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2時15分過ぎ、静けさの森から南側は会場のほぼ真ん中に当たるシグネチャーパビリオンのエリアへ。ここには各界で活躍する8人のプロデューサーがテーマごとにそれぞれ展開する「シグネチャープロジェクト」の起点となる展示パビリオンが並ぶ。<br /><br />シグネチャープロジェクトは今回の万博のテーマである、一人ひとりが互いの多様性を認め、「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現するために設定した以下の8つのテーマ事業。<br /><br />「いのちを守る」<br />危機に瀕し、人類は「分断」を経験する。「わたし」の中の「あなた」を認めるいとなみの行方に、多様ないのちが、それぞれに、護られてゆく未来を描く。<br /><br />「いのちをつむぐ」<br />自然と文化、人と人とを紡ぐ「食べる」という行為の価値を考え、日本の食文化の根幹にある「いただきます」という精神を発信する。<br /><br />「いのちを響き合わせる」<br />個性あるいのちといのちを響き合わせ、「共鳴するいのち」を共に体験する中で、一人ひとりが輝くことのできる世界の模式図を描く。<br /><br />「いのちを高める」<br />遊びや学び、スポーツや芸術を通して、生きる喜びや楽しさを感じ、ともにいのちを高めていく共創の場を創出する。<br /><br />「いのちを知る」<br />生命系全体の中にある私たちのいのちの在り方を確認する。<br /><br />「いのちを拡げる」<br />新たな科学技術で人や生物の機能や能力を拡張し、いのちを広げる可能性を探求する。<br /><br />「いのちを育む」<br />宇宙・海洋・大地に宿るあらゆるいのちのつながりを感じ、共に守り育てる。<br /><br />「いのちを磨く」<br />自然と人工物、フィジカルとバーチャルの融和により、自然と調和する芸術の形を追求し、新たな未来の輝きを求める。<br /><br />そして、シグネチャーパビリオンは上記のそれぞれのテーマについて8人のプロデューサーがテーマごとにそれぞれ展開するパビリオン。<br /><br />その中で唯一入ったのが、「いのちを守る」をテーマにした「Dialogue Theater &#8211; いのちのあかし &#8211;」。プロデュースしたのは河直美氏。1969年5月奈良市出身の映画監督。奈良市立一条高校から大阪写真専門学校映画科を卒業され、同校の講師を務めながら映画監督の道に進まれた。<br /><br />現在は平城遷都1300年記念事業協会評議員やなら国際映画祭エグゼクティブディレクターも務められている。1997年に初の35mm作品の「萌の朱雀」でカンヌ国際映画祭カメラ・ドール、新人監督賞を史上最年少(27歳)で受賞、芸術選奨新人賞も受賞した。2015年の樹木希林主演の「あん」は見た。2022年の東京オリンピック記録映画は前編見て訳分からず、後編はパスした。<br /><br />「Dialogue Theater &#8211; いのちのあかし &#8211;」は廃校となった奈良十津川の折立中学校(2012年閉校)と京都福知山の細見小学校中出分校(2003年閉校)の校舎を活用して作られている。一番南のエントランス棟が折立中学校の南棟(1952年築)。間の対話シアターが細見小学校中出分校(1930年築)、北側の森の集会所が折立中学校の北棟(1958年築)。そして、エントランス棟と森の集会所の間には中出分校に植えられていた樹齢100年を越えるイチョウの木。<br /><br />森の集会所に入ったが、私が約65年前に入学した時代の小学校に似てはいるけど、けっこう新しい感じの校舎。まあ、河さん、私より一回り以上若いもんな。折立中学校の校舎だったところだが、中出分校の閉校に関するスペシャルビデオをやっていた。<br />https://www.facebook.com/media/set/?set=a.30541087435534556&amp;type=1&amp;l=223fe1adec<br /><br />その南側にあるのが、「いのちをつむぐ」をテーマにした「EARTH MART」。プロデュースしたのは小山薫堂氏。1964年6月熊本天草出身の放送作家。熊本マリスト学園高校から日本大学藝術学部放送学科を卒業後、放送作家として活躍されている。<br /><br />現在は京都芸術大学副学長・芸術学部教授を務められ、モスフードサービスの社外取締役もされている。テレビの「カノッサの屈辱」や「料理の鉄人」などを手掛けられた他、映画「おくりびと」や「湯道」の脚本も担当されている。<br /><br />「EARTH MART」の建物を設計されたのは新国立競技場も手掛けられた建築家の隈研吾さん。その写真もないが、茅葺屋根のパビリオンで、小さな屋根がたくさん集まったデザインは、市場のようにその繁栄と賑わいを表現している。<br /><br />パビリオン内はスーパーマーケットの売り場のように作られ、「いのちの売り場」 と「ミライの売り場」の2つの展示で買い物をするときのワクワク感が体験できるそうだ。入ってないし、建物の写真もないです。<br /><br />「Dialogue Theater &#8211; いのちのあかし &#8211;」と通路を挟んで西側にあるのが、「いのちを響き合わせる」をテーマにした「Better Co-Being」。プロデュースしたのは宮田裕章氏。1978年岐阜県生れのデータサイエンスと科学方法論を専門とする先生。<br /><br />東京学芸大学附属高校から東京大学医学部健康科学科へ進まれ、東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻修士課程を修了。その後は早稲田大学人間科学学術院助手や東京大学大学院医学系研究科医療品質評価学講座助教を経て、保健学の博士号を取得。現在は慶応義塾大学医学部医療政策・管理学教室教授を務められている。<br /><br />「Better Co-Being」の建物を設計されたのは妹島和世さん、西沢立衛さんのお二人による建築家ユニット「SANAA(サナア)」。<br /><br />内部は3つのシークエンスで構成されている。シークエンス1は「人と人との共鳴」がテーマ。シークエンス2は「人と世界の共鳴」がテーマ。シークエンス3は「人と未来の共鳴」がテーマ。<br /><br />「Better Co-Being」の列の一番南側にあるが「いのちを高める」をテーマにした「いのちの遊び場 クラゲ館」。プロデュースしたのは中島さち子氏。1979年6月生れ、大阪府出身のジャズピアニスト・数学教育者・実業家。<br /><br />横浜のフェリス女学院高校在学中に日本数学オリンピック本戦で女性として初めて川井杯を受賞。1996年には国際数学オリンピックインド大会に出場、日本人女性として初めて金メダルを獲得された。東京大学理学部数学科卒業後は予備校講師を経て、音楽活動に専念。2011年頃より音楽活動の傍ら数学研究を再開。学会発表や論文執筆を並行して行っている。現在は経済産業省委員も務められている。<br /><br />「いのちの遊び場 クラゲ館」の建物を設計されたのは日本建築学会賞、JIA日本建築大賞、デダロミノッセ特別賞などを受賞され、海外からも評価されている建築家の小堀哲夫さん。<br /><br />パビリオン内は0から120歳のさまざまな「子ども」が五感を使って楽しく参加できるあそび場になっているそうだ。入ってないし、建物の写真もないです。<br /><br /><br />後半に続く

大阪 夢洲 大阪・関西万博 シグネチャーパビリオン(前半)(Dialogue Theater,Expo 2025,Osaka)

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2025/04/22 - 2025/04/22

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ちふゆ

ちふゆさん

2時15分過ぎ、静けさの森から南側は会場のほぼ真ん中に当たるシグネチャーパビリオンのエリアへ。ここには各界で活躍する8人のプロデューサーがテーマごとにそれぞれ展開する「シグネチャープロジェクト」の起点となる展示パビリオンが並ぶ。

シグネチャープロジェクトは今回の万博のテーマである、一人ひとりが互いの多様性を認め、「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現するために設定した以下の8つのテーマ事業。

「いのちを守る」
危機に瀕し、人類は「分断」を経験する。「わたし」の中の「あなた」を認めるいとなみの行方に、多様ないのちが、それぞれに、護られてゆく未来を描く。

「いのちをつむぐ」
自然と文化、人と人とを紡ぐ「食べる」という行為の価値を考え、日本の食文化の根幹にある「いただきます」という精神を発信する。

「いのちを響き合わせる」
個性あるいのちといのちを響き合わせ、「共鳴するいのち」を共に体験する中で、一人ひとりが輝くことのできる世界の模式図を描く。

「いのちを高める」
遊びや学び、スポーツや芸術を通して、生きる喜びや楽しさを感じ、ともにいのちを高めていく共創の場を創出する。

「いのちを知る」
生命系全体の中にある私たちのいのちの在り方を確認する。

「いのちを拡げる」
新たな科学技術で人や生物の機能や能力を拡張し、いのちを広げる可能性を探求する。

「いのちを育む」
宇宙・海洋・大地に宿るあらゆるいのちのつながりを感じ、共に守り育てる。

「いのちを磨く」
自然と人工物、フィジカルとバーチャルの融和により、自然と調和する芸術の形を追求し、新たな未来の輝きを求める。

そして、シグネチャーパビリオンは上記のそれぞれのテーマについて8人のプロデューサーがテーマごとにそれぞれ展開するパビリオン。

その中で唯一入ったのが、「いのちを守る」をテーマにした「Dialogue Theater – いのちのあかし –」。プロデュースしたのは河直美氏。1969年5月奈良市出身の映画監督。奈良市立一条高校から大阪写真専門学校映画科を卒業され、同校の講師を務めながら映画監督の道に進まれた。

現在は平城遷都1300年記念事業協会評議員やなら国際映画祭エグゼクティブディレクターも務められている。1997年に初の35mm作品の「萌の朱雀」でカンヌ国際映画祭カメラ・ドール、新人監督賞を史上最年少(27歳)で受賞、芸術選奨新人賞も受賞した。2015年の樹木希林主演の「あん」は見た。2022年の東京オリンピック記録映画は前編見て訳分からず、後編はパスした。

「Dialogue Theater – いのちのあかし –」は廃校となった奈良十津川の折立中学校(2012年閉校)と京都福知山の細見小学校中出分校(2003年閉校)の校舎を活用して作られている。一番南のエントランス棟が折立中学校の南棟(1952年築)。間の対話シアターが細見小学校中出分校(1930年築)、北側の森の集会所が折立中学校の北棟(1958年築)。そして、エントランス棟と森の集会所の間には中出分校に植えられていた樹齢100年を越えるイチョウの木。

森の集会所に入ったが、私が約65年前に入学した時代の小学校に似てはいるけど、けっこう新しい感じの校舎。まあ、河さん、私より一回り以上若いもんな。折立中学校の校舎だったところだが、中出分校の閉校に関するスペシャルビデオをやっていた。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.30541087435534556&type=1&l=223fe1adec

その南側にあるのが、「いのちをつむぐ」をテーマにした「EARTH MART」。プロデュースしたのは小山薫堂氏。1964年6月熊本天草出身の放送作家。熊本マリスト学園高校から日本大学藝術学部放送学科を卒業後、放送作家として活躍されている。

現在は京都芸術大学副学長・芸術学部教授を務められ、モスフードサービスの社外取締役もされている。テレビの「カノッサの屈辱」や「料理の鉄人」などを手掛けられた他、映画「おくりびと」や「湯道」の脚本も担当されている。

「EARTH MART」の建物を設計されたのは新国立競技場も手掛けられた建築家の隈研吾さん。その写真もないが、茅葺屋根のパビリオンで、小さな屋根がたくさん集まったデザインは、市場のようにその繁栄と賑わいを表現している。

パビリオン内はスーパーマーケットの売り場のように作られ、「いのちの売り場」 と「ミライの売り場」の2つの展示で買い物をするときのワクワク感が体験できるそうだ。入ってないし、建物の写真もないです。

「Dialogue Theater – いのちのあかし –」と通路を挟んで西側にあるのが、「いのちを響き合わせる」をテーマにした「Better Co-Being」。プロデュースしたのは宮田裕章氏。1978年岐阜県生れのデータサイエンスと科学方法論を専門とする先生。

東京学芸大学附属高校から東京大学医学部健康科学科へ進まれ、東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻修士課程を修了。その後は早稲田大学人間科学学術院助手や東京大学大学院医学系研究科医療品質評価学講座助教を経て、保健学の博士号を取得。現在は慶応義塾大学医学部医療政策・管理学教室教授を務められている。

「Better Co-Being」の建物を設計されたのは妹島和世さん、西沢立衛さんのお二人による建築家ユニット「SANAA(サナア)」。

内部は3つのシークエンスで構成されている。シークエンス1は「人と人との共鳴」がテーマ。シークエンス2は「人と世界の共鳴」がテーマ。シークエンス3は「人と未来の共鳴」がテーマ。

「Better Co-Being」の列の一番南側にあるが「いのちを高める」をテーマにした「いのちの遊び場 クラゲ館」。プロデュースしたのは中島さち子氏。1979年6月生れ、大阪府出身のジャズピアニスト・数学教育者・実業家。

横浜のフェリス女学院高校在学中に日本数学オリンピック本戦で女性として初めて川井杯を受賞。1996年には国際数学オリンピックインド大会に出場、日本人女性として初めて金メダルを獲得された。東京大学理学部数学科卒業後は予備校講師を経て、音楽活動に専念。2011年頃より音楽活動の傍ら数学研究を再開。学会発表や論文執筆を並行して行っている。現在は経済産業省委員も務められている。

「いのちの遊び場 クラゲ館」の建物を設計されたのは日本建築学会賞、JIA日本建築大賞、デダロミノッセ特別賞などを受賞され、海外からも評価されている建築家の小堀哲夫さん。

パビリオン内は0から120歳のさまざまな「子ども」が五感を使って楽しく参加できるあそび場になっているそうだ。入ってないし、建物の写真もないです。


後半に続く

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