2025/05/15 - 2025/05/19
484位(同エリア926件中)
公共交通トラベラーkenさん
- 公共交通トラベラーkenさんTOP
- 旅行記539冊
- クチコミ3894件
- Q&A回答0件
- 983,750アクセス
- フォロワー38人
この旅行記スケジュールを元に
2025年5月15日(木)~19日(月)までの4泊5日で東北3県を周遊してきました。ゴールデンウィークも終わり、観光シーズンもひと段落付いた感じで、いずれの観光地も観光客は少な目です。おかげでストレスなく旧所名跡を訪ねることができました。
東北旅行は移動距離が長くなるので乗り物移動の時間が多くなるのですが、東北地方は田植えが始まるころで、水を張った水田が続く田舎の風景を車窓から眺めるのも立派な観光になりました。
旅行記その5は旅行最終日、午前中は駅前で電動アシスト自転車を借りて、厳美渓までサイクリングを楽しみます。途中にある達谷窟毘沙門堂は懸崖造りの見事なお堂でした。そして旅行の最後にはやはり中尊寺金色堂を見学しなければなりません。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 自転車 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
宿の朝食。小鉢にスジコが入っているのが東北らしい。どれも美味しくてご飯が進みます。
-
旅行最終日は駅前の駐輪場で電動アシスト付き自転車を借りてサイクリング観光に出かけます。大きな荷物は駐輪場で預かってもらえました。
-
まずは厳美渓を目指して出発です。
-
平泉から厳美渓までは約9㎞の道のりです。岩手県道31号平泉厳美渓線という道をひたすら進みます。山に囲まれていますが、川沿いの道なので坂はほとんどなく、案外走りやすい道でした。
-
髢石(かつらいし)という表示がありました。『昔、この地方を治めていた悪路王は、美しい娘がいると聞くとさらってきていました。娘の中には逃げ出した者もいましたが、直ぐに捕まり、見せしめとして首を切り落とされ、太田川に流され、その首が下流の大きな岩に流れつき髪の毛を絡ませたという。この岩に娘達の沢山の髪が“かつら”の様にまつわりついたことから、この巨石を「かつら石」と呼ぶようになったと言われています。』という伝説があるそうです。
-
道路に面してそびえている巨石が髢石。『髢』という字が読めなくて、髭(ヒゲ)だと勘違いしていました。道路に面したあたりがオッサンのアゴだな、と勝手に想像して納得していました。
-
岩の上に巨木が立っています。何かパワーを感じますね。
-
髢石の裏側、林の中にもいわくありげな巨石が立っています。良く調べればペトログリフなどが見つかりそうです。
-
姫待瀧。悪路王がさらってきた姫が逃げ出した際、この滝で姫を待ち伏せしたと伝わっている場所です。
姫待滝 自然・景勝地
-
割と血なまぐさい伝説の滝だったようです。そんなことは全然知らずに見物していました。もっと近くに行こうと斜面を降りていこうとしたときにツルっと滑って転びそうになりました。下手をしたら滝つぼまで真っ逆さまです。
-
滝のそばには沢山の石碑がありました。自転車で通り過ぎてしまったので詳細は分かりませんでした。この辺りの道端には大きな石碑があちこちに立っています。
-
達谷窟(たっこくのいわや)。
こちらは帰りに立ち寄る予定です。達谷窟毘沙門堂 寺・神社・教会
-
遠くにきれいな山が見えます。栗駒山でしょうか。
-
厳美渓に到着しました。
厳美渓 自然・景勝地
-
伊達政宗が松島と並ぶ二大景勝地としてこの地を賛美したという景観です。確かにとてもきれいな渓谷です。
-
渓谷の岩場はロープが張られていて入ることができませんでした。
-
厳美渓といえば有名なのは郭公だんご。渓谷にロープを渡して、カゴに入れた団子を対岸に送るというちょっと変わったお店です。
-
渓谷の下流に向かって歩きます。
-
御覧場橋。老朽化のため通行禁止になっていました。
御覧場橋 名所・史跡
-
天工橋からの厳美渓の眺め。この橋の上からが一番きれいに渓谷を一望できました。
-
次は少し上流に行ってみます。
-
かっこう団子の店舗がありました。
-
長者滝橋からの眺め。前方のちょっとした段差が長者滝なんでしょうか。
これ以上上流に行ってもあまり見どころはなさそうなので厳美渓の中心エリアに戻ります。長者滝橋 名所・史跡
-
サハラガラスパークに入ります。入口の様子からしてタダモノではない雰囲気を漂わせています。
-
一ノ関の観光案内サイトには『厳美渓わきに建つカラフルな建物には、世界のガラス工芸品約100,000点が並べられています。展示販売や、体験工房でガラスの宙吹きを体験し、オリジナル作品を作ることができます。 また、施設内には250席を備えたレストランもありますので、団体でのお食事も可能です。』とあります。
-
建物の中に入る前に広場を見学しましょう。
-
全盛期はさぞ美しかったであろう「水中ステンドガラス噴水」があります。今は水も枯れてひっそりとしています。噴水の周囲には巨大な樽の内部を部屋に改造した謎の休憩所がいくつか並んでいましたが、残念ながら鍵が掛かっていました。
-
一見珍スポットやB級スポットのように見えますが、そんなふざけた施設ではないようです。本気で世界一のガラス工芸品を集めています。
-
ガラス工房。中では職人さんがガラス吹きをやってきました。薄暗い工房で、小さな女の子が一人、夢中で職人さんの作業を凝視していました。なんだかおとぎ話の世界に紛れ込んだみたいな気分になりました。
-
店内に入ってみました。すごい数のガラス工芸です。ぶつかったり転んだりして商品を傷つけたら大変なので、すぐに店から出ました。
-
園内各所にガラス工芸品があります。
-
とにかく「世界の」とか「世界一の」という文言が多くみられます。
相当の意気込みを持って開業したものと考えられます。 -
入口から続くガラスの小道。絶妙なレトロ感です。地面に移った影がとてもきれいでした。
厳美渓は思ったより範囲が狭くてすぐに観光が終わってしまったのですが、サハラガラスパークのおかげで充実した観光になりました。 -
達谷窟毘沙門堂まで戻ってきました。
坂上田村麻呂が征夷の記念に毘沙門天を祀った岩窟です。車道からも見える岩面大佛はおよそ十丈(約三十三m)にも及ぶ大岩壁に刻まれています。前九年後三年の役で亡くなった敵味方の諸霊を供養する為に陸奥守源義家公が馬上より弓張を以って彫り付けたと伝えられているそうです。達谷窟毘沙門堂 寺・神社・教会
-
公衆トイレもある広い駐車場があるので、そこに自転車を停めてお寺に入ります。
-
達谷西光寺の受付で500円払って境内に入ります。
入口に立派な鳥居がありました。神仏混淆時代そのままの姿が残っているようです。 -
二の鳥居も立派です。
-
参道右手に姫待不動尊のお堂があります。先ほど見てきた髢石や姫待滝に関係のあるお堂ですね。
-
三の鳥居。
-
三の鳥居の前で左にそれる小路がありました。参拝順路はこちらに進めとあるので一応指示に従います。
-
鳥居をくぐっても同じ場所に出るのでなぜ脇道へ誘導されたのかは謎でした。
-
ここの狛犬は髪型がなかなかオシャレです。
-
清水寺のような達谷窟毘沙門堂 。内部は撮影禁止でした。
-
巨大な岩にめり込むように建てられています。
-
境内の一番奥に先ほど道路からも見えた岩面大佛があります。素朴な風貌の仏様です。
-
細長い境内ですが、池と弁天堂もあります。
-
大オッコウという名の樹木。イチイの木のことらしい。
-
お寺の隣に古い民家のような家が公開されていました。
-
看板には御供所と書かれています。
-
御供所(ごくうしょ、ごくしょ、ごごしょ)とは寺社に属して御供を調える場所のこと。
-
朝来た道を戻って平泉に帰ります。のどかな田園風景が続く道はサイクリングに最適です。
-
雷神碑と山神尊と書かれています。右端の小さい石碑は馬頭観世音と書かれていたようです。「雷が多いと豊作になる」という言い伝えがあったと思うのですが、それと関係があるのかもしれません。
-
平泉に戻ってきました。平泉文化遺産センターという施設に入りましたが、昨日入った平泉世界遺産ガイダンスセンターと印象がかぶります。写真撮影も禁止されていたので適当に見学して外に出ました。
平泉文化遺産センター 美術館・博物館
-
今回の旅の最後の観光地、中尊寺に入ります。
中尊寺 寺・神社・教会
-
杉の巨木に囲まれた参道を進みます。
-
参道の坂道の両側に色々なお堂があります。
-
最初は八幡堂。
-
続いて弁慶堂。当然、弁慶姿の顔出しパネルが立っています。記念撮影をしましょう。
-
ここは彫刻がすごかった。
-
弁慶堂は文政10年(1827)の建立で、ご本尊は勝軍地蔵。古くは愛宕堂と称していましたが、義経・弁慶の木像を安置し、明治以降は弁慶堂と呼ばれるようになりました。
-
お堂の中に何かいます。
-
地蔵堂。
地蔵堂 寺・神社・教会
-
本堂にやってきました。
中尊寺といえば金色堂ですが、当然本堂もあります。 -
金ぴかの仏様がおられます。
-
つづいて峯薬師堂。
-
目の病気にご利益があるそうです。
-
大日堂。
-
仏様についての知識が少ないので違いがよくわかりません。
-
金色堂にやってきました。金色堂拝観券発行所でチケットを買って、先に宝物館である讃衡蔵に入ります。
-
写真撮影スポット。ここ以外は全部撮影禁止です。金色堂は確かに金ピカで見ごたえがありました。それほど参拝客もいなかったのでじっくり見学することができました。
-
さらに奥に進みます。
-
経蔵。
本尊の騎師文殊菩薩の実物は宝物館のほうに収蔵されています。 -
金色堂旧覆堂。
正応元年(1288)鎌倉幕府によって建てられたと伝えられる5間4方の堂です。 -
松尾芭蕉や伊達政宗はこの堂内で金色堂を参拝したということになります。
-
一番奥にある中尊寺鎮守白山神社に向かいます。
-
最初に見えてくるのは能楽殿です。
白山神社神楽殿 名所・史跡
-
嘉永六年(1853)、伊達藩によって再建されたもので、国の重要文化財に指定されています。
-
現在も毎年5月4日・5日に古実式三番と神事能が中尊寺一山の僧侶によって勤められます。今まで旅先で見てきた神社の能楽堂の中では多分一番大きなものだと思います。
-
白山神社。
中尊寺の北方を鎮守(ちんじゅ)するため、850年に中尊寺を開いた慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)がこの地に勧請(かんじょう)したと伝えられています。 -
参道を戻ります。弁財天堂を見落としていました。
-
本尊の弁財天十五童子。弁天様が肝っ玉母ちゃんみたいになっています。
-
参道入り口に戻ってきました。みやげ屋の2階の食堂で遅めの昼食にします。
こちらは餅とソバのセット。餅はエゴマとずんだとショウガ。一関や平泉ではことあるごとに餅を食べる文化があるようです。味付けのバリエーションも大変豊富で現在300種以上もの食べ方あるといわれています。エゴマをすりつぶしたものは「じゅうね」というらしいのですが、これが大変美味でした。 -
焼肉定食。
付け合わせのキノコがすごく美味しかったです。世界遺産の近くにある食堂ですがそれほど値段は高くありませんでした。(どちらも1400円くらい)。味もなかなか美味しくて満足です。帰りがけに下の店でお土産も購入しました。 -
そろそろ駅に戻ります。
中尊寺駐輪場のそばに弁慶の墓というのがありました。 -
武蔵坊弁慶は人気がありますね。
-
駅に向かう途中に白山妙理堂入口という看板がありました。草ボーボーの空き地に石畳の通路がかろうじて見えます。
-
奥州藤原氏三代・秀衡の時代には平泉の鎮守社の一つで白山社と山王社が鎮座していたが1570年頃焼失してしまいました。その二社を合祀し1678年再建したそうです。
-
現在の堂宇は1763年建立のもの。
-
平泉の駅から中尊寺に向かう県道沿にあるこんもりとした森の中にひっそりとたたずむお堂です。観光客が頻繁に立ち寄るような場所ではないと思いますが、雰囲気はかなり良いです。
-
ここにも石碑がたくさんありました。
左側から古峯山、金華山、山神社、庚申塔、金剛山と書かれているようです。 -
参道の両側にあった小さな石の塔。
-
色々な歴史やいわれのありそうな石塔が点在しています。
-
お堂のある森の前は空き地になっています。『境内地を囲む低地は「鈴沢の池」跡で史跡指定地である』。と看板に書いてあったので、この辺りが池の跡なのかもしれません。
-
中尊寺で観光は終了のつもりだったのですが、最後にかなりいい感じの場所を見ることができました。これで本当に駅前に帰って自転車を返却します。
平泉駅から一関駅まで在来線で移動してそこから新幹線で一気に東京まで帰りました。 -
今回の旅行でゲットしたもの。
①カッパ捕獲許可証。有効期限1年あるので、まだあきらめません。 -
②中尊寺の参道にあった南部鉄器の店で購入した熊よけの鈴。とてもきれいな音が鳴ります。これでハイキングも安心。
-
③すみっこ。
途中で捨ててくれば良かった。仕方がないので玄関に2つ並べて飾っておきます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2025年4月15日(木)~19日(月)東北3県周遊の旅
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
平泉(岩手) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2025年4月15日(木)~19日(月)東北3県周遊の旅
0
97