なのだ。 -
数分遅れで同行者も到着、お疲れさま。同行者の左上の山がセ・ド・マリンダ、ここから見るとけっこう高い山に見える。道標の左上に見える山は Becs de Bosson だ。
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コルヌ・ド・ソルボワから南東方向、「インペリアル・クラウン」を望む。天気が良すぎるのと逆光ぎみて山々が霞んでしまっているのが、少し残念。
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南西方向を望む。「まずい!コルヌ・ド・ソルボワからでもモンブランが見えるじゃないか!」と思ったのだが、白い偽物モンブランはグラン・コンバン(Grand Combin)山塊を構成する Combin de Valsorey だったことがわかりホッとする。その左は Combin de Grafeneire、グラン・コンバン山塊の最高峰だ。
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コルヌ・ド・ソルボワから5分ほど、電波塔までの登る途中・木製ベンチ(写真左下)が置かれているところまで登ったところで本物のモンブランが白く丸い頭を見せ始める。
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同地点・モンブランをアップで撮影。さすがに遠くて霞んでいる。
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電波塔に向かう同行者。下の道標から電波塔までコースタイムは5分だが、とてもそんなに早くは登れない。
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11時17分、コルヌ・ド・ソルボワの電波塔がある頂上に到達。写真を撮りながらとはいえ15分ほどを要した。ここまで登るとモンブランがはっきりと見える。
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同時刻・同地点。モンブランをアップで撮影。
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11時23分、インペリアル・クラウンを撮影後、風の弱いところまで少し下る。
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11時半少し前。この素晴らしい景色を眺めながら昼食休憩とする。先日セ・ド・マリンダに登った時のルート、そして昨日モワリー氷河湖まで歩いたルートがはっきりと見える。
12時4分にハイキングを再開する。 -
下山開始7分後、道標まで下る途中にあるベンチの後ろで家族が食事休憩をしている。ここからだとモンブランを見るのはギリギリ限界だ。
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同時刻・同地点。モンブランをアップで撮影。前山に隠されて頂上だけがほんの少し見えるだけ。
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12時14分、下りはコルヌ・ド・ソルボワの道標まで10分を要した。ここから自転車で下るというのだから畏れ入る。
帰路はここから南東(左)に向かい、ゴンドラリフトのソルボワ駅まで下ることにする。コースタイムは45分だ。 -
12時半少し前。目的地は中央・ヴァイスホルンの真下に見えるゴンドラリフトの駅だが、そこに下りるにはまず左に見える「La Vouarda (Espace Weisshorn)」までジープ道を下り、そこから右端に見える冬季用リフトの「Plateau de Sorebois」経由でクネクネと標高差400mを下らなければならない。
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12時38分、La Vouarda (Espace Weisshorn)を通過。前回ここからロープウェイでグリメンツに下りた時にはこんな立派な建物は無かったし、ここから東・ゴンドラリフトのソルボワ駅まで下るゴンドラリフトも無かった。(その先ジナール村までは普通のロープウェイだった。)つまり、現在はグリメンツ村から歩かずにここまでロープウェイで登り、ここからも歩かずにゴンドラリフトでジナール村へ下りることができるようになったわけだ。
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これが2016年当時の La Vouarda。剥き出しのロープウェイ乗り場とテントのような喫茶店があるだけだった。
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12時47分。冬季用リフトの Plateau de Sorebois 乗り場を通過。正面にベッソ、ヴェレンクッペ、オーバー・ガーベルホルンが見える。
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12時50分、行く手に「ある、ある!」。赤矢印の下に、最近あちこちで流行りのモニュメントがここにも作られていた。
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同時刻・同地点。自撮りブームで「ばえる」撮影ポイントなのだろうが、グリメンツがジナールを上から押しつぶしている?のはジナール贔屓の自分にはなんだか腹立たしい。ゆえに近くでの撮影は無し。
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13時12分、コースタイムに13分遅れてソルボワに到着。ここからジナール村までさらに2時間ハイキングを続けようか、とも考えたがとにかく暑い。明日以降のことも考慮して体力温存、ゴンドラリフトで下ることにする。
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13時半を過ぎたところ。ゴンドラリフトからマッターホルンを写す。左上にパラグライダーが飛んでいる。
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同時刻・同地点よりモマン北峰、モマン南峰、ジナールロートホルン。
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同時刻・同地点よりヴァイスホルン。
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13時35分、ゴンドラリフトがジナール村にまもなく到着する時に、シエレ・ジナールマラソンの先頭の選手がちょうどゴールするところをゴンドラ内から見ることができた。写真はトップの選手を待ち受ける観衆たち。
13時40分にジナール村に下り、次々にゴールする選手たちを20分ほど見た後、14時15分頃アパートに戻った。
今までコルネ・デ・ソルボワに登る時はいつも天気が悪く、それほど良い印象がなかったのだが、快晴の日に登ってみてこのコースの素晴らしさに初めて気がつくことができた。 -
18時過ぎ、まだ昼間のように明るい。左のロック・デ・ラ・バッシェを見上げて気付いたのだが、
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頂上に十字架が建てられている。2010年に登った時にはなかったのだが、いつの間に建てられたのだろうか?スイスの掲示板でお世話になっているO氏・Y氏が登られた時には建てられていたのだろうか?
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8月10日日曜日。天候は快晴。今日は暑いを通り越して猛暑の一日になりそうだ。
時刻は6時半を過ぎたところ。今朝も雲一つ無く晴れ渡っているのが怖いほどだ。 -
今朝も8時にアパートを出発、8時15分発のバスがZinal, village de vacancesバス停で待っている。
直行バスに乗り、8時38分にGrimentz, télécabineバス停で下車する。
「毎日グリメンツ方面に行くのなら、グリメンツ村に滞在したほうが良かったのでは?」という声が聞こえそうだが、
1.グリメンツ村のアパートは近年総じて賃料が高くなっている。
2.以前泊まって気に入った安いアパートがあるのだが、数年前に改装されてバスルームがバスタブ付きからシャワーのみになってしまった。
3.グリメンツ村は騒がしくなってきている。静かに泊まりたいならやはりジナール村。
4.宿泊者が貰えるフリーパスでジナール村-グリメンツ村-モワリー氷河までのバスは無料で乗車できるので、交通費の心配は無い。
以上の4点から今夏もジナール村に滞在した。 -
バス停から緩やかな坂を登りGrimentz télé(ゴンドラリフトとロープウェイ乗り場)を目指す。
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グリメンツからBendolla(ベンドーラ)に登るゴンドラリフト乗り場。以前このゴンドラは夏のシーズンには数時間おきに15分程度しか運行されず、時間を合わせるのが大変だった。現在は常時運行となり利便性が格段に向上した。
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が、今日のハイキングはこのゴンドラには乗らず、往路は観光局のホームページ「Val d’Anniviers」のハイキングコース案内に掲載されている「Grimentz - Bendolla par le chemin rapide n°5(No.5 グリメンツからベンドーラへの近道)」を登る。往路前半はゴンドラリフトに沿って、往路後半は森の中をベンドーラまで登る。そして復路はベンドーラから大回りをしてグリメンツに下りてくるという計画だ。(このゴンドラが無料で乗れた時代ならば下りは素直にゴンドラで下りてきたのだが、現在はパス保持者でも割り引き・有料なのでケチな我が家は歩いて下りてくることにする。)
ベンドーラまでのコースタイムは1時間30分。8時51分にスタートする。スタート後3分で早くも登りがキツくなる。気持ちの良いコースだが、朝からカンカン照りでもう暑い。 -
実はこのコースは2016年のグリメンツ滞在時、ハイキング最終日に登る予定だったのだが、天気が悪くこの付近まで登った時点で雨が降り出しハイキングを中止にした「因縁の」コースなのだ。ということで約10年ぶりでリベンジすることになる。
数分後に新しいホテル?マンション?と別荘の大規模建設地の横を通り過ぎる。 -
右に大きな集合住宅と、
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左上に見えるあたりに何軒もの別荘が建築中だ。左上の別荘はモワリー湖に向かって登るバス通りに近く、村の中心からは120mも登らなければならない。車がなければ上がれない場所なのだが、バスで横を通る時に見たら、既にベッドや家具が搬入されていた。グリメンツ村は現在もバブル真っ最中の感じだ。
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9時を過ぎたところ。往路の前半は下の道標・「Chemin de croix des Meyers(メイエの十字架の道)」を登る。観光局のコースとは名前が少し違うが同じルートだろう。
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ゴンドラリフトに沿って、背中を汗びっしょりにしながら登り、
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9時15分、1740m付近で一度ジープ道に合流、
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すぐにジープ道を右に分けてハイキングコースを登る。
日差しを遮るものが何もないので本当に暑い。このコース選択は失敗だったな。 -
9時37分、1850m付近で再びジープ道と合流し、
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すぐに標識に従い左にぐるっと折れると、
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9時40分、美しい礼拝堂「Chapelle des Meyes」に到着する。
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標高1877mの礼拝堂から南西方向を望む。中央の丸い山はセ・ド・マリンダ、左に黒くポワン・ド・ツィローク、その頂上の左にコルヌ・ド・ソルボワが頭をちょこんと出している。
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礼拝堂の先で「十字架の道」を右に分けると、
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待望のマツの森の道となる。森の中は直射日光が遮られるので少しだけ涼しい。
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20分ほど森の中をジグザグ登ると、そろそろ森が切れて、
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10時15分、標高約2070mでアルプに出る。往路の目的地・ベンドーラの建物が見えてきた。
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同時刻・同地点。左前方(南東)方向の山々は残念ながら逆光と高い気温のために霞んでよく見えない。
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10時26分、ベンドーラに到着。コースタイムより5分遅れだ。
復路は道標の3枚目の Avoin 、2枚目の Orzival Alpage を経由してグリメンツに下りる黄色コースを歩く。 -
10時29分にスタート、しばらくは幅広のジープ道を北東に向かって歩く。
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10時53分、Avoin(地図上は Le Chequett 2052m)を通過。牛がのんびりと寝そべっている。
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Avoin 2053mの標識。Orzivalへの道標はロープを渡った先・左前方のコースを示しているが、そちらは70m下りその後30m登るので無視し、40m下るだけですむ左方向のジープ道を進むことにする。
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11時12分、Avoinから15分ほど北に進むとやや急な坂を下り、Avoinで分けた道と再び合流する。
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その5分後。右(東)側の視界が一瞬開けるが、左のロートホルンも右のベラ・トーラも霞んでいる。一番右端の窪みが3日前に越したマイト峠だ。
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11時26分、地図上2059mの分岐に到着。Orzival Alpageまであと30分ほどなのだが、とにかく暑くてたまらない。冗談抜きでこのままでは途中で倒れてしまいそうなので、ショートカットをして行程を短縮する。道標は指していないのだが、右下(北東)方向へのルートを下ることにする。
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11時40分、森の中をズンズン下るとぽっかりと森が口を開けた「Les Tsougdires」に出る。といっても廃屋が数軒あるだけで誰も住んではいない。
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景色は最高、ここで昼食にしようと思うが、日陰がなく休もうにも休めない。仕方がないのでさらに下る。
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12時を過ぎた。地図上1859mの合流地点で幅広の道となり、南東へと進路を変える。
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12時10分、Les Ziettes のアルプで小屋の陰に入り昼食休憩とする。北東から南東が開けていて景色が良い。
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北東方向を望む。サン・リュック村、ティニューサ、その上の山々がきれいだ。右の稜線上に白くホテル・ヴァイスホルンが見えている。その右上に頭を出している山は Le Toûno だ。
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南東方向を望む。こちらは逆光でヴァイスホルンもジナールロートホルンも霞んでいる。
12時38分にグリメンツに向かって再びスタートする。 -
13時半少し前、グリメンツ村の北のはずれを通過。暑すぎてアスファルトの照り返しが凄まじい。同行者も自分も暑くてむっつりしながらひたすらバス停を目指して歩く。
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同時刻・同地点。ヴァイスホルンが今日初めてはっきりとした姿を見せてくれた。近くからこの山を拝むのも今夏は今日が最後。またいつの日にか近くからお目にかかれる日が来ることを祈る。
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13時40分、Grimentz, télécabineバス停に到着。今夏ジナール村滞在でのハイキング全行程が終了した。Zinal方面へのバスは1時間待ちなので13時43分発のMoiry VS, glacier行きのバスに乗車し、エアコンの効いた涼しい車内でまったり。そのままピストンして15時前にジナールに到着、15時12分にアパートに戻る。
久しぶりのジナール村滞在。村は変わったところも変わらぬところもあったが、慣れている静かな村での滞在はのんびりと落ち着くことができて有意義な休暇となった。さあ、明日はアンゼールへ移動だ。
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この旅行記へのコメント (7)
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- なおなおさん 2025/10/11 08:14:42
- やったー!!!✨最高~✨
- ゴン太様~💓、ジナールその2拝見させていただきました!
素晴らしく詳細までご紹介いただき、歩いた気分になっちゃいましたよ~。
ゼーハーと息が切れるほど食い入ってしまいます。✨最高~✨
毎朝の定点カメラも素晴らしくて、テンション爆上がりしています。
ほんとうに眺めの良い貸しアパートですねぇ。✨最高~✨
念願のマイト峠への挑戦成功!…おめでとうございます。🎉
なかなかお目見えしないヴァイスホルン様にヤキモキしながら、苦労の末に突然のご対面が叶うなんて、素敵すぎます。✨最高~✨
そうですかー!チンゲルホルン、ブライトホルン、ユングフラウ、そしてビーチホルンまでもが見渡せるロケーション。
ここでランチ休憩!✨最高~✨
見慣れたヴァイスホルン様のお姿とは違い、西側は黒く、東側は氷河で白い…。
マジンガーZのあしゅら男爵(古っ!笑www)のように二面性のあるお姿に惚れ惚れしますねぇ!!!
こんなふうに見える場所、なかなか無いと思います。
靴紐をギューッと締めて下山されるお姿が、格好イイなぁ…。💓最高~💓
マッターホルン様がいつでも拝み放題の『Hotel Beausite』…うほほぉ~っ、素晴らしすぎるロケーションで骨抜きになりそう。
そ、し、て、夕陽を浴びて真っ赤に染まるベッソ様の華麗なこと!!!✨うひょーっ、最高~✨
そして、翌日の常磐線カラーのモワリー湖の美しすぎる眺めに、再び骨抜き&腰抜けになります。
この色、コレコレ、たまりませんっ。
本当に、何と表現してもし尽くせぬ夢のような世界です。
モワリー湖はバス停そばを散策しただけなので(それだけで大満足してしまった。)、いつかは奥へ奥へと歩けるところまで進んでみたいものですねー。
大きなプレッツェル?に釘付けです。
塩味が効いた、あの何とも芳ばしい香りと食感!大好物です。
ゴンドラリフトから見える『ひょこんと頭を出したマッターホルン様』にお会いしたいです。
ジナールに訪れたのは、この『ひょこんと』を人目拝みたかったからなんですよね。
永遠のバイブル小川清美氏のハイキング案内で心揺さぶられたんです。
見下ろすマラソン大会のゴール付近の人だかりに、『ここはどこ?』『え?ジナールにそんなに人が来るの?』と幻を見ている気がしてしまいます。
ガラガラで人がポツポツ…観光地として成立するのかしら…とそんな雰囲気の時しか知らないのでビックリです。
地の果てジナール…は遠い昔の姿なのだわ…とその繁栄ぶりを嬉しくも、またちょっと悲しくも感じました。
開発が進むグリメンツもアクセスが良いですし、滞在したい欲があるんですが、やはり谷奥派としましてはジナール村が優勢ですねー、。
お天気に恵まれ(恵まれすぎ?暑すぎ…)、予定していたコースを制覇されて良かったです。
次はアンゼールですねっ。
遠征されたデルボランス湖のご報告などなど、楽しみに待っていまーす。(圧・圧・圧 笑www😁)
- ゴン太さん からの返信 2025/10/11 11:49:48
- RE: やったー!!!✨最高~✨
- なおなお様、熱い熱い応援コメントをありがとうございました。
ヴァリス州はどこも大好きな私ですが、「ヴァリスの中で滞在するなら、どこが良いですか?」と聞かれたら、やはり「サースフェーとジナール」と答えてしまうでしょうね。どちらも滞在者カードで節約できる(ジナールは山岳交通機関が無料ではなくなってしまったので、少し残念ですが、それでもジジイ割り引きも加えるとかなり安いですから。)というのがケチな我が家の一番の理由ですが、氷河に囲まれたサースフェー、足を伸ばせば数多くの4000m峰がすぐそこに仰ぎ見られるジナール、そして両者ともに巨大観光地のすぐ近くなのになんだか取り残されたように静かで鄙びているところがヴァリスの双璧滞在地だと思います。おそらくなおなお様にもご納得いただける考えかと思いますがいかがでしょうか?
次のアンゼール、鄙びていると言えば鄙びていますよぉ・・。今、ちょうどデルボランス湖を訪れた初日のコースのレポートを作成中ですので、しばらくお待ちくださいませ。(バスの動画もアップ予定です。)
なおなお様、ありがとうございました。
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- おーとさん 2025/10/10 23:15:51
- 連日の快晴で最高ですね!
- 暑さにバテてしまわれた一面もあったとはいえ、8月初旬まで続いた不安定な天気が一転して快晴続きとなり、名峰の数々を毎日堪能されたことは羨ましい限りです。素晴らしい写真を楽しませていただき、ルートの状況も詳しく解説してくださってよく理解できました。ありがとうございます。
マラソン大会の日に露天で売られていたパンの写真がとても美味しそうです。ウチのカミさんはブレーツェル(プレッツェル)を欲しがるでしょうけど、私は断然アプリコット入りライ麦パン(丸いやつ)ですね。今夏にザルツブルク州のラウリス村で、もっと武骨で大きな石焼きパンを買いましたが、見た目に反して大変に美味しく、朝食とランチ用のサンドウィッチに使って2日間で完食してしまいました。来夏もヴァレー州で地元産のパン・バター・チーズ・蜂蜜を探すのが楽しみです。
https://otokaoru.sakura.ne.jp/sblo_files/otokaoru/image/P1012332.jpg
ロック・ド・ラ・ヴァッシュ山頂の十字架ですが、我が家が3年前に登った際には既にありました(↑)。真新しい印象ではなかったですが、確かにそれほど年季が入っている感じでもなかったです。
- ゴン太さん からの返信 2025/10/11 11:31:55
- RE: 連日の快晴で最高ですね!
- おーと様、コメントをありがとうございました。
マラソン当日のパンですが、ソルボアから降りてきた時には普通のパンは全て売り切れになっており、買うことができませんでした。代わりにケーキやタルトがたくさん並べられていましたので、私も大好きなアプリコットのタルトをテイクアウトしてアパートに戻ってから食べましたが、COOPで売られている定番のアプリコットタルトよりもやはりおいしかったです。(と言いながら、COOPで売られているナッツと干しブドウが入っているライ麦パンもおいしくて大好きです。)
ロック・ド・ラ・ヴァッシュ山頂の十字架、おーと様の2022年08月26日のブログに写真が掲載されていたのですね。失念しており失礼いたしました。先ほど2010年の写真と動画を見返したところ、おーと様のお写真とほとんど同じアングルでジナールの村を撮影した動画を見つけましたが、やはりそこに十字架はありませんでした。12年の間の村の変化が興味深いです。
おっ!来夏はヴァレー州の滞在がほぼお決まりでしょうか?レポートを拝見できるのが今から楽しみです。
- おーとさん からの返信 2025/10/11 11:45:02
- 未だ何も決めていないのですが…
- いえ、来夏の滞在先については全く未定なんですが、まぁスイスを歩くならヴァレー州は外せないだろうと漠然と考えているだけです。昨年に土砂災害で行けなかったバーニュ谷をリベンジしたい気持ちもありますしね。
- ゴン太さん からの返信 2025/10/11 14:28:20
- RE: 未だ何も決めていないのですが…
- おーと様、来夏は前回予約をされながら災害のために断念されたChanrion小屋の泊まりをお願いいたします!!おーと様の小屋泊まりのご感想をぜひ拝見したいです。(それによって我が家でも小屋泊まりが可能かどうか判断できそうな気がします。他人のなんとかで相撲を取る、なのですが。)
- おーとさん からの返信 2025/10/11 14:49:32
- シャンリオン小屋
- 先ずは日帰りでも行けそうなパノシエール小屋へ挑戦したいんですが、折角インナーシーツを買ったことでもあり、シャンリオン小屋にも行ければ嬉しいですね。ゴン太さんも、身体への負担が大きな日帰りだけに拘らず、小屋泊まりで新たなルートに是非ご挑戦なさってみてくださいませ。
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