大人の休日パスを使って　青森・竜飛から　岩手・北上・夏油温泉・・その２

2023/09/09 - 2023/09/11

北上駅隣接のメッツ北上に泊まって　朝食を終え、ホテルをチェックアウト
荷物は預かってもらって　北上駅から電車で水沢駅へ。
さらに　バスに乗り継いで高野長英記念館へ行ってみた。
それは公園の中にひっそりとあった。
訪れる人は少ない、しかし歴史に残るような偉人。
東北の地方にも　国の行く末を考える立派な人がいた。
水沢公園は桜とツツジのきれいなところらしい。時期が合わず　見ることはできなかったが。
また　水沢は大谷選手の実家があるそうで　駒形神社には二刀流守りが並んでいた。

エリア 北上(岩手)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

さらに15分ほど歩くと　宇宙遊学館
素敵な洋館は　修復を終えて間もなかったのか　とてもきれいだった。
中には　博物館のような資料がたくさん。
39度8分の緯度観測所として　世界の6地点の一つという。
Z項とやらの発見もしていて　これがさらにすごいことらしいが、、、難しくて私にはわからないことだらけだった。
日本人の地道で粘り強い研究が
世界に高い評価を受けていることは　はっきりと分かる。

庭に出ると　巨大なパラボラアンテナが

宇宙の研究には　欠かせない物

そして　スーパーコンピューターも

水沢から北上駅に戻って　ホテルで荷物を受け取り
夏油温泉元湯の送迎バスに乗る。
1時間ほどかかった。
くねくねの細い道を対向車とすれ違う度　はらはらしながら乗っていたが、
マイクロバス御運転手さんは　凄いベテランだった。
夏油温泉は　母や弟が勧める秘湯
昔の人は歩いてこの地までいい温泉を求めてやってきたというから　相当効くのだろうね。

夏油温泉 温泉

部屋に通された。今夜は山茶花の部屋

部屋から見ると　隣の建物との間を通って露天風呂へ行く人が見える。
時間によって入れる風呂が決まっているから　時間を見計らって　部屋を出る。

川原まで下りていくと　露天風呂が並んでいる　　
大湯は一番熱くて　45度は下らないという。
47～８度あって 　私にはかけ湯しかできない。膝まで入っても10秒もたない。
中には　肩までつかる強者が・・・　

夏油温泉 元湯夏油 宿・ホテル

これは大湯
よしずの中はこんな感じ
大きな石をくりぬいたような湯舟
川の水嵩が増したら　湯船に入って来るのでは？
このほかにも6つの湯がありすべて自噴でかけ流し。
女性専用の滝の湯　ほかの4つは時間制限あり　男女交代で。
内湯も男女各1あった。

疝気湯が一番温め　それでも40度はあるか？
川を眺めながら　ゆっくりできるそこが一番ホットするな。

すぐそばを流れる川

川向かいの露天風呂は　雪害で建物が壊れたそうで修理中。

今は入れないのだが、
この露天に行くには　川を渡る？
実は　渡る橋があったが、雪害で壊れてしまったそうな。
手前にあるのは　壊れた橋の残骸。

この宿は5/10~11/10までしか営業していない。
冬場は雪がとてつもなく多いから　脱衣所を壊して外してしまい、湯舟だけにするらしい。
それだけ雪害がすごいと。
そして、春になったら　また脱衣所を組み立てて　営業するんだね。

川原から階段を上って　部屋へ戻る。
一日に何度もこれを繰り返して　湯に浸かるのだそう。
この50段あまりの階段が　体にこたえる。
負ぶわれて階段を下った人が、帰りは自分の足で昇ってきたという。
この階段を上り下りするだけで膝が丈夫になりそうだ。
せっかくだから　時間に合わせて　滝の湯、真湯、大湯、疝気湯と回ってみたが、どれも10分と入っていられなかった。

滝の湯からも　川が眺められた。熱い湯とちょうどいい湯の2つの湯船
少し熱いが何とか入れた。

山の幸の夕食
この山奥で　これだけのものを揃えるのも大変だろうな。
一つ一つ味わっていただく。

翌日は　再び送迎バスで北上駅まで。
今回は本当に熱かったけど　何度も入って　のんびり温泉を楽しんだな。
そこに温泉ありき