2025/08/09 - 2025/08/17
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ローマ2日目、ヴァチカン美術館とサン・ピエトロ寺院を巡ります。ヴァチカン美術館は予約必須、サン・ピエトロ寺院もクーポラに上る為に夕方に予約を入れています。ローマ・ヴァチカンでも屈指の見どころを巡る一日、オーバーツーリズムが心配です。
この日はランニングスタイルでの観光です。ローマは地下鉄の路線が少ないこと、地下鉄以外にバスの場合でも待ち時間やスリの心配もあり、場所によっては走って廻る方が効率的かな?と思っての試みです。暑さの中、水分補給にも注意しながらの観光です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ホテルでの朝食、南国風の中庭で頂きます。
スズメのほか、小鳥のさえずりの中での朝食です。小鳥たちはパンくずなどの食べ残しを狙っています。 -
オーソドックスなメニューですが、パンも種類が豊富、フルーツも色々とあります。コーヒーマシンもありますが、カプチーノなどはホテルのスタッフにオーダーです。
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安定のハム、チーズ。そしてここのホテルはころころとしたソーセージが美味しかったです。毎日メニューは変わりませんでしたが、美味しいので飽きは来ません。
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オリジナルサンドイッチ♪
ハム、サラミ、チーズを何枚も重ねています!トーストは焼いています。 -
ラヴェンナのスーパーで買った「潰れた形の桃」です。朝食でカットして頂きました。いい具合に熟していて、甘い香りがしてきたので食べごろでした。とても甘く、美味しかったです!日本の白桃と同じ味!
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朝食でしっかりとエネルギーと水分補給しました。
最初、ヴァチカンとは逆方向の「真実の口」に向かいます。ホテルからは1㎞ちょっと、ゆっくり走って6-7分です。 -
「真実の口」のオープンは9:30ですが、この時9:10過ぎ。日本人と韓国人を中心として20人ほどの列ができています。
ここでチップのお金を忘れたことに気づきました!私達は前回2011年に真実の口に手を入れた写真は撮影済みなので、柵の外からの撮影を済ませ、ホテルに戻りました。ヴァチカン美術館の予約時間に遅刻しないよう、身支度を整えます。 -
ヴァチカンに向かう途中、朝市の準備に遭遇
野菜や果物だけでなく、瓶詰めのパスタソースや調味料が多いのもローマという都市部ならではの特徴でしょうか。お土産用にセットで売っていたりといろいろ。それにしてもこれを毎朝並べるのは大変だわ・・・。 -
ナヴォーナ広場
噴水で有名な広場ですが、朝ということで観光客もそこまで多くありません。 -
サン・ピエトロ寺院に向かう直線道路に入りました。
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大きな十字架を持った人を先頭に、巡礼の皆さんが列を成して進んでいます。
サン・ピエトロ寺院の「聖なる扉」を目指しているのでしょうか。 -
ヴァチカン美術館に着きました。
予想通り多くの人が並んでいますが、大半の方は予約済みですのでスタッフに確認の上で予約時間ごとの列に並びます。私たちは10:30の予約に対して10:15頃に到着しました。「真実の口」での写真撮影で並んでいたら、到着時間がもっと遅れていたと思います。
建物の中に入る前、パスポートなどIDで名前の確認があります。予約のない人たちは長蛇の列です。列の先頭は規制線でブロックされていました。いつ動くかもわからず、長期戦でしょうか。 -
無事に美術館の中に入りました。
リュック程度の荷物であればそのままスルーでした。日本語オーディオガイド(8ユーロ/人)を借ります。 -
最初はエジプト館からスタートです。本当は時間をかけて見るのがいいんでしょうけど、ついつい先を急いでしまいます。。。
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大勢の人で賑わっています。
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八角形の中庭に来ました。
「ベルヴェデーレのアポロン」 -
「ラオコーン」
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「ペルセウス」
メドゥーサの首を持っています。 -
円形の間
中央にある水盤は直径4mを超えるそうです。まだまだ序盤ですが、人の流れに乗り先に進みます。 -
床のモザイク画も鮮やかです。
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燭台の間に向かいます。
アーチ状の入口の両端に燭台があります。 -
拡大してみました。通路の左右に燭台が見えます。
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タペストリーのギャラリー
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地図のギャラリー
当時のイタリア主要都市の地図が描かれています。天井の装飾も鮮やかです。 -
無原罪の間
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ラファエロの間に向かいます。
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「ラファエロの間」の第1室「コンスタンティヌウスの間」
1508~1524年の16年の歳月をかけ、ラファエロとその弟子達で制作されたそうです。一面のフレスコ画はまさに圧巻ですね。
ラファエロの間は全4室で構成されます。 -
第2室「ヘリオドロスの間」
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イチオシ
第3室「署名の間」
ここには有名な「アテネの学堂」があります。古代ギリシャ・ローマ時代の偉大な哲学者や科学者たちが何人も隠れているのは有名なお話ですね。 -
ラファエロ本人と言われているのが、こちらをカメラ目線でじっと見ている人物。黒い帽子をかぶっています。
「アテネの学堂」の右下の方になります。 -
第4室「火災の間」
「ボルゴの火災」「カール大帝の戴冠」 -
ラファエロの間を満喫し、いよいよシスティーナ礼拝堂です。
とはいっても、内部は写真撮影禁止の為に写真はありません。隠れて撮影している外国人はチラホラいましたが、ルールはしっかりと守りました。 -
システィーナ礼拝堂を出てきました。一時間ほど滞在しましたが、天井画と壁画の一つ一つをガイドブック(まっぷる持参)と照合し作品を確認、双眼鏡でしっかりと鑑賞をしました。やはり、こういう時はデジタルより紙ベースの情報が役立ちます。
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まだ全部を見ていないピナコテカ絵画館に行きます。
最初の方で廻ることもできたと思いますが、順路が複数あったり、順路の案内が分かりにくかったなどもあり、行ったり来たりで迷ってしまいました。 -
「最後の審判」
システィーナ礼拝堂の「最後の審判」は写真がありませんが、こちらは写真撮影OK。オーディオガイドでしっかりと説明を聞きます。 -
ラファエロ作「聖母の載冠」
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ラファエロ作「フォリーニョの聖母」
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イチオシ
「キリストの変容」
37歳の若さでこの世を去ったラファエロの遺作です。 -
レオナルド・ダ・ヴィンチ作「荒野の聖ヒエロニムス」
モノクロの下書きのまま未完の作です。苦行をするヒエロニムスと彼を見守るライオンが描かれています。
カラバッジョの「キリストの降架」は2025大阪万博に出張中で見る事が出来なかったのが残念です。 -
5時間ほどかけて、しっかりと鑑賞しました。
オーディオガイドの返却ボックスです。 -
ヴァチカン美術館の名物ともいえる螺旋階段で出口に向かいます。
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下から見上げても凄いですね。
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外に出てきましたが、まだまだ多くの人が入館のために並んでいます。
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続いてはサン・ピエトロ寺院に向かいます。
ここではクーポラに上がるエレベータの予約を16:30にしています。 -
「チケットある人はこちら」という表示があったのですが、チケットの確認もなく、皆が同じ荷物検査場を通過して入場です。
よく服装の制限があると言われていますが、夫はTシャツに短パンのマラソンスタイルで何も言われませんでした。肩を出しているとか、サンダルでもなければスルーの様です。かなり許容範囲が広いと思いました。 -
内部は圧倒的に豪華ですね。さすがカトリック教の総本山。
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「ベルニーニの大天蓋」
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「聖なる扉」へのルートも示されています。
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「聖なる扉」を先に通っても、後に通っても聖堂内部は見学できます。
人も少なめだったので、先に「聖なる扉」をくぐります。もっと行列になっているかと思いましたが、スムーズに入れました。 -
「聖なる扉」から聖堂に入りました。反対側から見ると、こんな感じです。
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ミケランジェロ作「ピエタ」
ガラス越しに見ることが出来ます。 -
改めて聖堂内部を見学します。
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「聖ペテロの像」
右足に触れると幸福が訪れる、と言われているそうですが、近づけないようになっていました。残念! -
ベルニー二が手掛けた「教皇アレクサンドロス7世の墓碑」
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ガイコツが砂時計を持っています。
大理石で布のたわみやしわなどの質感を表現しているのがスゴイです。しばらく見とれてしまいました。 -
クーポラのエレベータ乗り場です。
予約者には予約時間の48時間前にメールが来ます。そのメールについているQRコードを読み込んでの入場です。 -
エレベーターを降りました。エレベーターで上がれるのはここまで。この後、300段強の階段を登る必要があります。
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こんな感じの階段を登ります。
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途中からはクーポラのドーム形状が良く分かる通路になっています。
身体も自然と斜めになってしまいます。バランス感覚が変になり、壁に手をつきながら進みます。 -
斜めの通路が続きます。あと少しです。
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イチオシ
最上部に到着しました。景色が素晴らしいです。
周りの皆さんは息を切らしたり、休憩したりで階段を登っていましたが、ランニングスタイルの私たちには余裕でした。 -
システィーナ礼拝堂も見えます。
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下に降りるルートは、上りとは別ルートです。
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下りはあっという間です。
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クーポラ内側のフロアです。モザイク画で埋め尽くされています。
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クーポラ天井の内側
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階下を見下ろします。下から見たのですが、このクーポラの通路は分からないんですよね。
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エレベーターで到着できるフロア、階段に入る手前にはトイレと水道があります。
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エレベーターに乗ります。
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地上階に降りてきました。
クーポラも含め、サン・ピエトロ寺院を満喫しました。 -
色鮮やかな制服を着たヴァチカンのスイス衛兵です。
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サン・ピエトロ寺院前の広場にある通称”ベルニーニ・ポイント”
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”ベルニーニ・ポイント”から広場を囲む列柱を見ると、柱がキレイに重なり、向こう側が見えるという仕掛けです。
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映画だけでなく実際にコンクラーヴェのあった2025年、そして「聖なる扉」が開くという特別な年にヴァチカンを訪れたのは感慨深いです。
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サンタンジェロ橋から見るサンタンジェロ城
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ナヴォーナ広場まで戻ってきました。
広場に面したレストランで一息入れます。 -
まずはビールで疲れを癒します。
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2杯目!アペロ・スプリッツです。
この時ハッピーアワーで、アペロ・スプリッツは半額(5ユーロ)でした。 -
しっかりと飲んで?ホテルに戻ります。
既に食事をとっている人も多いです。 -
ホテルに戻る途中のお土産屋さんでフワフワのマスコット発見。
1つ8ユーロとそこまで高くないので、バッグにつけようかと思い「後で買おう」としていたのですが、結局買いそびれてしまいました。 -
この日、走った距離は8kmほどでした。
ホテルで身支度を整えディナーに向かいます。今日のお店はCIPASSOというミシュラン・セレクテッドにも選ばれているレストランです。
ここのレストランも、予約前日と当日の日中に確認メール(WhatsApp)が入りました。 -
先程も飲みましたが、改めてビールで乾杯です。本日の目的は、牛肉のタルタルとトリュフたっぷりパスタです。
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荷物掛けのフックです。
昨晩もそうだったのですが、二人掛けのテーブルが狭かったのもローマのレストランの特徴でした。一時期日本でも流行ったけど最近見かけないな・・・。 -
南イタリアの赤ワインに合わせます。
ブルゴーニュタイプの大きなグラスで香りも楽しめます。 -
トマトのマッシュの上にブッラータチーズが載っています。トマトペーストが更に凝縮された感じで酸味とコクがすごいです。手前の渦巻はアンチョビです。
ボッタルガがたっぷり振りかけられています。 -
ありました!ビーフタルタルです。
昨晩のレストランでは手違い?でオーダーできなかったので、今回はしっかりと頂きました。塩気の効いたクラッカーに挟まれています。散らばっているカシューナッツがアクセントです。上質な赤身はねっとりしていて、上質なマグロの赤身のようです。 -
サマートリュフがたっぷり載ったタリオリーニです。写真はシェアした量です。このレストランでも「シェアします」と伝えたところ、一人分ずつお皿に分けて持ってきて下さいました。濃厚なソースが太いパスタにしっかり絡み、トリュフもしっかり感じられます。
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子豚を低温調理した一品です。このメインはシェアしました。お腹いっぱいでデザートまではたどり着かないわ。。。
ローマのレストランは一品のボリュームが多いと感じました。 -
外のテラス席も含めて満席でした。
日本人も他に2組ほどいました。周りからは英語しか聞こえず、ほぼ観光客だったと思います。とはいえ、ミシュラン・セレクテッドに選ばれているレストラン、接客、お料理の質ともにしっかりとしていました。お値段もそこまで高くはなかったです。 -
イチオシ
ホテルに戻る前、向かい側のジェラート屋さんに行きます。お腹いっぱいでもジェラートは別腹です。イタリアの有名グルメ誌『ガンベロロッソ』掲載店です。
この時23:00頃でしたが、まだまだ賑わっています。 -
2種類の盛り合わせで5.5ユーロ。メロンとピスタチオ。ホテルの部屋で頂きました。
本日も効率よく観光して、食事も大満足です。
明日の観光に備えて就寝です。
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