寄り道しながら静岡まで～三保の松原、日本平夢テラス

2025/08/28 - 2025/08/30

ちょっと遅い夏休みを８月最終週の木曜、金曜と取得した。
ここ１年以上、いろんな事情で実行することのできなかった「ひとり旅」をしよう！
と２ヶ月前から企画はしたものの・・・
具体的な行き先が決まったのは８月に入ってから(笑)

とはいえ宿だけは漠然と押さえておいたのね、実は！

そんなわけで今回の行き先は静岡と愛知。
初めて訪れる場所のみで旅の行き先を設定したので、楽しみで仕方ないの・・・

エリア 静岡市（葵区・駿河区）(静岡)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

いつもの時間に起きて朝食を済ませ、朝６時半に家を出た。
旅行鞄を車のトランクに積んだら、テキトーに音楽をかけていざ出発！！

途中１箇所、トイレ休憩に立ち寄った以外はのんびりとハンドルを握りひたすらドライブ。
家を出て２時間、到着したのは道の駅　八千穂高原。

道の駅　八千穂高原 道の駅

道の駅の産直売場などは９時開店なのだが、ビジターセンターは８時半から空いていたので、とりあえず道の駅スタンプを押しに入ることに。

館内はこんな雰囲気。


で、今回の目的地は静岡ッスよねぇ～
何故に八千穂高原？？？
とお思いの方もいらっしゃるかと思います（←そんなヤツいねぇ～よ！って反応かしら？）

普通に群馬から静岡に行くならば、関越道→圏央道→東名高速のルートが普通でしょうけど・・・
この日は月末の木曜日。
朝っぱらから通勤渋滞に巻き込まれるのがイヤだったのと、どうせ先を急ぐわけでもない旅なのだから思いっきり普段なら通らないルートで静岡に行っとく？
って軽い気持ちで旅に出たわけです。

国道141号線をそのまま南下。
次に立ち寄ったのは、JR小海線　野辺山駅。

野辺山駅 駅

駅前は閑散としております。

ホームはこんな風！
高原だけど、陽射しはやはりジリジリと焦げつくよう・・・

何の前触れもなく鉄路が響く音がして、電車が駅に滑り込んできたので慌てて撮った１枚！
時刻表くらい見ておくべきだったかも(汗)

県境を越えて山梨へ。
須玉ICから中央道に乗り、双葉JCTで中部横断道へ。
やっぱ高速道路は味気なくて・・・
増穂ICで降りることに。

道の駅富士川に立ち寄ることに。
当初は高速に乗ったまま清水まで行く予定だったので、ここから回り道が始まったわけです(笑)

道の駅 富士川 道の駅

この道の駅は４年前にも来たことがありまして・・・
その時の旅行記はこちら

ぶらり甲州１泊２日旅2021初冬
https://4travel.jp/travelogue/11727572

道の駅スタンプの場所が非常に判りづらくて・・・
グルグルと何度も建物内を見回してしまったよ（トホホ）

道の駅自体は平日なのに人出も多く、比較的活気のある場所っぽい。

館内よりも賑わっていたのは屋外のコーナー。
屋根の掛かった場所には旬の果物が数多く並び・・・
特にシャインマスカットの売り場に多く割かれていた。

そのまま国道52号線を南下。
身延町を過ぎ、更に先を進むと見えてきたのはこちら。
道の駅なんぶ。

道の駅 なんぶ 道の駅

ここは店内の一角に道の駅スタンプが設置されていて分かりやすかった！

店内の様子

この地の有名な武将なのかしらん？

高速には戻らず、ただひたすら国道５２号線を静岡方面に向かう。
興津の街で国道１号線と交差したらナビに従い慎重に運転。
気がつけば清水市街地。

清水魚市場　河岸の市という場所で昼食を食べるつもりでナビ設定していたのに、最後の最後でよそ見していたせいで入り口を見つけそびれた(涙)
頭の中は「マグロ丼」を食べる事しかなかったのでショックを受けたけど・・・

そのまま引き返すのも面倒い感じだし、当初の予定時刻をだいぶ過ぎているからそのまま先を急ぐことに。
赤信号で停車した際に、目的地を三保の松原にセットし直し、何事もなかったかのように進む(笑)
無事に辿り着いた羽衣公園駐車場。

神の道。
松が何となく枯れたような色合いだったのが気になった。
今年の夏は規格外の猛暑と、極端な少雨が連日続いているが、そういう影響も大きいのだろうなぁ・・・

神の道 名所・史跡

三保の松原の見学をする前に、ここで腹ごしらえすることにしましょ！

清水港海鮮 まぐろ屋 グルメ・レストラン

平日だし、時刻も13時半前後だったせいか、他に客は2組だけ。

注文したのは本鮪の漬け丼。
味は普通かな・・・
ごちそうさまでした。

みほしるべという建物があったので館内へ。
映像を見れば三保の松原の成り立ちや歴史をすることができるので、実際に三保の松原の散策前に立ち寄って事前知識を入れていた方が役に立つかもネ！

静岡市三保松原文化創造センター (みほしるべ) 美術館・博物館

では、三保の松原に向かって歩きましょう！
連日猛暑日続きの北関東内陸部の暑さに較べたら、海沿いは風が適度に拭く分だけ耐えられるのだが・・・
それでも陽射しのキツさは群馬と変わりないかも・・・

案内板

結構のたうち回っているのね～

羽衣の松 自然・景勝地

羽衣の松と書かれた案内板が他にもあり・・・
いったいどれが本物？？？？

松原の先には砂浜と、青く広がる太平洋。
そして真っ青な空！

ずっと砂浜かと思いきや、波打ち際は小石の浜辺
寄せては返す波を見ているだけで、気持ちが浄化されてくるような・・・
職場での有象無象のモヤモヤなんて、すべてこの海辺に捨てて行ってしまおうか！(笑)

見たことのある風景
画竜点睛さ極まりないというか・・・

だって、富士山が見えないんですもの～(号泣)
ま、こんなに暑くて、山影がもやっているから見られるとは期待していなかったが、でも残念だわ～！
今度来る時は、空気がピンと張りつめた寒い晴れの日が良いかな・・・

松原の中を散策してみた。
平日だから人はそれなりに来ているけれど、羽衣の松と海辺を見たらサクッと帰る人が多いみたい・・・

鎌ヶ先と呼ばれるエリアまで歩いていたみたい・・・
残念ながら富士山があるべき場所には白い雲が立ち込めるばかり。
ま、でものんびり松原を散策できたし、目的は達成したので結果オーライということで(笑)

世界遺産富士山の碑も見たし・・・
先を急ぎましょうかね！

次にやって来たのは日本平。
的確なナビに導かれ、何の不安を覚えることもなくすんなり到着。
駐車場に車を停め、目指す方向へと足を進める。

日本平 自然・景勝地

先程までいた三保の松原よりも人出は少ない印象。
こんな太陽が照りつける時間帯に来た自分が酔狂なのか？(汗)

高台だけあって、遠くまで見渡せるのは何か気持ちいい(笑)
別の季節ならば、もっとくっきりと遠くを瞠らせたのかもしれないな・・・

さて、この木造の建物は・・・

かの隈研吾氏が設計した「日本平夢テラス」
早速中に入ってみましょう！

日本平夢テラス 公園・植物園

建物内は取り立てて展示やら仕掛けやらあるわけでもなく・・・
スルスル～っとひと回りしてしまった(苦笑)

清水方面の風景

案内板

ここはもしやテレビ塔なの？
予備知識なしで訪れたので、無知丸出しなのが少々恥ずかしいというか・・・（ポリポリ）

日本平ロープウェイも見えるんだぁ！！

グルッと一巡りしたら・・・

暑いので館内の喫茶スペースで涼を堪能しますかね！
２階ラウンジスペースのカフェで頂いたのは、みかんソーダ。
PayPay使えます！

ちょっとの間、寛いでいる間に雲行きがみるみる怪しくなってきて・・・
日本平ロープウェイまで歩いてきたものの、空はすっかり今にも泣きだしそうな程・・・

日本平ロープウェイ 乗り物

当初の予定は、ロープウェイに乗って久能山まで行ってみることだったのだが・・・
雨対策は何の用意もしていないし、急速に雲行きが怪しくなってきたことに怖気づいたというか・・・

しばし店内の品々を見つつ思案した結果、今回は雨が降ると確信し回避することに。

再び外に出たら、どこからか涼しい風が吹いてくるし、空はますます雲が増えている。
下手するとこの場にい続ける間に雨粒が落ちてきそうだな！と思い・・・

でも何となく、せっかくここまで来たんだからロープウェイに乗って旅の続きをしたい気持ちマンマン。
宙ぶらりんな気持ちと冷静な理性との狭間(苦笑)

でも普通に考えれば間違いなく雨が降って来るだろうし、それって時間の問題。
何の準備もしていないのだから、今回は潔く見送ろうじゃないか！(←大げさ野郎(笑)）

ってことで気持ちの踏ん切りをつけ、駐車場まで戻り、ちょっと早いけれど今宵の宿へ向かうことにする。
日本平を下り始めて２分くらいで、フロントガラスに大粒の雨が落ち始め、やがて一時、ヤバイくらいの勢いで数分ほど雨に襲われた後、ピタッと雨はやみ、再び晴れ間が現れた。

初日の走行距離　295km


ウォークマンを車に繋ぎ、とりあえず「夏」のタイトルの曲をかけるようにセッティング。
夏が終わった後は何だかようわからん基準で流れてくるままに、一日中、音楽を聴きながらドライブに興じていた。

♪本日のBGM

「夏が来た！」　渡辺美里
「夏が来る」　大黒摩季
「夏ざかりほの字組」　TOSHI&NAOKO(田原俊彦＆研ナオコ）　
「夏だね」　TUBE
「夏に恋する女たち」　大貫妙子
「夏のクラクション」　ゴスペラーズ
「夏のクラクション」　稲垣潤一
「夏のヒロイン」　河合奈保子
「夏の二週間」　谷村新司
「夏の少女」　南こうせつ
「夏の思い出」　ケツメイシ
「夏の扉」　松田聖子
「夏の日」　オフコース
「夏の日」　森高千里
「夏の日のドラマ」　サザンオールスターズ
「夏の日の午後」　岡村孝子
「夏の日の思い出」　原由子
「夏の月」　杏里
「夏の決心」　大江千里
「夏の王様」　Kinki kids
「夏の終わりのハーモニー」　MOOMIN
「夏の終わりのハーモニー」　井上陽水・安全地帯
「夏よ走れ」　TUBE
「夏をあきらめて」　研ナオコ
「夏を待ちきれなくて」　TUBE
「夏を待つ帆（セイル）のように」　ZARD
「夏を待てない」　国生さゆり
「夏を抱きしめて」　TUBE
「夏休み」　吉田拓郎
「夏恋」　シド
「夏祭り」　JITTERIN' JINN
「夏祭り」　Whiteberry
「夏空グラフィティ」　いきものがかり
「夏色」　ゆず
「夏色のおもいで」　TULIP
「夏色のナンシー」　早見優
「夕日」　ケツメイシ
「夕涼み」　松任谷由実
「夕陽に別れを告げて～メリーゴーランド」　サザンオールスターズ
「夜に傷ついて」　アン・ルイス
「夜明けのBEAT」　フジファブリック
「夜明けのMEW」　小泉今日子
「夜明けのマイウェイ」　パル
「夜明けの雲」松任谷由実
「夜空ノムコウ」　SMAP
「夜霧のわかれ道」　原由子
「夜風の中から」　中島みゆき
「夢」　FUNKY MONKEY BABIES
「夢 with You」　久保田利伸
「夢じゃない」　スピッツ
「夢であるように」　DEEN
「夢で逢えたら」　吉田美奈子
「夢で逢えたら」　ラッツ＆スター
「夢なら醒めてよ」　大黒摩季
「夢に消えたジュリア」　サザンオールスターズ
「夢のうた」　倖田來未
「夢のしずく」　松たか子
「夢の中で逢いましょう」　高野寛
「夢の中へ」　井上陽水
「夢の中へ」　斉藤由貴
「夢の終わり　愛の始まり」　アンジェラ・アキ
「夢の途中」　来生たかお
「夢をあきらめないで」　岡村孝子
「夢を信じて」　徳永英明
「夢を見たいから」　access
「夢一夜」　南こうせつ
「夢伝説」　スターダストレビュー
「夢前案内人」　山口百恵
「夢狩人」　岩崎宏美
「夢見る少女じゃいられない」　相川七瀬
「大きな古時計」　平井堅
「大きなタマネギの下で　～遥かなる想い～」　爆風スランプ　
「大キライ　でもありがとう」　DREAMS COME TRUE
「大切」　FUNKY MONKEY BABIES

８０年代～2000年代ばっかだなぁ～(笑)

続く

この旅行記へのコメント （4）

• ねもさん 2025/10/09 15:59:42

  何と日本平に⁉️

  群青さん　静岡にようこそ！
  日本平の麓に住んでいます、山頂まで徒歩１時間半くらい😅
  夏は晴れても展望イマイチなことが多いです(-_-;)　11月～１月がベストかな。
  
  変わったルート、私も６月に草津温泉から静岡に戻るときに通りました✌️　冷静に考えると案外合理的かも？

  群青さん からの返信 2025/10/09 21:45:59

  Re: 何と日本平に⁉️

  ねもさん　こんばんは。
  コメントありがとうございます。
  
  ねもさんのお膝元と気づかずに行っていたんですね、僕は！（汗）
  初めての静岡市でしたが、今回は久能山とか行けなかった場所もあるので、また機会を作って行ってみたいと思います。
  三保の松原や日本平から富士山を望むならば、やはり冬ですね！
  
  草津温泉から静岡までならば、長野→山梨ルートの方が全然早いですよね。
  中部縦貫道の未開通区間の八千穂高原ー中央道の区間が繋がれば、静岡方面から北関東や新潟へ向かうルートのメインとなり得る路線だと思うのですが・・・
  如何せん未だ工事はおろか土地買収の目途も立っていないようなので、先は長そうです。
  
  群青

• 旅猫さん 2025/09/13 06:51:17

  南部光行

  群青さん、おはようございます。
  
  三保の松原と日本平、懐かしいです。
  三保の松原は９年前、日本平は13年前に訪れました。
  富士山は、三保の松原からは何とか見えましたが、日本平からは見えず。。。
  富士山が見える名所で見えないと、がっかりですよね。
  それにしても、『みほしるべ』や『日本平夢テラス』など、いつの間にか新しい施設が出来ていたのですね。
  
  そして、南部光行。
  南部光行は、未だに青森県内で確執の残る津軽と南部の対立で知られる陸奥南部氏の祖です。
  甲斐国の南部郷を領した甲斐源氏武田氏の一族で、鎌倉時代の光行の時に、陸奥国の一部を拝領しています。
  今の八戸や三戸の辺りです。
  騎馬像があるとは知りませんでした。
  
  旅猫

  群青さん からの返信 2025/09/15 07:43:06

  Re: 南部光行

  旅猫さん　おはようございます。
  コメントありがとうございます。
  
  季節柄、そしてこの日の天候(晴れているけどとにかく暑すぎ）ゆえ富士山は見えないだろうな！とは思っていたものの・・・
  それでもやはり見たかったし、見えたならば印象がもっと違っていたんだろうなぁ～！
  違う季節に再訪する動機づくりとなったかもしれませんね。
  「みほしるべ」「日本平夢テラス」確かに近年作られた施設で、前者はともかく後者は正直、建物ありき感マンマンっぽかったかも・・・
  
  道の駅なんぶの騎馬像。
  むしろその人物や背景を旅猫さんから教えていただいて、そうだったのか！と大変勉強になりました。
  自分の無知さは置いといて(汗)、陸奥の南部とのかかわり（というか淵源）になった人物なんですね。
  ありがとうございます。
  
  群青