2025/06/12 - 2025/06/16
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鯨の味噌汁さん
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アムステルダムには結局5泊した。
ゴッホ「ジャガイモを食べる人々」とレンブラント「夜警」の見物が目的であるから、3日目にゴッホ美術館、5日目に国立美術館の予約をとった。
5泊で予定が2つであるから、いくらなんでもそこはも少し予定を入れるべきではという気がしないでもないが、ホテルでお昼寝もしたいしぶらぶら街歩きもしたい。(現にナールデンに行けたし)
それにだ、どうせいっぱい見ても忘れる。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ホテルは美術館通りから近い、個人経営の小さな宿を選択した。
オーナーはAさんという日本人女性。
いつもニコニコ、元気印の「女将さん」という感じの方だった。
なんといっても、初めてのまちで日本語が通じる宿は安心感がある。日本人女性が経営する星2つの宿 by 鯨の味噌汁さんホテル ヴェルディ ホテル
-
部屋は中庭に面した2階。エレベーターがないので狭い階段を上下するのは難儀だったが、窓を開け放つといい風が入ってきた。
午後はここでよくお昼寝をしていた。 -
女将のお父様がホテルオークラのホテルマンで、この地に赴任し、50年前に独立してこのホテルを始めたのだそう。
よって彼女はこの地で生まれ、この地で教育を受けた「日系オランダ人」で、日本語・オランダ語・英語をあやつる。 -
看板猫の「スミちゃん」は生後5ヶ月。まだホテルの外には出してもらえない箱入り娘だ。
漢字で書くと「墨ちゃん」。
黒猫だけど、胸のところがちょっとだけ白い。大きくなったらツキノワグマになると思われる。 -
女将に「地元の方が集まるカフェ」を聞くと「あそこの角を曲がったところに」とお店を教えてもらった。
トラムの通りの反対側に歩いていくと、街角に黄色い看板が出ていて、そこがお店だった。 -
母娘らしいふたりがカウンターで接客してくれた。中島みゆきの「店の名はライフ」みたいなシチュエーションだな。
ドラフトビール一杯3.75ユーロ、お通し代なし(当たり前)。
「地元のアーチストが集まる店」ということで、地元のおじさんおばさんに混じって、若い女性のグループなんかも楽しそうに飲んでいた。
そういえばオランダって、ワシでも知ってる世界的画家が何人もいる。
おとなりのドイツは作曲家と文学者は出るけど、なぜだか画家はいない。(ワシが知らんだけかもしれんけど)
海を隔てたイギリスは作曲家も画家もいなくて、文学一本槍だ。(ワシが知らんだけかもしれんけど)
国民性なのか、それとも食ってるものが違うのか。 -
アムステルダム3日目は、ホテルから徒歩5分のゴッホ美術館ヘ出かけた。
見たかった絵は「ジャガイモを食べる人々」。ゴッホがオランダ時代に描いたもの。 -
ワシが中学生の頃、画集で見たときは「ランプの下の夕食」という題名だった。なんでタイトルが変わったのかは知らない。
描かれているのはオランダの貧乏百姓で、みなさま揃いも揃って見事なぶおとこ・ぶおんな。姿勢も悪いし目つきも悪い。栄養状態もよろしくなさそうだ。
ゴッホもまたオタクでぶおとこで貧乏、おまけに人を疲れさせる性格であって、「人に愛される」要素をぜんぜん持たないダメダメおじさんだった。 -
画商の弟が生涯の支援者だったが、身内が画商やってるのにぜんぜん絵は売れなかった。世渡りがヘタだったのでパトロンに取り入るなんてこともなかった。
さらに自分で恋人と思ってたのは売春婦だった。ソープ嬢を一方的に恋人と思い込むようなもので、非モテ人生まっしぐら。あげくの果てに拳銃自殺。 -
書いててカワイソーになるのだけれど、本人は自分の絵が将来評価されることを確信していたそうな。なんでかは知らん。
とはいえ自分専用のでかい美術館がアムステルダムの真ん中にできて、世界中から見物客が押し寄せる未来までは予見できなかっただろう。 -
アムステルダムは運河がウリの町だけど、それ以上に見物すべきは自転車で疾走するお嬢さんたちだ。
オランダの女性といえば、なにはともあれ冬季五輪のスケート選手を思い浮かべなければならない。 -
太腿は特大のボンレスハムで、オッパイは大胸筋に埋没していて、レースを終えてフードを取ったらやっと性別が判明する、あの恐ろしいお姉さまたちだ。
ゴッホの時代に小柄だったオランダ人が、なぜ現代において巨人族に変身したかは世界七不思議のひとつである(ウソ)。 -
・・・その巨人族のお姉さまたちが、自転車に乗って時速30キロで疾走してるのがアムステルダムだと思えば間違いない。間違ってるかもしれない。
彼女たち、12-13歳くらいまでは妖精のようにかわいらしいのだが、ワシの観察によると高校生くらいから太モモ巨大化が始まる。 -
冬はスケート・夏は自転車で太モモを磨き、筋トレや柔道などで上半身も磨き、身長も180センチとかになり、二の腕やら尻やらにイレズミを入れたら完成と思われる。
-
そもそも日本人は自転車専用道路には慣れていないので、歩道との区別がつきづらく、実にしばしば自転車道の方を歩いてしまう。すると彼女たちはワシの体スレスレを「W$%&?」などと言い捨て、さっそうと抜いていくのである。
おそらくは「コラそこのハゲ死にたいのか」なんてことを言ってるのではないかと思われる。
彼女たちに轢かれて人生終えるも悔いなし、死してしかばね拾う者なし、などという心境になるワシである。 -
5日目は国立美術館にレンブラントを見物に行った。
事前予約で13:00入場を指定したら、日本人ツアー客で押すな押すなの大盛況、武蔵浦和駅午前8時45分といった風情だ。
大きい施設なんだけどお客さんはレンブラントの「夜警」、フェルメール「ミルクを注ぐ女」に集まっていた。
専門家じゃないんだから、美術館で知ってる絵なんて2枚あれば上々だ。 -
「ミルクを注ぐ女」近くのソファでぼうっとしてると、次々と日本人ツアーの方々がやってきて、皆様同じタイミングでガイドさんの説明に頷くのだった。
1時間ばかりソファにいたんで、ワシもフェルメールだったらそこそこ語れるようになった。門前の小僧習わぬフェルメールを語る。
ガイドさんによるとフェルメールの代表作はオランダにもう1枚あって、それはハーグの美術館に展示されてるそうだ。
ハーグならあした泊まるライデンの隣町だ、じゃあ見に行こうかな。 -
アムステルダム最後の夕方、暑さに参りつつホテルへ帰着。
こーゆーときはサウナにでも入って汗を抜き、ビールをカパカパ飲めたらサイコーなんだけどな~、でもさすがにサウナはなかろうて、とググってみたら、なんとなんと、徒歩20分のところにちゃんとあった。奇跡だ。 -
オランダ語のホームページを翻訳したら「アムステルダムで唯一残った伝統的スタイルのサウナで、ボランテイアによって運営」なんてことが書いてある。つまりは銭湯のごときものであろう。
サンダル履きになって駆けつけると、古式ゆかしき混浴サウナであって、地元のおじさん・おばさんが、タオル1枚になってのんびり汗を流していた。 -
1時間たっぷり汗をかき、水風呂で体を冷やしたあと、外気浴でウトウト。
カフェで冷たいビールを3杯いだだき、アムステルダム最後の夜は暮れたのである。
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旅行記グループ
アムステルダムとレイキャビクの滞在記
この旅行記へのコメント (4)
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- フィーコさん 2025/07/09 22:18:41
- 眼福とぽろり
- 味噌汁先生 こんばんは。
マイルで欧州、コロコロ持っておでかけでしたか。
オランダで美術館巡り。
アルルに行った時、ゴッホさんが
入院していた病院見てきました。
この方も弟テオさんも人生、悲しいです。天才はなんちゃらと紙一重。
アムスの国立美術館は、ツアーで連れて行かれ
フェルメール「ミルクを注ぐ女」前で軟禁状態になりガイドさんの話しが長いこと長いこと。1時間半はたっぷり滞在させられました。
出会われたツアーさんは1時間に何組通過なさったのかと不思議です。
イヤホンガイドの届く範囲で勝手に「夜景」も見に行ってました。その奥も届く範囲で。
フェルメールさんの「青衣の女」
お隣にありませんでした?
眼福に出会われてめでたしめでたし。
フィーコ
- 鯨の味噌汁さん からの返信 2025/07/09 23:51:58
- Re: 眼福とぽろり
- フィーコさん
ツアー旅行って参加できないカラダにできてるんで経験ないんですが、もし1時間半を美術館全体に使ったのならそんなもんではないでしょうか?
ワシは知ってる絵にしか反応できないので、もっぱらその2枚の絵を往復してました。あとはステンドグラスが綺麗でした。
本文にも書いてますが、一つの美術館で知ってる絵が2枚あれば上々ではないかと思います。少なくともワシそれで満足しちゃう人。旅の目標は低ければ低いほどいいのではないかと。
-
- willyさん 2025/07/07 11:45:26
- 店の名はライフ
- 鯨さん
のんびりアムステルダムを楽しまれたご様子。
また忘れていたものを呼び覚まされました。
つい最近、またエチゴの山登りに行って月岡の翡翠色に浸かった帰り道、山の師匠のボロ車でさんざん中島みゆきを聞かされたところですが、これは好きだったのに忘れてました。
6月も暑かったんですね。
willy
- 鯨の味噌汁さん からの返信 2025/07/07 16:38:10
- 店の名はwelling でした
- willyさん、
おひさしぶりです、お手紙ありがとうございます。
店の名は「welling」といいました。
なんかね。東中野あたりにありそうなお店。
5泊のうち3日かよいました。
最初は「世界入りにくい居酒屋」でしたが、3日目には大きい顔して飲んでました(笑)
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