スイスあちこちハイキング　シュクォルからセント村へ/Via Engiadina

2025/07/30 - 2025/07/30

レーティッシュ鉄道の終着点、シュクォル/Scuolからケーブルカーでモッタ・ナルンスに上り、そこからセント村までハイキングしてきました。
No.87 Via Engiadinaの一部、約10.5㎞を3時間で歩くコースですが、私は4時間かかりましたｗ

ゴールのセント村/Sentは人口約900人、今もロマンシュ語を話す美しい村です。

エリア シュクオル(スイス)

レーティッシュ鉄道の終着駅、シュクォル駅/Scuol-Taraspに到着～
まずは駅のすぐそばにあるケーブルカーでモッタ・ナルンス/Motta Naluns に上がります

チケット売り場がケーブルカー乗り場の横に一つしかない上に、カードの読み取り機の感度が悪いようで、なかなか列が進まず結構待たされましたよｗ

(；´Д｀)　冬は複数開いていたのにｗ

やっとキャビンに乗れました
眼下に見えるシュクオルの町並みが徐々に小さくなっていきます

モッタ・ナルンス到着～

ケーブルカー乗り場の前は工事中で雑然としていました

小さな子供連れのファミリーは左のフルリーナの道に進む人が多かったです

私が今日歩くNo.87ヴィア・エンガディーナには右に進みます

案内標識に従って歩くと、牧草地の中に入る細い道が出てきました

今日のスイスは全国的に天気が良くない中、エンガディン地方は比較的マシだったのでえっちらやってきたんですが、やっぱり雲が多いなぁ

左側斜面はキレイなお花畑ですが・・・

右側斜面は草が刈られたばっかりで坊主になってました

なぜか他の地域よりもお花に群がる虫が多くて、特にハエは凄かったですｗ

道が一人分の幅しかない所にけっこうチャリが入ってくるんで、そのたびに草地に避けないといけません

けっこうガッタガタの道なんですけど、その方がチャリ的には面白いのかな？

お花畑の丘を進むと先のほうまで道が続いているのが見えました

今回のルート前半はほぼこんな感じ、山の中腹をトラバースしてます

意外とぬかるんだ部分が多くて、板が渡してあるところもありました

この斜面の上のほうから道の上に水が流れ落ちてくる所が結構多いんですよ

グリンデルワルトとかツェルマットとは地質が違う感じがするなぁ

ハイキング中によく見かける、このずんぐりしたハチってちょっとかわいいですよね

お～や～(・・?　道の向こうに羊が顔を出しましたよ

角を曲がると羊だらけの所に出ました

( *´艸｀)　草むらの中に羊団子が

斜面の上から下まで羊がいるんですよ

こんな状態なんで、羊の落とし文も非常に多かったですｗ

ω ワーオ ω

白い点々が全部羊なんですよｗ

黒い羊もいるよ

名残惜しいけど羊ゾーンから先に進みます

Jonvrai という辺りです

やっぱり太陽が出ると、辺りの風景が輝いて見えます

川の水で冷やしたドリンクの無料販売がありました

このJonvrai にはケーブルカー駅の建物が二軒があるんですが、営業はしておらずトイレも利用できませんでした

ここからちょっと荒々しい感じの川沿いの道を降りていきます

足を滑らせたら大変なことになりそうだなｗ

( ´∀｀)　蝶～

しばらく下りの坂道が続いた後、川を渡って谷の反対側斜面に移ります

こんな感じの道が続きます

( ´∀｀)　また蝶～

岩の多い斜面だったんですが、花が思いがけなく多かったです

Via Engiadina

ちょっと座るのに良さそうな岩が点在してる場所に出たので、ここでお昼休憩しました

これまではクロッツァ川沿いのトラバース道でしたが、道の角度が変わってイン川沿いの谷を見下ろす道になったので見える風景も少し変化しました

Salezという所に来ました

こちら側の斜面は角度が緩やかになって、牧草地が広々としています
7月前半くらいに来られたら見事なお花畑が見られたかもなぁ

今年は7月は全体的に雨が多くて低温だったので、ハイキングの予定が立てられなかったんですが

サギスゲが一面に咲いていてキレイでした

向かい側からチャリ走ってきたけど、これからあの道通ってモッタ・ナルンスまで行くのか～
なかなか大変だぜ？

そろそろ道が森に入っていきます

樹林帯あるあるだけどデコボコの坂道で、あのチャリ軍団がここを登ってきたのかと思うと驚きましたわ

( ´∀｀)　またまた蝶～

ヤナギランがキレイだね～

森を抜けたところにベンチがあったので休憩

少し進んだところで道が左右に分かれました
No.87 Via Engiadinaのルートは右に矢印が出てますが、どっちに進んでもセント村に着きます

私は案内表示に従って右に進んだんですが、歩いてる最中から左に進めばよかったと後悔しました

というのも、これ大きなジグザグ道なんですよｗ
角までが長い直進で風景に飽きるし、どうにも遠回りしてる感があって凄く疲れました

やっと最後の直線になったｗ

それまでは枯れ野原のようだったのに、セント村の手前から牧草地が青々としてきました

いよいよセント村が近づいてきました

セント村の外れまで来ましたよ

( ´∀｀)　わ～可愛い窓

エンガディン地方と言えばスグラフィットが有名ですが、扉の形や美しく彩色された窓なども素敵です

この辺りにバス停(Sent, Sala)と公衆トイレがありました

わ～キレイな色の壁

このスグラフィット、一枚の絵のようです

とりあえず遠くからもよく見えていた教会を目指してみるか

わ～また素敵な建物が

この扉の美しいことよ

セント村には特に資料も無くきたのですが、村の名所的な建物にはこのような地図が付けられていました

この建物は地図上の３、チェレール邸です

すぐ近くにはセント博物館がありましたが閉まってました

最初は地図に従って歩こうかと思ったんですが、特に番号が振られてない建物でも凄く素敵なんですよ

博物館と隣接する建物の出窓

この扉と出窓も素敵だなぁ

教会/Baselgia San Lurenchまで来ました

Baselgia San Lurench

中に入ると・・・あれ？祭壇は？

Baselgia San Lurench

Baselgia San Lurench

教会を出てから、村の中心に向かって適当に歩いています

いかにもエンガディン地方といった感じ

てくてく

この辺り、冬はだいぶ雪が積もりそうなんですが、地下室ってどうなるんだろう？

Plaz広場に来ました

広場近くにあったお城のような塔のある建物

セント村では意外と外壁に絵の描かれた建物も目に付いたな

この広場にシュクオル行のポストバスのバス停(Sent, Plaz）があるので、ここに来た観光客が多数この周辺でたむろしてました

私も疲れちゃったんで、これ以上村内をうろつかずここで座ってバス待ちしました

広場の近くには小さなスーパーがあったので、よく歩いたご褒美にエンガディーナーヌストルテ(エンガディン風ナッツのケーキ)を値段を見ずに買いました
セント村在住のダニエラさんの手作りケーキですよ

(￣▽￣;)　スイスでは有名なカロリー爆弾ですｗ

この旅行記へのコメント （4）

• toroppeさん 2025/08/20 15:00:23

  やっぱり夏が良いですね

  シュクオールなどウンターエンガディンは、春にカリジェをたどる旅をした時に少し歩きましたが、壁などいい雰囲気でした。でもトレッキングならやっぱり夏が良いですね。
  
  サンモリッツをスキーで訪れた時は、シュクオールの温泉プールにはいりましたが、日本人には冷た過ぎました😅

  kawakoさん からの返信 2025/08/20 15:10:48

  Re: やっぱり夏が良いですね

  春はスイスではあまり良い季節ではないですからね～
  スキー場があるような高地では、むしろ冬のほうが天候が安定するし雲の上に出るので青空が広がって良い天気だったりしますね。
  
  私も何度か夫とクアハウスに行きましたが、温水とはいえ30℃そこそこ、スイス人には適温のようですけど私は寒くて震えました。
  私が言ったところには珍しく40℃の浴槽もあったのですが、ウチの夫は足先を入れた瞬間に「僕には無理だ」と言って出ていきましたよｗ

• ゆんこさん 2025/08/20 13:14:53

  秋の気配が

  kawakoさん
  
  草原の色合いがなんとなくあの時より柔らかく、秋色に近づいている感じがしますね。
  空気感も秋っぽく感じるし。
  
  住んでいるからこそのこんなハイキング、してみたいな～とは思います。
  街並み散策も楽しめちゃってお得な一日ですね。
  
  ヤナギラン、ものすごい塊で咲いていましたね。
  今作っている旅行記で、滞在中初めてのヤナギランと出会いました。
  見たのはそこだけかな。
  そして、この旅行記にもちょっぴり映り込む私の大好きな「スカビオサ(マツムシソウ)」が、自生しているのもグリンデルワルトではあちこちで見ることができ嬉しかった～。
  
  カロリー爆弾、どのくらい危険なのかしらん。（笑）
  まさかいっぺんに食べちゃったんじゃないでしょうね。笑笑
  準備は着々ですか？
  
  　　　　　★ゆんこ★
  

  kawakoさん からの返信 2025/08/20 15:16:39

  Re: 秋の気配が

  私は実はヤナギランがあまり好きではありません。
  あの花を見ると夏も盛りを過ぎたなと思うので。でも綺麗な花ですよね。
  
  エンガディーナ・ヌストルテはキャラメリゼされたナッツがタルト生地に包まれているという、どこからどう見ても立派なカロリーの塊です。
  私は4等分して食べましたが、甘いので一気には食べられないかなぁ。