2025/08/09 - 2025/08/17
40位(同エリア58件中)
わかきーとさん
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エディハド航空の快適なフライトを終え、ミラノからパドヴァまでレンタカーで3時間ほどの移動です。
パドヴァは見どころが市内中心部に幾つもあり、歩いての散策です。日曜日の観光だった為、休館・閉館も心配していましたが、しっかりと観光することが出来ました。
夜のお食事も大満足。オシャレなシーフードレストランでしたが、丁寧に盛り付けられた料理に目も舌も楽しませて頂きました。暑さの中での観光でしたが、美味しいフランチャコルタとお料理で疲れが吹き飛びました。
お世話になったホテルは、静かな環境、広いお庭のある歴史ある建物を改装したホテルです。お留守番をしているワンちゃんの「番犬」としての働きぶり、親切な女性スタッフのもとで快適な滞在となりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ミラノ・マルペンサ空港のレンタカーオフィス(Hertz)で手続きです。
頼んでもいない「無料でのアップグレード」はありませんでしたが、既に想定したよりも大きな車種が手配されていました。スーツケースを積み込み出発です。 -
昨年はカーナビをオプション予約したのですが、当日の車にはついておらず大慌て。急遽スマホのCar Play機能で凌いだ過去がありましたが、今年は手続きの際に「カーナビはCar Playです」と言われたので、落ち着いてセットできました。もともと英語でのCar Play機能が入っているようでしたが、自分のスマホをつなぎ、日本語でのカーナビとしました。
画面もiPadのように大きく、非常に見やすかったです。 -
ミラノから3時間のドライブ、大きな渋滞もなく無事にパドヴァに到着です。
ホテルの入口は門扉の左側にあるインターホンを押して開けてもらいます。
日本出発前に主な観光地に入れるパドヴァカードとスクロヴェーニ礼拝堂をセットで予約しました。予め印刷した予約確認書から「現地でパドヴァカードに交換の必要あり」とブログで見ていたので、ホテルに行く前に交換を受付けているというエレミターニ美術館に行くべく、近くの立体駐車場に駐車、美術館に向かいました。
ところがスタッフの方に聞くと、なんと「この(印刷した)確認書(QRコード付き)がそのままチケット(パドヴァカード)ですよ、交換不要です!」とのこと。すぐにホテルに向かい、この後の市内散策の身支度をします。 -
お世話になるホテルはMassimago Wine Resort (★★★)
https://winetower.massimago.com/
パドヴァ中心部からは徒歩20分ほどと離れていますが、静かな環境です。見えている塔が客室になりますが、600年ほどの歴史のある塔を改装したとのことです。 -
この敷地の広さでお客は私たちだけ。部屋は3部屋しかありません。「好きな部屋を使っていいですよ」と言われ、一番良い部屋を選びました。エレベーターがないので、自力でスーツケースを運ぶとなると一番階段の少ない部屋を選んだら、一番良い部屋になりました。一階はキッチン・リビングで二階がベットルームです。
身支度を整え、パドヴァ散策に出発です。 -
プラート・デッラ・ヴァッレ
ホテルから歩くこと10分ほど、ヨーロッパ最大級ともいわれる楕円形の広場に沢山の彫像が並んでいます。
人が少ないですが、木陰では多くの地元の人が語らうなど、市民の憩いの場です。 -
サンタントーニオ・ダ・パードヴァ聖堂に向かいます。
この日のパドヴァ、気温が37度ありました。海が近い事もあり蒸し暑いです。日本と同じような気候です。とにかく暑い。 -
サンタントーニオ・ダ・パードヴァ聖堂
パドヴァで最も重要な教会の一つであり、世界でも多くの来訪者のある教会のひとつだそうです。
内部は写真撮影禁止、女性で肩を出しているとか、ホットパンツの人は不織布(1ユーロ)を身に着けるようチェックされていました。夫はTシャツに短パンでしたが何も言われませんでした。
聖堂内には立派な棺もあり、手を触れながらお祈りしている方も多かったです。 -
聖地ということで沢山の巡礼者が来ていました。お土産に数々の奇跡を起こしたとされる聖アントニオのメダルを購入しました。女性のお守りだそうです。こちらは0.5ユーロほどです。財布に入れるのに良いサイズです。ジュエリー仕様で金を使っているネックレスやピアスなどもあり、もちろん値段は高いです。
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続いて、隣接するサン・ジョルジョ礼拝堂に向かいます。
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イチオシ
内部は14世紀に描かれたアルティキエーロとその弟子たちの作であるフレスコ画で覆われています。
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「受胎告知」「キリストの戴冠」「キリストの十字架刑」「東方三博士の礼拝」などキリストをテーマにしたストーリー仕立てのフレスコ画です。
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見学時、こうした説明書を借りられます。説明書とフレスコ画とを照合し、「あ、この説明ね」という感じで一つ一つ確認しました。
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イチオシ
サンタントーニオ・ダ・パードヴァ聖堂を後にします。
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聖堂前にはドナテッロの傑作「ガッタメラータの騎馬像」
残念ながら修復工事中でした。 -
日曜日、そして猛暑…人通りも少ないです。
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パドヴァ大学です。
イタリアではボローニャ大学に次ぐ歴史を持つ大学だそうです。コペルニクスが学び、ガリレオ・ガリレイが教壇に立つなど、歴史的偉人達にゆかりのある大学です。 -
歴代の卒業生のレリーフ?が飾られています。
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少し歩いてラジョーネ宮殿に来ました。
オーバーツーリズムとは無縁です。住人はバカンスに出かけていて街はガラガラ。大学の街ですが、生徒達も田舎に帰ってるのでしょうね。 -
宮殿内部は大きな空間になっています。木組みと一面のフレスコ画に圧倒されます。
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大きな木馬があります。
先程の聖堂前にあったドナテッロ作・ガッタメラータ(騎馬像)のコピーだそうです。 -
シニョーリ広場、時計台があります。
世界遺産の街とは思えないくらい人がいません。 -
カフェで小休止。夫はビールですが、私はアペロ・スプリッツで疲れを癒します。
アペロールは100年ほど前にパドヴァで生産が開始されたリキュールです。アペロ発祥の地で飲むことが出来て最高!
暑さも吹き飛び、本日のメインイベントのスクロヴェーニ礼拝堂に向かいます。 -
この時17:00前でしたが、18:30からのスクロヴェーニ礼拝堂観光に先だって、併設されているエレミターニ絵画館・博物館を廻ります。
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お庭にも彫刻があります。
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ここでスケジュール変更です。
スタッフの方から「今から17:00のスクロヴェーニ礼拝堂入場に間に合いますよ」とのことで変更することに。リュックなどの大き目の荷物をロッカーに預け、急いで礼拝堂に向かいます。
外で待っている方が何名かおり、皆さんと同じグループでの見学です。見えているガラス張りの建物で説明ビデオ(英語)を見てから中に入ります。 -
イチオシ
世界遺産・スクロヴェーニ礼拝堂、ジョット作。
各グループ15分の持ち時間です。一面の青いフレスコ画に圧倒されます。 -
イチオシ
一面、美しいフレスコ画です。
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礼拝堂の正面には「最後の審判」が描かれています。
右下には悪魔が人間を食べている様子が描かれています。 -
時間になるとブザーが鳴り、係の方に促されて外に出ます。あっと言う間の15分でしたが、しっかりと満喫しました。
続いて隣接するエレミターニ絵画館・博物館に向かいます。 -
絵画、彫刻、石器など多岐にわたる展示物が並んでいます。展示室も多く、行けども行けども終わりません。時間は18:30頃、時差ぼけが発症してきてツライです。。。
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イチオシ
ジョット作の「十字架刑」
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眠気が襲う中、頑張ってホテルまで戻ってきました。
この後、シャワーを浴びて身支度を整え、今宵のレストランに向かいます。 -
今日のディナーはRistorante Al Navigli
ホテルから徒歩で7-8分の場所にあるシーフード・レストランです。
https://www.ainavigli.com/menu-ai-navigli/リストランテ アイ ナヴィリ 地元の料理
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オシャレな店内です。席は1-2階合わせてテーブルが8卓ほどのレストラン。ただ、お店の外にもテーブルは幾つかあります。
20:00過ぎにお店に入りましたが、一番乗りでした。この後、ワンちゃん連れの夫婦など、地元の方と思しきグループも入店してきました。 -
アミューズ
しめ鯖の上にかつお節がのっています。「カツオブシ」と説明がありました。まさかここで日本の食材に出会うとは!
丸いのは、カシスパウダーののったプチシューです。
ワインとのペアリングもありましたが、私たちはアラカルトで臨みました。 -
二つ目のアミューズ
凝縮されたトマトの味がすごく美味しいです。バジルがアクセント。 -
フランチャコルタで有名なべジャビスタのブリュットを注文しました。
このボトルを頼むまでに色々とフラれ、こちらに辿りつきました。最初にビールを注文するも「あー、ないです」と言われ、ロゼのフランチャコルタを注文したら、こちらもセラーを見たら品切れ。そして辿りついたのがこちら。オーナーの女性も申し訳ないと思ったのか、ロゼのフランチャコルタの値段でこちらを提供してくれました。 -
薄いパンみたいですが、口の中ですっと溶けちゃう。香ばしくて美味しいです。
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自家製のパンも沢山くるけど、食べきれませんね。
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手作りパンにホイップバター
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前菜の一つ目はホタテのグリル
ドライトマトと一緒に。 -
前菜二つ目はシャコのカルパッチョ。
昨年の8月に行ったラヴェンナのレストランでもシャコを使ったメニューが美味しかったので、イタリアでシャコに再度トライです。鮮度がよく、きゅうりのソースが合う美味しい一皿です。 -
パセリとアンチョビのリゾット。
もちろんお米はアルデンテ。この鮮やかできれいなグリーンはパセリからの色。ぜんぜんパセリ特有の苦みもなく美味しさだけを引き出していました。 -
アサリとマテ貝のパスタ。
魚介の出汁が麺にしっかりとからんで、物凄く美味しいです! -
メインは、アンコウのグリルにベイクドトマト添え
こちらはシェアしました。アンコウがフワフワで美味しかったです。 -
最後にプチフールを頂きました。ホワイトチョコとココアクッキー。
クッキーは焼き立て、ほんのり温かくサクサクで美味しいです。 -
レストランを後にしてホテルに戻ります。
お料理はお肉はなく、全てシーフードです。メニューはQRコードで読み込むなど、ローマより進んでいました。すべての料理に独創性があり、見た目も綺麗でわくわくする料理でした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- Emmyさん 2025/08/31 03:03:58
- 憧れのパドヴァ
- わかきーとさん、こんにちは!
この度は「フォロー」下さりありがとうございます。私はずっとわかきーとさんの旅行記ファンです。
イタリア、南米、メキシコと観光のみならず、食住文化も堪能されているご旅行スタイルは、もう素晴らしいとしかいいようがありません。
オアハカのレストランも私の在メキシコの友人が勧めてくれたところと一致していて、「流石わかきーとさん!」って感心しました。
今年もイタリア旅行に行かれたのですね。パドヴァは(もし行けるなら)次回は是非計画に入れたいと思っている街です。こちらのホテルもレストランも素敵ですね。うちは多分レンタカーは使わないので、ちょっとハードルが高めかもですね。
引き続き旅行記を楽しみにしています。
Emmy
- わかきーとさん からの返信 2025/09/01 17:49:00
- RE: 憧れのパドヴァ
- Emmyさん
こんにちわ。いつもブログを読んで下さりありがとうございます!
私も、Emmyさんのメキシコブログを楽しく読ませて頂きました。同じ場所でも旅行の仕方は何通りもあり面白いなあと思いました。
実はアメリカ本土は未上陸なのでいつも参考にさせてもらっています。いつかアメリカ旅行してみたいな~。
これからもブログ楽しみにしています!
わかきーと
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