2025/07/24 - 2025/07/24
432位(同エリア435件中)
さらりんさん
以前から鶴岡訪問は to do list のひとつでした
・友人からもらった藤沢かぶの漬物がとてもおいしかったので、由来を調べたところ、絶滅寸前の野菜でしたが、絶やさないように焼畑農法をおこなったりと、労力と時間をかけて絶滅から守ったのだそうです
・また食べたくなったので探したところ、山形アンテナショップで見つけました 鶴岡の本長という漬物屋さんの製品でした
・私も夫も藤沢周平の小説が大好きなのですが、ペンネームの藤沢は、藤沢かぶが栽培されている藤沢地区にちなんでいるということでした
・夫は、鶴岡にある致道館に関心を持っていました
これはもう行くしかないです
鶴岡で山形交響楽団のコンサートがあることがわかったので、コンサートの日程に合わせての鶴岡旅行が決まりました
●は見学、イベント、※は食事、☆はこの旅行記
1日目:仙台から鶴岡へ (宿泊はルートイン鶴岡)
※昼食 らぁ麺と肴 榊
●致道館
●山形交響楽団鶴岡コンサート @庄銀タクトホール
※夕食 蔵屋敷LUNA(事前に予約)
2日目:加茂水族館と鶴岡公園 (宿泊はルートイン鶴岡に連泊)
●加茂水族館
※昼食 魚匠ダイニング沖海月
●致道博物館
●藤沢周平記念館
※きなこ甘酒休憩 神社カフェ かたばみ
●大寶館(たいほうかん)
※フルーツ休憩 青森屋
※夕食 鶴と亀
3日目:鶴岡から酒田へ(ホテルアルファーワン酒田に1拍)
ー鶴岡ー
●丙申堂と釈迦堂
ー酒田ー
※昼食 ワンタンメン満月
●本間家旧本邸、お店
●山居倉庫
※喫茶店山椒小路で休憩
※夕食 ALL DINING 月の道
☆4日目:酒田から東京へ
●本間美術館
※昼食 カツサンド
日本中が危険な暑さに見舞われていました 鶴岡も酒田もそれなりに暑く、徒歩での移動やエアコンのない施設での見学はかなり体力を消耗しました
でも旅行を終わってみると、
コンサート会場では、鶴岡の聴衆の熱さを感じ、
致道館、大寶館の無料見学には鶴岡市の太っ腹を感じ、
致道館の教育方針に感銘、
加茂水族館のクラゲの姿にウットリ、
本間美術館の創立の方針、豪商本間様の地域貢献のすばらしさに感動、
その他、食事や果物のおいしかったこと、
すばらしい思い出がたくさんできた、大満足の旅でした
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー ANAグループ JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝食バイキング
ホテル内に魚民が入っています
食事を選んだ後、ちょっと薄暗い、掘りごたつ形式の個室に移動して食べます -
ここも、鶴岡のホテルと同様、なかなか充実した内容でした
-
ホテルの部屋からの景色、鳥海山です
-
本間美術館へ、ホテルから歩いて5分くらいです
本間美術館は昭和22年に私設美術館として創立されました
本間家所蔵の重要文化財、美術品など多数のコレクションからなっています
戦後の荒廃していた市民の心を励ます目的があったのだそうです
企画展「アジアを旅する」をやっていました -
インドの細密画
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チベットの金銅仏
ポーズがかわいいです -
中国の馬車碑拓本
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中国の神亭壷
人物や建物が複雑です -
北宋の白磁
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南宋の青磁
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数珠を入れるものなんだそうです
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ベトナムの平鉢
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高麗青磁
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魚藍観音花鳥図
県指定文化財だそうです -
三囲之景図 司馬江漢
MIMEGULI とローマ字です -
広重 江戸名所図会
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染付波兎文大皿
耳の長い兎、かわいいです -
美術館を見た後は、庭園「鶴舞園」の中を通って「清遠閣」へ
途中にあづまやがあり、立派なクロマツが生えていました -
清遠閣入り口
清遠閣は本間家の別荘です
迎賓館としての目的で使用されました -
釘隠しの説明
-
佐渡の赤玉石と伊予の青石
北前船で米を運んだ帰りに石を運びました -
杉戸絵に鶴が描かれていました
庭園の名前が「鶴舞園」なので、お庭に鶴が飛んできたのでしょうかね -
けやきの一枚板に彫られている模様です
まるで板を織り込んだように見えますが、彫ってあるんですって -
2階の部屋の欄間
なんだかしゃれてます -
2階の部屋の照明もモダンな形です
-
梅の欄間
2階に上がる階段の上がり口にある欄間です
階段を少しあがって、壁を見ると・・・ -
梅しか彫られていないのに、壁に映る影には、なんとウグイスの影がうつっているように見える、不思議な欄間です
-
清遠閣の見学終了です
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鶴舞園のお庭を巡りながら帰ります
灯籠の形がユニークです -
池の中の灯籠はしゃきっと立っています
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蓮の池
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庭からみる清遠閣
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ウシガエルの声が聞こえます
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美術館に戻ってきました
美術館の展示品には多くのものか「蒼山(そうざん)コレクション」として紹介されていました
係員の人に尋ねてみると、「蒼山」というのは美術館理事を務めた本間紀男(としお)氏の雅号で、紀男氏は東京芸大、芸大大学院を卒業、研究員としてアメリカでボストン美術館、メトロポリタン美術館で仏像調査研究を行ったそうです
研究テーマは「在米仏像彫刻の技法材質の研究」とのことで、インド、パキスタン、中国、モンゴル、韓国を度々訪問し、調査を行いました
晩年には、ご自身の東洋美術のコレクションを「蒼山(そうざん)コレクション」として、本間美術館に寄贈してくださったのだそうです
なるほど、今回の企画展のタイトル「アジアを旅する」に納得しました
ご自身も彫刻や焼き物作品を制作するなど、なかなかの芸術家だったようです -
庄内の旅はこれで終了です
酒田駅前11:22発のリムジンバスで庄内空港へ
つや姫、はえぬき、雪若丸のお米を育てているのでしょうか、庄内平野を眺めながらバスに揺られます
向こうに見える山は、方角的に月山なのかなぁ -
庄内空港到着11:45着
便出発は12:45です ランチをゆっくり食べる時間はなさそうです
なので、平田牧場のカツサンドをテイクアウトして食べました -
ANA398便で東京へ
-
眼下に見える山は月山?鳥海山?
-
機内で、話題の映画「侍タイムスリッパー」を見ました
飛行時間が短いので(65分)、最後まで見られませんでした、ちょっと残念です
そうは言ってもとてもとても充実した、満足の旅でした
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