2025.03ダブリン＆ロンドン　トラブルだらけの旅③ダブリン観光

2025/03/15 - 2025/03/17

私がイギリスに住んでいた30数年前、ロンドンは常にIRAのテロに怯えていた。バスや地下鉄に爆弾が仕掛けられ、そのせいでアイルランドに対して良い印象は全くなかった。
アイルランドってブラッディサンデーだよね、みたいな印象。
それからアイルランドについてほとんど考えることは無いまま今に至りました。今回この機会がなかったらきっと一生来なかったでしょう。

それにしても街はすごい人、緑一色のダブリンです。

エリア ダブリン(アイルランド)

泊まったホテルというかB&B

昔ながらのアットホームなB&Bで可愛らしいけれど、エレベーターはなし。
4階のお部屋だったのでスーツケースは運んでくれました。

キルローナン ハウス ホテル ホテル

全てのお部屋に名前が付いていて可愛らしい。

でも全部階段。
昨夜は遅く帰ってきてチェックイン、疲れすぎてお部屋の写真は撮れませんでした。
狭いシンングルルーム、２泊で約50000円でした。

朝食は前菜とメインを選ぶことができます。

前菜にフルーツヨーグルト。

アイリッシュブレックファースト

イングリッシュとの違いはよくわからないけれども美味しかった。

この黒いのがブラックプディング。
豚の血で作っているソーセージなので、今まで避けて生きてきましたがついに食する日が。
見た目に反してこれが意外に美味しくて、完食してしまいました、そのせいで1日お腹がいっぱいでせっかくのアイルランドなのに何も食べられないで終わってしまった。

今日もトラムで出かけます。
トラムの駅にはチケットの販売機があるので、その度ここで買っても良かったのかも。

駅名がなんで２つあるのかな、と思っていたらアイルランド語だそう。

街中の表記やバス、電車のアナウンスも英語とアイルランド語の両方でした。
これも知らなかった。

駅、というより道が唐突に駅。
降りると目の前はお店、という感じ。

Butlers Chocolate
ダブリン市内に何軒かお店があります、というかダブリンのチョコレート店はこれ１択という感じ。

Butlers Chocolate Cafe カフェ

イースターの可愛いディスプレイ

10時に国立美術館に行ったら日曜日は11時オープンだったので、１時間カフェでのんびり。
紅茶を頼むと好きなチョコレートを１つもらえました。

アイルランド国立美術館の入り口。
国立美術館だからもっとすごい建物かと思っていたら、え？ここ？という入り口。

そういえば、どなたかの旅行記にも書いてあったかも。
事前に知らなかったら戸惑うと思います。

アイルランド国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

無料で入れました。スタイリッシュな内部。

普通のカフェ

通路が続く感じが好き。
国立美術館といっても、こじんまりとした小さめな美術館。

この美術館にも名画がたくさんあるのだけれど、その中でも絶対に見たかったのがカラヴァッジョの「キリストの捕縛」（この絵は違います）
何とこの日はありませんでした、1年前に航空券を発券するとこういうことがありますがしょうがないです。

今回このアングルの写真ばかり撮っていました。

もう一つ見たかったのがフェルメール「手紙を書く婦人と召使い」

フェルメールと隣の絵、比べてみました。

ピカソ

ルノワールのこの絵がとっても好きになりました。

ゴッホ「パリの屋根の眺め」モンマルトルから見た景色。

この美術館は小さいけれど興味深い絵がたくさんあって、長居してしまいました。

ヨーロッパのお花屋さんは可愛い。

ダブリンのテレビニュースで北アイルランドのベルファストが幸福度が高い街という特集をしていました。
財布を１０個落として戻ってくるか実験したところ、全て戻ってきたという結果。
日本より治安が良いかもしれません、今の東京だったら無理だと思う。

美術館前のメリオン広場

メリオンスクエア 旧市街・古い町並み

オスカーワイルドの像を見にきました。

ダブリンで生まれてオックスフォードへ行く前にトリニティカレッジへ行ったそう。
こちらから見るとダンディなんだけど

こちらから見るとだらしなく見えるのは気のせい？

特にこのアングルからだと...。

私が子供の頃は今ほど絵本の種類は多くなかった、その中で繰り返し読んでいたのが「幸福な王子」
オスカーワイルドの生き様を知るとはてな？だけど、悲しいのに大好きな絵本でした。

広場の周りでは絵を売っていて、ちょっと欲しくなる絵でした。

ダブリンは小さな街なので徒歩で大体の場所へは行けるのだけど、乗り放題の交通パスを買ってしまったので、無理やりバスに乗る。

どうしても歩いてしか行けない場所もあったので、乗り放題パスは必要なかった気がします。

お天気が良くて助かった！

ポストも緑。
どうしても緑以外は色として認めたくないらしい。国のカラーって多少はあるけれど、ここまで徹底していた国は初めてです。

次に来たのはダブリン城。
予約なしでも大丈夫でした、街のほぼ中心にあり観光に便利。

ダブリン城 城・宮殿

ダブリン城は今でも国の重要な式典で使用されているそう。

写真ではわかりにくいけれど、この王座、ものすごく大きくて権力を示すためなのだと思うけれど、逆に座ると小さく見えるのでは？と疑問でした。
隣の扉と比較するとこの椅子がいかに大きいかが分かります。

かつてヴァイキングの砦があった場所に1204年に建てられたそう。

ちょっとした美術館のようで

ウェッジウッド様式の装飾

淡いブルーのお部屋

この部屋は全然人がいなかったけれど、私は好きなお部屋でした。

これは確か絵だったはず...

今でも大統領の就任式に使われるお部屋

セントパトリックスホールは天井画も含め、素晴らしく豪華なホールでした。

テンプルバー付近に来ました。
ハードロックカフェでお土産を買おうかなと思ったけれど、今ひとつ。
そもそも、アイルランドといえばU2でしょ、と思っていたのに街中で１つもU2に関するものを見なかった。
知人が「アイルランド人はU2が好きじゃない、税金払わないから」と言っていたけれど本当なのでしょうか？

テンプルバー 散歩・街歩き

朝食が重すぎて全くお腹が空かないので

この日はカフェでカプチーノを飲んだだけ

検索したら評判の良いお店だったので、お土産にコーヒーを購入。

袋に入った豆をその場で挽いてくれるのだけど、袋の開け方雑すぎ。
人にあげるのにな〜

昨日行った　AVOCAがあまりにも可愛いかったので

アヴォカ その他の店舗

今日も寄ってみたけれど、円が安いせいもありどれも高価で結局何も買わず、朝食を食べ過ぎてお腹も空かず。
せっかく何軒か行きたいレストランをチェックしていたのに、何も食べられませんでした。

ギネスビールの展示に行こうかと思っていたけれど、どうせお酒飲めないし興味ないし、で早めにホテルに戻りました。

なぜなら明日は朝08:55発のフライト、06:00発空港までのバスを予約している。
ダブリンエクスプレスは運休なのでAircoachを予約、混んでいるかもしれないので公式サイトから事前に予約して早めの行動を心がけました。
そして早めに休んで明日に備えようと。
体力温存して良かった、翌日はこの旅最大のインシデントが.....。

この旅行記へのコメント （2）

• シマリスさん 2025/03/30 18:22:41

  ブラックプディング！！

  OASISさん、こんにちは。
  
  ブラックプディング、美味しかったのですね。
  豚の血のソーセージと知ってるせいか何となく敬遠してまだ食べたことないのです。臭みはないのでしょうか？朝食の盛り付けが素敵ですね！前菜のフルーツヨーグルトはパフェの器にレースペーパー。レースペーパー好きだったのに暫く使ってない事に気付きました。
  
  オスカーワイルドの像、面白くてめちゃ笑えました！角度によって全然印象が違いユニークすぎます。「幸福な王子」の絵本は読んだことないので書店に行ったら探してみたいです。
  
  翌日のインシデントって何だろう？？「トラブルだらけ」タイトルもインパクトありすぎて、しかもお祓い行きたくなるって、続きがとっても気になります。
  
  シマリス
  

  OASISさん からの返信 2025/03/31 08:48:25

  Re: ブラックプディング！！

  シマリスさん
  
  ブラックプディング、言われなければ豚の血とはわからないほど臭みは無くて、むしろ深みがあって美味しいのですが、知っているだけに又食べるかは微妙です。
  今回はお皿に乗っていて、それだけ残すのは失礼かと思い、思い切って食べましたが。
  
  「幸福の王子」は自分を犠牲にしても他人を助ける単純なストーリーですが、全くその教訓は私に浸透しなかったようで貪欲な大人になりました。
  でもオスカーワイルドゆかりの場所って聞くと、あ、行ってみようとなります、その他彼の作品と生き方を含めて好きです。
  
  まだまだ旅行記は先が長くなりそうですが、自分の忘備録としても最後まで記したいと思ってます。お時間があったらまた覗いてくださると嬉しいです！
  
  OASIS