乗継・乗継・歩いて廻るドロミテ 　その7　ミラノへ　ベルニナ鉄道

2025/06/14 - 2025/06/30

１０日間に及ぶドロミテの滞在を終え、ミラノへ向かいます。

今回の旅のもう一つの目的、レーテッシュ鉄道ベルニナ線に乗車します。
現地ツアーに参加してサンモリッツまで。
「もう一度参加したい！」と思えるような素敵な1日になりました。

エリア ミラノ(イタリア)

ボルツァーノで四泊したホテルラウリンです。書き込みで「ここに滞在するためにボルツァーノを訪れる．．．」との一文を発見し、すかさず予約しました。
駅に近いのに静かでゆったり滞在出来ました。

ホテルラウリンにはプールもありますよ～

お庭も広く、よく整備されています。
ガーデンビューのレストランもありました。

さあ！週末にだけあるミラノまで直通のFSに乗車します。
08：45に乗るためにボルツァーノ駅に到着しました。
通常紙の切符だと、この機械でティンブラーレしないと罰金を科されますが、今回は事前にネット予約なので大丈夫なはず。ビジネスクラスで席も指定してあります。
３週間前に予約したので5,000円程度でした。

早めに乗車すれば荷物置き場に置けるはず！でしたが、大きすぎてはみ出るのでNG。「席の上に上げろ！」と言われますが、20ｋｇ以上あるスーツケースを上げられるわけがない！困っていたら、車掌さんが座席の下に入れてくれました。
後で話したら、日本には2回も行ったことがある親日派でした！
Grazie mille　(^_-)-☆

ミラノのホテルはアメリカ資本のベストウエスタン
文句は言えませんが、エレベーターが一階に停まると「Grand Floor」と聞こえてきます。
イタリアなのに英語( ;∀;)

ミラノ中央駅から徒歩5分程度
黄色の窓枠や電動のカーテンが目立ちます。

駅のそばは物騒かな？と心配していましたが、こちらの教会の手前にあります。
だから大丈夫なわけではありませんが、なんとなくご加護があるような気がします。

Piazza 4 Novembre　中央駅の横で便利な場所。
ここから現地バスツアーに出発します。
Get Your Guide 社主催の「ベルニナ鉄道でサンモリッツに行く」ツアーに申込んでいます。
８時集合なので１５分前に行ってバスを捜しましたが、いない( ﾟДﾟ)
ツアーが重なる時間なのか？10台ほどバスが停車していて、片っ端から聞いてみたのですが不明( ;∀;)
スマホを見ると「赤いバスで15分遅れます！」とのメッセージが届いてました。
それもWhatsAppにですよ！！
日本と違い、こちらではLINEではなくWhatsAppです。
これからヨーロッパに行かれる方は、絶対このアプリを入れておいてくださいね。
それにしても、もっと早く連絡してよ！( ｀ー´)ノ

バスはレーテッシュ鉄道ベルニナ線のイタリアの始発駅「ティラーノ駅」に到着しました。
ここで一時間のランチタイムで、一旦解散。

集合前に、バスの中から見かけた教会の写真が撮りたくて街を散策。

「Basilika Madonna di Tirano 」　　
　16世紀初頭に建立された聖マリア大聖堂です。

駅から1.5キロ徒歩で20分
汗を流して歩いてきた甲斐がありました(^_-)-☆

しっかり装飾が施されて荘厳な雰囲気の内部
時間があれば、もっとゆっくりじっくり観たかった！

ベルニナ鉄道がすぐそばを通過します。
「あ～もう時間がないわ～」　
早く駅まで戻らなきゃ！
集合時間に遅れたら大変です！

これを見ただけでは「あれ！路面電車かな？」って勘違いしそうですが、実は世界遺産。
レーテッシュ鉄道ベルニナ線は、イタリアからアルプスの峠を越えてスイスまで高低差が1800ｍもある起伏のあるルートを2時間で結んでいます。

皆さん、ウキウキ電車に乗り込んで行きます。

日本語の表示もあります。何故？Perche?
箱根登山鉄道と姉妹提携してるって聞きましたが…

うわ～混んでそうです。
右手が一等車のパノラマ展望車ですが、窓が開かない！
私たちは、左手の窓が開く二等車です。
他にスケルトンでオープン感満載の車両もありましたが、直射日光が怖い。
価格も様々ですから、お好きな車両が選べます。
今回のツアーは、21,629円でした。

心が躍る列車の旅のはじまりです(^^♪

建物からぎりぎりの所を、すり抜けるように走ります。

途中駅に停車中

先頭の車両を撮影出来るのがイイですね～

ポスキアーゴ湖　
エッツ(';')　もうスイスに入っちゃたの？！

川の水がキレイで冷たそう～
想像した以上に暑いので、ついつい涼を求めてしまいます。

コバルトブルーの湖の見ると、テンションがアップします！
進行方向に向かって左側の席の方が、写真も撮り易くて◎かな～
絶景に合わせて、乗客が右へ左へ移動するため車内はテンヤワンヤ状態です！

窓の上部のみ開けられます。

氷河が溶けて流れて溜まって出来た氷河湖
夏のアルプス感満載(^_-)-☆
他の季節はどんな絶景が眺められるのかな？

6月末のこの時期、途中の駅で乗り降りする乗客も多いです！

そろそろサンモリッツに到着するみたい

サンモリッツ湖が見えてきました。
間もなく到着するので減速してます。

サンモリッツに着きました。
中心地に向かう通路にて

サンモリッツの老舗のホテル
どんな人が宿泊していらっしゃるのかな？
国籍が知りたい！

この車って、自分で運転しませんよね？
運転手さんを伴ってのご旅行でしょうか？
そういった場合って、運転手さんもこちらのホテルにお泊りになるのかしら？
一生縁のない超富裕層の世界を垣間見た気分($・・)/~~~
そうですね．．．ここはスイスですから

ホテルの中にCELINEが出店しているんだ！

高級リゾート地のサンモリッツ。
冬はスキー！で夏はヨットですか！

復路はベル二ナ線に乗らず、バスでミラノまで帰ります。
正直、違う季節にもう一度乗りたいな～(^_-)-☆