中米７ヵ国大紀行21日間　17日目　パナマ運河クルーズ

2025/03/06 - 2025/03/26

17日目はパナマ運河クルーズです。
北向きに行く航路だったので、ガイドさんお勧めの上がっていく順路となりました。1，2時間なのかと思ったら朝からお昼過ぎまで、運河通過の順番によっては17時までかかることもある、と言われて改めてパナマ運河の長さに驚きました。　

1日目　3/6(木）AM057　11:50成田発09：05メキシコシティ着　メキシコシティ観光　メキシコシティ泊
2日目　3/7(金）AM324　09:35メキシコシティ発12:41チェトゥマル着　サンタリタ遺跡　ベリーズシティ泊(ベリーズ）
3日目　3/8(土）ブルーホール遊覧飛行　カハル・ペッチ遺跡　ティカル国立公園泊(グアテマラ）
4日目　3/9(日）ティカル遺跡　博物館　ティカル国立公園泊(グアテマラ）
5日目　3/10(月）キリグア遺跡　リオ・オンド泊(グアテマラ）
6日目　3/11(火）コパン遺跡　コパン泊（ホンジュラス）
7日目　3/12(水）グアテマラシティ市内観光（中央公園、カテドラル、国立文化宮殿）グアテマラシティ泊(グアテマラ）
8日目　3/13(木）チチカステナンゴ観光（サント・トーマス教会、カルバリオ教会、インディヘナ市）グアテマラシティ泊(グアテマラ）
9日目　3/14(金）アンティグア市内観光（十字架の丘、カテドラル、メルセー教会、カプチナス修道院、サンタ・クララ修道院）グアテマラシティ泊(グアテマラ）
10日目　3/15(土）ホヤ・デ・セレン遺跡　ラ・ウニオン泊(エルサルバドル）
11日目　3/16(日）エルサルバドル→ホンジュラス→ニカラグア　レオン泊(ニカラグア）
12日目　3/17(月）レオン市内観光（カテドラル、レコレクシオン教会）マナグア観光（カテドラルの廃墟、国立宮殿）グラナダ市内観光（コロン公園、カテドラル）グラナダ泊（ニカラグア）
13日目　3/18(火）ニカラグア→コスタリカ　カエル博物館　モンテベルデ泊(コスタリカ）
14日目　3/19(水）モンテベルデ自然保護区　サンホセ泊（コスタリカ）
15日目　3/20(木）サン・ヘラルド・デ・ドタ（ケツァル探し）カルタゴ観光（ロス・アンヘレス大聖堂）サンホセ泊(コスタリカ）
16日目　3/21(金）CM763　8:45サンホセ発11:09パナマシティ着　パナマシティ市内観光（パナマ・ビエホ古代遺跡）パナマシティ旧市街（カスコ・ビエホ）観光（エレーラ広場、フランス広場、サン・ホセ教会、カテドラル）パナマシティ泊（パナマ）
★17日目　3/22(土）パナマ運河クルーズ　パナマシティ泊(パナマ）
18日目　3/23(日）アグアクララ閘門ビジターセンター　カリブ海沿岸の要塞群観光（サン・ロレンソ要塞、サン・ベロニモ要塞、サンティアゴ要塞）パナマシティ泊(パナマ）
19日目　3/24(月）CM136　11:32パナマシティ発14:30メキシコシティ着
20日目　3/25(火）AM058　00:05メキシコシティ発
21日目　3/26(水）06:20成田着

エリア パナマシティ(パナマ)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

5時15分モーニングコール、朝食はボックスを受け取ってお部屋でささっと食べました。6時出発です。
例のご夫婦がコスタリカとパナマの1時間の時差調整をしておらず、寝過ごしたので、添乗員さんを置いて私たちだけ先にガイドさんと出かけました。

Global Hotel Panama - Twist Hotels Corp ホテル

夜明けです。

ヨットハーバー。

6時に港に到着。
全員揃うまで乗れないとのことで、遅れてくる夫婦待ち。少し経ってタクシーでやってきたのですが、私たちに会釈はおろか、おはようございます、すみませんなどの挨拶もなし。

リストバンドをつけてもらって乗り込みます。

パナマ運河 滝・河川・湖

思っていたより大きな船でした。
リストバンドは色分けされており、食事時間が色によって決められるそうです。

7時出航。

ちょっと夕方っぽいけど朝です。

パナマ運河は全長82㎞で、

３つの閘門と３つの人造湖を結んでいます。

7時20分、タグボートが近づいてきます。

パナマ運河内を操縦する船長を乗せています。

運河内はパナマ運河運営会社の人しか運転できないそうです。
わざとぶつけて壊されたりすると困るし、何より操縦が難しいからだそうです。

乗り移る船長さん。

私たちの色が呼ばれたので、1階で朝食をもらってきました。
コーヒーとヨーグルトとパイナップル。ホテルでも食べたのでこのくらいで十分でした。

7時40分ごろ、アメリカ橋が見えてきました。

北アメリカ大陸と南アメリカ大陸をつなぐそうです。

通り過ぎました。
向かって右が北アメリカ、左が南アメリカです。

パナマの国旗がはためいています。
2大陸を表しているそうです。

バルボア港という港だそうです。

港だけど、船よりあの機械がたくさんあります。

日本でも見た事ありますが、規模が大きかったです。

コンテナ船。

遠くに見えてきたのは

ミラ・フローレスの第三閘門。

左が第三閘門、右が第一と第二だそうです。

私たちはこの客船と一緒に第2を通る予定。

第三閘門は新しくて幅が広いので大きな船が通るようです。

かなり上がってきています。

結構待ち時間が長い。

2隻ずつ通すので、ペアの船が来ないとずっと待つこともあるそうです。

パナマ運河は一日36隻が最大だそうです。それ以上は時間などの関係で無理なんだそう。

客船が第二閘門へ入っていきます。

誘導する小さな船もいます。

左上部の黄色と緑の矢印は、こっち側を通れ、というシグナルだそうです。

私たちの船も続いて入っていきます。

思ったより幅が狭い。

間に小さな船もいました。

これは、運行会社の船です。

客船からこちらを見る人多数。

ぎりぎり。
あの、色が変わっている高さまで水が入ります。

鉄線で船とつないでいるのは

左右にある、牽引車。
これ、三菱重工製で一台2億円だそうですが、幅３０ｃｍの狭さをきちんと調整するそうです。

船の甲板には私たちを含めて結構な人がいました。

ペリカンさんも参戦。
水が入ってくると、海水５０％、淡水５０％になるので、そこにいる魚を狙ってくるそうです。

三菱重工が頑張っている。感動。

右の建物は管制塔。

パナマ運河、という会社名。

後ろの門が閉まっていきます。

ほぼクローズ。

あちらは陸の上から見学できる展望台。

私たちも明日、アグアクララ閘門の展望台に行く予定です。

ガイドさんが興奮して、「第一閘門を逆に船が入ってきました！これはとっても珍しいことです！！」

こちらは北向き、コンテナ船は南向きに進んでいます。

白いコンテナは冷蔵か冷凍のものだそうです。

あちらも三菱重工が頑張っています。

歩いている人もいて、目視も必ずしているそうです。

水位は満タンに上がっています。
隣のコンテナ船との高さの違いがすごい。

客船が人造湖のミラフローレス湖へ出て行きました。

ここで、2回閘門を通り抜けて、水位は８ｍずつ、合計16ｍ上がりました。

隣も水が溜まっています。あの水を仕切る壁の強度がすごいです。
ミラ・フローレス閘門の二つの閘門を通り抜けるのに9時10分から10時25分、1時間15分かかりました。

ひと段落したのでジンジャーエールを飲みました。
レストランは地下にあって、ドリンクはいつでも飲めます。

続いて10時50分、ペドロ・ミゲル閘門に到着。

ここの矢印は赤と緑色。

ペドロミゲル1913と書いてあります。

門。

これから閉まっていきます。

ぐぐっと閉まり始めて

2重になっています。

念のため、奥にも扉が作られているそうです。

ほぼ閉まって

残りの隙間は今から入ってくる水圧で閉まるそうです。

水が入ってきました。この先の人造湖、ガツン湖の水だそうです。

段々水位が上がって、

私の目線も高くなりました。

本当に水圧でぴったり閉まっています。

ここは９ｍ上がるそうです。
運河の通り抜け、面白いのですが、扉が閉まったり水が溜まったりにそれぞれとても時間がかかります。

もう3回見たので、11時10分、甲板を降りてとりあえずお昼を食べました。

通常の船はパナマ運河を通過するのに大体1日かかるそうです。

11時半、センテナリオ橋を通過。

客船も見えます。

この辺りから狭くて難所だそうです。

ゲイラードカットといって

狭いのでダイナマイトで爆破して広げたそうです。

底も浅いそうで、

陸の両端にこのような白黒の目印を立てて

その真ん中を通るように誘導しているそうです。

難工事で、大変だったんだろうな、というのがなんとなくわかるエリアでした。

回りはジャングルなので、マラリアも蔓延したそうです。

ガイドさんがまた興奮して、「パナマ運河鉄道が走っています！！」

これ、今は貨物輸送用だそうで、1日に1往復しかしないのでなかなかタイミングが合わないそうです。これは特別便なのか、観光客っぽい人たちが乗っていました。

12時20分、ガンボア港に到着して下船します。
なんと、日本郵船の大きな船がいました。

パナマ運河を通れる最大の船のサイズをパナマックスというそうですが、あれはパナマックスなのかな？
遠くパナマに来て日本の船を見られてちょっと嬉しかったです。

小さなイグアナ発見。

バスに乗ってホテルに戻ります。
途中通ったスラム街。

街が汚い。
パナマは一応まだ発展途上国扱いだそうです。

13時、ホテルに戻って注文していたゲイシャコーヒーを受け取りました。
パッケージは、パナマ運河開通によって太平洋と大西洋がキスしているという絵。

ガイドさんが手配してくれて、豆は1袋のみ、粉は10袋あります、粉も、その豆に一番いい引き方をしているからいいんですよ、とのこと。
150ｇ20ドル。高い！でも、前日夫に聞いたら飲みたい、というので購入。

14時に希望者のみロビーに集合して、添乗員さんが近くのスーパーへ連れていってくれました。

明るい店内。

ゲイシャコーヒー、売ってました。200ｇ18.80ドル。高かった分は安心代だと思う事にしました。

お肉売り場なんかを見て、何も買わずに終了。

高層ビルだけ見ると美しいですが、道路は結構ぼこぼこで穴があいていたりします。

ホテルを通り過ぎて、少し行った先からねじねじのビルが見えます、ということでやってきました。

オフィスビルだそうですが、仕事に集中できるでしょうか(笑)。
15時に戻ってお部屋で休憩しました。

19時にロビーに集合して、近いのですが、夜なのでバスでレストランに移動しました。
10分足らずでレストランに到着。

メニュー。

スープ。

店内。
パナマの伝統舞踊を見るそうですが、思ったよりこじんまりしたお店でした。
私たちの他には10人もいなかった印象です。

ドリンクがついていて、選べたので頼んだいちごレモネード。

メイン。

ガイドさんが名前を書いてくれたのですが、料理の位置が人によって違うというパナマらしいおおらかさのため、結局よくわからず(笑)。

パナマの伝統舞踊が始まりました。
コロン地方の、スペインの王様と王妃様を皮肉った奴隷たちの踊り。

スペインがパナマを攻める時に、戦いだとうまくいかなかったので、悪魔の仮装をして脅かし、その結果原住民は逃げて行った、という逸話の踊り。

現代風に怖くないようにアレンジされています。

続いて伝統舞踊。

ミスユニバースなどの、ミスコンクールでこんな衣装を見た気がします。

女性の衣装は華やかだけど、男性の民族衣装は地味です、とのこと。

結構衣装がきれいで

何枚も写してしまいました。

地味な男性も一枚。ポシェットがかわいらしい。

デザート。アップルパイだったかな？

最後、女性たちと写真撮影タイムがあって、男性陣はほとんど皆さん撮影していらっしゃいました。ほほえましい(笑)。
踊りは20時から21時でした。
ホテルには10分もかからず到着しました。
ブルーホール、ケツァール、パナマ運河、と目的のものを全て見ることができて、抜け殻になりました(笑)。

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