2025/05/15 - 2025/05/19
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この旅行記のスケジュール
2025/05/16
この旅行記スケジュールを元に
2025年5月15日(木)~19日(月)までの4泊5日で東北3県を周遊してきました。ゴールデンウィークも終わり、観光シーズンもひと段落付いた感じで、いずれの観光地も観光客は少な目です。おかげでストレスなく旧所名跡を訪ねることができました。
東北旅行は移動距離が長くなるので乗り物移動の時間が多くなるのですが、東北地方は田植えが始まるころで、水を張った水田が続く田舎の風景を車窓から眺めるのも立派な観光になりました。
旅行記その2は瀬見温泉の喜至楼の館内探検と瀬見温泉の町歩きからです。そこから再びバスと電車を乗り継いで岩手県の北上に移動します。レンタサイクルで北上市立鬼の館を見学に向かいます。仮面好きの私は以前からこの博物館を訪れたいと思っていました。充実した鬼の面の展示に大満足です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 自転車 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
旅館の朝食。
広いフロアに長机を並べた簡素な食堂でいただきます。
豚肉の味噌煮込み、アスパラ、温泉卵、山菜など、どれも美味しいおかずばかりでした。 -
フキ味噌と、ニラを刻んだ薬味のタレ。
フキ味噌はご飯に乗せて食べます。ニラは温泉卵と混ぜて食べました。昨日山道を歩いていた時に道端に大量のフキが生えていたのを見て、食べたいなぁと思っていました。大変美味しくてご飯が進みます。 -
わらびのしょうゆ漬け。短く切ったものはあらかじめ小鉢に入っていましたが、ここのオススメらしく、わざわざ長いままのものを追加で出してくれました。
ワラビも大好物なのでうれしい。味はもちろん最高でした。
東北地方らしい、ご飯がすすむ濃いめの味付けのおかずばかりで、朝から満腹になりました。 -
朝食を食べる宿泊客は私たちを入れても10人程度でした。「庄内第一自動車学校」という学校の合宿免許でここに宿泊している人たちもいたようです。若い人たちにとって、この古い旅館で連泊するのは苦痛ではないのでしょうか、他人事ながら心配になります。
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朝食後は再びローマ千人風呂に入りました。混浴時間帯ですが、女性客は自動車学校に行っしまったはずなので大丈夫。予想通り貸し切りでした。
この写真は昨日夕食後に入った新館にあるオランダ風呂の様子を朝になって誰もいなかったので撮影したもの。オランダに行ったことがないので、これがオランダといえるのかどうか、判断はできませんでした。 -
チェックアウトまで館内の探検。
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これはたぶん弁慶さんでしょう。瀬見温泉には義経・弁慶に関する伝説が数多く残っています。
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3階から2階に降りる非常はしご。すのこの床板を外して下におります。
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本館の正面玄関。旅館のフロントは別館1階にあるので、ここから入ることはありませんが、サンダルが用意してあって、宿泊客はここから外に出ることができます。
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とても魅力的な玄関です。
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歴史を感じさせてくれます。
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大きな時計の文字盤がいい感じです。
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炊事場があるのですから、当然洗濯場もあります。
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新館の上階にある洗面所。正座して顔を洗うのでしょうか。
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久しぶりに宿泊施設を満喫してしまいました。
チェックアウトして瀬見温泉の町を少し散策します。 -
その前に喜至楼の外観をもう一度じっくり見学します。
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旅行系のyoutubeなどで結構紹介されているので、それなりに知名度はあると思うのですが、インバウンドなどとは無縁な感じのいい宿でした。
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別館の入り口。宿泊者はこちらから入ってフロントでチェックインします。入口の植木など手入れが行き届いています。冬になると積雪とどんよりした空のせいで、また違った印象になるのでしょうが、それもまた風情がありそうです。
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こちらが道路に面した本館、この2階の角部屋に宿泊しました。
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本館の正面玄関。立派な入口です。
末永く繁盛してほしいと思う旅館でした。 -
喜至楼と隣接して湯前神社がありました。
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建立の年代は定かではないが、現在の本堂は享保年間頃に建てられたものだそうです。湯の守護神である薬師如来と不動明王が祀られています。
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欄間や木鼻の彫物は初代出羽の勘七木竜の作といわれています。どんな人なのか詳細は分かりませんでしたが、竜の顔などはすごい迫力でしたので、相当腕の立つ職人さんだったのでしょう。
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旅館の前に薬研の湯というスポットがあります。
兄の頼朝に追われ平泉に逃げる途中、源義経の正室北の方が亀割峠で急に産気づいた為、武蔵坊弁慶が谷川で産湯を探していたところ、湯煙を上げる巨岩を見つけ、なぎなた(せみ丸)で斬り付けると温泉がわき出したそうです。それが瀬見温泉の始まりでその跡がここ薬研湯なんだとか。薬研湯 温泉
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川の中に岩で囲まれて薬研湯があります。お湯はかなり熱いので、入浴は無理だと思います。
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温泉街を歩きます。静かです。
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レトロな建築が残っています。造り酒屋のようです。
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山に続く小道に鳥居が建っています。
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地図には「三吉山自然植物園」と表記されているのですが、ただの山道に野草が伸び放題になっている感じです。
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あまり深入りするのはやめにして街歩きに戻ります。
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山のふもとに建つ古い蔵を見ると「花柳優真理舞踊教室」とあります。今でもやっているのでしょうか。
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小国川を渡ります。昨日の美味しかった鮎はこの川で捕れたものでしょう。
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亀割子安観音。北の方が源義経の子「亀若丸」をお産した際に、加護のあった観音様と伝えられています。
亀割子安観音 寺・神社・教会
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陸羽東線と国道47号線にはさまれてひっそりとたたずむ小さな社です。
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子授かりと安産の神様として信仰されているそうです。
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亀割山はこちら。
線路脇の舗装されていない小路を少し進みます。 -
小道は線路を横断して山に続いています。踏切もないのでとても危険です。
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とはいえ、ここを通らないと山のほうには行けないみたいです。
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線路を越えて山道のほうに来てみました。これ以上進む時間はないので引き返します。
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現在この路線は運行していないので電車が来る心配はありません。せっかくなので線路上で写真撮影しておきました。
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国道を駅のほうに向かって歩きます。先ほど見た薬研湯が見えます。
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その後ろには喜至楼の全景が見えます。
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瀬見温泉駅で代行バスを待ちます。
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早く復旧して再び列車が走るといいですね。
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瀬見温泉から明日訪れる上有住までの通しの切符を使います。
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昨日も乗ったローカル列車で古川駅に戻ります。
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古川駅到着。
古川駅 駅
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駅前のパン屋でお昼を買います。サンエトワールというお洒落な名前です。お値段はどれもお手頃で種類も多い。穏やかな物腰のおじさんが対応してくれます。
ここはとても良い店だと思いました。 -
駅に戻って待合室で新幹線を待ちます。
なぜか金色のポストがありました。豊穣の黄金ポストというらしい。 -
買ったパンを食べます。素朴な田舎のパン屋という印象でしたが、味はどれも大変美味しい。特にクイニーアマンがすごく良かった。
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世界農業遺産 大崎耕土というポスターがありました。東北地方特有の「やませ」や渇水・洪水などの問題に対応するために農業用水などの調整に様々な知恵や工夫を重ね発展してきた大地が『大崎耕土』なんだそうです。先ほどの豊饒の金のポストもこれと関係あるのかも。
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古川駅から新幹線に乗って北上駅へ移動します。
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駅のコンビニで買った牛タンジャーキーを食べながら車窓観光を楽しみます。
ずっと田んぼと山でした。 -
北上駅に到着。駅前のきたかみレンタサイクルで自転車を借りてすぐにサイクリングに出かけます。
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シティサイクル4時間以内300円で借りました。タイムリミットは17:00までです。
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片道8.4㎞、水田だらけの田舎の道をひたすら走って北上市立鬼の館に到着しました。北上は鬼の面をつけて勇壮に踊る鬼剣舞(おにけんばい)という伝統芸能があります。北上氏に合併する前の旧和賀町というところが鬼剣舞発祥の地であることから、鬼をテーマにした博物館が作られました。
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鬼の面を中心に鬼に関する豊富な資料を展示しています。
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私は仮面好きなので、旅行先の博物館などで民俗仮面の展示を見学するのを楽しみにしています。
ここは仮面好き・鬼好きの人にとっては聖地のひとつだと思います。 -
瀧山寺追儺面。
愛知県岡崎市の瀧山寺で毎年2月に行われる奇祭鬼まつりで使われる面。 -
役小角。前鬼と後鬼を弟子にしています。
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地獄の鬼でしょうか。
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兵庫県姫路市 八正寺の追儺面。日本全国にはまだまだ元気な鬼が潜んでいます。
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鹿児島県の鬼追い行事。鬼が纏う御幣に厄除けの御利益あるそうで、暗闇の中で観客が奪い取ろうと鬼と激しい攻防を繰り広げるらしい。
実際に見てみたい行事です。 -
有名な岩見神楽の面。
今年の夏は島根県旅行を計画しているのですが、実際に神楽を見る時間が取れそうもないのが残念です。 -
こちらは備中神楽、タケミナカタノミコトの仮面。先日備中高梁の博物館の展示で見てきました。
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牛鬼。
水木しげるの妖怪図鑑で見た記憶があります。これは愛媛県南伊予地方の秋祭りでみこしの先導役として道中を清める怪物として出てくるそうです。 -
素朴な紙のお面もありました。
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これは大津絵ですね。
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大分県分後高田市の天念寺修正鬼会面。1300年前から伝わる行事なんだそうです。仏の化身とされる鬼が火のついた松明で参拝者をたたいて厄を払うという、かなり豪快な行事です。耳がカワイイ。
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こちらは大分県国東町の岩戸寺修正鬼会面。やっぱり耳がカワイイ。
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世界の鬼も集められています。
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ドクロを首にかけたムンダマーラ。シヴァの別名なんだそうです。左はハヌマーンをはじめとした東南アジアの妖怪たち。
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中国の追儺面。
顔つきで何となく中国かな、とわかるから不思議です。 -
ペルーの悪魔仮面。
南米の仮面は造形が複雑で不思議なものが多いです。 -
オーストリアのクランプス(右)とネパールのラケー(左)
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バリ島のブッティ。
大福様のような福耳ですが、一つ目なのが不気味です。 -
ガルーダ。私の好きな仮面の一つ。寝室の壁にもバリ島土産のガルーダが飾ってあります。こんな顔をしていますが、結構いいヤツなんです。
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みんな大好き聖獣バロンです。
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やはりバロンが一番美しい。
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そして魔女ランダ。キラキラのベロが魅力的です。
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メキシコの仮面たち。
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メキシコの仮面は狂っています。
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なぜこんなデザインを思いついたのか。ふざけていたとしてもこの発想は出てこないでしょう。真面目にこれをつくったとしたら、やっぱり狂っていますね。
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博物館展示室2周目。興味を引く仮面をじっくり鑑賞します。
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チベットの仮面。良い。
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悪路王首級像。
陸奥国の伝説上の人物。藤原俊仁によって討たれる鬼として描かれることもあるそうです。 -
三陸町吉浜のスネカ。「小正月の来方神」で、各家を訪れて子供や戸主と問答を繰り返して「怠け癖をつけず、健やかな成長」を祈念し、予祝する習俗です。
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秋田のナマハゲのような存在ですね。
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スネカの存在は今回初めて知りました。素晴らしく個性的で、味のある顔をしています。
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古いナマハゲの仮面。
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下甑島に伝わる大晦日の伝統行事、「トシドン」の仮面。
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岩手県各地の剣舞面。
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北上市で出土した土偶。
縄文の時代から仮面は作られていたのでしょうか。 -
岩手県水沢市黒石の黒石寺の蘇民祭で登場する鬼の面。
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旧正月7日夜から8日朝にかけて、裸の若者が「蘇民袋」を奪い合い、五穀豊穣や無病息災を祈るお祭りでしたが、高齢化や担い手不足により令和6年2月の開催を最後に長い歴史に幕を下ろすこととなりました。残念ですが、仕方がないですね。
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虫送り人形のオニ。
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郷土玩具に残る鬼たち。
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日本全国鬼だらけです。今でも漫画やアニメで鬼は大活躍していますね。
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素晴らしい鬼の世界を堪能しました。ここに来たくてわざわざ北上に1泊宿をとったのですが、その価値は十分にありました。やはり鬼仮面は最高です。
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再び自転車で8.4㎞の道のりを戻ります。
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途中に気になる看板がありました。
『白鳥神社 鬼剣舞発祥地 250m』。ちょっと寄り道してみます。 -
小さな社がありました。ここが発祥の地なのでしょうか。
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剣舞供養と彫られた石があります。
詳細はよくわかりませんでした。 -
北上駅に戻ってきました。何とか17:00前に自転車を返却できました。
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駅前のコンフォートホテルにチェックイン。
駅前の便利な立地 by 公共交通トラベラーkenさんコンフォートホテル北上 宿・ホテル
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駅前の銅像。おそらくこれも鬼剣舞の姿をかたどったものなのでしょう。
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今日の夕飯は珍しくお店で食べます。駅の反対側にあるグリーンホテルというビジネスホテルの1階にあるみどり庵に入るつもりでやってきました。17:00オープンだと思っていたのですが、(入口の看板にも17:00オープンと書いてあったのですが)扉が開いていなかったので、しばらく周辺の散歩で時間をつぶすことにしました。
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この辺りは駅の近くの歓楽街が広がっています。
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小さなスナックが軒を連ねています。
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「東北地方の盛り場って大体こんな感じだよなぁ」という街並み。
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再びみどり庵に来ると、宿泊客以外のお客は17:30からなんだそうです。店内で時間まで待たせてもらいました。宿泊客らしき先客がすでに酒盛りを始めていました。なんかこれも東北らしいなぁと思いながら、時間が来たので注文します。
十割そばが売りの店らしいので、まずはソバの大盛を注文。
お腹がすいていたせいかもしれませんが、かなり美味しいソバだと思いました。出汁も大変結構でした。 -
天丼。
これも結構美味しかった。
今日はサイクリングで体力消耗が激しかったのですが、これでかなり元気が出ました。
この後ホテルの裏にあるコンビニでデザートを購入して部屋で食べ、明日に備えてすぐに寝ました。
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