田中一村の奄美大島の世界

2025/05/11 - 2025/05/13

昨年開催された田中一村の美術展で奄美大島を描いた多くの作品を見て訪れてみたくなりました。奄美大島の梅雨入り時期は5月中旬とのことで天気が気になっていましたが幸い滞在した３日間のうち初日の夕方から夜は雨でしたがあとは薄曇りで予定通りの観光ができました。
初日はまず田中一村記念美術館と奄美パークで奄美大島について知る。
２日目はホテルで申し込んだ金作原のツアーとマングローブの林のカヌー。
３日目は観光タクシーで４時間の北部観光。

２日目のツアーは「サンゴとヤドカリ」という会社がやっていてホテルまで送迎してくれました。ガイドの方は丁寧に説明し案内してくれて良かったです。

３日目のタクシーはタクシー会社２社に訪れたい場所を記載したメールを送り見積もりをお願いしました。１社からは「見積もりができ次第返信します」というメールが来ただけで見積もりは来なかった。エヌワンタクシーさんは丁寧な返信と見積もりをいただき何回かメールのやり取りをしてお願いしました。当日のドライバーさんも奄美出身の方で予定していたスポットの他に見どころも案内していただき、かつ奄美の今や昔の話も色々聞かせていただきとても楽しい観光になりました。

エリア 奄美大島(鹿児島)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: タクシー JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

珍しく窓側の座席に座りました。視界が良くてこれは富津かな。

これは三浦半島か

鹿児島到着が１０分遅れで乗り継ぎ時間が１０分でした。すでに搭乗はほぼ終わっていて我々が搭乗してまもなく出発。
奄美空港到着時はタラップでした。

奄美空港 空港

バスで奄美パークに移動
レストランISSONで昼食　クラフトビールで同行友人とカンパイ

鹿児島県奄美パーク テーマパーク

昼食はカレー

奄美パークは田中一村の絵画にゆかりのある植物が植えてありました

アダン

展望台
奄美パークは空港跡地に作られたそうです。この展望台はもしかして管制塔だったのか？訪れた際にはまだ空港跡地だったことを知らなかった。

展望台に上ると海が近いのがわかる

田中一村記念美術館
館長宮崎緑　「あれNHKのアナウンサーだった人と同じ名前？」と思ったらやはりそうでした

ユリが咲いていて美しい

ホテルからの迎えの車は16時にお願いしていましたが雨も降り、見学も終わったので早めに変更してもらいました。

部屋のテラスから鳥のさえずりが聞こえます

Miru Amami 宿・ホテル

レストランからは美しいエメラルドブルーの海が見えます。
私達の部屋は山側なので沖の方は見えるけれど、浜辺近くのこの色は見えなかった。

部屋の周り

夕食
最上段左の写真のスープは人参とソテツの実の粉のスープ
小さな茶色の丸いものはソテツの実
このままでは毒があって食べられないので毒抜きするそうです

せっかくなので黒糖焼酎をいただきました

朝ビーチに行ってみました
この湾のきれいな円形は隕石の落下によってできたそうです。大島紬の黒い色は隕石がもたらした鉄分の多い土に因るらしい。

ビーチから見た海側の客室

朝食は洋食を選びました。この日はホットサンドイッチ
サラダや果物、飲み物はビュッフェ

金作原原生林ツアーの入口に到着
ルリカケス　オオトラツグミ　アマミヤマシギ　オーストンオオアカゲラの写真がありました。

以下の写真はガイド氏が説明してくれたので撮影した。
でも名前は記録しなかったので帰宅してwebで調べたもの。
名前は違っているかもしれない
アマミテンナンショウ

これはクワズイモの小さいの？

ウラジロ

シマオオタニワタリ？

ヒカゲヘゴ
原生林を歩くのは屋久島以来。同じ鹿児島県ですが違う景色

アマミシリケンイモリ？
真ん中あたり

アマミアカガエル？
すぐに元居た場所に戻しました

ショウベンノキ

イジュ

カゴメランの葉？

ここは歩いたコースの一番奥
オキナワウラジロガシ（多分）の板状になった根

根のアップ

ヒリュウシダ？

何か説明されて撮影したけどわからない

バクチノキ

ヒカゲヘゴの森

樹木に着生しているシマオオタニワタリ（真ん中あたり）

アマミエビネ？

クワズイモ？

金作原原生林散策が終わってトイレ休憩を兼ねて訪れた大浜海浜公園

昼食は名瀬の「鳥しん」で
私が食べたのは鶏飯
具材を全部載せたところを撮影

約１時間の昼食時間だったのでジェラートを食べにいきました。
ジェラテリア・アンティカ
タンカンとさんご塩の２種類を選択

奄美大島世界遺産センター
この日は大潮だそうで干潮時に潮が最も引いていました。川をカヌーで移動するので少し満ちてくるまでここで見学して時間調整。
綺麗なところでした

内部

ここで車をおりてカヌーの準備
サンダルやスマホケースを貸してもらいました。
救命胴衣を着てパドルの練習
虫よけスプレーも貸してもらいました。

マングローブ林
色が変わっているところまで満ちてくるのでしょう

この先はまだ潮が引いていて行かれません

奥の方まで密集して生えています

これはシジミ
こんなに大きい
見せて頂いた後、居た場所に返しました

帰りは徐々に満ちてきました
だいたい１時間半くらいだったか
結構腕が疲れました

マングローブ林の全貌が見えるマングローブ茶屋さんのテラスから撮影させてもらいました

本日の夕食
どれも美味しかった

ホテルには18:15に到着
夕食の最中夕焼けが見られるか外に出たけど日没は見られない方向でした

3日目の朝
泊まった客室の外観

2日目の朝食は和食を選択
ご飯はおかゆにしました

エヌワンタクシーさんに4時間の北部観光をお願いしました。
まずは奄美自然観察の森内　ドラゴン砦から
天気は曇り

水間黒糖製造工場のお店で買い物
これがサトウキビ

タクシーのドライバーさんが連れていってくれた「肥後染色夢しぼり」
泥染めの説明と実際の行程を見学

体験もできるようです
これは原料になるシャリンバイの木　含まれる成分のタンニンを利用するそうです

煮だしているところ

この液につけるそうです

奥にあるのが染めた布
海外でも人気があるそうです

昨日のツアーで一緒だった若者が体験にきていました

二つの海が見える丘
太平洋側

用安海岸
海に入るとウミガメに会えるそうです

土浜海岸

遠くに立神が見えます
大潮なのでかなり引き潮

笠利崎
灯台の上部が見えています

笠利崎灯台
中には入れません

グラジオラスが自生してました

灯台への道は結構急な道

笠利崎観光公園の亀の像

あやまる岬

土盛海岸
ドライバーさんが絶賛のビーチ

奄美大島空港
帰るころになって少し青空が見えてきました