2泊３日雲仙、長崎の旅

2025/06/20 - 2025/06/23

2泊3日で九州を旅行しました。
福岡空港をベースにして、宿泊先の雲仙温泉までレンタカーを使い移動しました。
今回の旅行のコンセプトは、よい宿に泊まりゆっくりすること。
とは言いながら、道中は100名城観光を兼ねてホテルまで移動。当初は最終日に、島原から熊本にフェリーで移動し、熊本城観光、熊本ラーメンを食べて帰るプランでしたが、1日で島原と熊本を観光することはどちらも中途半端となると判断、熊本は次回にお預けとしました。

　1日目　羽田空港→福岡空港　→　吉野ヶ里遺跡　→　佐賀城　→　雲仙温泉
　2日目　雲仙温泉　→　長崎（グラバー宛、大浦天主堂、オランダ坂）
　3日目　島原城　→　大三東駅　→　竹崎海岸（牡蠣焼き店）→　大野城跡　→　福岡空港→羽田空港

エリア 雲仙(長崎)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: JALグループ スカイマーク
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 日本旅行

最寄駅からリムジンバスで羽田空港へ移動。
飛行機は初めて乗るスカイマーク、福岡空港へ移動します。

ANAでもJALでもないので航空会社のラウンジは使用できないため、クレジットカードで入場ができるラウンジを利用させて頂きました。
中では食事ができないため、空港到着時に、VIE DE FRANCEでモーニングセットで済ませました。

さあ、フライトです。

福岡空港到着と同時に昼食をとりました。
空港内の数あるお店の中から、福岡のうどんをチョイス。

博多やりうどん別邸 空港店 グルメ・レストラン

九州のうどんはごぼう天をつけるのがポピュラーと聞いていたこと、そしてお店の名前でもある、「やりうどん」を食べました。
東京生まれですが、関東の濃い出汁よりも、九州の塩ベースの出汁のほうがおいしいと思いました。

今日の工程です。
空港から、100名城である吉野ヶ里遺跡、佐賀城を経由して、雲仙のホテルに向かいます。距離は、156キロ、3時間ちょっとの旅です。

福岡空港に隣接するタイムズレンタカーで、雲仙に向けて出発しました。
まずは吉野ヶ里遺跡へ！
旅行のメインテーマはホテルでゆっくりすることでしたが、100名城巡りも最近のテーマのひとつ、両立するためにポイントをめぐります。

吉野ヶ里歴史公園 （吉野ヶ里遺跡） 名所・史跡

6月といえども30度を超える気温と強い日差し、日陰のない道を歩いて遺跡巡りをしました。
メインであろう南内郭と展示室にいきました。

物見櫓（やぐら）に登ると、全体を望むことができます。
気温は高いのですが、風通しがよく気持ちよかったです。

竪穴住居

ムラを治めていた支配者の居住空間を再現した住居だそうです

物見櫓の周りにはこのような溝があって、防衛や区画を明確にするために設置されたものだそうです。

展示室もお邪魔しました。

歴史館内部

遺跡の入り口

佐賀城へ移動です。車で30分ほどでした。

100名城のひとつ。1602年に鍋島家によって築城
天守閣は現存してなく、堀、石垣、門、そして本丸があります。

佐賀城跡 名所・史跡

こちらが本丸です。

本丸御殿は復元されたものです。
中で結婚式の記念写真を撮っておられる方もいました。

御殿から見える景色はとてもきれい。
100名城を巡るとよく思うのですが、どこの風通しの多いところが多いです。
ここもその一つでした。

佐賀城を後にして、雲仙のホテルに向かいます。この時点で15時。。。
16時過ぎにはホテルでゆっくりしたいというプランはあっさり崩れました。

結局3時間ほどかかり、ホテルへ到着
宿泊するのは、界　雲仙です。

界 雲仙 宿・ホテル

勤続25年、結婚記念日を兼ねてよいホテルに宿泊します。

お部屋は、客室付き露天風呂です。
ふつうは、露天風呂付客室ですが、お風呂の広さから逆の名称を付けたそう。

窓と同じサイズの温泉露天風呂です！

アメニティも充実していました。

当初17時半から夕食をお願いしていましたが、100名城巡りで遅れてしまったため、途中で時間変更のお願いをさせていただきました。
19時半から夕食スタートです。

今日のメニューです。

先付けの鬼やらい湯せんべい 豚角煮リエット
雲仙名物湯煎餅を、木槌で割り、角煮と一緒に食べます。

鰻枝豆錦糸 冬瓜
錦糸はもちろんのこと、出汁がとてもおいしい

長崎発祥の卓袱料理（しっぽく）をイメージした宝楽盛り
お造りに加え、一品料理がたくさん並びます。
中華、西洋、日本の料理が融合、大皿に盛られた料理を各々が自由に取り分け食べるそうです。

鱚新緑揚げに野菜の天婦羅

メインは、あご出汁しゃぶしゃぶ

あごだしに具材をいれて

最後は、五島うどんを入れて頂きました

結婚記念日であったので、メッセージを頂きました

記念写真を撮っていただきました。

ホテルの中は、落ち着いた雰囲気があって過ごしやすかったです。
ホテルの露天風呂にも入りましたが、こちらもとてもよかったです。
地獄温泉ならではの湯煙とお風呂を照らすライトが良い雰囲気を出していました。

二日目の朝です。食堂への通路です。朝ごはんも楽しみです。

朝食メニューです

ビュッフェで好きなものを食べるのももちろん良いですが、メニューが決まっているほうが、一品一品に手をかけてもらっている感と、旅館らしさを感じます。

具雑煮という長崎名物のお雑煮です。
もち、かまぼこ、ねりもの、穴子、鶏肉、大根、白菜などなど、本当にいろんな具材が入っていました。
最終日の昼食に島原で再度食べてしまうほどおいしかったです。

お椀の中は豚の角煮

今日は長崎へ向かいますが、その前に温泉に浸かってから。
温泉付きの部屋は、好きな時にすぐに入れるところがよかったです♪

長崎に行く前に、ホテルの隣にある地獄温泉を見ていくことにしました。

温泉が湧いていることが本当によくわかります。

分刻みに煙の量も変わります。活動中なのがよくわかります。

ホテルのまた隣にある温泉神社にも足を運びました。
御朱印をもらいたかったのですが、あいにく空いていなく断念

温泉神社のパワースポット「夫婦柿」
樹齢200年の超える柿の木。両手で柿の木を抱き、２本一緒に下から上に撫で上げて願いを唱えて祈願をするようです。

最終日の明日、もう一度御朱印を頂くチャンスを考えましたが、無理でした。

長崎までは高速を使って60キロ、約1時間です。

長崎に到着です。ちゃんぽんで有名な、四海樓で昼食をと思い、その近くの駐車場に停めました。
昼食をとり、オランダ坂、東山手甲十三番館、グラバースカイロード斜行エレベーターを使い、グラバー宛、大浦天主堂を廻りました。

しかし、お店はというと、すでに満席、そして行列ができている状態でした。
ホテル滞在メインの旅なので、ほかのお店を探すことにしました。

すぐ近くにあった、みらく宛というお店で昼食をとりました。

みらく苑 グルメ・レストラン

ちゃんぽんと

皿うどんを注文しました。
どちらも美味しかったです。

この日は、ちゃんぽんと皿うどん以外のお料理は注文できませんでした。
ランチ時だけかな？我々はそれ以外望んでいなかったため、問題なしでしたが。

オランダ坂です。

オランダ坂 名所・史跡

オランダ坂のすぐ先にある東山手甲十三番館にいきました。

東山手甲十三番館 グルメ・レストラン

建物の中がカフェになっています。

コーヒーとアイスカステラのセット、650円でとても安いです。

店内もすてきでした。

2階には当時暮らしていたものが残っています。

ボーリングは長崎が発祥だとか。

お庭もとても素敵です。
そとでも寛げますが、暑さで断念。

東山手洋風住宅地を眺めながら、グラバー宛へ向かいます
斜行のエレベーターです。
これは観光客用というか、居住者用の施設のようです。

エレベーターで上までやってきました。
上のほうにも一般の住居があるので、毎日移動する方にとっては必需品の設備なのだと思いました。長崎は高低差はすごいと思いました。

長崎が見渡せます。

グラバー宛へ入りました。

グラバー園 名所・史跡

ちょうど写真撮影をやっていたので、グラバー邸前で撮って頂きました

最後に大浦天主堂に行きました。
江戸時代幕末の開国後、1864年（元治元年）に竣工した。日本に現存するキリスト教建築物としては最古のもの。

講堂内は撮影禁止のため写真は撮れませんでしたが、ステンドグラスがとても綺麗でした。
隠れキリシタン、踏み絵、島原の乱、など歴史上で触れる機会は多かったですが、キリスト教徒が何を思い考え行動していたのか、という視点で知る機会がなかったのでとても勉強になりました。

長崎の滞在時間は、3時間ほどと短かったですが、もっとゆっくり旅したい場所のひとつでした。

ほかにも行きたいと思う場所を案内図で探しつつ、雲仙への帰路へ。

1時間ちょっとで雲仙に戻ってきました。
客室入り口のステンドグラスがきれいです。

2日目の夕食は17時半からです
やはり1日目と同じお料理はありません。今日も楽しみ

今日も写真を撮って頂きました。乾杯！

雲丹がのった胡麻豆腐。スタートから贅沢すぎます・・・

界のお食事は、出汁が自分好みでした。

昨日と同じく、宝楽盛り
少しずついろんな料理が味わえるのが◎です。

天婦羅も昨日とは種類が変わり、ホタテの挟み揚げ
じゃが芋の変わり揚げ、おいしい！

今日は地酒の日本酒も頂きました。

宝きび餅

和牛レモンすき焼き。
昨日の顎出汁しゃぶしゃぶも美味しかったですが、こちらも相当美味でした！

この日は、土鍋ご飯でした。我々の食事スペースで炊き込んでくださいますので、出来立てを食べることができました。

お焦げもついていてとても美味しかったですね。

デザートは黒胡麻ティラミス
今日も手作りのメッセージ付きチョコをつけていただきました。ありがとうございます。

夕食を早く済ますことができたので、お土産を買いに近くの酒屋さんにいきました。

お土産の地酒と、地ビールを買いました。フルーティなビールでした。
この後は、やはり客室露天風呂に数回入って就寝。

最終日のあさごはんです。
夕食と同様で、昨日の朝食と同じメニューはありませんでした。

ひそかに具雑煮の再登場を期待していたのですが。
具雑煮の代わりは、湯豆腐でした。

とはいえ、やはりどれも美味しかったです。

活版印刷をする体験ができたのですが、予約時間が合わず残念。
心残りでした。

最後に、もう一度温泉に浸かり、チェックアウトします。

いい宿でした

最後にホテル前で写真を撮って頂き出発します。

当初は、島原城を見た後に、熊本にフェリーで行き、熊本城見学と熊本ラーメンを食べる予定でしたが、時間が無くなり中途半端になること確実だったため、予定変更。
初日に雲仙に向かう途中に通り過ぎた牡蠣焼きの店にも寄ってみたくなり、有明海沿いをドライブして帰ることにしました。

ホテルから島原へ向かう道中のドライブイン
島原、熊本のほうが見渡せました。

今回、タイムズで借りたレンタカー、アクア
コンパクトですが、HEVだったので燃費がとてもよかったです。

早速島原城へ。今回3つ目の100名城巡り！

島原城 名所・史跡

復元されたお城で、中は資料館になっています。
展望室に行く際に、展示物を見ながら最上階に上がっていきます。

学校で習った踏み絵などが展示されています。

昔から活火山であった雲仙の噴火口を、雲仙地獄と呼び、拷問や処刑場所に使ったそうです。恐ろしい話でした。

信仰を続けるためにあらゆる手段を使っていたことがわかる一つの展示物

最上階の展望台です。雲仙岳がきれいに見えます。

逆側は海、熊本が見えます。
天気予報では雨でしたが、3日間ともに観光している時間は耐えてくれました。感謝感謝

お城見学の後は、徒歩で武家屋敷へ

少し裏に入ったところに突然、このような景色に代わります。
中央に水が流れていました。

山本邸 篠塚邸 鳥田邸(武家屋敷) 名所・史跡

武家屋敷が数件ありましたが、普通に暮らしている住居もたくさんあります。
風情たっぷりの景色に感動。ただしとてつもなく暑く、見学したい気持ちと涼しい場所に行きたい気持ちが入り混じりました。
こちらが文化財の武家屋敷です

見学後は、昼食に、具雑煮で有名なお店に行きました。

姫松屋 本店 グルメ・レストラン

今回の旅で具雑煮をとても気に入りました。

正直、味は界 雲仙のほうが上でしたが、十分おいしゅうございました

昼食後は、有明海を沿って福岡空港に向かいます。
その道中で、キリンレモンのCMで有名になった大三東駅に行きました。

大三東駅(幸せの黄色いハンカチ) 名所・史跡

ちょうどよく電車が到着することはなかったですが、海岸をバックに黄色いハンカチを撮ることができました。

日本一海に近い駅としても有名です。

途中、フルーツをオブジェとしたバス停がたくさんありました。
こちらはイチゴのオブジェ

スイカ
ほかにも、メロン、ミカン、トマトがありました。

有明海沿いの多良町という場所に、焼きガキのお店がたくさんありました。
初日に雲仙に向かう際に気になりましたが、時間がなかったため断念、リベンジです。

竹崎海産 グルメ・レストラン

安くはありませんが、海産物を選んで炭火で焼くスタイルのお店です。

蟹汁を注文して、

牡蠣とハマグリを食べました。

食事後は、100名城である福岡空港近くの大野城（スタンプは体育館）により、福岡空港に到着。
最後の食事は、またも「やりうどん」、おいしかったので再訪です

博多やりうどん別邸 空港店 グルメ・レストラン

帰りの便は、JALだったのでさくらラウンジで過ごしました。

車の運転はもうないので、ビールとおつまみを頂きました！
飛行機見ながらのビールは格別！

登場する機材のA350です。

クラスJに乗れたので帰りはとても快適でした。

羽田空港付近、ディズニーランドが見えました。
最後まで見ていただきありがとうございました。