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海外へは3年半前にマレーシアに行ったきりでコロナ禍に突入。その間、僕が行ってみたい場所へsiniさんやリリーナさんが行っているのを羨ましく思って、旅行記を読んでいた。<br />この年ついに海外旅行を決行。久しぶりに海外に出るので、急に不安に思えてきたりしたものだった。<br /><br />行き先は4年前の候補地であった中央アジア(4トラのエリアではヨーロッパになっているが)。かつての騎馬遊牧民が、砂漠と草原が続く広大な土地を東に西に行き来していた。紀元前に文字を持たなかった騎馬遊牧民の文化や歴史は、考古学や東西の歴史の父’ギリシャのヘロドトスの「歴史」及び中国の司馬遷「史記」などから紐解かれていっている。<br /><br />今回の旅はウズベキスタンでのティムール時代のイスラム建築、タシケント市内観光。カザフスタンではタンバリ(タムガリ)での古代から続く岩絵群、自然造形が美しいチャリンキャニオン、市内から簡単に2860m(頂上までは3200m,富士山に匹敵)までアクセス出来るシムブラク山。<br />と予定を組んでいたが、最初の地ウズベキスタンからカザフスタンのアルマティに移動してきた夜に謎の腹痛と高熱、もしやコロナか?と焦りつつ翌日からの最近使っているサイト〈ロコタビ〉からお願いしているコーディネーターに「明日の観光は中止してください」との旨を連絡。するとその方は現地で日本語学校を経営されている方で、教え子に国立病院の先生をされている方がいて、なんとホテルまで診察と応急処置の薬を持って来て下さった。(その時の診察代は最後まで受け取らなかった)<br />翌日熱は下がったものの遠出するのは無理なので、その方の勤務されているカザフ国立病院へ当日ガイドをお願いする予定だったカーチャさんと診察に行く。診察を受け、点滴を打ったら楽になった。コロナでもウイルス系の病気でも無かったので、薬をもらい病院をあとに。後から思うに前日のワイナリーの飲み比べで少し体が弱っていたのかも知れない。診療費が心配だったが(海外保険未加入)、日本で普通に支払う金額だったのでむしろ保険が無い分安かったのかも知れない。その日は楽になった分、アルマティ市内を見学。<br />翌日は予定していた渓谷美〈チャリンキャニオン〉ヘ。地元の人やロシア人観光客、ガイドさんと共にホテル前からバスで出発。順調に進むも昨日の事もあってか多少お腹がゆるい。それでも現地でのハイキングはこなし、休憩地点のチャリン川に到着。そこで改めてトイレヘ。そこでなんとスマホをポッチャン便所にポッチャン。そこでガイドさんが管理されてる方にチップを渡し救い出して下さいました。少し臭うも(笑)しばらく使えてたスマホは最後は・・・<br />その後アルマティ最終日でも、キャシュディスペンサーにカードが詰まって出てこなかったりとハプニングが続き、「カザフスン」は私を受け入れられなかったのでは?と思う連続。それでもタンバリの古代岩絵群、そして騎馬遊牧民の至宝「黄金人間」をカザフスタン国立中央博物館を見るために再訪を決意した。<br />今回のウズベキスタンへの渡航ルートの選択は、韓国・インチョン経由と中国・北京経由とどちらか迷っていて、インチョンは乗り換えが便利でスムーズに行く事は分かっていたが、北京にはまだ行ったことがなかったので北京経由に決めた。ただこの頃まだ中国では日本の観光客を受け入れてなくビザが必要だった。そこでトライしたのが24時間以内の臨時ビザ、空港に早朝降り立ち、ここでも〈ロコタビ〉を利用して現地ロコさんに弾丸北京観光へ。と言っても故宮が見える景山公園への往復を実行した。<br />初めて中国南方航空を利用。以前中国東方航空を利用したことはあるが、あまり良いイメージが無かったので期待はしていなかったもののCAさんの挨拶や接客が日本の航空会社並みだったのは、いい意味での期待外れだった。<br /><br />8/7日 中国南方航空 CZ648便(SKYSCANER予約)<br />羽田10:45分発~北京大興空港13:45分着<br />トランジット 中国南方航空 CZ6027便<br />北京大興15:35分発~タシケント(ウズベキスタン)19:30分着<br /><br />タシケント駅前 Apartment Downtown  泊(agoda予約)<br /><br />8/8日 特急アフロシヤブ号(ロコタビ、ロコさん手配)<br />タシケント駅8:00発~サマルカンド駅10:08分着<br />サマルカンド観光<br /><br />Jahongir Premium  泊(agoda予約)<br /><br />8/9日 サマルカンド観光<br />サマルカンド駅17:58分発~タシケント駅20:08分着(特急アフロシヤブ号)<br />地下鉄でタシケント市内へ<br /><br />RETRO PALACE  泊(agoda予約)<br /><br />8/10日 エア・アスタナKC128便(SKYSCANER予約)<br />タシケント14:10分発~アルマティ(カザフスタン)16:10分着<br /><br />Astana International Hotel  泊(Trip.com予約)<br /><br />8/11日 病院~市内<br /><br />Astana International Hotel  泊<br /><br />8/12日 チャリンキャニオンへ<br /><br />Astana International Hotel 泊<br /><br />8/13日 アルマティ市内観光<br />エア・アスタナKC129便<br />アルマティ22:35分発~タシケント23:10分着<br /><br />RESIDENT HOTEL  泊(agoda予約)<br /><br />8/14日 タシケント市内観光<br />中国南方航空CZ6028便<br />タシケント21:10分発~北京大興 8/15日6:00着<br /><br />8/15日 北京・景山公園へ<br />中国南方航空CZ647便<br />北京大興15:15分発ー羽田19:45分着

シルクロードの中継地ーカザフスタン、ウズベキスタン⑥

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2023/08/14 - 2023/08/14

137位(同エリア544件中)

旅行記グループ 中央アジア

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29

ishigantou

ishigantouさん

この旅行記のスケジュール

2023/08/14

この旅行記スケジュールを元に

海外へは3年半前にマレーシアに行ったきりでコロナ禍に突入。その間、僕が行ってみたい場所へsiniさんやリリーナさんが行っているのを羨ましく思って、旅行記を読んでいた。
この年ついに海外旅行を決行。久しぶりに海外に出るので、急に不安に思えてきたりしたものだった。

行き先は4年前の候補地であった中央アジア(4トラのエリアではヨーロッパになっているが)。かつての騎馬遊牧民が、砂漠と草原が続く広大な土地を東に西に行き来していた。紀元前に文字を持たなかった騎馬遊牧民の文化や歴史は、考古学や東西の歴史の父’ギリシャのヘロドトスの「歴史」及び中国の司馬遷「史記」などから紐解かれていっている。

今回の旅はウズベキスタンでのティムール時代のイスラム建築、タシケント市内観光。カザフスタンではタンバリ(タムガリ)での古代から続く岩絵群、自然造形が美しいチャリンキャニオン、市内から簡単に2860m(頂上までは3200m,富士山に匹敵)までアクセス出来るシムブラク山。
と予定を組んでいたが、最初の地ウズベキスタンからカザフスタンのアルマティに移動してきた夜に謎の腹痛と高熱、もしやコロナか?と焦りつつ翌日からの最近使っているサイト〈ロコタビ〉からお願いしているコーディネーターに「明日の観光は中止してください」との旨を連絡。するとその方は現地で日本語学校を経営されている方で、教え子に国立病院の先生をされている方がいて、なんとホテルまで診察と応急処置の薬を持って来て下さった。(その時の診察代は最後まで受け取らなかった)
翌日熱は下がったものの遠出するのは無理なので、その方の勤務されているカザフ国立病院へ当日ガイドをお願いする予定だったカーチャさんと診察に行く。診察を受け、点滴を打ったら楽になった。コロナでもウイルス系の病気でも無かったので、薬をもらい病院をあとに。後から思うに前日のワイナリーの飲み比べで少し体が弱っていたのかも知れない。診療費が心配だったが(海外保険未加入)、日本で普通に支払う金額だったのでむしろ保険が無い分安かったのかも知れない。その日は楽になった分、アルマティ市内を見学。
翌日は予定していた渓谷美〈チャリンキャニオン〉ヘ。地元の人やロシア人観光客、ガイドさんと共にホテル前からバスで出発。順調に進むも昨日の事もあってか多少お腹がゆるい。それでも現地でのハイキングはこなし、休憩地点のチャリン川に到着。そこで改めてトイレヘ。そこでなんとスマホをポッチャン便所にポッチャン。そこでガイドさんが管理されてる方にチップを渡し救い出して下さいました。少し臭うも(笑)しばらく使えてたスマホは最後は・・・
その後アルマティ最終日でも、キャシュディスペンサーにカードが詰まって出てこなかったりとハプニングが続き、「カザフスン」は私を受け入れられなかったのでは?と思う連続。それでもタンバリの古代岩絵群、そして騎馬遊牧民の至宝「黄金人間」をカザフスタン国立中央博物館を見るために再訪を決意した。
今回のウズベキスタンへの渡航ルートの選択は、韓国・インチョン経由と中国・北京経由とどちらか迷っていて、インチョンは乗り換えが便利でスムーズに行く事は分かっていたが、北京にはまだ行ったことがなかったので北京経由に決めた。ただこの頃まだ中国では日本の観光客を受け入れてなくビザが必要だった。そこでトライしたのが24時間以内の臨時ビザ、空港に早朝降り立ち、ここでも〈ロコタビ〉を利用して現地ロコさんに弾丸北京観光へ。と言っても故宮が見える景山公園への往復を実行した。
初めて中国南方航空を利用。以前中国東方航空を利用したことはあるが、あまり良いイメージが無かったので期待はしていなかったもののCAさんの挨拶や接客が日本の航空会社並みだったのは、いい意味での期待外れだった。

8/7日 中国南方航空 CZ648便(SKYSCANER予約)
羽田10:45分発~北京大興空港13:45分着
トランジット 中国南方航空 CZ6027便
北京大興15:35分発~タシケント(ウズベキスタン)19:30分着

タシケント駅前 Apartment Downtown 泊(agoda予約)

8/8日 特急アフロシヤブ号(ロコタビ、ロコさん手配)
タシケント駅8:00発~サマルカンド駅10:08分着
サマルカンド観光

Jahongir Premium 泊(agoda予約)

8/9日 サマルカンド観光
サマルカンド駅17:58分発~タシケント駅20:08分着(特急アフロシヤブ号)
地下鉄でタシケント市内へ

RETRO PALACE 泊(agoda予約)

8/10日 エア・アスタナKC128便(SKYSCANER予約)
タシケント14:10分発~アルマティ(カザフスタン)16:10分着

Astana International Hotel 泊(Trip.com予約)

8/11日 病院~市内

Astana International Hotel 泊

8/12日 チャリンキャニオンへ

Astana International Hotel 泊

8/13日 アルマティ市内観光
エア・アスタナKC129便
アルマティ22:35分発~タシケント23:10分着

RESIDENT HOTEL 泊(agoda予約)

8/14日 タシケント市内観光
中国南方航空CZ6028便
タシケント21:10分発~北京大興 8/15日6:00着

8/15日 北京・景山公園へ
中国南方航空CZ647便
北京大興15:15分発ー羽田19:45分着

旅行の満足度
3.0
観光
3.0
ホテル
3.5
グルメ
3.5
交通
3.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
25万円 - 30万円
交通手段
タクシー 徒歩 飛行機
航空会社
エア・アスタナ
旅行の手配内容
個別手配
  • 中央アジア最終日は、ウズベキスタンの首都タシケント。<br /><br />昨夜タシケント空港に到着して、こちらのホテル「RESIDENT HOTEL」に宿泊。現金が少なかったので、フロントで一番近くのATMを教えてもらいウズベキスタン・スムを手元に。途中横断歩道を渡るに、あっという間に信号が変わった。年寄りなら渡り切れないのではないかと思った。

    中央アジア最終日は、ウズベキスタンの首都タシケント。

    昨夜タシケント空港に到着して、こちらのホテル「RESIDENT HOTEL」に宿泊。現金が少なかったので、フロントで一番近くのATMを教えてもらいウズベキスタン・スムを手元に。途中横断歩道を渡るに、あっという間に信号が変わった。年寄りなら渡り切れないのではないかと思った。

  • ティムール広場ヘ

    ティムール広場ヘ

  • ウズベキスタンの英雄「アムール・ティムール」像とタシケントの大型老舗ホテル「ホテル ウズベキスタン」

    ウズベキスタンの英雄「アムール・ティムール」像とタシケントの大型老舗ホテル「ホテル ウズベキスタン」

  • 新市街の建物<br /><br />ソビエト時代のものか、1966年の直下型地震の後に造られたものかはわからない。

    新市街の建物

    ソビエト時代のものか、1966年の直下型地震の後に造られたものかはわからない。

  • 新市街の建物<br /><br />タシケントの意味は「石の町」。2000年前からのオアシス都市で280万もの人口を抱えている。

    新市街の建物

    タシケントの意味は「石の町」。2000年前からのオアシス都市で280万もの人口を抱えている。

  • 新市街の建物

    イチオシ

    新市街の建物

  • 新市街の建物<br />地震後の都市計画で作られたタシケントの街は、美しい。

    新市街の建物
    地震後の都市計画で作られたタシケントの街は、美しい。

  • 国際フォーラムパレス

    国際フォーラムパレス

  • サマルカンドのシャルドル・メドレセで見られた太陽の顔が覗いている。イスラム教の偶像崇拝禁止に反しての絵。

    サマルカンドのシャルドル・メドレセで見られた太陽の顔が覗いている。イスラム教の偶像崇拝禁止に反しての絵。

  • 是非見たかった「ナヴォイ・オペラ劇場」

    イチオシ

    是非見たかった「ナヴォイ・オペラ劇場」

  • 1947年建造で1500人が収容出来る。ウズベキスタンの伝説的英雄’アリシェール・ナヴォイ’生誕500年を記念して建てられた。

    1947年建造で1500人が収容出来る。ウズベキスタンの伝説的英雄’アリシェール・ナヴォイ’生誕500年を記念して建てられた。

  • 噴水は綿花をデザインとされている

    噴水は綿花をデザインとされている

  • 建設従事者には、第二次世界大戦後のシベリア抑留捕虜の日本兵も多くいた。

    建設従事者には、第二次世界大戦後のシベリア抑留捕虜の日本兵も多くいた。

  • 1966年の大地震でも壊れなかった事が有名なお話

    1966年の大地震でも壊れなかった事が有名なお話

  • 昼食は中央アジア料理にも飽きたので、イタリアンに入る。店名は失念。

    昼食は中央アジア料理にも飽きたので、イタリアンに入る。店名は失念。

  • 整然とした新市街。人もまばらで日陰に入れば清々しいタシケントの夏日。

    整然とした新市街。人もまばらで日陰に入れば清々しいタシケントの夏日。

  • 旧市街へは地下鉄で向かう

    旧市街へは地下鉄で向かう

  • コスモナウトラル駅

    コスモナウトラル駅

  • 装飾は宇宙がテーマ

    イチオシ

    装飾は宇宙がテーマ

  • チョルスーバザールがある、チョルスー駅に到着。

    チョルスーバザールがある、チョルスー駅に到着。

  • チョルスー駅

    チョルスー駅

  • まず訪れたのは「クカルダシュ・メドレセ(神学校)」

    まず訪れたのは「クカルダシュ・メドレセ(神学校)」

  • 16世紀にシェイバニ朝の大臣クカルダシュによって建てられた

    16世紀にシェイバニ朝の大臣クカルダシュによって建てられた

  • 裏手には15世紀に建てられた、金曜モスク「ジャーミーモスク」がある。

    裏手には15世紀に建てられた、金曜モスク「ジャーミーモスク」がある。

  • ジャーミーモスク<br /><br />帝政ロシアに併合される前は、この辺りが町の中心地で「レギスタン」と呼ばれていた。

    ジャーミーモスク

    帝政ロシアに併合される前は、この辺りが町の中心地で「レギスタン」と呼ばれていた。

  • すぐ近くに「チョルスー・バザール」はある。<br />チョルス―とは、4つの道が交わる場所と言う意味らしい。

    すぐ近くに「チョルスー・バザール」はある。
    チョルス―とは、4つの道が交わる場所と言う意味らしい。

  • 建物の外にもテントが沢山張られ、お店が出てる。

    建物の外にもテントが沢山張られ、お店が出てる。

  • 迷路のようにテントのお店は、衣料品を中心に雑貨、日用品などが売られている。

    迷路のようにテントのお店は、衣料品を中心に雑貨、日用品などが売られている。

  • これにて中央アジアの最初の旅は終わる。まだまだウズベキスタン、カザフスタンも見所はあるし、機会があればいかにも遊牧民の国らしいキルギス、中国の新疆ウイグル地区にも訪れてみたい。

    これにて中央アジアの最初の旅は終わる。まだまだウズベキスタン、カザフスタンも見所はあるし、機会があればいかにも遊牧民の国らしいキルギス、中国の新疆ウイグル地区にも訪れてみたい。

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