2025/06/30 - 2025/06/30
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以前から興味があったシルクロード、中央アジアの『スタン』の国々―――
古来からの面影を残す碧い街と砂の路。
子どもの頃、壁に貼ってある世界地図を眺めていた。
中心には青い色の大洋があり、さらに大きな大陸が左右に広がる。
赤色の日本から緑と茶色と陸地を西に進むと、アラル海からカスピ海・黒海を経て地中海へと続く。
中央アジアのアラル海は、世界第4位の面積がある堂々たる湖だと記憶している。
ところが、2000年代のアラル海は1/5に縮小し、いくつかの小さな湖となった。
それは1960年以降からの環境破壊など、いくつかの原因があり、現在も砂漠化が進んでいる。
なぜ『20世紀最大の環境破壊』と言われているのだろう?
私たちは、砂漠に降り立った。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ヌクスの町から北へ200km
-
デコボコ道を3時間以上の道のりだった
町から遠いが、歴史の証人として行きたいところ by レモンパパさん船の墓場 史跡・遺跡
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砂地に灌木が生えている。
-
かつては湖の底だったが、
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今は、カラカラに乾燥している。
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砂に降り立つ
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目の前に赤茶けた船体が
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ボロボロだ・・・
町から遠いが、歴史の証人として行きたいところ by レモンパパさん船の墓場 史跡・遺跡
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近くまで寄ってみる
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なんとか船の形はしている
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横から見てみよう
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かつては活躍したのか
町から遠いが、歴史の証人として行きたいところ by レモンパパさん船の墓場 史跡・遺跡
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朽ちた船体
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中に入る
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崩れ落ちそうな船内
町から遠いが、歴史の証人として行きたいところ by レモンパパさん船の墓場 史跡・遺跡
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船体に空いた穴から覗いてみる。
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錆びたボディと穴
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立派な漁船だったと思われる
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現在「船の墓場」には
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11隻の廃船がある
町から遠いが、歴史の証人として行きたいところ by レモンパパさん船の墓場 史跡・遺跡
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それは、悲しくもあり
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つらい現実でもあった...
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人々は漁業と水産加工業に就き暮らしていた。
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最盛期には、数千人の漁民が船団を組んでいたという
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しかし、1940年代に入り
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旧ソ連は、大規模な綿花の栽培を奨励する
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最盛期には、サケやチョウザメなども獲れた
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魚肉のほかに、キャビアなどの缶詰も盛んに生産された。
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しかし、多くの村人は残り物の干物などを食し、
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貧しい生活に耐えていた。
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かつて、アラル海には2本の大河がそそいでいた。
-
しかし、強引な運河の建設など
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無計画な灌漑政策により
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河川からの流入を激減させた。
-
悲劇はそこから始まった...
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1960年代から湖水面積は急激に縮小し
-
1970年代には塩分濃度も急激に上昇する
-
さらに1989年には「小アラル海」と「大アラル海」に分断された
-
2000年には、海水の2倍の塩分濃度となる
-
湖の周辺の生物が死滅し
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民は移転や廃業に
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多くの村が消滅していった
-
カラカラに乾いた大地は
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砂嵐となり、また塩害をもたらし
-
住民の健康被害と植生の破壊を生んだ
-
1960年代には、水面が1年間に20cm低下し
-
1970年を過ぎると、年平均60cmも水位が下がった記録がある
町から遠いが、歴史の証人として行きたいところ by レモンパパさん船の墓場 史跡・遺跡
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村人によると「海岸線が一晩で数十メートルも遠ざかった」と言う
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アラル海の悲劇は『人災』である
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骨組みだけになった
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見る影もない
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かつては漁港だったムイナク
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現在の海岸線は
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はるか遠くに後退し
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その距離は77kmにもなる
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悲劇は、現在も続いている
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高台に上ってみる
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はるか彼方まで見渡せるが、
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遠方に目を向けても水面は見えない
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今は錆び付いた鉄の塊が見えるだけ
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傍らには
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モニュメントが建つ
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鋭利な三角形に描かれているのは
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1960年当時と1973年のアラル海
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1987年と1999年の様子
確実に湖が縮んでいる -
2016年の絵では、風前の灯火だ...
-
それは「20世紀最大の環境破壊」と言われている。
-
悲劇は今も続いている・・・
-
悲しい現実を目に収めて、帰途に就く
-
ふたたび、3時間以上かけてヌクスへ戻る。
-
今日の夜ご飯は
-
カバブと野菜
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もちろん、プロフとスイカも頂きました (^^♪
――― つづく ―――
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