2025/05/03 - 2025/05/04
192位(同エリア212件中)
springさん
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2025年GWの旅行は、グループ記録前のひとつ前にも示しましたが、県境跨ぎの旅をしていることに加えて、この項目のトップに紹介している訪問先の特殊性を鑑みて、私の旅行での鉄則「基本、時系列に記載していく」ことを旨としている条件を崩しています。
旅行記グループの「7度めのケーヒニスクローネホテル宿泊など」は3部作で掲載していますが、今回は2番目にあたります。
実際の行程は、5月3日に「珈琲 伊丹店」を出発した後、ここで掲載する「祈りの杜」に立ち寄ってからの宿泊先荷物預け依頼を経て、JR尼崎駅からJR梅田駅を往復しつつ昼食をとっています。その後の行動は、この旅行記録のとおりに行動しております。
旅行記全体でどこをどう分割して記載するか非常に迷いましたが、次の宿泊地が三宮エリアに向かっているため、記録としてはホテルヴェスキオ尼崎付近から車で出立するまでを、この区分の旅行記としてupしていきます。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JRローカル 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
この日の最初の(飲食以外での)来訪地は、「祈りの杜」でした。
(※追悼、鎮魂の場という性質上、現地そのものの写真ではなく、周辺の踏切での写真掲載としています)
「祈りの杜」は、去る2005年4月25日、福知山線の列車の事故現場となってしまったマンションの跡地の一部をのこし、慰霊や追悼の場としてつくられた場所です。
約20年の時が経ちましたが、今年は20年という節目の時ということもあってか、この旅行の出発直前に、筆者の居住地でもある関東のマスメディアでも少し言及されていました。
そもそも、なぜ今、ここに立ち寄ろうと思ったのか。
今回の旅行計画を立案した数か月前のこと、ーグルマップで周辺のスポットを探していて、ひとつのアイコンに目が留まりました。
どうみても大阪・神戸地区の境の地でもあり商店や病院、住宅が並ぶこのエリアのなかで、スポット「祈りの杜」というマークがついており、正確な場所を確認すると、「福知山線・宝塚線」の線路が描かれてたので、「…ああ、あの事故のことだ」と気が付きました。
ごく小規模ながら駐車場も有り、開門時間中にすこし記帳すれば、(場にそぐわない行動をしないことを守れる)すべての人が、この地をお伺いすることが出来るとのこと。
もともと電車が好きだった同行者である夫も、このような場所があることを伝えたところ「行ってみても良いかな」と同意してくれ、また旅行行程的にもさほどむりなく組み込められそうだったので、立ち寄る決意をしました。
事故当時の2005年4月は、筆者にとって転居直後で一時的にTVの受信契約と工事が終了していなかったこともあり、事故が起こった際の報道はラジオか新聞のみしか触れられない環境でした。(夫は出勤時の昼休み中のTV報道で若干、情報にアクセスできていかも?)
かような事情であったため、引越ししたての状況下ではインターネットもおそらく繋がっていなかったかなのでしょう、リアルタイムの動画情報はさっぱり縁がなくて。タイムラグのある新聞報道の記事を見ても「どこがどうして、こうなった?」という事故状況の写真ばかりでした。
だからこそ、立ち寄ってみようと思った次第です。
実際に行ってみると、下調べをしたときの情報に相違なく、車が数台(4~5台くらい?)無料で停められ、門番さんに簡単な記帳をして入館できました。。来訪時、一部工事中でしたが、事故現場を一部残した区画と、お線香やお花を手向けることが出来る場所と、掲示物や資料の展示がある建物棟は見学することができました。
結果として、直接事故に縁のない私たちでも、所要時間的には小一時間ほど滞在していました。
夫は夫で、元々鉄道を趣味としていたために「(現場は)そんなにカーブはきつくないほうなんだけれども…しかし当時はこの現場にATSは設置していなかったし、この超過速度ならばたしかに脱線してしまうだろう」などと考えこんでいるし、私は私で「もし事故車両か現場近隣に居合わせても、私の知識や技能では、この大事故で一般人以上の能力は発揮できないだろうなぁ。果たして何ができるんだろうか」などと考えておりました。
さて、今回の現場は、個人的に「維持費用がかかるであろうに、一部とはいえこの場を残したJR西日本は一応、評価できる部分もある」とは思いました。但し、どこか、責任を(犠牲者のひとりでもある)運転士さんに多く置いているというか、その分企業としてはどこか当事者意識に欠けるという部分も感じもしました。
そう思わせるのは、なぜなのか。
関東圏に居住している者には信じがたいことに、関西圏では関東に比べて鉄道会社間の競争が激しいそうです。関東圏でJRと私鉄が並走に近い状態でのエリアはとても少なく限られたものですが(例:品川・横浜のJRと京急)、関西圏では大阪を起点にして神戸方面に限っただけでも、他に私鉄が阪急と阪神が存在しているのです。
関西圏のJRに乗車して「え、本当にこれはJR?」と思うことがある関東人もいらっしゃるかもしれません。それは、座席のスピード感や座席の仕様などが「他社との競争が激しい」と聞いて納得するものだからです。
詳しくは事故調査委員会も指摘している内容と重複しますが、「過密なダイヤ(スケジュール)体制」とか、一時話題になったいわゆる日勤教育は主要な問題のひとつでした。JR西日本の場合、しばしば乗務員の能力向上や再訓練というよりも、懲罰的な側面が少なくないので問題にもなりました。
展示物の中に、「車掌と運転手のやりとり」として、遅延が累積しオーバーランを起こしたが、二度目の日勤教育を恐れた運転士が車掌に距離を短く報告するよう要請し」という内容があり、また車掌さんからの(運転士さんが期待した)言葉が返ってこず、(おそらく)より焦燥が高まり、結果より運転に集中することが出来なくなって事故に至ってしまった部分は想像に難くありません。
ここだけを切り抜くと「きっと、イマドキ(?)の、すこしコミニケーションに難がある」人物像を想像してしまいますが、たまたま「手にあまりとってほしくありません」的テイで置いてある分厚い報告書をぱら、と偶然開いたページの内容を見て、それがまったくもって見当違いだという事実の積み重ねに驚きました。
運転手さんの学生時代の友人の証言による人となりをものすごく要約すると「何でもそつなくできる」方で、また入社後のいわゆる心理テストの結果、車内研修時等の成績が平均よりも上であること(詳細は数値込みで記載あり)等々触れられており…だからこそ、ミスをきっかけとして、日勤教育による懲罰がさらなるミスを呼び込み、結果的には大きな事故に至ったということを、今回の旅行で知るきっかけになりました。
お気楽観光旅行の合間とはいえ、ささやかな偶然で足を運んだこの施設、もっと時間を割けばもっといろいろな背景や事実などの発見もあったとは思いますが、ほどほどの所で切り上げることにします。 -
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その後、「尼崎駅」は幾つか離れた場所に点在していますが、その中でもJR尼崎駅の北口エリアに移動し、この日宿泊する予定のJR系列ホテル、「ホテルヴェスキオ尼崎」に到着。
実は直営の駐車場よりも、道路を挟んでお隣の「キューズモール尼崎」の方が(今回の駐車見込み時間を勘案すると)ぐっとお安くなるなるので、車はそちらに停めました。但し、動線はけっこう長めでエレベーター待ちも時間によっては長くなった部分もあるので、体力に支障がある方や移動に多少なりとも不安がある方は地下直結駐車場のほうをおすすめします。
フロントに荷物を預けて、さぁ、電車移動。JR尼崎北口すぐの立地。 by springさんホテルヴィスキオ尼崎 宿・ホテル
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あら、この銅像は…関西地区でこのお顔…もしかして、文楽?浄瑠璃?
となると、もしかして近松門左衛門がらみのお方なのかしら? -
ビンゴ!
「梅川の像」とあり、やはり近松作品のなかの「冥途の飛脚」の人物のようでした。
冥途の飛脚は未読です。というか、近松作品というか文楽全体を通しても、少しでも読んだことがあるのは十代終わり頃に「大経師昔暦」の原著を一部、苦心しながら読んだことがある程度の経験です。これがまた、改行も句読点も分かち書きもないので、ちゃんと理解して読み進めるよう注意深く読み進めるのが大変でした。今はインターネットが普及して調べ物もある程度簡便にはなりましたが、当時は、ね。
そんなことを思い出させる像です。
そう、映像で少しだけ見た浄瑠璃の人形?の雰囲気が良く出ているなぁ、と思ったらなるほど、吉川文雀さん(とっても高名な方じゃありませんか)の「ご指導を受けました」とありますね。それならば納得の見事な出来栄え。 -
そして、今回訪れたセブンイレブンの中ではやたらとこのドーナツが推されていました。
そんなにすごいのかな? -
県境をまたぐとはいえ、尼崎から梅田は比較的近しい距離と移動時間です。
梅田でねらってたご飯を頂きにお出かけ。 -
今回、偶然往復とも「新快速」でした。
同行者によると、「あまりこのタイプの車両は本数が少ないのに…往復ともこの車両が来るのは珍しい」との感想。 -
JR尼崎北側を出たところの光景です。
阪神エリアより後に栄えた場所なのでしょうか、街並みは比較的整然として綺麗ですが、夜は比較的静かになりました。そういう意味では暮らしやすいのかもしれません。
がしかし、良い場所は同時にいろいろな立場の人を吸い寄せるのでしょうか。
選挙公示前の候補予定者(のスピーチはまだよいとして…)、某住宅施設の宣伝勧誘(これは一定のターゲットを見つけるとかなり強引に声掛け・追尾しているのを複数回見かけました)が怖い。 -
そんなことはともかくも、今回のロングドライブを一人で担ってくれている同行者が(本人の想定以上に)へばっているので、往路でひそかに見かけていた駅近ドトールで、ひと休憩。
チェックインまでの小一時間、ドリンク各自とケーキは半分こ(単純にこの日のカロリー摂取状況の問題で、ひとり一つは活動量に対して食べ過ぎかな、と)。
同行者にとっては、ちょうどこの旅行期間中、メインの薬の変更開始時期で、効果はまだ出ていないのに副反応は先行して出がちな薬との説明を聞いていたので、体調に気を付けながらの旅行です。
とはいえ本人にとっては旅行は好きで、気分転換には最適のネタの一つなので、折り合いをつけながら過ごしています。この旅行自体は薬の変更が出るもっと前から計画・予約していましたしね。。。 -
さて、チェックイン時間になりました。
ホテルヴェスキオ尼崎では、チェックインカウンターの近くに歯ブラシや入浴剤、化粧水や乳液、ひげそりなどがおいてあり必要数をそこで確保する方法を採用しています。主流はビジネスホテルか、もう少し簡易的な宿泊所の手法ですが、最近はいわゆる中級ホテル(例えていうなら結婚式も開催出来てホテルにドレスの展示もある程度には中核的な宿泊施設を含む)も、この方法を採用するところが増えてきましたね。
ヴェスキオ尼崎の特色としては、地元尼崎の企業の商品、日本で初めて麦チョコを作ったとされる高岡食品の麦チョコがここにあることでした。
ちなみに、この旅行中尼崎エリアを中心に同社の商品がないかと複数個所を探しましたが、同社の他の商品を見つけることはできても、なぜか麦チョコだけは見つけられませんでした。
折しも某大手スーパーのプライベートブランドの麦チョコも、外税98円から、128円だか138円あたりの急激な価格設定アップがあってから数か月というタイミングで、前年(2024年頃)のチョコの原材料不作が影響していそうですけれども…。 -
そんなことを考えながら、お部屋に向かいます。
まずは、お部屋備え付けのお水。 -
バスルーム兼トイレ、洗面エリア。
浴槽は深め。
良い写真がなかったのでアップできませんでしたが、ツインベットの心持ち広く感じるのは、天井高が低くはないことも関係しているかもしれません。
また、キティちゃんをテーマにしたお部屋が2種類あるらしく、ファンの方はそちらを楽しみにされる方もいらっしゃるとか。 -
窓からの光景。
奥に見えるエディオンは、尼崎駅南口エリア。
行き交う在来線が眺望出来て、同行者の希望がかなった形になります。
…が、内服薬の主剤変更にともなう諸症状(特に痒みからの不眠)に悩まされているところのロングドライブで疲弊している同行者は、ここでいったんベッドにくるまり、夕食時までの時間をりようしてベッドでころん。ミノムシ状態で休息を取ります。
その間、筆者は幾つかの荷物を置いたり出したりするために、道を挟んでのお隣ビルに置いてある車まで往復。
お部屋に戻り、頃合いをみて同行者を起こします。 -
頃合いになってきたので、夕食処さがし。
今回は「行ったことのないお店に行こう」と思っていたものの、あまり遠方に出てしまうとまた疲れてしまうので、ホテルの道を挟んだお隣にある「尼崎キューズモール」の中から、心斎橋ミツヤさんに入ってみることにしました。心斎橋ミツヤ あまがさきキューズモール店 グルメ・レストラン
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心斎橋とあるからには、メニューの一枚目が大阪万博2025を意識してか、令和と昭和の2バージョンの掲載です。
ちなみに、尼崎は兵庫県なのですが、文化圏的には(尼崎を通り越して)尼崎・そして西宮付近まではどことなく大阪的ノリが感じられなくもないです。なぜだろう。 -
メニューを検討した結果、夫は「ミツヤライス 5/8」サイズをオーダー。
妻の食べたいものと夫の食べたいものが微妙に重なり合っていたので、2人で違うものをオーダーして適宜シェアすれば完成というスタイルにしました。
一人旅の時には出来ない技です。 -
妻のほうは定番のセットにごはん・スープを追加。
写真では分かりづらいですが、ハンバーグの下にカツが少しあります。で、そのカツを追加料金の支払いでビフカツ(のミニサイズ)にチェンジできるのです。
夫が食べたかったのはビフカツなのでそれをシェア。代わりに豚でもよかった妻が、シェアした量位のポークカツを貰うという算段。
全般的には、最近あるようで失われつつある「日本の洋食」外食バージョン、ですね。味はしっかり目。家庭料理でありそうで、しかし一味「外食、おみせの味」の仕上がりなのです。全般的にしっかりした味付けのものが多いですが、疲れている体にはピッタリ。 -
食後はキューズモール内にある滋賀県発祥のスーパーをはじめとして、いろいろな店舗が入居しています。
いくつか自宅用土産を購入して、車内に置いておいても問題のなさそうな商品は車に搭載させ、一応盗難に遭わないよう防犯にも留意させ、それからホテルに戻ります。
写真は、宿泊するお部屋からJR尼崎駅方面を撮影しました。
この日までに使ったお金を簡単に整理しておき、就寝準備、睡眠へ。 -
翌朝は、ホテル内で朝食付きプランを申し込んでいたので、そちらを利用することに。
会場に向かう途中、キティ柄の撮影スポットを眺めます。 -
食事は、地元もしくは近隣エリアの食材や食文化にちなんだものがいくつか揃っていました。
業務用おかず的なものもありましたし、どう考えてもホテル内で調理したんだろうな、というものもありました。
写真のうどんは、本当はきつねうどんに仕立てられたのですが、きつねのおあげが(私が取るときには)品切れのままだったので、代替えで出汁巻たまごをトッピング。 -
夫は、なぜか壁掛けになっていたドーナツに目をつけて、食後のおやつ代わりにキープ、食していました。
-
食後は、ホテルに直接戻る前に、(この時点で)利用していなかったラウンジコーナーに立ち寄ってみることにしました。ルームキーで入室できる形式です。
マシンコーヒー、ティパック(ほうじ茶など)が紙コップと蓋つきでの提供有。
その他新聞、地域紹介系雑誌などが置かれている空間です。
客室数からすれば狭いのですが、飲み物目的のお客様にはお部屋へ持ち帰られることを前提にさせることでラウンジの長時間滞在は回避できるようにしたのでしょう。
どちらかというと小グループで宿泊している人が、他の部屋やフロアで待ち合わせさせる空間として有効なような気がしました。
それと、珈琲のお味は、同行者いわく「朝食会場のよりも、こちらの方が美味しい」と。これは完全に嗜好品なので、好みの問題ですね。
気分転換をしたら、チェックアウトの準備をします。
この続きは、神戸空港・三宮方面に移動するので、次の旅行記へ。
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