コバルトブルーの水をたたえた日本最大の山頂火口湖「大浪池」が美しすぎた～霧島避暑旅行④～

2025/07/28 - 2025/08/01

避暑旅行と称して、鹿児島県霧島に遠征旅行した3日目の旅行記です。

涼しい場所でホテルでのんびりを目的に行程を組んだのですが、予定に反して２日目はがっつり霧島を観光した一日になりました。
3日目は、午前中だけ手軽なハイキングをして午後からはホテルでゆっくりしようと計画しました。
初めはえびの高原の池めぐりをしたかったのですが、新燃岳噴火のために周回コースが一部通行止めになっていたので断念。
次に考えたのが大浪池登山。大浪池のある山頂まで歩きやすい道が整備されていて、スニカーで行けるとあります。標準歩行時間は上り40分、下り30分。事前に、歩くのが大嫌いな主人に聞くと、「40分なら行けるだろう」との返事。大浪池登山に行くことにしました。
１日目　曾木の滝・・・旅行記①
2日目　霧島神宮・神水峡・えびの高原・神話の里公園・・・旅行記②
3日目　ラビスタ霧島ヒル泊・・・旅行記③

エリア 霧島温泉郷(鹿児島)

朝風呂に入ってまったりした後、8時から朝食。

夕食と同じガーデンプールが見えるカウターに席をとりました。

いつものように、珍しいメニューをパチパチします。

初日に宿泊した旅人山荘にもありましたね。。霧島の名産黒酢を使ったドリンク。

つけ揚げ

鹿児島ではさつま揚げのことをつけ揚げというそうです。面白い～。

オープンキッチンはオムレツ。

プレーンとチーズの2種類ありました。

右のチャーシューが美味しかった。

主人が気に入った卵サンド。

パンは、プレーンなものが3種と

甘いパンが3種。

私は洋食派ですが、和食メニューは小鉢類が充実してましたよ。

これに少し心ひかれましたが、作るのはやっぱり面倒だよね。

パン2種と

いろいろとってきました。

この後は朝デザートをいただきます。

デザートコーナー。

ミニケーキ4種と

プリンやパンナコッタなどなど。

なかなか充実してます。

コーヒーとともに、美味しくいただきました。

9時すぎにホテルを出発！えびのスカイラインを通って、大浪池登山口へ向かいます。

写真は途中見かけた硫黄谷噴気地帯公園から見た噴気孔。硫黄ガスがものすごい勢いで噴出していました。

9時30分、大浪池登山口の駐車場に到着しました。先客は1台だけ。平日だからね。

山頂にトイレがないので、駐車場の正面にあるトイレを利用します。綺麗なトイレでした。

スニカーでもよいと書いていましたが、一応、トレッキングシューズに履き替えて登山開始です。

最初は、石畳の道が続きます。。

出発してまもなく、ショートパンツにウエストバック姿の可愛い少女を連れたインバウンドのご夫婦に追い越されました。

その後、軽快に歩かれるソロの男性にも、かる～く追い抜かれました。

私たちはマイペースでゆっくり進みます。

ところどころに小さな沢があって、

沢を渡るところで一息つけます。でも、その後の坂道を見ると主人が悲鳴をあげて、

「休もう、休もう」というので、坂を上るたびに一休み。さっぱり進みません。

歩きにくいなと思ったら、気づかないうちに石畳から石の階段に変わっていました。

振り返ってパチリ。どうやらここで石畳の道とは分かれを告げるようです。

地面に夏椿が落ちていたので、見上げて花を探しましたが見つけられず。もう、終了かな。

この看板を見た後、下山してきた駐車場の先客（母・娘の二人組）、追い抜かれたインバウンドの家族、ソロの男性とすれ違いました。こちらがもたもたしている間に、みなさん、もう下山！

ソロの男性が「大浪池がすごく綺麗でしたよ」と声をかけてくれたのを励みに頑張る！

マムシグサ。

コナスビ

ヒメヨツバムグラ

10時30分。大浪池休憩所に無事到着。

標準タイム40分のところ、休み休み。1時間かけて到着しました。(汗)　綺麗に整備された　迷いようのないハイキングコースでした。

登山口からは１.2km。「上りばっかり・・」と主人。そりゃあなた、登山ですから(笑)

池の周りは2時間で一周できる散策路がありますが、新燃岳噴火のため東回りコースが不通になっていて周回はできず。まあ、私たちは初めから、一周することは考えてなかったけどね。

木道の散策路です。

大波池の湖面が見えるところまで移動します。

辺りは大きな石がゴロゴロで足場が悪いです。

大波池は周囲1.9km、水深11mの火口湖です。「お浪伝説」が語られる神秘的な湖。

息をのむほど美しいコバルトブルーの湖でした。この光景を見れて登山の疲れはふっとびました。頑張って歩いた後の、このご褒美は嬉しい。

ちょっと遊歩道を上って、もう少し綺麗に湖面が見えるポイントを探します。

しばし、うっとり見とれました。

湖面に雲影が映っているのも又、良しです。大浪池。お勧め～。大浪池登山は今回の旅行の私のMVP。大満足でした。

「綺麗だったね～」と話しながら休憩所で水分補給して、さあ、下山開始だ。

下りになると、主人の体力は一気に回復！私を置いて、さっさと歩いていきます。

私は下りの方がこわくて、慎重に下山しました。「きのこがあるよ」と先に歩いていた主人がわざわざ立ち止まって教えてくれたのでパチリ。

カメラに収めようと、近づいてみると瑪瑙のような美しい模様をしていました。

下山した後は、登山の疲れを癒すべく甘味チャージです。
えびのスカイラインから国道232号を通って湧水町のカフェに行きます。

湧水町に入ると、道路の周りに茶畑が広がり始めました。

茶畑や水田が広がる山間にポツンと建つ「東福製茶カフェ」が、お目当ての店です。

有機栽培にこだわりお茶づくりをする「霧島中央製茶」が営むカフェ。

テラス席はさすがに暑そう。

見晴らしのよい店内のカウター席で甘味をいただくことにします。

お茶屋さんがやってるカフェだから、当然抹茶メニュー。

主人は抹茶ラテ、私は抹茶パフェ。

おいしゅうございました。

ホテルに帰る前に、ホテルから歩いて行ける距離の「丸尾滝」に寄りました。

子供がまだ小学生のころ、霧島に来たことがあります。そのとき、この滝のそばを何度も通ったのですが、駐車場がなくてゆっくり観光できなかった記憶があります。(もしかしたら、駐車場が満車だったのかも)

当時はこんな滝見台あったかな？

今回は駐車場に車を停めてゆっくり観光できました。

丸尾滝は温泉水を集めて流れている珍しい湯の滝です。滝つぼが青いですね。

これにて本日の観光は終了！

１3時すぎにホテルに戻りました。この後は温泉に入ってまったりタイムです。

夕食は5時30分からの早い時間でお願いしました。

今日はテーブル席に案内されました。

主人の強い希望で、今日の夕食は日本食です。見回しても日本食は私たちだけ・・。みなさん、イタリアン。

本日のモクテルはデコポンでした。その後、二重の箱膳が運ばれてきました。

一の重

・穴子手巻き寿司、牛八幡巻き　・鰻白焼き、ミニトマト山葵ドレッシング
・丸茄子の煮びたし
・淳祭、鮑、枝豆、雲丹

二の重
・イサキ、鮪、赤海老
・鱧落とし

鱧が珍しかったです。

ついで、お膳に載せられて焼物、台の物、揚げ物が運ばれてきました。

・銀ひらすの塩麹焼き

・黒毛和牛のすき焼き

・野菜と鮟鱇のから揚げ

本日のご飯は、じゃこ飯。

プラス、香の物、赤だし。

デザートはチーズケーキ、クランベリーのシャーベット、メロンゼリーでした。。

昨日のイタリアンみたいに一品一品お料理が運ばれてこないのは、ちと不満ですが、どれも凝った料理で美味しかったです。

夕食が早かったので、お腹に余裕があったらお夜食のラーメンを食べに行こうと話していましたが、とても、とても、入りません。

連日の御馳走続きで、夫婦そろって、さすがに、食べ疲れ気味です。

この旅行記へのコメント （2）

• toroppeさん 2025/08/16 20:18:16

  楽しめて良かったですね！

  霧島を連日楽しんでいただけて良かったです。東回りコースからは現在噴火中の新燃岳や高千穂峰も見られますので、また機会があれば訪れてみて下さい。
  
  あと、大波池は正しくは大浪池です。よく間違えられますが😅

  ソネッチさん からの返信 2025/08/16 20:40:40

  Re: 楽しめて良かったですね！

  霧島は、本当によいところで楽しめました。
  私たちはお天気にも恵まれ、ばっちりだったのですが、１週間後だと、線状降水帯による大雨で大変なことになっていました。大雨のニュースで最初に、霧島が報道されたので主人が真っ先に反応していました。大変でしたね。お見舞い申し上げます。
  
  「大浪池」のご指摘ありがとうございます。ネットで調べたばかりだったので「大波池」ではなく「大浪池」ということは認識していたのですが、旅行記を書くとき「大波池」という表記になっていることにはまったく気がついていませんでした。何度か読み返しているのに「大波池」に違和感を感じなかったんですよね。しつこいぐらい「大波池」と表記していて恥ずかしかったです。(汗)　訂正することができました。よかったです。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ソネッチ