2025/05/03 - 2025/05/04
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あおばさん
ローマに計5泊したイタリア旅行も、今日が最終日。
フィウミチーノ空港朝10時台発のフィンエアーでヘルシンキへ飛んで、北欧のお菓子やムーミングッズを買って、JALのヘルシンキ羽田便で帰国…
するはずだったんですよ。はい(。-`ω-)
旅の名残を惜しみながらフィウミチーノ空港に着いたところで、予想外の展開が待っていました。
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長くお世話になったホテル・クイリナーレの朝食も、今日が最後。
空港行きの電車まであまり時間がないので、軽めにパンとカプチーノをいただきます。 -
何度も通ったテルミニ駅前の広場に、心の中でさよならを告げて
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空港行きのレオナルド・エクスプレスに乗車します。
予定通り、朝9時前にフィウミチーノ空港に到着しました。 -
さて、ターミナル1のフィンエアーのカウンターへ向かいましょう。
あれ、出発案内のヘルシンキ行きのステータスに何か書いてありますね。
よく見てみると… -
………………嘘でしょ??
まさか国際線で欠航を引くとは。
まして今回の私は、スマホの通信トラブルでイタリア入国後にインターネットが一切見られず、当日空港に着くまで欠航情報に触れられなかったので、余計に面食らいました…
帰国後に見たメールの内容を要約すると、
・前日5/2にフィンランド航空業界の大規模ストライキがあって
・飛行機の整備ができなかったせいで
・今日5/3も、ヘルシンキを出る一部の便とその折り返しが欠航した
ってことらしい。
とはいえこういう場合は航空会社で代替便を手配してくれるので、心配は無用です。
ローマ発ヘルシンキ行きはフィンエアーの午前と夜の2便だけだから、午前便が欠航したらヘルシンキ午後発のJALへの乗り継ぎは望めません。
たぶんフィンエアーの提携相手のブリティッシュ・エアウェイズ(BA)でロンドンへ飛んで、そこからJALかBAで羽田へ行くことになるのかな。 -
第1ターミナルの一番端のフィンエアーのカウンターで欠航の説明を受けて、振替便の搭乗券を受け取ります。
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それで受け取ったのがこちら。
まずは12時台のエールフランスでパリへ。
その先は…NH216…!?
まさかのANA便の登場です。
振替先は提携社が優先と思っていたので、意外でした。
というかエールフランスとANAって国もアライアンスも違うのに、この2社の搭乗券を1枚にまとめられるんですね。これもびっくりです。 -
フィウミチーノ空港の第3ターミナルへ移動して、エールフランスのバゲージドロップで荷物を預けます。
係の方に「あなた、うちで予約取ってないよ?」と止められかけましたが、先ほど搭乗券を受け取っていたので「Can you check my boarding pass?」のひと言で解決できました。よかった。 -
この先パリまではシェンゲン圏内なので、パスポートチェックなしで搭乗エリアに入りました。
鮮やかな空色のITAエアウェイズ機を眺めつつ、ローマ人の物語のカエサルの項を読み進めます。
物語の中では、北伊属州総督に就任したカエサルが、アルプスを越えてガリアの平定に挑んでいきます。
世に言う「ガリア戦役」で、これがカエサルの人生最初の大一番です。
…そうかこれ、全く意識してなかったけど、これからカエサルの後を追ってガリアへ行くのか。
当時のガリアは、現在のフランスですからね。
そう思うとちょっとワクワクしてきました♪ -
朝ごはんが軽かったので、空港内のレストランでトマト系のパスタをいただきました。
笑顔の店員さんに「ナマステ~!」と見送られ(インドからの移民か、出稼ぎ中の方だったのかな?)、搭乗口へ向かいます。 -
さて、エールフランスの搭乗時刻がやってきました。
正直エールフランスは一生ご縁がないと思ってました(またヨーロッパに来ることがあっても、フィンエアーやターキッシュ、カタールあたりの乗継便が有力)が、こんな形で乗ることになるとは。 -
直前の振替で手配された便にも関わらず、エコノミーの前から2列目窓側の好条件の席が割り当てられました。
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搭乗機の1つ前に、可愛いパンダ柄の四川航空機が離陸していきました。
これに乗って成都で乗り継いでも帰れたんだろうな。 -
パンダの後を追って、我らがエールフランスも地中海上空へ旅立ちます。
さようなら、イタリア。 -
機内では飲み物とパンが提供されました。
隣の席の老婦人は、これからパリ経由でアメリカへ帰るところらしい。
「お互いの目的地は正反対なのね」と笑って、ほんのりチーズ風味のパンを一緒に頬張りました。 -
飛行機がアルプスを越えてフランスに入ると、雲が減って視界が開けてきました。
パッチワーク状の畑がどこまでも、地平線まで大地を覆っています。
日本でもイタリアでも、飛行機から見下ろせばどこかに山が見えるものですが、この国は本当に山が見当たりません。
そして2000年前のカエサルは、まだ飛行機も車もない時代に、この地平の果てまで軍団を率いて駆けたのだと思うと、そのスケールの大きさに改めて驚かされます。 -
2時間半ほどのフライトで、パリのシャルル・ド・ゴール(CDG)空港に到着しました。
ぼんやり「パリに来たんだな~」と思って外を眺めていると、誘導路の脇に超音速旅客機・コンコルドの姿が!!
退役から20年ほど経っているはずですが、まだその勇姿を見られるとは。
500系新幹線にも似た、折れそうなほどに尖ったフォルムが男心をくすぐります。 -
羽田行きのANAはターミナル1からの出発。
到着したのはターミナル2F(2階という意味ではなく、ターミナル2E,F,Gとか沢山ある中の1つ)なので、まずはターミナル1を目指します。 -
制限エリア外に出て、乗り継ぎの案内に沿って進みます。
元々ここへ来る予定がなかったのもあり、私が持ちあわせているCDG空港の情報は
・とにかく広い
・市内までバスで1時間
・市内方面の電車の治安がヤバい
程度です。
今回は乗り継ぎ時間が4時間半しかないし、空港の全貌も分からないので、パリ市内へは向かわずに空港内で過ごすことにしました。 -
長い長い通路を、動く歩道に乗って進みます。
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ターミナル1へは無料の電車に乗って行くらしい。
途中駅も3つあるし、なかなか本格的ですね。 -
自動運転の電車に5分少々揺られると、正面に円筒型のターミナル1が見えてきました。
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円筒型のターミナル1の真ん中の空間に渡されたチューブを通って、出国審査に進みます。
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出国審査が済んだら、サテライト棟の保安検査場へ。
先ほどのチューブといいここといい、建物がなかなか奇抜で目を惹きます。 -
保安検査場の先は、天井の高いお洒落な待合ロビーが広がっていました。
ふかふかの椅子に腰掛けて、ANA便の到着を待ちます。 -
改めてターミナル1のメイン棟を見ると、質感といい形状といい、昨日行ったサンタンジェロ城にそっくりなことに気づきました。
だんだん出発時刻が近づいてきたので、お土産屋で実家へ送るチョコを買ったり、キラキラしたエッフェル塔のキーホルダーを買ったり。
顔が描かれたカラフルな円筒型のぬいぐるみが置いてあって、最初なんだろうと思いましたが、少し考えてマカロンのぬいぐるみだと気づきました。
そうと理解して見たら可愛いし、自分の娘がいたら買ってあげたんだけど、初見でこれが何か理解するのは難しそうなので…姪っ子へのお土産にはできそうにないなぁ。 -
大雨の影響で少し遅れて、羽田行きのANA機がやってきました。
たまたまスターアライアンス塗装機であまりANA感がありませんが…ともかく、これで日本へ帰れます。 -
機内の搭乗率は体感7割ほどでした。
JALの787の横8列座席には及ばないけど(ANAは横9列)、前後間隔が広くてこの時は隣も空席で、伸び伸びできました。 -
定刻よりやや遅れてパリを出た飛行機は、大きく旋回して東へ進路を取ります。
これで正真正銘、ヨーロッパを離れることになりました。
計5時間ほどパリにいたわけですが、パリらしいもの、フランスらしいものをあんまり見られなかった…せいぜいコンコルドくらいか…のが、ちょっとだけ心残りです。
…でもまあ、コンコルド見れたならいっか(笑) -
少しして、CAさんが機内食を配り始めました。
ビーフカレーor鮭のバジルソースから選択で、鮭のバジルソースを選んだのですが…
これが誇張抜きに絶品でした。
絶妙な火加減で柔らかく仕上がったサーモンを頂くと、口の中にバジルの香りと塩味の効いたオイルが広がって…
地上のレストランでもここまで美味しい魚、なかなか食べたことないかもしれません。
海外旅行のベテランの皆さんが、日系キャリアの機内食を絶賛する理由が分かりました(笑)
急な振替にもかかわらず、お高いであろうANA便を手配してくれたフィンエアーに感謝です。 -
飛行機はドナウ川に沿って黒海に至った後、中央アジア諸国を越えて東へ向かいます。
寝る前にトイレ前の窓から見たトルコ北岸の夜景が、帰国前に見た最後の外の景色になりました。 -
翌日午後4時前、ユーラシア大陸横断のフライトを終えて羽田空港に帰還しました。
13時間超のフライトを共にしたCAさんたちに見送られて、1週間ぶりの家路につきます。
…ところで、今回の場合マイルの付与ってどうなるんでしょう?
元々乗る予定だった(=私がお金を払った)フィンエアー+JALのマイルがつくんでしょうか、それとも振替で乗ったANAのマイルがもらえるんでしょうか?
ANAのHPでマイル付与のルールを詳しく調べてみたところ、マイルは
・マイレージ会員が乗った便に対して付与される
・これは振替で乗った便も同様
ということでした。
マイル数は搭乗者×搭乗便×予約クラスの組み合わせで決まるから、お金の出どころは私自身でも勤務先でもフィンエアーでも関係ないそうです。
今回の私は「ANAのパリ→羽田便」に「Yクラス(マイル積算率100%)」で乗ったことになったため、後日ANAにマイルの事後登録申請をしたところ、ANAのマイルを6207マイル獲得できました。
元々予約していたフィンエアー+JALは割引運賃で、マイル積算率が30%止まりだったので、復路の獲得マイルが勝手に約3倍に増えた計算です。
フィウミチーノ空港で欠航を知った時も驚きましたが、災い転じて福と成すと言うべきか、とんだ棚ボタが転がってきて二度驚かされました…
前回の宮古島帰りのオーバーブッキングでゲットしたJALの7500マイルもあるし、また特典航空券で出かける機運が高まってきました。
いつになるか分かりませんが、また次の旅でお会いしましょう。
ここまでご一読、ありがとうございました!!
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