2025/09/23 - 2025/09/25
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はなまりんさん
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日本海側の地方を「裏日本」と呼んでいた時代がありました。暗い・寒い・貧しい。たしか、そんなイメージで。
とんでもない。博多が那の津だった時代を筆頭に、大陸や半島に近い日本海側は交易も文化文物も人の交流も、戦でさえ日本の前面で担ってきたのです。
中でも江戸から明治時代にかけて活躍した北前船は、日本の物流を活性化し、経済発展に大いに寄与しました。
この北前船によって栄えた酒田という町に、私たちは以前から興味を持っていましたが、ふと、産経新聞の「酒田を巡るツアー」というものを発見し、即、参加を決めてしまったんです。
二人して、宿泊を含むツアーに乗っかるのは初めて。期待と不安でドキドキワクワクでした!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス JALグループ ANAグループ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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パンフから
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ツアーの起点は東京。福岡からの参加は前泊後泊が必要です。なので、二泊三日のツアーも私たちにとっては4泊5日の旅になりました。
一日目9月23日、無事羽田でツアーの皆さんと合流して11:05発のANAで酒田へ。庄内空港 空港
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ツアーメイトの旅作家小林希(こばやしのぞみ)さん。日本中の離島を旅して、産経新聞にコラムを連載されているそうです。美人で博学でとってもフレンドリー。参加者は高齢者寄りの12名でしたが、この方のおかげで華やいだ雰囲気となりました。ツアーならではの陣容ですね。
庄内空港からは、用意された大型バスに乗り込み、ツアーが始まりました。
(写真掲載許諾済) -
もうひと方。
三日間付きっきりでガイドをして下さった酒田市役所観光課の小林さん。声良し、姿よし、ガイドよし。知識豊富な郷土史のスペシャリストです!!
何枚ものパネルを用意し、都度、分かりやすく細かに北前船と酒田について説明して下さいました。
この方、実はNHKのブラタモリでガイドを務められたそうで、さすがとうなるほどの腕前。何を隠そう、ハナはツアー募集の紙面で小林さんがガイドというこの一点に惹きつけられ、ツアー参加を即決したのでした!
(写真掲載許諾済) -
小林さんとツーショット。
酒田市役所はいい人材をお持ちですねぇ・・・!
この写真は二日目の飛島行の船の上で。 -
初日、まず何はさておきお昼御飯です。
なんと、これ! イカ定食ですって!!? 見た目、ギョギョギョッ!!
でも、思い切って口に入れたらまぁ美味しい事美味しい事。
二度驚きました。 イカの下にはご飯がギッシリ入っています。
酒田は実はイカが名物なのだそうです。また、近年はマグロもよく捕れるのだとか。大間のオカブを奪っちゃうかも!イカ恋食堂 グルメ・レストラン
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日和山公園に移動。町と港の様子を俯瞰。
日和山公園 名所・史跡
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下日枝神社。酒田の守り神。海の航行安全を祈願。
赤い山王鳥居が目立ちます。山王日枝神社 寺・神社・教会
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豪商らの寄進により、内部にも豪華な装飾が施されているそうです。
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北前船の寄港地には豪商があまた生まれたそうですが、中でも酒田の本間家は有名ですね。
なので当然、各寄港地には料亭文化も花開いたようで、、、、
こちらは「相馬楼樓」という料亭跡です。内部を見学できます。舞娘茶屋相馬樓/竹久夢二美術館 名所・史跡
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踊りも鑑賞させてもらいました。舞娘さんは3人。お囃子1人。
とってもビューティフル!技量は京都に遜色ないのだそうです。
踊り見学の後、一緒に記念写真。 -
舗道の石にも舞娘さん。
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今はやりの装飾マンホール。他にも北前船関連の物を見付けました。
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酒田での宿は酒田駅前の「月のホテル」2連泊。 私たちの部屋は角のツイン。
酒田市のほぼ中心に位置 by はなまりんさん月のホテル 宿・ホテル
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駅の奥に、雲のかかった鳥海山が見えます。 素晴らしい眺め!
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翌2日目は双胴の高速船で「飛島」に渡ります。飛島なんて、今まで全然知らなかったなぁ~ ツアーコースに入ってなかったら、ずっと縁がないままだったかも。。
飛島へは、風が強いと海が荒れて出港できないそうです。当日朝まで出港の可否が不明で、ツアースタッフの皆さんはやきもきしていました。出港のGOサインが出たのは、ギリギリ朝食が終わるころ。よかった~~!
飛島は北前舟の風待ちの島として貴重な存在だったのが、最近はバードウォッチングの名所としても知られているそうです。ウミネコ・オオルリ・ハヤブサ等々。 -
今やバードウォッチングのメッカ飛島。
もしかしたら、この本が一役買ってんのかな?
コミック『しあわせ鳥見んぐ』。バードウォッチングに夢中な女の子たちの物語です。第2巻で、主人公たちはこの双胴船で島に渡ります。 -
こういうロケーション。
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09:30発。
快晴! 絶好の船旅日和です。 -
雲のかかっていない鳥海山がクッキリと! こんなにクリアーに見えるのは滅多にないのだそうです。超ラッキー!!
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10:45飛島着。
島の人口は今や150人ほどに減ってしまっているんだとか。
学校も病院も無いんだそうです。。。飛島 自然・景勝地
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これからこの島を散策します。
一周かと思いましたが、それだと数時間はかかるそうで、我々は東側の比較的歩きやすい短時間コースをたどります。
ほぼ流紋岩でできている島。タモリもここを歩いたそうです。 -
巨岩の下を、海岸線に沿って歩きます。
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海の色が半端なく奇麗!
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飛島は魚釣りのメッカでもあるそうです。
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途中、ハヤブサが飛んでいますよ、と小林さんが教えてくれましたが、見付けられませんでした。バードウォッチングには向いてないみたい・・・
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足場はかなり整備されていますが、ごろた石の続く場所もかなり多く、日頃のなまった身体を叱咤激励しながら歩きました。 ふうぅ~
賽の河原という、丸い石がゴロゴロ広がっている場所で、Uターン。こんな歩きコースが含まれているとは知らなかったよ~~ -
猫のたくさんいるおうちがありました。カワイイ。
でも猫は、居住者が後から持ち込んだもので、渡り鳥の大敵となっており、この島にとって大問題なのだそうです。 -
昼食は数軒ある民宿や旅館の中から、沢口旅館で。
1歳くらいの小さいお嬢ちゃんがいました。数年後には、幼稚園と学校の問題が起きるはずです。どうなるんだろう・・・
帰りの酒田行の船も無事に運行され、3時頃にはホテルに戻りました。6時の夕食まではフリータイム。 -
三日目、朝ごはんのビュッフェで、おススメという酒田ラーメンなるものを頂きました。もちろん美味しかったけど、ラーメン激戦区福岡在住の者としては特には感想なし、かな、、、?
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最終日、もう一度日和山公園へ案内されました。小雨の中、北前船のミニチュアレプリカを見学。
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日和山公園には河村瑞賢の像が。
豪商にして航路開拓者。全国で治水事業を手掛けるなど、功績は計り知れないと言います。材木商を営み、政商の一面も。
江戸時代を語る上で、もちろん北前船を語る上で欠かせない人物。凄い人がいたものですね! -
この後、本間美術館を見学します。
『本間様には及びもせぬが、せめてなりたや殿様に』
なんていうざれ唄にもあるように、本間家は超飛び抜けた豪商だったようですね。
こちらは居宅ではなく、本間家の迎賓館として造られたものだそうです。本間美術館 美術館・博物館
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例によって、小林さんの丁寧なレクチャーを受けます。
本間家ってどんだけ~~~ -
庭園も素晴らしく、広大で美しい。それ自体が美術品のよう。
空っぽになった帰りの北前船に船の重りとして積んできた各地の石を、庭園のそこかしこにふんだんに配してあり、贅沢の極みとはこんなものかと感心します。 -
玄関です。
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貴賓の方のみお泊りになった部屋。
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ちょっとした造作にも手の込んだ意匠が施されています。
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この手すり、一本の材木から切り出されているんですって!
こんなに長い木って・・・!
本間家の財力の凄さの証拠ですね。 -
本間家旧本邸の方も見学出来ましたが、かなり質素。写真はNGでした。
続いて山居(さんきょ)倉庫。
米を保存・保管するための倉庫群。明治28年創建とか。2022年まで現役だったそうです。山居倉庫 名所・史跡
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内部を低温・低湿に保つための工夫が色々凝らしてあるそうです。
さすが米どころにしてコメの集散地酒田ですね! -
ツアーの最後は、新井田川を行く屋形船。
河口から港まで回ります。 舟運を納得。。。 -
三日間お供をしてくれた大型バスとも今日が最終日。
ツアーは、個人旅行と違って足の心配がなくて楽ちんですね。雨に備えて傘も用意してくれてるし。行き届いてるなぁ・・・ 参加者同士の交流も楽しいし・・・
・・行き届き過ぎてると面白みには欠けるかもしれないけど・・なんて、それは欲張りというものですね(汗)
とにもかくにも、すっかりお世話になりました。 -
☆ 今回、旅行と言えばツアーだよね、と仰る方の気持ちが少しは分かったような気もします。 個人旅行の面白さには捨てがたいものがありますが、ツアーもなかなかいいかもね、と思うようになりました。。。
☆ 添乗員の橋本さん。産経新聞の方。
メッチャ優秀な方です。企画力・実行力に富んでいて人柄がすごく優しい。、、と感じました、、
こんな添乗員さんばかりなら、次回もあるかも。。。
(写真掲載許諾済)
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この旅行記へのコメント (4)
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- クサポンさん 2025/10/01 18:05:41
- 九州から酒田は行きにくいよね
- はなまりんさん
クサポンです。
九州から酒田って行く機会ないですよね。私も関西出身、福岡本籍だったから、コロナ禍まで行ったことなかったんです。
酒田までの海里に乗って鉄道好きになったのよ。
ツアーは荷物の心配もなく、ガイドしてくれると面白味が増しますね。今回は人数も少なかったからトイレ争奪戦もなかったのでは?
酒田の一番の思い出が日本酒ということは内緒です(^◇^;)
- はなまりんさん からの返信 2025/10/05 12:56:22
- Re: 九州から酒田は行きにくいよね
- 海里ですか!いいな~!
クサポンさんは、只見鉄道も磐越線もその他ユニーク鉄道オール制覇ですものね。
今回はトイレ争奪戦はありませんでした。というか、トイレ休憩そのものが少なかったような気がします。私など、最近はトイレ恐怖症なのでやや心配だったのですが、幸い困る場面がなかったのでヤレヤレでした。ツアーはホント、そのあたりが気になるところですね。
酒田のお酒は確かに、超美味しいですね! 東北はたいていどこでもお酒が美味しいですよね!
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- しにあの旅人さん 2025/10/01 15:23:31
- ツアーもいいかな
- ご無沙汰しています。
「飛島」を「あすか」と読んで、「なんで酒田と奈良の飛鳥が」と思ったそそっかしさ。
旅行会社のツアーには行ったことはないのですが、いずれ車はやめることになりそうだし、考えてもいいかなと思いました。
「舞娘茶屋相馬樓/竹久夢二美術館」は、存在は知っていました。夢二の追っかけは私たちの旅のテーマの一つです。
夢二作品の展示もご覧になりましたか。
本格的な美術館なのかどうか、資料がなくて分かりません。
河村瑞賢は房総にも縁がある人です。17世紀に東北、蝦夷から房総半島を回って江戸に入る航路を開拓しました。
房総沖は現在でも海の難所で、江戸時代の船と航海術では、直行はできませんでした。東北のお米は銚子で陸揚げされて、利根川などを使って江戸に運ばれていました。
それをなんとか江戸まで直接運べるようにしたわけで、大変な業績だそうです。
北前船の重しで石を運んだというお話はあちこちで聞いたことがあります。出雲の構え獅子も、北前船で東北に運ばれました。今でも東北各地に残っているそうです。
北前船のミニチュアレプリカ。ミニチュアというにはずいぶん大きいみたいです。千石船は全長30mくらいだそうです。半分くらいあるみたい。
この船、動きますか?
乗せてくれませんかね。
- はなまりんさん からの返信 2025/10/05 12:45:52
- Re: ツアーもいいかな
- お久しぶりです! コメントをありがとうございます。
ツアーの良さは存分に堪能しました。効率よく各所を回ってくれますし、要所要所の説明も詳しくて飽きません。足もご飯も手配の心配がありませんし。でも、、、でも、、、やっぱりどこかにお仕着せのような感じが・・・ 体力と気力の続く限りは、手作りの旅を楽しむ方が性に私には合っているのかもと思います。もし今回のような深掘りコンセプトのツアーがあれば、また参加したくなりそうですが。
竹久夢二の作品展示は、それほど本格的ではないように思いました。
北前船については、本当に興味が尽きませんね。江戸時代というのは、産業力にしろ文化力にしろ、私たちの想像を超えるものがありそうです。
ちなみに、レプリカ船には乗せてもらえないようでした。
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