2017/08/14 - 2017/08/15
231位(同エリア236件中)
みんちんさん
子供の頃に大好きだったテレビ番組『野生の王国』。大人になってからも、大型ネコ科動物のドキュメンタリー番組を必ず見てしまう私が、ついにアフリカの草原でライオンやチーターを見たい、という念願を叶える旅へ。
ナイロビに行く機会があれば、泊まりたいホテルがありました。2~3年前『一度は泊まってみたい! 世界の究極ホテル』というムックをめくっていたら、「え! キリンと朝ごはんを食べられるホテル!?」と驚いたのが「ジラフ マナー」。ちゅ~る♪ ちゅ~る♪ CIAOちゅ~る♪ をキリンとできるってこと!? しかも部屋数が少なく、1年以上前に予約しないと難しいらしい。ということで、特典航空券を確保後、すぐにホテルにメール。運良く予約することができたのです。
【旅行記】
東アフリカ 1 --Tokyo to Zanzibar--
東アフリカ 2 --Park Hyatt Zanzibar--
東アフリカ 3 --Giraffe Manor Nairobi-- ←今回の旅行記
東アフリカ 4 --Governors' Camp in Masai Mara--
東アフリカ 5 --Stopover in Addis Ababa--
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ザンジバルのアビード・アマニ・カルーム国際空港で搭乗するのはケニア航空。エールフランスのマイルで獲得したYクラスの特典航空券で、ナイロビへ。
KQ 434
10:45 ZANZIBAR
12:00 NAIROBI -
タラップで尾翼近くの扉から乗り込みます。
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シートは2-2配列。
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軽食はサンドイッチ。ビールはケニアのブランド「タスカー」。巨大な牙を持つアフリカゾウのことをタスカーと言うらしい。
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ケニアのジョモ・ケニヤッタ空港に到着。
実は旅行に出る直前、大統領選に伴う混乱からナイロビで暴動が発生。外務省の危険情報では「レベル2:不要不急の渡航は止めてください」。うそでしょ!? 慌ててホテルに問い合わせると、暴動は離れた地域のことであり、全く問題はありません、とのこと。そ、そうなの!? 旅行を中止するべきか物凄く迷ったところに、気が抜ける返事。ちょっとビクビクしながら、ナイロビに降り立つものの、確かに物々しさもなく、いたって平穏でした。 -
ホテルに頼んでいた迎車のドライバーさんが見当たらず、空港の建物を出てみると、ちょっと離れていたところに腰掛けていた男性が近づいてくる。目印になる名前を書いたネームボードを膝に置いて座っているから、全く分からなかった。これが「ポレポレ(ゆっくり、のんびり)」ってやつかしら。
ホテルに向かう道中、左側に広がるのはナイロビ国立公園。ドライバーさんが動物を見つけて教えてくれるので、さっそくサファリ気分。 -
憧れのジラフ マナーに到着。ここで簡単にヒストリーを説明すると、、、
イギリス植民地時代の1932年、サー・ダンカンがナイロビの住居として建設。第二次世界大戦中はイギリス陸軍諜報機関が使用し、戦後、返還されたものの、ケニア独立を前にサー・ダンカンは南アフリカへ移住。投資家の所有を経て、1974年にベティ・レスリー=メルヴィルが夫と共に購入。絶滅危惧種のロスチャイルドキリンの保護に取り組み、この邸宅を「ジラフ マナー」と名付ける。1979年、キリンの保護と繁殖を目的にジラフセンターを設立。1983年よりベティの息子夫婦が、邸宅をホテルとして運営。2009年に、ラグジュアリーなサファリロッジやキャンプを経営する「サファリコレクション」に売却。現オーナーはイギリス系ケニア人で、この近くで育ったことから、いつかジラフ マナーを所有したいと夢見ていたそう。
全貌はよくわかりませんが、キリンの住む広大な敷地の片隅に、ホテルとジラフセンターがある、というイメージでしょうか。140エーカーの森の中にある12エーカーがジラフ マナーの私有地。 -
左手にさっそくキリンの親子が見えます。ロスチャイルドキリンの特徴は、白いハイソックスをはいているような脚。何て可愛いのでしょう、、、
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そして、こちらが1932年に建てられたオリジナルのジラフ マナー。“キリンと朝ごはんを食べられる”も魅力だけど、蔦に覆われたクラシックな外観にも心を奪われ、ここまでやってきたのです!!
この建物の2階の角部屋、写真でいうと右手の一角に泊まります。 -
チェックインを済ませ、2階へ。客室は6部屋のみで、部屋によって間取りもインテリも様々。
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泊まるのは「DAYSY」と名付けられた客室。10月にホテルに連絡したときは、泊まりたかった「DAYSY」も「BETTY」も空きがなく「ARLENE」を予約。ダメもとでキャンセル待ちをお願いしたところ、2月に空いたという連絡があり、ガッツポーズ。あきらめずにリクエストして良かった!
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キリンのアートが飾られた可愛らしいインテリア。マナーハウスに住む令嬢の部屋という雰囲気(想像ですけど)。ベッドはシングル2台をダブル仕様にセッティング。
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約24㎡のこぢんまりとした部屋ですが、二面採光なので開放感があり、狭さはあまり感じません。
そして奥に見える木の扉を開けると、、、 -
ルーフバルコニー!! この部屋に泊まりたかった理由がこれなんです。
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小さなテーブルとイスが2脚。植木鉢の向こうは、、、
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隣の部屋「BETTY」のルーフバルコニー。「DAISY」か「BETTY」にこだわったのは、このルーフバルコニーがあるから。キリンの棲む森が見えます。
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キリンの餌となるペレット。たっぷり準備されていますね。
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草花のモチーフで彩られた可憐なバスルーム。アンティークと思われる鏡と洗面台があります。
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ハンドソープやボディクリームはホテルオリジナル。キリンの絵柄の容器が素敵。
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シャワーブース。バスタブのある部屋もあります。
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一つだけ「DAYSY」の難点を挙げるとすると、隣の「BETTY」のバスルームが、この部屋のベッドの背後、壁一枚隔てた場所にあること。古い建物なので、寝ているとトイレを流すザーッという音が聞こえてしまうのです。リノベーションすることがあれば、そこだけは改善をお願いしたい。
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客室はジラフ マナーに縁のあるキリンや人物の名前が付けられています。「DAYSY」は最初に保護されたキリンの赤ちゃんの名前。現在は、2009年に生まれた4代目のデイジーというキリンがいるそう。隣の「BETTY」はベティ・レスリー=メルヴィルから。カレン・ブリクセン、デニス・フィンチ・ハットンの名前を冠したスイートも。
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そろそろランチに出かけましょう。
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階段を降りた左側。フロントカウンターがないので、ここでチェックイン、チェックアウトをします。ソファの左手奥に進むと、、、
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重厚感のあるダイニングルーム。サファリコレクションが所有する前は、オーナー夫妻とゲストがここでディナーを共にしたそう。
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正面玄関を出ると、キリンを眺められるウッドテラスのスペースがあります。
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ランチは中庭で。
背後の建物はガーデン マナーと呼ばれる、2011年に建てられた新しい宿泊棟。ジラフ マナーと同時代に建てられた家の素材を使って建設したというだけあり、オリジナルのマナーと馴染んでいます。こちらも6部屋のみ。当初予約した客室「ARLENE」は、恐らく写真の右上、2階の角部屋。 -
前菜、メイン、サラダ、デザートのセットメニュー。どれも美味しそうだけど、メインの「チミチャンガ」って何かしら?
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前菜は、ニンジンとカシューナッツのパテ、グリルしたズッキーニとドライトマト、クラッカー。
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ミックスサラダ。お皿にも、サーバーフォークとスプーンにもキリンがいます。
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メインはスパイシーポークのチミチャンガ。揚げ春巻きのような見た目の、こちらが「チミチャンガ」。揚げたブリトーでした!!
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デザートは、素敵な器に盛り付けられたイチゴとムース。雲多めの天候なので、日差しも厳しくなく、快適な屋外ランチとなりました。
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ランチの後は、ホテルを散策。あちこちにキリンのアートやオブジェがあって、ジラフ マナーのキリン愛を感じます。
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イボイノシシも。森には、彼らも棲んでいるのです。
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オーキッドハウス。現オーナーの蘭(ラン)への情熱から、約150種の蘭があるそう。映画『アダプテーション』で蘭コレクターの存在を知り、それ以来、気になる植物なので見学。しかも今夜はこの場所でプライベートディナー。すでにテーブルセッティングも完了。
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キリンのトピアリー。ディズニーランドみたい。
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中庭のテラスの奥に、ルーフバルコニーを発見。こちらは2017年4月に出来たばかりというガーデン マナーの客室で、2階が「SALMA」、1階は「EDD」。
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ガーデン マナーのラウンジ。ナイロビの標高は約1700mなので、日中はシャツ1枚で過ごせるけど、朝晩は冷える。暖炉のある客室もあります。
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そろそろ「AFTERNOON TEA WITH GIRAFFES」の時間です。もうキリンがお待ちかね。
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ほぼ宿泊者全員が集合。ウッドテラスにアフタヌーンティーが用意されるけど、ゆっくりお茶とお菓子を楽しむどころではありません。
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なぜなら、餌やりに夢中。ホテルスタッフが見守るなか、餌やり、撮影に全員没頭。大人のキリンは大きいので、距離を保ちながらペレットをあげます。
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子どものキリンはすぐ近くで餌やり。カメラ目線が可愛すぎます!!
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イボイノシシもやってきます。おこぼれにあずかろうとウロウロ。
おおよそ1時間ぐらいで終了。キリンは森に帰っていきます。餌やりは朝と夕方の1日2回。ちなみにジラフセンターでも、同じ時間にキリンが集まっている様子が遠目に見えました。
あー、楽しかった!! 明日の朝、もう1回、チャンスがあるので、楽しみ~。 -
夕食は、さきほどのオーキッドハウスへ。キャンドルの灯がロマンティック、という触れ込みですが、これはもう、闇鍋に近い(笑)。暗すぎる…。1組限定のディナーなので特別感はありますが、怪談百物語の最後の2話という状況。
暗くて写真は撮れなかったけれど、食事は美味しかったです。 -
暗闇で食後の紅茶を味わいながら、楽しかった1日を振り返り、気づいたことが。午後の予定を1つ忘れていた! 実は「カレン・ブリクセン博物館」に行くつもりだったのです。カレンは『アフリカの日々』や『バベッドの晩餐会』で知られる小説家。彼女が住んでいた家が現在は博物館となっていて、ジラフ マナーから車で15分ぐらいの場所にあります。
映画『愛と哀しみの果て』はちょっとセンチメンタルなメロドラマっぽくて好きではないけれど、原作の『アフリカの日々』は、カレンの実体験をベースにしているので、20世紀初頭のナイロビの状況を理解するのに最適な一冊と言えます。 -
ナイロビ2日目。
窓から外を見ると、隣のガーデン マナーに、もうキリンが集まっている! -
急いで外に出てみると、ホテルスタッフが餌をあげて、キリンを誘導中。
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キリンが頭を窓に突っ込んでいます!! これはもしや、、、
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室内から見ると、こういう状態。ご飯まだ?
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「BREAKFAST WITH OUR GIRAFFES」の時間です!! 窓際のテーブルにキリン用のお皿が置かれるので、一緒に朝ごはんを食べられるというわけ。私たちは朝食を取らずに、部屋に戻ります。というのも、、、
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ルーフバルコニーから餌やりができるのです!!
ガーデン マナーの一部の客室(SALMA、EDD、ARLENE)以外は、バルコニーやテラス、窓から餌をあげられるのですが、ここは何といっても、朝食ルームの真上というベストポジション。キリンの頭上から餌をあげるので、長い舌が伸びてきて、大迫力。
これが「DAISY」と「BETTY」の特権です! (写真で気づきましたが、BETTYのゲストはテラスで朝食中。もったいない・笑) -
ようやく朝食。客室ごとにテーブルが決まっています。
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メニューはアメリカンスタイル。卵料理は好きなものをオーダー。
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ホテルの朝食ではオムレツをお願いすることが多いけれど、このメニューがある場合は、迷わず一択。白身の面積が多いので目玉焼きに見えますが「ポーチドエッグ」。豪華な朝ごはんになりました。
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朝食後、次の目的地に向かうため、早々にチェックアウト。
支払い額は、1,190USD。スーペリアルームの宿泊料に、送迎、2名分の食事(朝、昼、アフタヌーン、夜)、ドリンクが含まれるオールインクルーシブ。チップは別途、パブリックスペースに置かれた箱に、任意の額を入れる方式。
お酒はシャンパンと一部のワインは有料ですが、ハウスワインやビールは無料で、ランチ、ディナーはもちろん、バーでいつでも飲めました。行かなかったけれど、ジラフセンターの入場料や、近隣の観光スポットの送迎も宿泊料に含まれます。 -
キリンまみれで、あっという間の1泊。ジラフ マナーは、生涯記憶に残る ホテルになりそうです。
旅行記「東アフリカ4 -Governors' Camp in Masai Mara-」に続く
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