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さて8日間のイタリアツアーも残すはナポリとローマ(バチカン)のみ。ローマのホテルを出て、ナポリに向かいます。今日のメインはナポリ近郊のポンペイ観光。ローマ史大好きな私にとっては一番楽しみにしていた観光です。ポンペイの後はナポリ市街地の散策になります。自由時間は今日はなし。

2025年イタリアめぐり8日間(6日目ポンペイとナポリ)

20いいね!

2025/04/09 - 2025/04/09

311位(同エリア1445件中)

旅行記グループ 2025年イタリアめぐり8日間

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りゅう

りゅうさん

この旅行記スケジュールを元に

さて8日間のイタリアツアーも残すはナポリとローマ(バチカン)のみ。ローマのホテルを出て、ナポリに向かいます。今日のメインはナポリ近郊のポンペイ観光。ローマ史大好きな私にとっては一番楽しみにしていた観光です。ポンペイの後はナポリ市街地の散策になります。自由時間は今日はなし。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.0
グルメ
5.0
交通手段
観光バス
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
利用旅行会社
阪急交通社
  • 6日目の朝を迎えました。今日も晴天。朝食前にティベレ川まで散策しました。徒歩で5分くらい。目の前にはガスタンクの跡。

    6日目の朝を迎えました。今日も晴天。朝食前にティベレ川まで散策しました。徒歩で5分くらい。目の前にはガスタンクの跡。

  • ティベレ川です。まだ7時前。早朝のティベレ川。ローマを流れる川として有名な川ですが、それほど大きくない。

    ティベレ川です。まだ7時前。早朝のティベレ川。ローマを流れる川として有名な川ですが、それほど大きくない。

  • さて朝食のバイキングはこんな感じ。どこも一緒です。パンとハムとチーズ。野菜はほとんどなし。パスタ等もなし。

    さて朝食のバイキングはこんな感じ。どこも一緒です。パンとハムとチーズ。野菜はほとんどなし。パスタ等もなし。

  • 7時半にホテルを出発し、ローマを出てナポリ郊外のポンペイへ。3時間半のバス移動です。

    7時半にホテルを出発し、ローマを出てナポリ郊外のポンペイへ。3時間半のバス移動です。

  • 車窓から見えたモンテカッシーノ。山上に見えるのは、カッシーノ修道院の建物。ちょうどローマとナポリの中間あたり。

    車窓から見えたモンテカッシーノ。山上に見えるのは、カッシーノ修道院の建物。ちょうどローマとナポリの中間あたり。

  • 今回はサービスエリアではなく、途中で高速を降りて団体客専用の小売店で休憩。そろそろ最終日も近づいてきたので、お土産を買い揃えていきます。

    今回はサービスエリアではなく、途中で高速を降りて団体客専用の小売店で休憩。そろそろ最終日も近づいてきたので、お土産を買い揃えていきます。

  • ナポリに近づくとベスビオ火山が見えてきました。この山の噴火によってポンペイは灰の下に沈みました。噴火によって山がへっこんでいるのが分かります。噴火前はもっと高い山でした。

    ナポリに近づくとベスビオ火山が見えてきました。この山の噴火によってポンペイは灰の下に沈みました。噴火によって山がへっこんでいるのが分かります。噴火前はもっと高い山でした。

  • 海側にはカプリ島が見えました。添乗員さんが青の洞窟に入る方法などをお話ししてくれました。

    海側にはカプリ島が見えました。添乗員さんが青の洞窟に入る方法などをお話ししてくれました。

  • ローマから3時間半、ポンペイに到着。ヴェスビオ火山の麓にあった古代都市で、ローマ帝国の植民都市であった西暦79年、火山の噴火による火砕流で地下に埋もれました。

    ローマから3時間半、ポンペイに到着。ヴェスビオ火山の麓にあった古代都市で、ローマ帝国の植民都市であった西暦79年、火山の噴火による火砕流で地下に埋もれました。

  • 当時のローマ皇帝はティトゥス帝。コロッセウムの建設を開始したヴェスパシアヌス帝の息子です。コロッセウムが完成した時の皇帝で、ヴェスビオ火山の噴火の翌年に完成しています。

    当時のローマ皇帝はティトゥス帝。コロッセウムの建設を開始したヴェスパシアヌス帝の息子です。コロッセウムが完成した時の皇帝で、ヴェスビオ火山の噴火の翌年に完成しています。

    ポンペイ、エルコラーノ及びトッレ アヌンツィアータの遺跡地域 史跡・遺跡

  • 平民出身(お父さんは軍人)の善良帝として知られる人物で、ヴェスビオ火山の噴火の際にも災害救助の陣頭指揮を執りました。

    平民出身(お父さんは軍人)の善良帝として知られる人物で、ヴェスビオ火山の噴火の際にも災害救助の陣頭指揮を執りました。

  • 当時のポンペイの人口は2万人程度。そのうち2,000人ほどが犠牲になったと言われています。遠くに見えるのがヴェスビオ火山。結構離れているように見えるけどなあ。

    当時のポンペイの人口は2万人程度。そのうち2,000人ほどが犠牲になったと言われています。遠くに見えるのがヴェスビオ火山。結構離れているように見えるけどなあ。

  • まずはポンペイのフォルムに向かいます。道路は真ん中が馬車道、両側の高くなっているところが歩道。三つの石は馬車道が雨で濡れた場合の横断歩道。

    まずはポンペイのフォルムに向かいます。道路は真ん中が馬車道、両側の高くなっているところが歩道。三つの石は馬車道が雨で濡れた場合の横断歩道。

  • こちらはポンペイのフォルムだったところ。フォルム(英語ではフォーラム)はローマ帝国の都市の中心地にあった広場で、集会や討論に使用された政治の中心でもありました。

    こちらはポンペイのフォルムだったところ。フォルム(英語ではフォーラム)はローマ帝国の都市の中心地にあった広場で、集会や討論に使用された政治の中心でもありました。

    フォーラムアットポンペイ 文化・芸術・歴史

  • フォルムは一般的にこのような柱に支えられた通路で取り囲まれていました。フォルムに面して神殿や市場が建設されていました。

    フォルムは一般的にこのような柱に支えられた通路で取り囲まれていました。フォルムに面して神殿や市場が建設されていました。

  • アポロ神殿前の2層構造の列柱。神殿のファザードなのか、フォルムを取り囲んでいた柱なのかは不明。多分位置関係からするとフォルムを取り囲んでいた柱かな。

    アポロ神殿前の2層構造の列柱。神殿のファザードなのか、フォルムを取り囲んでいた柱なのかは不明。多分位置関係からするとフォルムを取り囲んでいた柱かな。

  • 右側のアーチの背後に入り口があるのがエウマキア館、左側のアーチの背後にあるのがヴェスパシアヌス神殿。ティトゥス帝のお父さんに捧げられた神殿なので当時は新築だったろうな。

    右側のアーチの背後に入り口があるのがエウマキア館、左側のアーチの背後にあるのがヴェスパシアヌス神殿。ティトゥス帝のお父さんに捧げられた神殿なので当時は新築だったろうな。

  • エウマキア館。カバーがつけられていますが、入り口の円柱のレリーフがしっかり残っています。初代皇帝アウグストゥスに捧げられた職人組合の建物なのだそうです。

    エウマキア館。カバーがつけられていますが、入り口の円柱のレリーフがしっかり残っています。初代皇帝アウグストゥスに捧げられた職人組合の建物なのだそうです。

  • こちらはジュピター神殿の跡。ジュピターは英語名なので、ローマ史やってた私にとってはラテン語のユピテルのほうがしっくりきます。ユピテルはローマの神々の主神です。

    こちらはジュピター神殿の跡。ジュピターは英語名なので、ローマ史やってた私にとってはラテン語のユピテルのほうがしっくりきます。ユピテルはローマの神々の主神です。

    ジュピター神殿 建造物

  • こちらはマケルム。市場だった場所です。すごいなあ。当時のフレスコ画がこれだけしっかりと残っているなんて。

    こちらはマケルム。市場だった場所です。すごいなあ。当時のフレスコ画がこれだけしっかりと残っているなんて。

  • マケルムには犠牲者の石膏像が置かれていました。作り方はちょっと生々しいので割愛。

    マケルムには犠牲者の石膏像が置かれていました。作り方はちょっと生々しいので割愛。

  • マケルムを出てフォロ通りを北に進むとアーチがあります。ゲルマニクス(第4代皇帝クラウディウスの兄)に捧げられたものとされています。奥にはヴェスビオ火山が観えます。

    マケルムを出てフォロ通りを北に進むとアーチがあります。ゲルマニクス(第4代皇帝クラウディウスの兄)に捧げられたものとされています。奥にはヴェスビオ火山が観えます。

  • グーグルだとアルコ・ディ・カリゴラ(カリギュラの門)になっていますが、公式ガイドだとユピテル神殿のお隣にあるどっぷりしたレンガアーチがそれ。四つ角を右に曲がりフォルトナ通りを進みます。

    グーグルだとアルコ・ディ・カリゴラ(カリギュラの門)になっていますが、公式ガイドだとユピテル神殿のお隣にあるどっぷりしたレンガアーチがそれ。四つ角を右に曲がりフォルトナ通りを進みます。

  • フォルトナ通りを進むとファウヌスの家があります。こちらの立派な門はファウヌスの家の入口。ポンペイで一番大きな邸宅なんだそうです。

    フォルトナ通りを進むとファウヌスの家があります。こちらの立派な門はファウヌスの家の入口。ポンペイで一番大きな邸宅なんだそうです。

    牧神の家 史跡・遺跡

  • 床にはモザイクでいらっしゃいと書かれています。入口のモザイクは猛犬注意のモザイクやイルカのモザイクなどバリエーションが豊富。

    床にはモザイクでいらっしゃいと書かれています。入口のモザイクは猛犬注意のモザイクやイルカのモザイクなどバリエーションが豊富。

  • この小さな像がファウヌス(牧神)。これがこの邸宅で見つかったのでファウヌス(牧神)の家といいます。こんなに小さかったんだ。

    この小さな像がファウヌス(牧神)。これがこの邸宅で見つかったのでファウヌス(牧神)の家といいます。こんなに小さかったんだ。

  • ああ、ちょっと写ってなかった。これは有名な「アレクサンドロスとイッソスの戦い」のモザイク画。ここで発見されました。本物はナポリの博物館に展示されています。

    ああ、ちょっと写ってなかった。これは有名な「アレクサンドロスとイッソスの戦い」のモザイク画。ここで発見されました。本物はナポリの博物館に展示されています。

  • これが解説。左にアレキサンダー大王、右にダレイオス三世が描かれているモザイク画です。イッソスの戦いはアレキサンダーによるダレイオス本陣襲撃が有名ですが、その場面を描いたもの。

    これが解説。左にアレキサンダー大王、右にダレイオス三世が描かれているモザイク画です。イッソスの戦いはアレキサンダーによるダレイオス本陣襲撃が有名ですが、その場面を描いたもの。

  • こちらはドムス・ヴェッティオルム。ドムスは家なのでヴェッティの家。ガイドさんはヴェッティ兄弟の家と説明されていました。

    こちらはドムス・ヴェッティオルム。ドムスは家なのでヴェッティの家。ガイドさんはヴェッティ兄弟の家と説明されていました。

    ヴェッティの家 建造物

  • ヴェッティ兄弟は元奴隷で、その後自由民となって財を成した兄弟なんだそうです。ヴェッティの家は壁とフレスコ画が結構残っていて見どころ満載。

    ヴェッティ兄弟は元奴隷で、その後自由民となって財を成した兄弟なんだそうです。ヴェッティの家は壁とフレスコ画が結構残っていて見どころ満載。

  • 綺麗に2000年前のフレスコ画が残っていてびっくり。これは神棚であろうと言われていますが、上半分に神々が、下には神の使いとされているヘビが描かれています。

    綺麗に2000年前のフレスコ画が残っていてびっくり。これは神棚であろうと言われていますが、上半分に神々が、下には神の使いとされているヘビが描かれています。

  • これは水道管ですね。床ではなく壁沿いに設置されています。日本は弥生時代、卑弥呼より遥か昔。ローマ帝国の地方都市の住宅には既に水道管が設置されていました。

    これは水道管ですね。床ではなく壁沿いに設置されています。日本は弥生時代、卑弥呼より遥か昔。ローマ帝国の地方都市の住宅には既に水道管が設置されていました。

  • こちらが中庭。このヴェッティの家は20年ほど修復が続いていて、近年やっと公開されたところ。中庭も修復されているでしょうが、当時の邸宅の中庭が想像できます。

    こちらが中庭。このヴェッティの家は20年ほど修復が続いていて、近年やっと公開されたところ。中庭も修復されているでしょうが、当時の邸宅の中庭が想像できます。

  • そしてここにも水道管が。中庭には噴水があって、その噴水に水を供給していたものと思われます。

    そしてここにも水道管が。中庭には噴水があって、その噴水に水を供給していたものと思われます。

  • この家の一画は売春宿でもあったということで、この絵はサービスを説明するための絵なんだとか。

    この家の一画は売春宿でもあったということで、この絵はサービスを説明するための絵なんだとか。

  • 真紅の壁が見事な部屋。ポンペイの赤と言えば秘儀荘(結構端にあるので今回は未訪問)のほうが有名ですが、ヴェッティの家も見事な赤。

    真紅の壁が見事な部屋。ポンペイの赤と言えば秘儀荘(結構端にあるので今回は未訪問)のほうが有名ですが、ヴェッティの家も見事な赤。

  • 赤を取り囲む黒い枠に近づいてみると、クーピド(キューピッド)がたくさん描かれています。様々な人間の営みをクーピド達が演じているそうです。

    赤を取り囲む黒い枠に近づいてみると、クーピド(キューピッド)がたくさん描かれています。様々な人間の営みをクーピド達が演じているそうです。

  • こちらは食堂だそうです。蛇を絞め殺すヘラクレスの絵(左側の壁面の絵)があるところ。

    こちらは食堂だそうです。蛇を絞め殺すヘラクレスの絵(左側の壁面の絵)があるところ。

  • 20年間修復で公開されていなかったヴェッティの家を見学出来て満足。外に出て南下していきます。

    20年間修復で公開されていなかったヴェッティの家を見学出来て満足。外に出て南下していきます。

  • こちらは共同の水飲み場です。さすがに蛇口は最近つけられたものですが、まだ水が出るそうです。

    こちらは共同の水飲み場です。さすがに蛇口は最近つけられたものですが、まだ水が出るそうです。

  • ここはモデストのパン屋。こちらが製粉所で石臼が残っています。ローマ帝国ではパンはこのようなパン屋で購入するのが一般的でした。

    ここはモデストのパン屋。こちらが製粉所で石臼が残っています。ローマ帝国ではパンはこのようなパン屋で購入するのが一般的でした。

  • こちらは焼き釜。中から炭化したパンが発見されています。切れ目が入ったかなり大きめのパンです。

    こちらは焼き釜。中から炭化したパンが発見されています。切れ目が入ったかなり大きめのパンです。

  • ここは飲食店の跡と言われているところ。これはカウンターで穴にはワイン壺が入れられていたと考えられています。貴族は横になって食べるのがマナーなので、ここには平民が集ったのでしょう。

    ここは飲食店の跡と言われているところ。これはカウンターで穴にはワイン壺が入れられていたと考えられています。貴族は横になって食べるのがマナーなので、ここには平民が集ったのでしょう。

  • 邸宅の玄関の床にあったイルカのモザイク画を途中で見かけました。

    邸宅の玄関の床にあったイルカのモザイク画を途中で見かけました。

  • さらにスタピアーネ浴場に向けて通りを南下していきます。この辺りの壁はしっかり残ってますね。

    さらにスタピアーネ浴場に向けて通りを南下していきます。この辺りの壁はしっかり残ってますね。

  • ここはスタピアーネの浴場。入ってすぐの広場は運動スペース。ローマ人はお風呂に入る前に運動をして入ったと言われています。

    ここはスタピアーネの浴場。入ってすぐの広場は運動スペース。ローマ人はお風呂に入る前に運動をして入ったと言われています。

    スタビアーネの浴場 史跡・遺跡

  • こちらは復元図。左側が運動スペース、右側が浴場スペース。浴場は、高温の浴室、微温の浴室、冷浴室に分かれています。ローマの公衆浴場の一般的な構成です。

    こちらは復元図。左側が運動スペース、右側が浴場スペース。浴場は、高温の浴室、微温の浴室、冷浴室に分かれています。ローマの公衆浴場の一般的な構成です。

  • 他の浴場が入れないらしく、中に入るのに並びました。こちらは入口の天井。美しい装飾がしっかりと残っています。

    他の浴場が入れないらしく、中に入るのに並びました。こちらは入口の天井。美しい装飾がしっかりと残っています。

  • こちらは冷浴室の天井。文字通り水風呂がありました。円ドームは実際に採光用の穴が開いていたそうです。

    こちらは冷浴室の天井。文字通り水風呂がありました。円ドームは実際に採光用の穴が開いていたそうです。

  • ここは微温の浴室。浴室とは言いますが、浴槽はなかったそうです。一番奥の高温の浴室と脱衣場のある入り口との間にあって、急激な温度変化を調整する役目を持っていました。

    ここは微温の浴室。浴室とは言いますが、浴槽はなかったそうです。一番奥の高温の浴室と脱衣場のある入り口との間にあって、急激な温度変化を調整する役目を持っていました。

  • ここでは青銅製の椅子が発見され、高温の浴室からの床暖房で温められていたそうです。ここは一番屋根の装飾が豪華な部屋になっていました。

    ここでは青銅製の椅子が発見され、高温の浴室からの床暖房で温められていたそうです。ここは一番屋根の装飾が豪華な部屋になっていました。

  • 最後は高温の浴室。写真が天井ばっかで部屋の全体像がないのは、それほど広さはなくて、ツアーの皆さんが写真に入ってしまうため。

    最後は高温の浴室。写真が天井ばっかで部屋の全体像がないのは、それほど広さはなくて、ツアーの皆さんが写真に入ってしまうため。

  • 高温の浴室には浴槽があり、ほてった体を冷ますための水を入れた水盤がありました。こちらも床暖房があって部屋全体を温めていたとか。

    高温の浴室には浴槽があり、ほてった体を冷ますための水を入れた水盤がありました。こちらも床暖房があって部屋全体を温めていたとか。

  • それにしても驚いたのは火山灰に埋もれたにもかかわらず、ドーム型の屋根がこれだけ残っていること。ドーム型って強い。

    それにしても驚いたのは火山灰に埋もれたにもかかわらず、ドーム型の屋根がこれだけ残っていること。ドーム型って強い。

  • 公衆浴場の見学を終えて大通りに出ました。これをまっすぐ行くと先ほどのフォルム。私たちは南のほうへ向かいます。

    公衆浴場の見学を終えて大通りに出ました。これをまっすぐ行くと先ほどのフォルム。私たちは南のほうへ向かいます。

  • 最後は大劇場。ギリシャ劇場タイプの半円式です。なおコロッセウムのような円式競技場はもっと東にあります。この劇場は5000人が収容できたそうです。

    最後は大劇場。ギリシャ劇場タイプの半円式です。なおコロッセウムのような円式競技場はもっと東にあります。この劇場は5000人が収容できたそうです。

    大劇場 史跡・遺跡

  • 大劇場の隣にある広いスペースは剣闘士の練習場や待機場であったと言われています。奥にはヴェスビオ火山が観えます。ずらりと並ぶ列柱が見事。

    大劇場の隣にある広いスペースは剣闘士の練習場や待機場であったと言われています。奥にはヴェスビオ火山が観えます。ずらりと並ぶ列柱が見事。

  • ポンペイの案内図。左下のエリアをぐるりと見学しました。全体の4分の1程度。すべて見て周ると1日、2日かかるそうです。

    ポンペイの案内図。左下のエリアをぐるりと見学しました。全体の4分の1程度。すべて見て周ると1日、2日かかるそうです。

  • 遺跡を出て入り口近くのカメオ店に入店。ツアーおなじみショッピングタイムとトイレ休憩です。

    遺跡を出て入り口近くのカメオ店に入店。ツアーおなじみショッピングタイムとトイレ休憩です。

    チェリーニ ギャラリー 専門店

  • カメオはこうやって加工するんですよと日本人スタッフが説明してくれました。

    カメオはこうやって加工するんですよと日本人スタッフが説明してくれました。

  • 店内にこんな装飾が。これは今回は見れませんでしたが、ポンペイで発掘された猛犬注意のモザイク画(玄関の床に描いて警告したもの)。ショッピングの後は昼食です。

    店内にこんな装飾が。これは今回は見れませんでしたが、ポンペイで発掘された猛犬注意のモザイク画(玄関の床に描いて警告したもの)。ショッピングの後は昼食です。

  • バスを降りたリストランテヴェスビオというレストランで昼食です。まずは前菜のカプレーゼ。久しぶりにサラダを食べた気がする。

    バスを降りたリストランテヴェスビオというレストランで昼食です。まずは前菜のカプレーゼ。久しぶりにサラダを食べた気がする。

    リストランテ ヴェスヴィオ イタリアン

  • ついに出てきましたよ!ピザが。今回のツアーで何と初めてのピザです。これ一人前です。日本だと2人前の大きなビザ。ピザとパスタ大好きなので完食。これは美味しかった。

    ついに出てきましたよ!ピザが。今回のツアーで何と初めてのピザです。これ一人前です。日本だと2人前の大きなビザ。ピザとパスタ大好きなので完食。これは美味しかった。

  • 昼食の後はポンペイを離れてナポリ市街地へ。バスで30分程度の距離です。こちらは新市街。

    昼食の後はポンペイを離れてナポリ市街地へ。バスで30分程度の距離です。こちらは新市街。

  • 予定では車窓観光になっていましたが、旧市街にはバスで入れないため、途中でバスを降りて歩きます。石が並んでいるのはローマの遺跡だそうです。

    予定では車窓観光になっていましたが、旧市街にはバスで入れないため、途中でバスを降りて歩きます。石が並んでいるのはローマの遺跡だそうです。

  • 山上に見えるのはサンテルモ城。今日はあそこまでは歩きません。ここから地下に降りて旧市街へ。

    山上に見えるのはサンテルモ城。今日はあそこまでは歩きません。ここから地下に降りて旧市街へ。

  • 地下道はヌオーヴォ城のすぐそばを通っています。地下道にはヌヴォーヴォ城の城壁の一部が。

    地下道はヌオーヴォ城のすぐそばを通っています。地下道にはヌヴォーヴォ城の城壁の一部が。

  • 地上に出てきました。こちらがヌヴォーヴォ城。後からまた立ち寄ります。

    地上に出てきました。こちらがヌヴォーヴォ城。後からまた立ち寄ります。

  • まずはウンベルト1世のガレリアへ。こちらはガレリアの入り口です。要するに豪華な鉄製のアーケード街。ウンベルト1世はイタリア王国2代目国王。

    まずはウンベルト1世のガレリアへ。こちらはガレリアの入り口です。要するに豪華な鉄製のアーケード街。ウンベルト1世はイタリア王国2代目国王。

  • 構造はミラノで見たヴィットリオ・エマニュエーレ2世ガレリアに似ています。同じく十字型のアーケードになっています。

    構造はミラノで見たヴィットリオ・エマニュエーレ2世ガレリアに似ています。同じく十字型のアーケードになっています。

    ウンベルト1世のガッレリア 建造物

  • ヴィットリオ・エマニュエーレ2世の次の国王がウンベルト1世なので、ミラノのガレリアより後に作られたことになります。

    ヴィットリオ・エマニュエーレ2世の次の国王がウンベルト1世なので、ミラノのガレリアより後に作られたことになります。

  • ドームの高さは57メートル。ミラノのガレリアより高いそうです。

    ドームの高さは57メートル。ミラノのガレリアより高いそうです。

  • どうやら入ってきたところではなく、こちらのサンカルロ劇場側が正門らしい。見えているのがサンカルロ劇場。

    どうやら入ってきたところではなく、こちらのサンカルロ劇場側が正門らしい。見えているのがサンカルロ劇場。

  • 床にはこうやって十二星座のモザイク装飾もあります。ミラノに比べるとちょっと人通りが少ない。空き店舗もありました。老朽化が問題になっているらしい。

    床にはこうやって十二星座のモザイク装飾もあります。ミラノに比べるとちょっと人通りが少ない。空き店舗もありました。老朽化が問題になっているらしい。

  • さて、正門を出てサンカルロ劇場前に。開場は1737年。ヨーロッパで現役最古の劇場です。

    さて、正門を出てサンカルロ劇場前に。開場は1737年。ヨーロッパで現役最古の劇場です。

    サンカルロ劇場 劇場・ホール・ショー

  • ただし建物自体は火災で焼失し、19世紀初頭に再建されたものです。ナポリ王宮に隣接して建てられています。

    ただし建物自体は火災で焼失し、19世紀初頭に再建されたものです。ナポリ王宮に隣接して建てられています。

  • サンカルロ劇場前のサンカルロ通りをロータリーに向けて進みます。

    サンカルロ劇場前のサンカルロ通りをロータリーに向けて進みます。

  • ロータリー周辺には美味しそうなカフェやレストランがたくさん。

    ロータリー周辺には美味しそうなカフェやレストランがたくさん。

  • いやあ美味そうなショーケース。そして甘そう。そして結構大きい。歩道にしっかりはみ出して美味しさをアピール。

    いやあ美味そうなショーケース。そして甘そう。そして結構大きい。歩道にしっかりはみ出して美味しさをアピール。

  • プレビシート広場に到着。1860年にこの広場で行われた市民投票で、ナポリを首都とする両シチリア王国がイタリア王国に併合されることを決めたためプレビシート(投票)広場と名付けられました。

    プレビシート広場に到着。1860年にこの広場で行われた市民投票で、ナポリを首都とする両シチリア王国がイタリア王国に併合されることを決めたためプレビシート(投票)広場と名付けられました。

    プレビシート広場 広場・公園

  • このプレビシート広場に面しているのがナポリ王宮です。色々と改修はされてますが、元の建物は17世紀のスペイン統治時代に建造されたもの。

    このプレビシート広場に面しているのがナポリ王宮です。色々と改修はされてますが、元の建物は17世紀のスペイン統治時代に建造されたもの。

    ナポリ王宮 城・宮殿

  • 王宮の入り口。イタリアはリソルジメント(統一運動)で統一されてから150年ほどの国。それまで北部は都市国家、中部は教皇領、南部はナポリ王国や両シチリア王国に分かれていました。

    王宮の入り口。イタリアはリソルジメント(統一運動)で統一されてから150年ほどの国。それまで北部は都市国家、中部は教皇領、南部はナポリ王国や両シチリア王国に分かれていました。

  • 今は博物館になっているそうです。ファザードにある人物像は歴代の王様たちの銅像だとか。

    今は博物館になっているそうです。ファザードにある人物像は歴代の王様たちの銅像だとか。

  • 王宮の向かいに建っているのはサンフランチェスコ・ディ・パオラ聖堂。なんだかパンテオンに似ているのに古さを感じさせない聖堂です。

    王宮の向かいに建っているのはサンフランチェスコ・ディ・パオラ聖堂。なんだかパンテオンに似ているのに古さを感じさせない聖堂です。

    サン フランチェスコ ディ パオラ聖堂 寺院・教会

  • この聖堂はナポレオンの元帥たちの一人でナポリ王となったミュラーがナポレオンのためにパンテオンに倣ったデザインで構想した聖堂だとか。完成はナポレオン失脚後。

    この聖堂はナポレオンの元帥たちの一人でナポリ王となったミュラーがナポレオンのためにパンテオンに倣ったデザインで構想した聖堂だとか。完成はナポレオン失脚後。

  • 最後はプレビシート広場からちょっと海側に出たスペースでナポリ湾とヴェスビオ火山を撮影。天気もいいし、見晴らしもいいし、最高の景色。

    最後はプレビシート広場からちょっと海側に出たスペースでナポリ湾とヴェスビオ火山を撮影。天気もいいし、見晴らしもいいし、最高の景色。

  • この場所からミラノ王宮を見るとこんな感じ。ファザードじゃなくて側面になります。下はモロジリオ庭園。

    この場所からミラノ王宮を見るとこんな感じ。ファザードじゃなくて側面になります。下はモロジリオ庭園。

  • 時間も押しているとのことで、王宮からUターン。左がウンベルト1世ガレリアの正門。さっきはここから出てきました。右のアーチはサンカルロ劇場。

    時間も押しているとのことで、王宮からUターン。左がウンベルト1世ガレリアの正門。さっきはここから出てきました。右のアーチはサンカルロ劇場。

  • サンカルロ劇場の入り口にあるアーチを抜けてサンカルロ通りを東へ向かいます。

    サンカルロ劇場の入り口にあるアーチを抜けてサンカルロ通りを東へ向かいます。

  • 帰りはヌオーヴォ城の前を通りました。ここで記念撮影。海際に建つヌオーヴォ城は13世紀の建造です。

    帰りはヌオーヴォ城の前を通りました。ここで記念撮影。海際に建つヌオーヴォ城は13世紀の建造です。

  • 同じく海際に建つ卵城(ここよりもっと海際)の後に作られたので、新しいという意味でヌオーヴォ城と名付けられました。新しい城って・・・なんかネーミング出来なかったのか・・・。

    同じく海際に建つ卵城(ここよりもっと海際)の後に作られたので、新しいという意味でヌオーヴォ城と名付けられました。新しい城って・・・なんかネーミング出来なかったのか・・・。

  • 帰りは地下を歩かず、地上の通り(ムミピチオ広場)をバスの待つフェリー乗り場前の広場まで歩きました。

    帰りは地下を歩かず、地上の通り(ムミピチオ広場)をバスの待つフェリー乗り場前の広場まで歩きました。

  • ナポリを後にしてローマへ戻ります。写真はサンタ・マリア・デル・カルミネ教会。高い鐘楼が目立ちます。

    ナポリを後にしてローマへ戻ります。写真はサンタ・マリア・デル・カルミネ教会。高い鐘楼が目立ちます。

  • 途中のカッシーノインターチェンジでバスは降りて、行きと同様、団体客専門のお土産屋さんで休憩。それほど品揃えは良くなかったのでアイスとジュースのみ購入。

    途中のカッシーノインターチェンジでバスは降りて、行きと同様、団体客専門のお土産屋さんで休憩。それほど品揃えは良くなかったのでアイスとジュースのみ購入。

  • ここはカッシーノインターチェンジ。ということは行きでバスから見たカッシーノ修道院が山上に見えます。

    ここはカッシーノインターチェンジ。ということは行きでバスから見たカッシーノ修道院が山上に見えます。

  • 3時間半のバス移動でローマに帰ってきた時には日が沈んでいました。イタリア国旗色にライティングされたビルディング。

    3時間半のバス移動でローマに帰ってきた時には日が沈んでいました。イタリア国旗色にライティングされたビルディング。

  • 今日の夕食はホテルで。ホテルは昨日と同じH10ローマシッタ。2連泊です。夕食のメインはサーモン。大きなサーモンと大きなほうれん草。

    今日の夕食はホテルで。ホテルは昨日と同じH10ローマシッタ。2連泊です。夕食のメインはサーモン。大きなサーモンと大きなほうれん草。

    H10 ローマ シッタ ホテル ホテル

    ティベレ川近くのホテル by りゅうさん
  • パスタは何だったかな?忘れた。デザートはティラミスでした。明日はついにイタリア最終日です。

    パスタは何だったかな?忘れた。デザートはティラミスでした。明日はついにイタリア最終日です。

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