2025/04/03 - 2025/04/03
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たっくん&ゆうすけさん
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桜満開の【松山城】と【道後公園】。【道後温泉本館】では霊の湯三階貸切室「飛翔の間」を利用し「又新殿」を見学。【道後温泉別館・飛鳥乃湯泉】では「特別浴室(家族風呂)」で湯浴み(要予約)。大阪(伊丹)空港からの日帰り旅行記です。
https://www.matsuyamajo.jp/
https://dogo.jp/onsen/
旅行記の構成は以下の通り。( )内は写真の枚数
☆【松山城と桜】(10)
☆【道後温泉駅,坊っちゃん列車,カラクリ時計】(1)
☆【道後温泉・椿の湯】(1)
☆【道後温泉別館・飛鳥乃湯泉】(8)
☆【道後温泉本館】(14)
☆【道後公園と桜】(2)
☆【すし処 (松山空港)】(2)
【JR予讃線 余話】(1)
【JR下灘駅】(1)
【内子の思い出】(3)
航空便は,
2025年4月3日(木)
JAL2301便(J-AIR運航) 08:35 伊丹発 09:25 松山着,クラスJ
機種はエンブラエル190(E90),
機体記号: JA244J,座席は3K
同便は出発当日エンブラエル170(全席普通席)から190へ機材変更となり,普通席の運賃でクラスJ席を割り当てていただきました。
2024年4月3日(木)
JAL2310便(J-AIR運航) 19:20 松山発 20:15 伊丹着,普通席
機種はエンブラエル170(E70),
機体記号: JA228J,座席は1A
運賃は,株主割引(変更可,便出発まで取消手数料なし)で,往路・復路ともに片道 11,835円でした。
表紙写真は,道後温泉本館・又新殿(ゆうしんでん)の玉座の間(奥)と御居間(手前)。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2025年4月3日(木),JAL2301便は,09:18に松山空港着。空港からJR松山駅経由,道後温泉行のリムジンバスで「大街道(おおかいどう)」下車。リフト(かロープウェイ)で登城します。10:20頃に山頂駅に着きました。
【松山城】
https://www.matsuyamajo.jp/
写真は巽櫓(たつみやぐら)。石垣の上は松山城の本丸,桜は満開です。松山城 名所・史跡
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隠門続櫓(重要文化財,江戸前期)
隠門続櫓(かくしもんつづきやぐら)。石垣の出隅部分に,直方体の石の長辺と短辺を交互に重ね合わせた「算木積」がみられます。松山城 名所・史跡
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太鼓櫓(登録有形文化財)
城の正面,表側を大手と呼びますが,松山城では本丸の南側になります。松山城の二之丸から伸びる黒門口登城道の終点に大手門がありました(現在は石垣と礎石が残るのみ)。太鼓櫓は、筒井門(登録有形文化財),巽櫓などとともに,大手の守りを固めています。
遠景の本壇上には南隅櫓(みなみすみやぐら,登録有形文化財)と子天守(こてんしゅ,登録有形文化財)を望みます。松山城 名所・史跡
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紫竹門(重要文化財,江戸末期)
城正面の大手に対し、裏側を搦手(からめて)といいます。松山城では本丸の北西に位置する乾門(いぬいもん)が裏門にあたります。紫竹門は大手と搦手を大きく仕切る高麗門で,主として搦手側からの侵入に対して防衛する重要な構えでした。
しかし,紫竹門西塀(重要文化財,江戸末期)は,狭間の向きが途中から逆転しており、大手側・搦手側の両方から攻撃できるように作られています。松山城 名所・史跡
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紫竹門,紫竹門西塀から見上げる本壇
松山城 名所・史跡
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北隅櫓,十間廊下,南隅櫓(いずれも登録有形文化財)
本丸の西側から天守のある本壇を見上げています。十間廊下は天守の搦手にあたる乾門方面を防衛する重要な櫓であり,北隅櫓(写真左)と南隅櫓を連結する渡櫓(わたりやぐら)です。松山城 名所・史跡
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乾櫓(重要文化財,江戸前期)と乾門
乾櫓は江戸前期の築城当初より現存する二重の隅櫓で,本丸の乾(北西)の隅に建っています。乾門(写真左)や乾門東続櫓とともに城の搦手を防衛する重要な構えです。松山城 名所・史跡
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野原櫓(重要文化財,江戸前期)
本丸の北西に立つ野原櫓(のはらやぐら)も,乾櫓とともに、400年前の松山城築城当初に作られたものです。入母屋造りの建物の上に物見(望楼)を載せた古い形式の櫓で,全国で唯一の望楼型二重櫓の現存例だそうです。松山城 名所・史跡
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本壇上の松山城天守(重要文化財,江戸末期)
「望楼型」の野原櫓に対して,天守は各階を規則的に小さくしながら積み上げていく「層塔型」です。また,天守,小天守,南隅櫓,北隅櫓を渡櫓でつなぐ連立式天守は,姫路城と同じ形式。言わずもがなですが「現存12天守(弘前城,松本城,丸岡城,犬山城,彦根城,姫路城,松江城,備中松山城,丸亀城、松山城,宇和島城,高知城)」のひとつです。
一ノ門南櫓,一ノ門東塀,二ノ門南櫓,三ノ門南櫓は,いずれも重要文化財(江戸末期)。登録有形文化財の小天守と南隅櫓は,1967(昭和42)年の再建です。松山城 名所・史跡
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松山城天守と桜
松山城 名所・史跡
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【道後温泉駅】
伊予鉄市内電車・道後温泉駅と坊っちゃん列車,坊っちゃんカラクリ時計
大街道から路面電車で道後温泉駅へ。11:40頃到着。リムジンバスも路面電車も松山城のリフトも道後温泉の料金も,全部ICOCAでOKでした。坊っちゃん列車 (伊予鉄道) 乗り物
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【道後温泉・椿の湯】
https://dogo.jp/onsen/tsubaki
今回は利用しませんでしたが,【椿の湯】は大人450円で道後の湯を楽しめる施設です。
写真右奥の高台の上に見えているのは「大和屋別別荘」ですね。道後温泉椿の湯 温泉
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【道後温泉別館・飛鳥乃湯泉】
https://dogo.jp/onsen/asuka
【椿の湯】のすぐ隣に位置する【飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)】。
1階浴室の入浴のみだと大人610円(90分)。露天風呂もあります。飛鳥乃湯泉 温泉
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飛鳥乃湯泉・2階大広間休憩室
2階大広間での休憩付きで大人1,280円(90分)。お茶・お茶菓子,貸浴衣が含まれます。予約はできません。道後温泉本館の「神の湯二階席」や「霊の湯二階席」の時間制限は60分ですが,こちらは90分なので余裕があります。
桜が満開とは言え平日の正午,大広間の利用客はいないようでした。飛鳥乃湯泉 温泉
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飛鳥乃湯泉・2階個室
2階個室での休憩付きは大人1,690円(90分)。お茶・お茶菓子,貸浴衣に加え,貸タオルが含まれます。予約はできません。
全部で5室ある2階個室のうち4室は四畳半。西条だんじり彫刻の施された「湯桁(ゆげた)の間」だけ,若干広いようです。
写真は「行宮(かりみや)の間」の意匠。古の道後温泉の情景が蒔絵で表現されています。他に,今治タオルで彩られた「椿の間」,筒描染(つつがきぞめ)の「玉之石の間」,伊予水引細工の「白鷺の間」があります。 -
飛鳥乃湯泉・2階特別浴室
専用の休憩室の付いた2階特別浴室(家族風呂)は,大人1,690円に加え一組につき2,040円必要です(90分)。特別浴室は2室あり,予約ができます。というより,かなり予約が取りにくいです。お茶・お茶菓子,貸浴衣,貸タオルに加え,貸バスタオルと貸湯帳(入浴着)が含まれます。2歳以上の子どもを含め,部屋定員は5名です。
https://youtu.be/_0ueOuzwasc
特別浴室を動画でご覧ください。正午からの予約で,ひとりで利用しました(3,730円)。飛鳥乃湯泉 温泉
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特別浴室内観(1)
8畳の休憩室に脱衣場と浴室が付いています。
三色ある湯帳の中から藤色を選びました。特別浴室内では石鹸等は使えません。1階浴室を利用します。
お茶菓子は一六本舗の道後夢菓子噺「白鷺」。中は緑茶餡です。愛媛県産柚子果皮を使用した道後夢菓子噺「椿」との選択でした。飛鳥乃湯泉 温泉
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特別浴室内観(2)
特別浴室は,道後温泉本館の皇室専用浴室である「又新殿(ゆうしんでん)」を再現したものです。約5t のお湯を一組ごとに入れ替えているそうです。飛鳥乃湯泉 温泉
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特別浴室内観(3)
飛鳥乃湯泉 温泉
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特別浴室内観(4)
格天井(ごうてんじょう)には,白鷺,千鳥,浜昼顔,松,シャクナゲ,オモダカ,蓮,蜜柑,椿など,道後に来られた天皇ゆかりの風景や自然,松山らしい植物などが描かれています。飛鳥乃湯泉 温泉
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【道後温泉本館(重要文化財)】
https://dogo.jp/onsen/honkan
道後温泉本館は,令和6年12月に約6年にわたる保存修理工事が完了しました。
1894(明治27)年竣工の「神の湯本館」,1899(明治32)年竣工の「又新殿・霊の湯棟」,1924(大正13)年竣工の「南棟」及び「玄関棟」の各棟が,【道後温泉本館】として国の重要文化財に指定されています。 -
道後温泉本館案内図
「神の湯」の入浴のみだと大人700円(60分)です。 -
道後温泉本館・神の湯二階席
(この写真は,道後温泉公式サイトの「PR用素材」です。https://dogo.jp/download )
「神の湯」入浴と「神の湯」二階席での休憩付きは大人1,300円(60分)。又新殿の観覧もできます。お茶・お茶菓子,貸浴衣が含まれます。予約はできません。
ただし,時間制限が60分なので,ゆっくり入浴しているとあまり休憩時間が取れないのが難点です。道後温泉本館 温泉
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道後温泉本館・霊の湯二階席
(この写真は,道後温泉公式サイトの「PR用素材」です。https://dogo.jp/download )
「神の湯」+「霊の湯」の入浴は,「霊の湯」二階席での休憩付きで大人2,000円(60分)。又新殿の観覧もできます。お茶・お茶菓子,貸浴衣に加え,貸タオル・貸バスタオルが含まれます。予約はできません。
こちらも制限時間は60分です。道後温泉本館 温泉
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道後温泉本館・霊の湯三階個室
写真の「霊の湯」三階個室は,大人2,500円で90分借りることができます。「神の湯」+「霊の湯」の入浴に,又新殿の観覧もできます。お茶・お茶菓子,貸浴衣,貸タオル・貸バスタオルが含まれます。予約はできません。
道後温泉本館でゆっくり休憩するためには、とりわけ又新殿の見学もする場合には,90分間利用できる「霊の湯三階個室」をおすすめします。小説「坊っちゃん」の中で「上等」と呼ばれていたお部屋になります。
「霊の湯三階個室」は全部で8室あります。6名定員の六畳間が1室,4名定員の四畳半が6室,2名定員の三畳間が1室です。道後温泉本館 温泉
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道後温泉本館・坊ちゃんの間
霊の湯三階個室の一番奥,北西の角部屋で,夏目漱石が正岡子規と利用したといわれる部屋です。
https://youtu.be/j4U88Nm30Ss
道後温泉本館・霊の湯三階貸切室「飛翔の間」
道後温泉本館には「しらさぎの間(定員18名,19畳大)」と「飛翔の間(定員10名)」の2つの貸切室があります(専用風呂はありません)。要予約。今回は「飛翔の間」を利用しました。一室3,000円+大人ひとり1,300円です。「神の湯」+「霊の湯」の入浴に,又新殿の観覧もできます。お茶・お茶菓子,貸浴衣,貸タオル・貸バスタオルが含まれます。
霊の湯三階貸切室「飛翔の間」を動画でご覧ください。14時からの予約で,ひとりで利用しました(4,300円)。坊っちゃんの間 名所・史跡
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道後温泉本館・霊の湯三階貸切室「飛翔の間」
4畳半と8畳の二間続きの部屋です。
写真右上は道後温泉のシンボルマーク「湯玉」の釘隠し。又新殿の御居間と玉座の間にも,金色の湯玉の釘隠しが使われています。
写真左下は亀井製菓の「道後 湯上がり乃しらさぎ」。椿をモチーフにした敷物に乗った可愛らしいお茶菓子です。道後温泉本館 温泉
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飛翔の間から望む「振鷺閣(しんろかく)」
塔屋の上に白鷺を頂く太鼓楼で,朝6時,正午,夕方6時に刻太鼓(ときだいこ)が鳴り響きます。道後温泉本館 温泉
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道後温泉本館・又新殿(1) 御成門
道後温泉本館の東側です。写真右手の破風屋根の重なった部分が,皇室専用浴室「又新殿(ゆうしんでん)」の皇室専用玄関「御成門(おなりもん)」です。 -
道後温泉本館・又新殿(2) 前室,御居間
2階前室から望む御居間。格天井の造作も目を惹きます。奥が玉座の間です。又新殿 名所・史跡
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道後温泉本館・又新殿(3) 御居間,玉座の間
御居間の格式の高い繧繝縁(うんげんべり)の畳の上には,砥部焼の手焙り,菓子器などが用意されています。又新殿 名所・史跡
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道後温泉本館・又新殿(4) 洞の間
1階の御湯殿に隣接する洞の間(ほらのま)。間口より床内の広い洞床(ほらどこ)が設えてあります。又新殿 名所・史跡
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道後温泉本館・又新殿(5) 御湯殿
湯釜は庵治石(あじいし)。大国主命(おおくにぬしのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)の像が彫られています。
道後温泉別館・飛鳥乃湯泉の特別浴室は,この御湯殿を再現したものです。又新殿 名所・史跡
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道後温泉本館・又新殿(6) 御厠
御厠(おかわや)は漆塗りのトイレ。一度も使用されたことはないそうです。又新殿 名所・史跡
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【道後公園 湯築城跡(史跡)】
https://dogokouen.jp/
道後公園の桜(1)道後公園展望台 公園・植物園
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道後公園の桜(2)
道後公園展望台 公園・植物園
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【すし処(松山空港)】
昼飯を食う時間がなかったというより,街中でやたら目に付く「鯛めし」にあまり心惹かれなかったこともあって,道後温泉駅からリムジンバスで早めに空港へ。伊予鉄商事の経営する松山空港2階の【すし処】で早めの晩飯。すし処 グルメ・レストラン
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あじ,さば,太刀魚,うに軍艦,鯛,穴子,中トロ鉄火巻(太刀魚は500円,中トロ鉄火巻は1,800円,他は1貫600円)。
関アジ,関サバのようなブランドではないものの、伊予灘や豊後水道で獲れる鯵,鯖はやはり旨いですね。一本釣りだそうです。太刀魚も鯛も,愛媛県は主要な産地のひとつ。ウニも地の物でしょうか。
鯛の赤出し(400円)と内子の冷酒・千代の亀(130ml, 700円)×2を加えて,お勘定は7,100円でした。ごちそうさまでした。
便出発まで,松山空港3階のスカイラウンジでポンジュースを飲みながら過ごします。2階にはビジネスラウンジもあります。お城と桜と温泉と愛媛の海の幸を満喫した一日でした。
次回は下灘駅や伊予大洲にも行ってみたいかな。内子には2度行ったことがあるけれど…。来週はM君とハレクラニ沖縄に参ります!
了すし処 グルメ・レストラン
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【JR予讃線 余話】
この辺りの【予讃線】は厳密に言うと少々ややこしい…。内子線は予讃線ではない!?というお話です。
愛媛県内の向井原駅から内子駅までと、新谷駅から伊予大洲駅までは,それぞれ【予讃線】の支線です。
しかし,この2つ支線は内子駅から新谷駅までの【内子線】を介して繋がっていて,海沿いを走る旧線(「愛ある伊予灘線」の愛称が付けられています)の短絡ルートとなっています。
特急「宇和海」は専らこの内子線経由のルートで運行されており,下灘駅のある旧線(愛ある伊予灘線)を走るのは一部の観光列車を除けば,普通列車だけです。JR予讃線 乗り物
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【JR下灘駅】
(この写真は「一般社団法人 伊予市観光物産協会ソレイヨ」の「写真ダウンロード」によるものです。https://iyokankou.jp/gallery/ )
旧線(愛ある伊予灘線)の【下灘駅】は海辺の映えスポットとして,つとに有名ですね。下灘駅 駅
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【内子の思い出】
内子座
https://www.town.uchiko.ehime.jp/site/uchikoza/
(この写真の撮影日は,2008年3月25日)
内子座は,2024年9月から約4年間の予定で長期休館中です。内子座 名所・史跡
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商いと暮らし博物館
https://www.town.uchiko.ehime.jp/soshiki/3/rekimin.html
(この写真の撮影日は,2008年3月25日)商いと暮らし博物館(内子町歴史民俗資料館) 美術館・博物館
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大森和蠟燭屋
https://omoriwarosoku.jp/
(写真は,大森和蠟燭屋で購入した和蠟燭と鉄製燭台を自宅で撮影したもの)大森和ろうそく屋 専門店
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