2025年 イベリア半島北部の旅　⑩マインツ～帰国

2025/02/20 - 2025/03/03

2/20（木）　出発

2/21（金）　トランジット（フランクフルト）
　　　　　 　ポルト着
　　　　　　 ポルト
　　　　　　　　

2/22（土）　コインブラ
　　　
2/23（日）　ポルト
　
2/24（月）　移動
　　　　　　サンティアゴ・デ・コンポステーラ

2/25（火）　サンティアゴ・デ・コンポステーラ
　　　　　　 移動
　　　　　　サン・セバスチャン

2/26（水）　移動
　　　　　 サン・ジャン・ド・リュズ
　　　　　　 移動
　　　　　　 アンダイエ
　　　　　 オンダリビア


2/27（木）　オンダリビア
　曇り 移動
　　　　　　 サン・セバスチャン
　　　　　　　　
2/28 (金）　サン・セバスチャン
　　　　　　　　移動
　　　　　　　　ビルバオ
　　　　　　　　　

3/1（土）　ビルバオ
　
★3/2（日）　移動
　晴　　　　トランジット（フランクフルト）
　　　　　　マインツ
　　　　　　　　グーテンベルク博物館（閉館中）
　　　　　　　　大聖堂
　　　　　　　　昼食
　　　　　　　　木組みの家
　　　　　　　　シュテファン教会

　　　　　　帰国の途へ

3/3（月）　帰国

エリア マインツ(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩 飛行機

3:40起床。
身支度をし、冷蔵庫に預けていたバスクチーズケーキを受け取りにフロントへ。
すべてパッキングし、今回の旅行前に購入したバッゲージスケールでスーツケースの重さを量る。22.45kg、ぎりぎりだけどこれならOK。
4:25　チェックアウト。その際、空港までのタクシーを呼んでもらった場合の値段を伺うと35ユーロとのこと。でも、「タクシー乗り場に行ってみれば」と言われ、行ってみることにしました。

真っ暗なので大丈夫かなと思ったのですが、昨夜からずっと飲んでいたであろう人もいたし、怖い感じはありませんでした。
そして、幸い乗り場にタクシーもいてすぐに乗ることができました。30分くらいで空港着。32.6ユーロ

まだ5時前の空港は開いたばかりです。お客さんらしき人は10人くらいしかいませんでした。
チェックイン時、スーツケースの重量は23.5ｋｇでした。あれれ、ラゲージスケールで量ったのより少し重い。23kgをオーバーしていたので内心焦ったけど、何も言われませんでした。よかった。

6:45発のフランクフルト行きは、この日の一番最初の便のようでした。

チェックインを終えてしばらくして気づくと続々と人が来ていました。

ラウンジは5時半オープンです。一番乗りでした(ﾟ_ﾟゝ

朝食をいただきました。

フランクフルト行きは定刻6：45発でした。

朝日が昇り始めました。良いお天気のようでよかった。

もうドイツ上空

8:43ほぼ定刻着でした。

フランクフルト国際空港 (FRA) 空港

スーツケースは羽田までスルーだけど、手荷物があるので、こちらは預けなければなりません。

ここで預け、レシートをもらいます。大切に保管。

さて、これからマインツに向かいます。
マインツへはICでも行けるけど、近いからかかる時間は近郊列車でもそんなに変わりません。ICだと20ユーロ以上なので、近郊列車一択です。

フランクフルト空港近距離駅 駅

10時の列車があるわね。･･･この時、Ausfallという文字が表示されていることには気づかず･･･(_ _;)。。気づいても意味は分からなかったけど、その色から何らかの警告だということくらいはわかったはずなのに。

切符はホームの券売機で購入します。6.6ユーロ

無事切符を購入し一安心。あとは電車が来るのを待つだけね。
とはいえ、念のため、近くにいた紳士にこのホームで待っていてよいか確認しました。すると、「10時の電車は運休だから次の10:24のに乗ればよい」と教えてくださりました。
運休の理由はわからないけど仕方ないか･･･と待っていると、先の紳士が「今日はマインツ行はストで夕方6時まで動かないとお知らせが出てる」と。何ですと～？(ﾟoﾟ
マインツに行けないの？切符買っちゃったけど、予定変更してフランクフルトに行くか？とか軽くパニック。すると、その紳士が、「マインツの中心まで30分くらい歩いてよいならマインツ-カッスルという駅に行く電車が10：15にあるよ。私はそのルートで行くけど、それでよかったら連れて行ってあげるよ」と。
地獄に仏とはこのことだわ！（大げさ？いえいえ、本当にそう感じました）　ありがたいお言葉に甘えることにしました。本当に助かりました。

その紳士と一緒に電車に乗りました。
車窓にはのどかな景色が広がっています。

途中いくつかの駅で停車し、20分ほどでマインツｰカッスル駅に到着。

とても小さな駅です。

駅を出て紳士と一緒に橋を渡りました。結構長い橋です。

この方は若い頃はドイツ軍に勤めていて、その施設がマインツにあったため住んでいたこともあったそうです。その後、デルタ航空でパイロットとして働いているときも、フランクフルトスティの時のホテルがマインツのヒルトンだったのでしょっちゅう来ていたとのこと。

今日は、明日のカーニバルのパレードに参加するため、お友達のところにいらしたそうです。ちなみにカーニバル用に骸骨のコスチュームを持ってきたとか。
こんな素敵な紳士の骸骨コスチュームに身を包んだ姿見たかったな。

別れ際にも、この先の行き方など、丁寧に教えてくださりました。
ストには参ったけど、こんな親切な方に出会えて心が温かくなりました(*^o^*)

さて、マインツでの最初の目的地は「グーテンベルク博物館」です。
ところが、閉まってる(°ﾛ°；)　休館日じゃないのになんで？と戸惑っていると、通りがかった人が「カーニバルだから休館ですよ。水曜日に開きますよ」と教えてくれました。

グーテンベルク博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ショック。仕方がないので中を覗き見ただけです。
火薬と羅針盤と並ぶルネサンス期の世界三大発明の活版印刷、興味あったのに。

ビルバオの図書館といい、ここといい、カーニバルで閉めちゃうって、カーニバルが私が思っている以上に特別なものってことなのね。

グーテンベルク博物館を後にして大聖堂に向かう途中、廃墟のような建物がありました。

聖クリストフ教会？説明書きがあったけど、ドイツ語オンリーだからお手上げでした。

大聖堂が見えてきました。

大聖堂の前の広場には仮設トイレが設置されていました。これもカーニバルのためみたい。

11:30大聖堂に入りました。
ただ、11:40からミサだから、観光客は出ていくかちゃんとミサに参加するかの二択でした。

私はミサに参加することにしました。
信者の皆さんの様子を観察するのはそれなりに興味深かったけど、正直、50分は長かったです(..;)　罰当たりだけど。

ミサの終了後、13時までは見学も写真もOKです。30分くらいありました。

中庭へも行ってみました。

中庭

回廊にあったピエタ

再び中に戻って見学しました。

壁には宗教画

うまく写せてないけど、ステンドグラスも立派です。

ドイツ三大大聖堂のうちの一つだけあって、大きくて威厳があります。
13時までゆっくり見て出ました。

大聖堂を出ると小規模なパレードが。

そこかしこにコスプレの人たち

ここにも

大聖堂を後にして街歩き

ここはアウグスティナー教会
外観がピンクで素敵です。

アウグスティナー教会 寺院・教会

残念ながら閉まっていました。

昼食はAugustinerkellerというお店で。下調べした中で候補に入れていたレストランです。

アウグスティーナーケラー マインツ 地元の料理

人気店のようで、混んでいましたが、地下階にはまだ空きがあったので、そちらに通してもらいました。
店内はお祭りムードが漂っていました。

メニュー

シェニッツェルとコーラを頼みました。
忘れられてるんじゃないかと思うくらい待たされたけど、出てきたものはおいしかった。この旅行で食べてきた料理とは異なり、ドイツらしさ満々。

食事を終えて外に出るとまたまたパレード

キルシュガルテンの街並み

キルシュガルテン 散歩・街歩き

木組みの家々がいかにもドイツらしいと思う。

こういうの大好き。

「聖シュテファン教会」まで歩きます。

15:00　着きました。

聖シュテファン教会 寺院・教会

美しいステンドグラスに息を飲みました。

どこまでも青い。

一つ一つじっくり見ます。

こちらもすてき

引きこまれそうな青

美しい中庭もあります。

聖シュテファン教会、青いステンドグラスがとても印象的な素晴らしい教会でした。マインツまで来た甲斐がありました。

そろそろ空港に戻ります。

マインツでは明日カーニバルの大規模なパレードが行われるそうで、あちこちで準備中の様子が見られました。マインツのカーニバルはドイツの中でもかなり規模が大きいものらしい。
旅レジに登録していたので、マインツのパレードの際の注意喚起のメールが来ました。相当盛り上がって羽目を外す人も出ちゃうんでしょうね。

来た時と同じ橋を渡ってマインツ－カッスル駅へ。

16:17の電車に乗れば空港に戻れるって調べていたにもかかわらず、気が急いていてちょうど来たフランクフルト中央駅行きに乗ってしまいました。フランクフルト中央駅から空港に戻ればいいだけだと思って。
でも、この選択は間違いでした。思ったより時間がかかったし、色々と乗り換えで手間取り、余計な切符を買ってしまったり･･･(..;)
最後の最後までドタバタでした。

近郊列車でフランクフルト中央駅から空港へ。
空港へは17：17着。マインツ－カッスル駅から1時間たっていました。は～、疲れた。
今から思えば、ドイツ鉄道のアプリで何でもできたのに、その存在をすっかり忘れていました。

預けていた手荷物を受け取り、出国。

18時、ラウンジに到着し、やっと落ち着きました。
まずはシャワーを借りてすっきり。ありがたい。その後は食事などしてゆっくり過ごしました。

NH224便は定刻発。ほぼ満席でした。

1回目の食事

デザートのアイスクリーム

2回目の食事

長時間フライトですが、疲れてほとんど眠っていました。
羽田空港には定刻着。そこからバスとタクシーで無事帰宅しました。



今回の旅行は、前半はかねてより行きたかったポルトとサンティアゴ・デ・コンポステーラを楽しみ、後半は私には珍しく美食にこだわりました。

ポルトガルで突如インターネットに繋がらなくなったり、サンティアゴ・デ・コンポステーラで大雨に降られたり、マインツで電車のストライキにあったりと、思うようにいかないことが起こり、精神的に疲れました。また、前半は胃の調子も今一つでした。
それでも行きたかったところにはほぼ行けて、地元の人との印象的な出会いもあり、終わってみれば良い旅だったと思います。

まだまだ行きたいところがたくさんあります。
環境が許し自身の体力が持つ限り、これからもあちこち行っちゃいま～す＼(^o^)／

ここからはお土産編

ポルトのスーパーで購入したパテとイワシの缶詰

プリングルス

パテとムール貝の缶詰

パテ
奥の３つはサン・ジャン・ド・リュズで購入

チョコレート

ミックスペッパー
アリオリソース
ドライオニオン

生ハム味のポテチ
スイートチリ味のドリトス

刺繍入りのふきん

レロ書店で買った”The Great Gatsby”

サンティアゴ・デ・コンポステーラのエコバッグ
ポルトのマグネット
サンセバスチャンの栓抜き型マグネット

モノプリのショッピングバッグとエコバッグ

メゾンアダムのバッグ

･･･こうしてみると、バッグ類多すぎ(^^;
もったいなくてなかなか使えなくて増える一方です。

サンティアゴ・デ・コンポステーラで買ったスカーフ

オンダリビアの海岸で拾った貝殻