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2025年5月から6月にかけて、イタリア中部を個人旅行。<br /><br />個人的にJALグローバルクラブの会員なので、ワンワールドグループのカタール航空を利用し、ドーハ経由でローマ着。<br /><br />鉄道とレンタカーを使って中部イタリア訪問。以下に分けて紹介します。このうち今回は、<br /><br />④サンマリノ編:レンタカーによるサンマリノを中心とした中部イタリアの山岳地帯<br /><br /><br />①交通編:カタール航空を利用したイタリアと鉄道移動について<br />②2度目のフィレンツェ編:ルネサンス花ひらくメディチ家の遺産<br />③ウルビーノ編:アグリツーリズモとルネサンスの地方都市<br />④サンマリノ編:レンタカーによるサンマリノを中心とした中部イタリアの山岳地帯<br />⑤ラヴェンナ編:旧市街に宿泊し、ビザンチン文化を体現した世界遺産を体験<br />⑥モデナ&マラネッロ編:フェラーリ博物館<br />⑦2度目のローマ編:古代ローマとカトリック教会<br />⑧ローマにてジロ・デ・イタリア生観戦<br />

2025年春イタリア個人旅行:レンタカーでサンマリノ共和国へ

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2025/05/29 - 2025/05/30

76位(同エリア242件中)

芦花

芦花さん

2025年5月から6月にかけて、イタリア中部を個人旅行。

個人的にJALグローバルクラブの会員なので、ワンワールドグループのカタール航空を利用し、ドーハ経由でローマ着。

鉄道とレンタカーを使って中部イタリア訪問。以下に分けて紹介します。このうち今回は、

④サンマリノ編:レンタカーによるサンマリノを中心とした中部イタリアの山岳地帯


①交通編:カタール航空を利用したイタリアと鉄道移動について
②2度目のフィレンツェ編:ルネサンス花ひらくメディチ家の遺産
③ウルビーノ編:アグリツーリズモとルネサンスの地方都市
④サンマリノ編:レンタカーによるサンマリノを中心とした中部イタリアの山岳地帯
⑤ラヴェンナ編:旧市街に宿泊し、ビザンチン文化を体現した世界遺産を体験
⑥モデナ&マラネッロ編:フェラーリ博物館
⑦2度目のローマ編:古代ローマとカトリック教会
⑧ローマにてジロ・デ・イタリア生観戦

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ショッピング
4.5
同行者
カップル・夫婦
交通手段
レンタカー
旅行の手配内容
個別手配
  • 昨日、フィレンツェでレンタカーを借り、アペンニーニ山脈(英語名アペニン山脈)を越えて、マルキ州のアグリツーリズモで宿泊し、アペンニーニ山脈の山岳地帯を、サン・レーオ城に向けて走ります。<br /><br />標高的には500~1,000m程度で、丘陵地帯をアップダウンしながらレンタカーを走らせるのですが、イタリアの地方はほとんど信号がないので止まる必要がない。<br /><br />というのも、地方の交差点はほぼ100%ラウンドバウト(環状交差点)だから。

    昨日、フィレンツェでレンタカーを借り、アペンニーニ山脈(英語名アペニン山脈)を越えて、マルキ州のアグリツーリズモで宿泊し、アペンニーニ山脈の山岳地帯を、サン・レーオ城に向けて走ります。

    標高的には500~1,000m程度で、丘陵地帯をアップダウンしながらレンタカーを走らせるのですが、イタリアの地方はほとんど信号がないので止まる必要がない。

    というのも、地方の交差点はほぼ100%ラウンドバウト(環状交差点)だから。

  • そうやって山を越えて辿り着いたのが、サン・レーオ城。ルネサンスの領主にして傭兵隊長のフランチェスコ・モンテフェートロが整備した要塞でチェーザレ・ボルジアも一時期統治するなどの由緒ある場所。<br />

    そうやって山を越えて辿り着いたのが、サン・レーオ城。ルネサンスの領主にして傭兵隊長のフランチェスコ・モンテフェートロが整備した要塞でチェーザレ・ボルジアも一時期統治するなどの由緒ある場所。

  • ですが日本人にとってはルパン三世の「カリオストロの城」の名前の由来となった、稀代の詐欺師カリオストロ伯爵(1743年-1745年)が後代、牢屋となったここサン・レーオ城で獄死した場所としても有名です。<br />

    ですが日本人にとってはルパン三世の「カリオストロの城」の名前の由来となった、稀代の詐欺師カリオストロ伯爵(1743年-1745年)が後代、牢屋となったここサン・レーオ城で獄死した場所としても有名です。

  • 残念ながら時間がなかったので城下町には至らず。

    残念ながら時間がなかったので城下町には至らず。

  • ちょうどイタリア一周自転車ロードレース「ジロ・デ・イタリア」が開催中ということもあってか、サイクリングしているイタリア人が多数。<br /><br />さすが自転車王国です。

    ちょうどイタリア一周自転車ロードレース「ジロ・デ・イタリア」が開催中ということもあってか、サイクリングしているイタリア人が多数。

    さすが自転車王国です。

  • このような丘の上まで開発されたイタリアの田舎をくぐりつつ、

    このような丘の上まで開発されたイタリアの田舎をくぐりつつ、

  • 山の中腹にあるサンマリノ共和国に向かいますが、どこからどこが国境だったのか、さっぱり分からず。<br /><br />アッペンニーニ山脈以北の北中部イタリアは、コムーネと呼ばれた実質、独立した都市国家が支配したエリアですが、1862年のイタリア統一運動(リソルジメント)に唯一参加しなかったのがここサンマリノ共和国。

    山の中腹にあるサンマリノ共和国に向かいますが、どこからどこが国境だったのか、さっぱり分からず。

    アッペンニーニ山脈以北の北中部イタリアは、コムーネと呼ばれた実質、独立した都市国家が支配したエリアですが、1862年のイタリア統一運動(リソルジメント)に唯一参加しなかったのがここサンマリノ共和国。

  • 駐車場は所々にありましたが、ちょうど旧市街入り口のピアーナ通り沿いの駐車場に駐車することができました。

    駐車場は所々にありましたが、ちょうど旧市街入り口のピアーナ通り沿いの駐車場に駐車することができました。

  • ここが旧市街の入口。

    ここが旧市街の入口。

  • 坂を上がると

    坂を上がると

  • 山の上に作られた中世の街並みを体感できます。一般にイタリアの城下町は丘の上にあることが多いのですが、これは防衛上の観点から。<br /><br />特に海岸の近い地域ではティレニア海やアドリア海で跋扈した海賊対策でもあったらしい。

    山の上に作られた中世の街並みを体感できます。一般にイタリアの城下町は丘の上にあることが多いのですが、これは防衛上の観点から。

    特に海岸の近い地域ではティレニア海やアドリア海で跋扈した海賊対策でもあったらしい。

  • なので、こんな不便な場所にわざわざ街を作ったのです。<br /><br />サンマリノ自体は海岸のそばではないですが、防衛上の観点からこれだけ高い場所に街を作ったのでしょう。

    なので、こんな不便な場所にわざわざ街を作ったのです。

    サンマリノ自体は海岸のそばではないですが、防衛上の観点からこれだけ高い場所に街を作ったのでしょう。

  • 中世ならではの細い道をさらに上がる。

    中世ならではの細い道をさらに上がる。

  • 今や観光国ともなったサンマリノでは、こんなふうに土産物店も並んでいます。

    今や観光国ともなったサンマリノでは、こんなふうに土産物店も並んでいます。

  • サンマリノは、西欧では10-20%と高率の消費税がないので、割安でお買い物ができるのです。

    サンマリノは、西欧では10-20%と高率の消費税がないので、割安でお買い物ができるのです。

  • スイッチバックする鉄道のように、坂を行ったり来たりしながら標高をあげていく

    スイッチバックする鉄道のように、坂を行ったり来たりしながら標高をあげていく

  • ここは昔の採石場だそう。定期的に中世のイベントを開催してるみたい

    ここは昔の採石場だそう。定期的に中世のイベントを開催してるみたい

  • 下に降りてみた

    下に降りてみた

  • ロープウェイもあってその降り場近くから撮影。

    ロープウェイもあってその降り場近くから撮影。

  • さらに標高を上げて

    さらに標高を上げて

  • 高台を生かしたスカイレストラン的オープンカフェ

    高台を生かしたスカイレストラン的オープンカフェ

  • さらに進み、

    さらに進み、

  • サンマリノ共和国の中心ともいうべき共和国広場。

    サンマリノ共和国の中心ともいうべき共和国広場。

  • こちらが共和国の庁舎。

    こちらが共和国の庁舎。

  • さらに坂を上がると

    さらに坂を上がると

  • バシリカ(教会)があります。

    バシリカ(教会)があります。

  • 教会では、ルネサンスの画家バルトロメオ・ジェンナーリの作品が飾ってありました。<br /><br />さらに登ってグアイタ城砦まで行きたかったのですが時間切れでここで引き返す。

    教会では、ルネサンスの画家バルトロメオ・ジェンナーリの作品が飾ってありました。

    さらに登ってグアイタ城砦まで行きたかったのですが時間切れでここで引き返す。

  • 帰りは下りなので、ラクラクです。

    帰りは下りなので、ラクラクです。

  • 消費税がないということで、連れがさっそくショッピング。

    消費税がないということで、連れがさっそくショッピング。

  • イタリア?らしいセンスの良いスカーフがあったので、土産用も含めて2点ほど購入させていただきました。

    イタリア?らしいセンスの良いスカーフがあったので、土産用も含めて2点ほど購入させていただきました。

  • さらに下って

    さらに下って

  • ジェラート店「Antica Gelateria del Corso」で ワンコーン2種アイス、3ユーロ。

    ジェラート店「Antica Gelateria del Corso」で ワンコーン2種アイス、3ユーロ。

  • ピスタチオとバニラを選択。<br /><br />今回のイタリア旅行では地区別に5店舗ほどジェラート店を利用しましたが、どこも漏れなく絶品の美味さ。<br /><br />濃厚で旨味たっぷりで食感が滑らかで本当に美味しい。

    ピスタチオとバニラを選択。

    今回のイタリア旅行では地区別に5店舗ほどジェラート店を利用しましたが、どこも漏れなく絶品の美味さ。

    濃厚で旨味たっぷりで食感が滑らかで本当に美味しい。

  • ジェラートを頬張りつつ

    ジェラートを頬張りつつ

  • レストランにあった国別メニューですが、韓国語はあっても日本語はないんですね。日本の観光客も相当に減ってしまったのでしょう。<br /><br />実際にサンマリノでは日本人らしき人は見かけず。東洋人自体ほ中国人少数見かけただけで白人ばかりの世界でした。

    レストランにあった国別メニューですが、韓国語はあっても日本語はないんですね。日本の観光客も相当に減ってしまったのでしょう。

    実際にサンマリノでは日本人らしき人は見かけず。東洋人自体ほ中国人少数見かけただけで白人ばかりの世界でした。

  • サンマリノの山を降りて、

    サンマリノの山を降りて、

  • ラベンナに向かいます。

    ラベンナに向かいます。

  • 基本イタリアの道路は、実に走りやすい。<br /><br />普段の自分の自家用車が左ハンドルということを差し置いても、非常にわかりやすいし、今はGoogleマップもあるので外国でも問題なくレンタカーで移動可能です。

    基本イタリアの道路は、実に走りやすい。

    普段の自分の自家用車が左ハンドルということを差し置いても、非常にわかりやすいし、今はGoogleマップもあるので外国でも問題なくレンタカーで移動可能です。

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