2024年12月19日：ダムカード収集-98 & 道の駅SR北陸-11 富山中部編（中編）「角川ダム」「上市川ダム」「上市川第二ダム」

2024/12/19 - 2024/12/19

ライフワークとしつつある「ダムカード収集」と「道の駅スタンプラリー」夢はでっかく全国制覇ですが、なんだかんだ言っても流石に日本は広く、2024年前半は主に関西方面に出没してました。
関東在住なので基本は可能な限り効率よく巡っています（巡っているつもりです）
足蹴く通った関西地方も7月に漸く「ダムカード配布対象施設」「道の駅」共にコンプリートし、新たなフィールドは北陸地方としています。

年月と共にダムカード配布対象施設や道の駅は新たに増えていくので此処数回は関東周辺の新たなダムカード配布対象施設や新たに開駅した道の駅を巡っていましたが、2024年の締めくくりとして3連休を取り富山県を巡る事としました（年末が仕事なのでかなり早めの正月休み♪）

ダムカード
近年人気のダムについての情報が記載されているカードです。
2017年5月にダムカード収集巡りを始めて
既に97回巡っています（回数は訪問日数でカウント）
第97回終了時点で、24都府県の363施設を巡りました。

そして更に前、2016年から始めた道の駅スタンプラリー
各道の駅に設置してあるスタンプを押印して回るだけなのですが、これが中々に面白い、道の駅はエリア分けされて、エリア事に公式なスタンプ帳まで有ります

2024年12月18日現在で
関東エリア（関東1都6県+山梨県+長野県北部）は全186駅を訪問済
北陸エリア（新潟県+富山県+石川県）は全84駅中30駅訪問済
中部エリア（長野県南部＋岐阜県＋静岡県＋愛知県＋三重県）は全135駅を訪問済
近畿エリア（福井県＋滋賀県＋京都府＋大阪府＋兵庫県＋奈良県＋和歌山県）は全157駅中156駅を訪問済（一旦はコンプリートしましたが奈良県に新たに1駅開駅し未訪問）

相変わらず、あちこち立ち寄りながらの旅なので今回は前編・中編・後編に分けてお届けします。

中編は
ダムカード配布対象施設は
角川ダム（角川）
上市川ダム（上市川）
上市川第二ダム（早乙女湖）
を巡り

北陸道の駅スタンプラリーはお休みです

「富山県」ダムカード収集の旅
対象ダム・・・・ 25
本編訪問数・・・ 3（12.0％）
累計訪問数・・・ 16（64.0%）

※富山県ダムカード収集の旅の備忘録はこちら
　https://4travel.jp/travelogue/11751801
※ダムカード収集の旅備忘録の県別インデックスはこちら
　https://4travel.jp/travelogue/11780773

冬の北陸路は大半がそうなので覚悟はして来ましたが、雪模様の天気で平地はまだしも少し山間部に入ると途端に天候が悪くなります。それでも少しづつコンプリートに向けて各所を巡ります（笑）

※つたない文章＆写真ではありますが、是非最後までお付き合いください

エリア 立山黒部(富山)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車

前編にて
　前日に東京から富山県入りして県東部のダム＆道の駅を巡り「道の駅　KOKOくろべ」にて車中泊。営業開始後に「KOKOくろべ」を巡った後「大谷ダム」「布施川ダム」を巡りました。平地はまだしも少し山間部に入ると雪模様でした

※前編の様子はこちら
　https://4travel.jp/travelogue/11966973

※写真は前編の最終地「布施川ダム」

布施川ダム(布施のみどり湖) 名所・史跡

「布施川ダム」から「角川ダム」にやって来ました
「布施川ダム」から「角川ダム」は県道で22km程の道のり

角川ダム
1978年（昭和53年）竣工のロックフィルダム
堤　高　 58.5m
堤頂長　180.0m
クレスト自由越流
コンジット　ローラーゲート　2門

※現在4トラに新規スポットとして登録申請中ですが
　嗜好性が高すぎる箇所なので審査が通るか微妙です（笑）

布施川ダムは富山県営のダムとしては唯一の治水専用ダムとの事です

冬季は洪水等は少ない事もあり訪問時は常用満水位でした

ダム右岸側にある常用洪水吐を望むと自由越流をしています
ダムが常用満水である事が分かります

ダム天端には柵がしてありました。
天端のフェンスも低いし立入禁止かとあきらめていると・・・

案内によるとダム天端は立入可能との事でした♪

と言う訳で改めて
ダム天端は遊歩道として開放されています

ダム天端よりダム下を望む

ダム下は減勢工と（恐らく後で増築した）河川維持用水を利用した小発電設備がある程度

ダム天端より下流方面を望む

角川ダムはその名の通り「角川」に造られました
角川は能登から鹿が渡って来たので「鹿途川」と呼ばれ、それが「角川」となったそうです。単独河川のまま魚津市街で日本海に注ぎます
河口までは6km強しかありません

ダム天端よりダム湖方面を望む

「角川ダム」によって形成されたダム湖は特に名前はありません

常用洪水吐の少し下流に非常用洪水吐があり、非常用洪水吐にオリフィスを2門設けてありました。
ダムは常用満水なので常用洪水吐から放流されていました

放流された水は左岸側の放水路を下ります

例によって天端を渡り切りました
本日2ダム目の走破です

角川ダムの堤頂長は180.0m

天端を走破したダムは266ダム目となり
堤頂長は合計で72,763.0m（≒72.7km）となりました。

ダムカードはダム右岸にある管理所で頂く事が出来ます

「富山県」ダムカード収集の旅
全25施設中第14号（中部地方では148箇所目・各県総計では366箇所目）

・角川ダム

右上の目的記号は「FN」
■　F：洪水調節
■　N：流水の正常な機能の維持
□　A：かんがい用水
□　W：水道用水
□　I：工業用水
□　P：発電

右下のダム形式は「R」
□　G ：重力式コンクリートダム
□　HG：中空重力式コンクリートダム
□　A ：アーチ式コンクリートダム
□　GA：重力式アーチダム
□　E ：アースダム
■　R ：ロックフィルダム
□　MB：可動堰

なので
角川ダムは「洪水調節・流水の正常な機能の維持」目的の
「ロックフィルダム」という事になります

上市川ダム 名所・史跡

上市川ダム
1965年（昭和40年）竣工の重力式コンクリートダム
堤　高　 64.0m
堤頂長　146.0m
クレスト　ラジアルゲート　　2門
コンジット　ラジアルゲート　1門

上市川ダム 名所・史跡

訪問時ダム湖の水は、ほぼ常用満水位でした。

台風なのか雪解け水なのか？はたまた両方なのか定かではありませんが、堤体の汚れから推察するに非常用洪水吐まで上昇しなくとも常用満水以上の水位上昇は比較的頻繁に生じている様です。

上市川ダム 名所・史跡

ダム天端は道路として開放されています

上市川ダム 名所・史跡

ダム天端よりダム下を望む

ダム下は減勢工がある程度で大きな設備はありません。
多少水が溜まってはいますが、発電用に取水しているせいか、河川維持放流は殆ど行われていない様です。水溜りの先は草木が茂っていて川には見えません

上市川ダム 名所・史跡

ダム天端より下流方面を望む

上市川はその名の通り「上市川」に造られました
山間の景色に見えますが河口までは6km強しかありません

上市川ダム 名所・史跡

ダム天端よりダム湖方面を望む

「上市川ダム」によって形成されたダム湖は特に名前はありません

上流には「上市川第二ダム」があり更に上市川の上流部には名峰「剣岳」があります

上市川ダム 名所・史跡

例によって天端を渡り切りました
本日3ダム目の走破です

上市川ダムの堤頂長は146.0m

天端を走破したダムは267ダム目となり
堤頂長は合計で72,909.0m（≒72.9km）となりました。

上市川ダム 名所・史跡

ダムカードはダム左岸にある管理所で頂く事が出来ます

此れから巡る予定の「上市川第二ダム」のダムカードも頂けました

上市川ダム 名所・史跡

「富山県」ダムカード収集の旅
全25施設中第15号（中部地方では149箇所目・各県総計では367箇所目）

・上市川ダム

右上の目的記号は「FNP」
■　F：洪水調節
■　N：流水の正常な機能の維持
□　A：かんがい用水
□　W：水道用水
□　I：工業用水
■　P：発電

右下のダム形式は「G」
■　G ：重力式コンクリートダム
□　HG：中空重力式コンクリートダム
□　A ：アーチ式コンクリートダム
□　GA：重力式アーチダム
□　E ：アースダム
□　R ：ロックフィルダム
□　MB：可動堰

なので
上市川ダムは「洪水調節・流水の正常な機能の維持・発電」目的の
「重力式コンクリートダム」という事になります

上市川ダム 名所・史跡

「上市川ダム」から「上市川第二ダム」にやって来ました
「上市川ダム」から「上市川第二ダム」は県道で僅か4km程の道のり

上市川第二ダム（早乙女湖） 名所・史跡

上市川第二ダム
1985年（昭和60年）竣工のロックフィルダム
堤　高　 67.0m
堤頂長　205.0m
クレスト　自由越流
コンジット　ローラーゲート　2門

上市川第二ダム（早乙女湖） 名所・史跡

堤体上流部の堤体を保護する岩石（リップラップ）は近くを流れる早月川より採取した大玉石を使っています

制限と並んだ大玉石は中々見事です

上市川第二ダム（早乙女湖） 名所・史跡

ダム天端は道路として開放されています

上市川第二ダム（早乙女湖） 名所・史跡

ダム天端よりダム下を望む

特に大きな設備は無い様です

ダムは元々谷間に堰き止めて造られます。なので天端は風が強い事が多いのですが、本日は強風に加え雪も降り景色が良く見えません

上市川第二ダム（早乙女湖） 名所・史跡

ダム天端より下流方面を望む

この先には先程巡った「上市川ダム」が有る筈なのですが吹雪で全く見えません

※後でストリートビューで見てみたら山に隔てられていて上市川ダムは見えない様です。但し本日はその山すら見えません（笑）

上市川第二ダム（早乙女湖） 名所・史跡

ダム天端よりダム湖方面を望む

「上市川第二ダム」によって形成されたダム湖は「早乙女湖」と言います

冬季以外はカヌーの練習等も出来るそうです

上市川第二ダム（早乙女湖） 名所・史跡

ダム右岸には非常用洪水吐と常用洪水吐がります

上市川第二ダム（早乙女湖） 名所・史跡

常用洪水吐は自由越流式ですが越流部がダム湖側と下流側の二重構造になっていて真ん中に水が残っていました

ダム湖側は半円式の越流部となっていて越流したら、さぞ美しい事でしょう

上市川第二ダム（早乙女湖） 名所・史跡

例によって天端を渡り切りました
本日4ダム目の走破です

上市川第二ダムの堤頂長は205.0m

天端を走破したダムは268ダム目となり
堤頂長は合計で73,114.0m（≒73.1km）となりました。

上市川第二ダム（早乙女湖） 名所・史跡

ダムカードは「上市川ダムの管理所」にて頂く事が出来ます

「富山県」ダムカード収集の旅
全25施設中第16号（中部地方では150箇所目・各県総計では368箇所目）

・上市川第二ダム

右上の目的記号は「FNP」
■　F：洪水調節
■　N：流水の正常な機能の維持
□　A：かんがい用水
□　W：水道用水
□　I：工業用水
■　P：発電

右下のダム形式は「R」
□　G ：重力式コンクリートダム
□　HG：中空重力式コンクリートダム
□　A ：アーチ式コンクリートダム
□　GA：重力式アーチダム
□　E ：アースダム
■　R ：ロックフィルダム
□　MB：可動堰

なので
上市川第二ダムは「洪水調節・流水の正常な機能の維持・発電」目的の
「ロックフィルダム」という事になります

上市川第二ダム（早乙女湖） 名所・史跡

距離的には16km程で剣岳という場所にある上市川第二ダム、日本海からの雪雲が立山連峰に阻まれて降雪するのか、結構ふぶいてきました

富山県山間部の冬の厳しさを少しだけ実感できます
そんな気象条件でも愛車はしっかりとグリップしてくれるので油断はしませんが安心して走れるので助かります。

さてこの後は引き続き東進し「白岩川ダム」を巡り、その後は日本海に出て「道の駅　ウェーブパークなめりかわ」を巡ります。

とは言え長くなってきたので、後は「後編」に続きます

※つたない文章＆写真に最後までお付き合い頂きましてありがとうございました
引き続き「後編」もご覧頂くと幸いです

上市川第二ダム（早乙女湖） 名所・史跡