韓国2日目　清州（チョンジュ）から百済最後の都、扶余（プヨ）へ

2025/05/22 - 2025/05/22

2日目。朝ごはんはうどんを食べにまたまたユッコリ総合市場へ。その後も買い物やら見回りにたっぷり時間をとる。

その後、扶余（プヨ）へ移動します。バスで2時間10分。

14時のバスで12500ウォンでした。

扶余では世界遺産「定林寺址」（チョンニムサジ）を散策しました。

表紙は百済塔（5層石塔）。

エリア 扶余(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

サムホテルの廊下。みょーにピカピカ。落ち着かないデザイン。

朝食を食べにまたまたユッコリ総合市場へ。

朝ごはんにJが選んだのはここです。

オープン第一号。

その後すぐに満席に。地元で人気のうどん屋さん。

大キムチ餃子2種。大きい！ほとんどの人が注文していた。

味は、、、餃子好きの私なのにあまり好みではなかった。タネがなんか、、、ジューシーさがない、キムチがイマイチかな。

韓国風うどん（カルグクス）。こちらは美味。

Jの注文したうどん。

付いてきたキムチがまた美味！

チェックアウトして荷物を持って清州バスターミナルへ向かう。

これが一苦労。Jがチェックするバスターミナル行きのバスは、バス停へ来る前にどんどん到着の順番が変わる。その度に右往左往。

最初はシステムの違いを面白がっていたが、結局どのバスに乗るのがいいのか、次から次へと来るバスに戸惑う。

やっと乗っても、直行でバスターミナルへ行かないから乗り換え、、、2回！？

ここでブチ切れる私。2人旅なんだから荷物がある時はタクシーを利用しようと提案。

そう、私は目的地へ直行型。Jは途中の過程、あーだこーだ（複数バス乗り換えとか）が好きなタイプなんだと思う。私の荷物はまだ10kだけど昨日と今朝で既に大量に買い物をしたJの荷物は重くなってるはず。

更にバスの乗り降りがちょっと慣れない高さがある。たかが町外れのバスターミナルまでがこんなに時間がかかるなんて！時間の無駄と私は思ってしまう。

タクシーなら10分のところを小1時間近くかけてやっと清州バスターミナルに到着。こんなことしていたら扶余にいつ着くやら、、、

次の目的地、扶余行きは1時間待ちの14時。

バスターミナルには英語の得意でないおじさんが案内所にいたが、非常に役立った。ありがとう！

私は頭を冷やすため、ここでアイスを食す。今朝は既に28℃くらいあって暑い。

Jと交代でトイレへ行ったり、買い物したり、ウロウロ。

すると見知らぬ旅人から荷物を預けられたりする。一人旅だと荷物をずっと持っていなければならないのが不便だよねー。あとは、勝手に近くに大きなスーツケースを置いてトイレとか行っちゃう人がいる。

随分と安心、安全な旅行者に見られたのか、、、それとも信頼できる日本人とバレた？不思議。

バスターミナルを出たらすぐそばに旅行案内所を発見！

早速パンフレットや地図を入手。

清州のではなく、、、私の今回の旅の目的は、①まだ未到の忠清北道（ここ清州ね）、忠清南道、全羅北道へ行く、②温泉へいく、である。

にも関わらず温泉をあまり調べてない。さらに案内所の人は温泉へ？うーん、という感じであまり興味がないか、人気がないらしい、、、

待っていたバスが来て乗車。始発。

大きなバス。自分でバス横の荷物入れを開けて入れる。しかも荷物入れたのは私たちだけ。

この時の開け閉めが、ちょっと日本とは違った。

空調が効いて快適なバス。カーテンを引いて、スマホいじりに興じる若い人が多い。

何ヶ所かのターミナルへ寄る。

町と町の間は割と距離が短い。

ここのバスターミナルにも寄った。

それにしてもしょぼいバスターミナルが多いなぁ。

だんだんのどかな景色になる。

ビニールハウスが並んで農業も盛ん。

約2時間10分の旅。長く感じたわ。少なくとも4か所のバスターミナルに止まった。

え？ここですか？な扶余のバスターミナルに到着。

扶余郡の人口は約60,000人。郡は日本の町なような感じかな。ターミナルからは昨夜選んだホテルへ。町中を通って10分くらい。非常になだらかな登り坂。

今日の宿。「ヒーリングハウス　ピンクジャン」。ちょっと名前が怪しげで悩んだけれど。

荷物を預けに行く。女将さんはとても感じの良い人で今まで見たことないアジュンマ（おばさん）。しかも聞きやすい英語を話す。長年外国人を相手に宿を経営してきたんだねー。滅多にないことだけど、私は一目で女将さんが気に入った。

ヒーリング ハウス ピンクチャン ホテル

早速、観光を始める。が、もう既に夕方だよ。

扶余は、忠清南道にある、かつて百済の最後の王朝（538～660年）であるサビがあったところ。

663年、「倭・百済同盟軍」対「唐・新羅同盟軍」の最後の戦いが白村江で行われ敗退し倭は朝鮮進出を断念した。

早速、世界遺産、定林寺址（チョンニムサジ）へ。

百済後期を代表する寺址。

定林寺址 寺院・教会

発掘調査では、創建当初は金堂、講堂、回廊などが並ぶ壮大な寺であったとか。

残っているのはもちろん遺構だけ。

ここに金堂があったのか？

こちらには講堂？

ここは回廊の跡か？

うーん、わからない。

残っているのは5層石塔一基と、

この中にある、

高麗時代の石仏が一体のみ。

石仏。

石塔の第一層には「大唐平百済国碑銘」の文字が刻まれていて、これは唐と新羅の連合軍が扶余を平定し、寺を破壊した勝利の記念に刻まれたものと考えられているらしい。

定林寺址の周りはそれらしい雰囲気の壁で囲まれている。

比較的古そうな石碑が近くに並んでいます。

百済とは無関係そう。

「地球の歩き方」に、当時を知るには想像力が必要、と書いてあったけれど、本当に遺跡が少なすぎる。

今日の夕食にJが選んだのはここ。（写真は帰りに撮影したので既に午後8時過ぎ）

韓国のバリバリおばさんが1人でやってる風。

言葉がわからないのでOKを連発。おばさんは後から来た客を断り、入り口にカーテンを引いてしまった！

この夜は2人だけ。

おばさんは私たちに食事を出した後、6時半頃にテレビを付けて、真剣にドラマを観ていました。嫁いびりのドラマみたいのを、ピクリともしないで集中してました。

当然のようにキムチ、青菜、酢の物などが出てくる。ノリは巻いて食べる用。

他にも数皿出てきました。

作っているところを撮影させてもらった。

冷蔵庫から出した材料をしっかり混ぜて出してくれた。

あまりに美味しいので料理名を知りたくて、韓国料理に詳しい日本にいる友人にメニューを写メ。

その友人曰く、一般的に「ウンオ」（日本名「エツ」）という魚。錦江（クムンガン）をはじめとした西海に面した川と海を行き来する魚で、薄っぺらい魚。4～5月のみ生で食べられる貴重な料理。

取り扱っている店は限られているようでこのお店で大正解でした。とても食べきれず、半分くらいお持ち帰り。

帰り道の世界遺産のライトアップ。

暗い道だけれど小さな観光の町だから危険を感じることは全くない。のどかな町。

ランドリーには人影もあるし。

宿に戻りチェックイン。

ここでお支払い。ツインで5000円！安い！もちろんJが探すところに高いは滅多にない。だいたい扶余には高いホテルは調べた限りでは一軒だけだった。

入り口のドアを入ると半畳くらいの靴を脱ぐスペースがあり、バスルームと部屋に行くドアが2面にある。極小スペース。

バスルームもこぢんまり。

小さなテーブルは入り口に掛けてあった。扇風機を貸してくれた。

部屋は思ったより狭い！15平米。

窓はあるけどないに等しい作り（左の壁）。窓はなくても雲が前面に見えるからいいね。

いやはや、だけどいいんです。オーナーが素敵な女性だからなんでも許しちゃう。

つづく