2021/12/04 - 2021/12/05
11位(同エリア75件中)
群青さん
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鮮やかな風景は、しっかりと心に焼きつけて・・・
カメラ越しの”記録”に頼るのではなく、自分の眼(まなこ)で捉えた”全身での記憶”に!
1年10ヶ月ぶりに友人と旅をしてきた。
今回はその時の道中を書き記したいと思う。
関東近郊、1泊2日、車での移動で行ける場所。
温泉に浸かってのんびり過ごし、美味しいものを頂きながら久々に酒でも飲み、尽きぬよもやま話に花を咲かせたい!
そんなわけで今回の目的地は山梨。
山梨でも2人とも行ったことのない場所にしよう!
という括りで浮かび上がったのは山梨県峡南地域の身延町にある下部温泉。
初日、2日目と1箇所ずつ観光する以外、早めに出発し早めに帰宅する形で、極力人との交錯を避けつつ・・・
想定外のトラブルに見舞われもしたけど(苦笑)・・・
なんだかんだ言っても楽しいひとときになりました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
-
圏央道から中央道に出て、談合坂SAで休憩をした後、ひたすら目的地目掛けてハンドルを握る僕。
昇仙峡の県営無料駐車場に到着したのは朝の9時15分。
気温2℃と凍れます。
駐車場の片隅に停まっているこのマイクロバス、ここから昇仙峡ロープウェイ付近まで1人300円で運んでくれるのだとか。
早速、勧誘のおじさんが寄ってきて声をかけられたけど・・・
こちとら、散策目的でやって来たからノーサンキューなんだよね。済まん!
帰宅してデジカメ画像を見て初めて気づいたのだが、もうこの頃すでにトラブルの前兆があったみたいね。
全然気づかんかったわ・・・(失笑) -
昇仙峡の案内看板をざっと見て、いざ散策開始!
-
昇仙峡入口付近。
真っ青に晴れ渡る空。
しんしんと冷えた空気を引き裂くように、気持ちだけが高鳴る。昇仙峡 自然・景勝地
-
昇仙峡の中でイチバンの景観の場所って、覚円峰と言うんですね!
-
ガイドブックや旅行記で見たことのある風景が目の前に!
覚円峰 自然・景勝地
-
夢の松島、と言うらしい。
この場所。
単に巨石がゴロゴロしているだけにしか思えんのだが・・・(苦笑) -
渓谷を流れる荒川沿いに遊歩道が整備されているので歩きやすいが、やはり徐々に登りの勾配がキツくなる感じ。
写真を撮りながらゆっくりと歩く分には全然気にならないけど。
この辺りで、先程の県営駐車場でマイクロバスを利用し一気に上に行った人たちとすれ違った。 -
やがて、遊歩道を覆うように巨大な石が目の前に!
-
石門と言うのだそうだ。
この辺りからどうも何かヘン?と
いつもとは異なる事態に気づかされ始めた。
この画像の色調を見て、あぁやっぱり!
と納得する次第。 -
仙娥滝。
徐々に高くなり始めた陽光を浴びて、滝の一部に虹がかかり・・・
それはそれは何とも言えない美しい光景だったのだが。
残念ながら僕のデジカメではそれを切り取ることはできなかった!(涙)
明らかにデジカメの様子がおかしい。
シャッターを押したらとりあえず反応するが、連射とかまったくできない。
ズームもダメ!
撮った画像の様子を確認しようと切り替えても反応すらしてくれない。
事態を呑み込むことも受け入れることも瞬時にはできなくて・・・
ただただ焦る。
旅は始まったばかりなのに、なんてこった!!仙娥滝 自然・景勝地
-
仙娥滝の周辺はやや激しい石段が続き、登りきると土産物屋が数軒ほど並ぶ賑やかな場所へと出た。
このまま気落ちしていても旅がつまらなくなるだけ。
だったら今回は、デジカメが動けば写真を撮ればいいし、調子が悪ければ友人のiPadで風景を切り取ってもらい、帰宅したら画像を分けてもらえばいい!
と気持ちを切り替え、旅を続行。
昇仙峡クリスタルファウンテンという”映えスポット”に。
噴水の頂には水晶が!! -
昇仙峡ロープウェイの乗り場へ到着。
昇仙峡ロープウエイ 乗り物
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乗車運賃は往復で1,300円也。
ロープウェイは20分間隔で運行されていた。 -
紅葉シーズンも終わり、駆け足で冬へと向かいつつあるこの場所も、陽射しの温かさに包まれて気持ちいい。
適度に観光客もいて、コロナ禍の一段落した昨今の、何となく浮き立つ世の雰囲気を感じたりもする。 -
途中で降りてくるロープウェイとすれ違う。
まだ早い時間帯なのに、結構な乗車人数だった。 -
パノラマ台駅に到着。
-
浮富士広場からは富士山が見えた。
この頃、もう完全にデジカメは息も絶え絶え。
1枚だけ撮影したが、撮れてないと思っていた。
こんな風でも自分のデジカメで撮れて、ひと安堵。浮富士広場 名所・史跡
-
山々の合間に見えるのは荒川ダム。
1986年(昭和61)完成。
甲府市民の水がめとして機能している。 -
山頂駅展望台は岩場の上に。
白くて削れやすそうな岩場で、滑りやすく怖い感じ。 -
登って見たけど富士山は枝に邪魔されて・・・
苦労して行くほどでもないかもネ。(苦笑) -
散策を終えてパノラマ台駅へ。
やや混み始めたからか、臨時便を出すとのアナウンス。
まったく待たされることなく下ってくることができた。
この後、ロープウェイ駅の隣にある山梨ワイン王国に入ったりしたのだが・・・
写真はほぼ全滅状態。
いや、参ったね!
結果的に今回の旅で、自分のデジカメで撮った筈の画像の1/3が、実はちゃんと取れてなかったことに帰宅後気づかされる始末。
あぁ・・・ -
再び昇仙峡を歩いて下ることに。
結構のんびりと過ごしていたから気がつけば12時15分前に。
せっかくの自然散策だから、人とすれ違わない場面では一瞬マスクを外し、思いっきり新鮮な空気を吸い込んでみる。
旅はイイネ!
つかの間、世のウザウザとしたあれやこれやが霧散していくような解放感を味わいつつ、ゆっくりと一歩を踏みしめる嬉しさよ!! -
行きに見た光景と違って見えるのは、やはり光線の関係か・・・
-
石門の向こうに見える景色も輝いて見える。
でも、自分のデジカメで撮れていた写真は、色合いが何かかなりヘン!
気味悪いほど色がドギツイや・・・(汗) -
(友人提供の画像)
あぁ、この旅を終えたら新しいコンデジを買おう!
と固く心に誓う自分。
(今、新たな相棒を何にしようか思案中)
この後はひたすら下道利用でのんびりと宿を目指そう!
と意見が一致し、目的地をナビにセットする。
来る時とは異なるルートを選択し、ナビに従って山を下り始めたら・・・
和田峠に差し掛かった辺りで見た富士山と甲府の街の風景はまさに絶景!!!
助手席にいた友人も撮影する余裕もない程、唐突に現れたその景色。
峠付近には「みはらし広場」なる狭い空間も1箇所だけあったのだが、先客ありで車を停められるスペースもなく泣く泣く断念。
「本当に感動する景色は、逆にしっかりと心に焼きつけた方が良いんだよね。
チマチマと写真に残してしまうと、却って人間はしっかりと自分の眼で見たものを鮮やかに記憶しようとする努力をしなくなるからネ!」
ふと漏らした友人のその一言。
まさに今回の旅全般に渡って言える至言だと思えます。 -
甲府の街を通り抜け、甲斐市、南アルプス市(この地名ってどうなんでしょう?)と通り過ぎ、国道52号の富士川沿いにある道の駅に到着。
道の駅富士川。道の駅 富士川 道の駅
-
中部横断自動車道の増穂PA(下り)に併設されているため、結構人出は多い。
建物も新しくスッキリしている。
建物上部に何があるのか気になったので行ってみることに。 -
道の駅2階からはらせん階段が・・・
-
辿り着いたら・・・
鼓があるだけでした。
1階の土産物処は結構品数も多く、山梨名物もある程度揃えられそうな印象。
ただ、まだ初日なので購買意欲が湧かず・・・ -
ホテルのチェックインまでまだ間があるのでもう1箇所、道の駅に立ち寄ることに。
道の駅みのぶ富士川観光センター。
山梨県富士川クラフトパークという公園内にある道の駅なのだが・・・
何と言うか、やっちまったな!感ありありの施設だったなぁ~
器だけ立派に整えたけど魂が入ってないというか、中身スカスカというか・・・道の駅みのぶ 富士川観光センター 道の駅
-
(友人提供の画像)
15時になったのでチェックインしましょう!
ということでやって来たのは今宵の宿。
下部温泉にある下部ホテル。
15時ちょうどに入ったのに、館内が混み入っているんですけど・・・
この辺りからの画像は、友人のiPadやホテルの公式ホームページからのものが多くなります。下部ホテル 宿・ホテル
-
下部ホテルは8階建ての建物で、結構年季が入っています。
フロントやロビー、温泉がある1階や、食事処のある2階は綺麗にリニューアルされていますが・・・
5階の部屋は和室10畳。
昭和の温泉宿そのまんま。(笑)
ローベッドみたいな様式が既にセットされた部屋。
大人2人でも全然狭さは感じません。
が、広縁との間の段差はビミョーな感じ。
これ、年寄りだったら絶対すっ転びそう!
部屋の壁紙も一部破れていたし・・・
トイレからは古い建物特有の何とも言えない匂いがします。
「香でも炊けばこの匂い軽減されるのにネ」
とは友人の弁。
まぁいいや!
風呂に入る前に軽く1本缶ビールを飲みつつ、しばし談笑。
この友人と会うのも1年2か月ぶりで、普段から頻繁にメールでやり取りはしていたから互いの動静は熟知しているものの・・・
「まぁ、コロナの端境期に旅できて良かったね!」
との言葉はまさに同感。 -
(公式ホームページから借用)
この下部ホテル。
下部温泉の共同泉とホテル独自の温泉の2つを引用しているため、浴槽の数が多く、しかも深夜の清掃時間を境に入れ替わるため、当日と翌日は異なる温泉を利用できるんです。
https://www.shimobe.co.jp/
下部ホテル公式ホームページ
この日の男湯は「松ぼっくりの湯」
岩露天風呂。
周囲や上空はほぼ覆われてしまっているため、露天風呂というよりは半露天風呂と言った方が正しいかも。 -
(公式ホームページから借用)
八角檜風呂。
下部温泉の源泉自体がそもそも温度が低く加温しているため、露天風呂はやや温め。
その分、湯あたりすることなくのんびりと入っていられそうです。
この時期もいいけれど、むしろ暑い夏場にこそ、この宿の風呂は気持ちよく浸かれそうな気がします。
湯上りにアイスキャンディーを頂いて部屋に戻り、夕餉の刻までのんびり。 -
(友人提供の画像)
夕食は17時半からを選択。
山のかまどバイキング(ビュッフェレストラン)へ向かうアプローチには、ガラス越しに山女魚を焼く姿が見えたりします。 -
この宿のバイキングは、特にライブキッチンに力を入れているようで・・・
あちこちから威勢の良い呼び込みの声が聞こえてきました。
席に案内され、ライブキッチンの案内を受ける。
特に人気のあるフィレステーキとカキフライは事前に必要な数量を紙に記入し渡す形。
それ以外の料理は、自分で取りに行ったりワゴンが席の近くまでやって来たりという仕様。
コロナ対応のため使い捨てのビニール手袋を着用厳守!
感心したのは、この使い捨て手袋。
手袋は機械にセットされ、手をかざすと自動で空気が封入され、その中に手を突っ込めば着用できる!という。
あら面白や!(笑)
早速、料理を選びに行きましょう! -
目移りしながらあれやこれや選び、せっかくだから料理くらい自分のデジカメで撮りたいな!と思い撮影したものの・・・
肝心の美味しそうな料理の数々を収めた写真がことごとく写っていない現実。(涙)
なので、僕のセレクトは披露できないんですぅぅぅぅ~!
食事の供は米焼酎を選択。
「八ヶ岳の舞」という、近年開発された地場の焼酎。
八ヶ岳山麓の伏流水、山梨県産の米、東京農業大学短大部醸造学科が産出したナデシコの花から育んだ酵母を掛け合わせた純米本格焼酎でして・・・
お酒担当のスタッフの方の説明に聞き入ってしまいました。
確かに華やかな香りで飲みやすい米焼酎でしたね。 -
山梨名物ほうとう。
それに、しゃぶしゃぶをライブキッチンからもらって来た。 -
これはワゴンでスタッフが持ってきた、南部やきそば。
仕上げに削ったいりこを振りかけて、和のテイスト。
麵が太くしっかりしていて、やや芯が残る感じがしたのですが・・・
帰宅後ネットで調べてみたら、実は南部焼きそば自体がゴムのように歯ごたえある硬い麵を用いて、蒸気で蒸らしながら焼き上げていくのだとか。
隣県の富士宮やきそばのルーツ的存在とも言われているらしい。 -
山のかまど名物のチーズパスタ。
これも事前に食べたい旨を伝えておくと作りたてをワゴンで運んできて、最後にチーズを削ってトッピングしてくれるスタイル。
この日、夕食時はやや気温も下がっていたせいもあると思うが、せっかくのアツアツもドンドン冷めてしまう感じで・・・
ライブキッチンをやるにはこれからの時期、徐々に過酷度が増していきそうですネ。
右側の皿はフィレステーキ。
美味しかったのでおかわりしてこれが2皿目。(笑) -
食後のデザートもてんこ盛り(笑)
どれだけ食べるつもり?我???
それにしてもこの画像、茶色すぎて全然何が何だかわからんわね!(冷や汗)
一応簡単に説明しておくと
左上から、シャインマスカットゼリー、シューラスク、わらび餅ときな粉、林檎、キウイフルーツなんだけど・・・
色合いはこんな風にしか撮れなくて、シャッタースピードの反応はメチャ悪くて、どんな写真に仕上がったか確認しようにもモニターが反応してくれないコンデジ。
6年間使った僕の相棒。
ニコンのクールピクスという機種なのだが、今思えば最初から扱いが非常に難しく感じたこともしばしば。
何とか色合いの特性に馴れて、微調整しながら使ったコンデジなのでそれなりに愛着はあるのだが・・・
6年間本当にご苦労様でした!
とお別れの旅になるとはネ。
こんな事言っちゃなんだが、先日の南紀旅の際に壊れなくてホント良かった!
と、今になってはそう思う。
(後日、南紀旅は旅行記に書く予定です) -
バイキングの時間も早かったし料理の品数も豊富だったし、満足いく食事だった。
部屋に戻ってテレビを見ながら再び酒盛りしていたら(笑)、館内から威勢の良い太鼓の音が響いてくる。
1階ロビー付近の「水のラウンジ」では毎晩20時半から「信玄出陣太鼓ショー&餅つき」のイベントが開催されている。
見に行ってみたが、結構な密の状態でヤバそうだったので早々と退出。
土産物処を見てから部屋に戻り、22時過ぎに就寝。
翌朝、一風呂浴びに1階へ。
昨夜の宴の後の場所はひっそりとしていた。 -
(公式ホームページから借用)
翌朝は男湯は「ほたるの湯」。
露天風呂のスペースはこちらの方が広いかも!
陶器風呂に浸かってまったりして・・・ -
(公式ホームページから借用)
檜風呂で温泉を堪能し、最後に内風呂でしっかり温まってから風呂場を後にした。
あぁ、腹減った!
前夜あれだけ食ったのに、どうかしている我が身体。(汗) -
朝食は7時開始。
前夜と同じ会場 「山のかまど」からは美味しそうな香りが立ち込めている。
諦めの悪い僕はまたも悪あがきしてみたが・・・
やはり食事風景がきちんと撮れなかったし、僅かに残った写真を見ても色合い的に興醒め。
やはりこのコンデジとも、いざさらばの時なんだな!と。 -
最初は和食セレクトで、その後はクロワッサンとデザート。
クロワッサンが結構いろんな品数があり、趣向の変わったものばかりで美味しかった。
ワゴンで運ばれてきたおしるこは、前夜の餅つき大会のしるしなのでしょうか・・・ -
裕次郎ギャラリー。
昭和の大スターだった石原裕次郎。
その彼が昭和36年にこの宿で1ヶ月半もの間、湯治をしていたのだとか。
スキー中に粉砕複雑骨折を起こした彼が、医師から勧められた切開手術を拒み、この宿での温泉療法を選んだらしい。
僕の年代はまだ石原裕次郎を知っているけど、30代以下の若い人たちにはもう「誰それ?」な存在なのでしょうね・・・
彼の不肖の甥が、昨今ニュースを賑わせているけれど。 -
2日目はどこに立ち寄ってから帰るか!
友人とやや意見が一致しなかったまま朝になってしまったので、友人の意向を汲み取りつつ折衷案を提案。
当初は朝9時のチェックアウトを想定していたのだが、帰宅時の渋滞にはまりたくないと考える一方、東名高速を使うと集中工事の影響で迂回路である圏央道の渋滞を無性に気にする友人と・・・
どうしても42年ぶりにその場所を訪れたい自分。
チェックアウトを30分早め、8時半に宿を後にした。
下部ホテル。
館内の古さ、特に部屋の旧さと較べ、やや宿泊代が高い気がしなくもないのだが・・・
コロナ対応には費用も人出も掛るし、安心に旅を楽しむための保険的側面も考慮すると、まぁ昨今の相場価格なんだろうなぁ~!
場所柄的にも決して近くに多くの観光地を抱えるわけでもないし、中部横断自動車道が開通したとはいえ正直、交通の便が良いとは言い難い場所にあるのが下部温泉。
富士五湖の本栖湖へと繋がる国道300号は、一部区間の崩落事故により夏以来ずっと通行止めが続き、より一層、交通面でのハンディを背負ってしまっている。
そんな状況下を吹き飛ばすかのように、このホテルの方々の頑張りやもてなし心には感銘を受けた。
食事処でのきめ細かな気配りと、ライブキッチンを盛り上げるべく奮闘する活気の良さ。
旧いホテルでありながら清潔さを保つべく努力を重ねているところ。
そういう点がひときわ印象に残りました。 -
(友人提供の画像)
僕が遠回りしてでも来たかった場所。
静岡県富士宮市にある白糸の滝。
ここにやって来たのは何と42年ぶり!
小学6年の夏に来て以来なので、どんな風に変化しているのか我が眼で見たかったのだ。
42年前はこんな風に上から滝壺を見ることってできたんだっけ???
まずその点に驚いた。
そして、滝壺に虹がかかっているので感動!白糸の滝 自然・景勝地
-
以前の様子とは様変わりして、周辺の雰囲気がまったく変わってしまっているのにビックリ。
それ以上に全然活気のない観光地になってしまっていることにも衝撃を受けた。
それ故か、滝へと続く沿道の土産物屋の数もめっきり減り、綺麗に整備している途中みたいな雰囲気なのだが・・・
整備されたエリアには料金500円の駐車場に誘導しようと係員が2名、必死に旗を振っているが・・・
そこをやり過ごしてちょっと先に行けば、200円で車を停められる民間の駐車場があるのでそちらを利用。
そこのおじさんの案内が親切で分かりやすく、ありがたかった。
白糸の滝そのものは、以前とは変わらぬ威容。
さほど人の多くない滝を見ながら、その静けさが却って贅沢というか・・・ -
結構、水量がありますね。
-
紅葉の名残りみたいな雰囲気も感じられて、思い切ってやって来て良かったと。
-
この後は特に観光せず、帰路に着くことに。
道の駅なるさわ。
天気予報は晴れのはずだったのに、富士山周辺はやや厚い雲がかかっていて・・・
冬の装いを感じさせるような富士の威容。道の駅 なるさわ 道の駅
-
でもこの時期にしては山の中腹まで雪で覆われていて、まさに富士の山!という風情です。
河口湖ICから中央道に乗り、圏央道を通り、渋滞に巻き込まれることもなく友人を送り届け・・・
自分も午後3時半には自宅に到着。
久々の山梨旅。
久方ぶりの友人との再会。
デジカメが不良になった旅。(苦笑)
コロナ禍の最中のつかの間の平穏。
自分なりにしっかりと対策を講じ、安心できる旅のカタチを選択すれば、必要以上に怖がることもなく楽しいひとときを過ごせたことを・・・
自分の眼で見た風景の記憶とともにしっかりと脳裏に刻んで、またいつもの日常を過ごしていたりする昨今。
2022年は、さてどんな一年になるのだろうか・・・
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この旅行記へのコメント (4)
-
- 旅猫さん 2022/01/01 18:18:45
- 写真は記録
- 群青さん、こんばんは。
明けまして、おめでとうございます。
昇仙峡は、訪れたことがありません。
何度も計画したのですが、機会が無くて。
やはり全身で感じるのが旅ですよね。
写真を撮るのに夢中になると、せっかくの思い出が薄まってしまいます。
写真は、旅の記録として残すだけ。
頼り過ぎると、旅がすぐに色褪せてしまいます。
とは言え、その時の思い出を引き出しから出してくれるのも写真です。
旅は五感で記憶して、写真で思い出すのが良いですね。
それでは、今年もどうぞよろしくお願いたします。
旅猫
- 群青さん からの返信 2022/01/01 22:04:32
- Re: 写真は記録
- 旅猫さん
こんばんは。
明けましておめでとうございます。
コメントありがとうございます。
>写真は、旅の記録として残すだけ。。
>旅は五感で記憶して、写真で思い出すのが良いですね。
まったく同感です。
おっしゃる通りだと思います。
先日、昔の旅行の写真をPCで見ていたのですが、自分がフォートラベルを始める前と参加してからでは写真の撮り方に変化があったことに気づかされました。
簡単に手軽に写真を撮れるのを幸いに、旅の感動の一瞬を切り取るということよりも、安易に何でも写し過ぎていた傾向を!
自分的には盲点だったし、たぶんそんな自分への警鐘としてデジカメが身を挺して教えてくれたのかなぁ?!とも思えます。
今年もどうぞよろしくお願いします。
-
- ムロろ~んさん 2021/12/20 22:30:51
- 友人さんフォローの旅(^_-)-☆
- またまたこんばんは、ムロろ~んです。
山梨へ行かれた旅行記を拝見しました。
デジカメ故障(◎_◎;)。
私も今使っているカメラを愛用しているのですが、4年目。
今までは一年間隔で買い替えしていたので寿命っていつ来るのだろうって思ってるんです。
去年なんてPCのHDDが寿命で壊れるし、今年もPCが寿命で壊れて(;´Д`)。
特に旅先でカメラなんて言ったら大変だと思いました。
そんな時に友人さんのカメラがあって良かったと思いました。
思い出を共有できるというのもありがたいと思います。
また素敵な思い出ができて良かったと思えた旅行記を読むことができて良かったと思いましたよ。
ムロろ~ん(-人-)
- 群青さん からの返信 2021/12/20 22:57:17
- Re: 友人さんフォローの旅(^_-)-☆
- ムロろ~んさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。
昨日、先月末の南紀への旅の旅行記を記しながらあの時に撮って来た写真をまじまじと見て気づきました。
デジカメの不具合はこの旅行の際に既に兆候があった!ということを。
樫野埼灯台を撮影したものが2枚ほど、設定をいじったわけでもないのに明らかにおかしな色で撮影されていたり・・・
この後載せる予定の行程で、シャッタースピードがミョーに落ちていたり色調がヘンだったり・・・
こないだまで使用していたデジカメのデビューは2016年4月の長野旅行から。
足掛け6シーズン僕の相棒として旅先の記録をしてくれていたんですね。
しばらくは旅行の予定もないので、次の相棒選びはとりあえず先送り状態なのですが・・・
少しでも長い付き合いとなるように、しっかり吟味したいと思ってます。
それと、ムロろ~んさんの旅行記を読ませて貰って改めて感じたのですが・・・
持つべきものは良き友人ですよね!
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