2025/03/08 - 2025/03/11
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willyさん
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ゴリラ→ランドセル→る、る、ルリカケス!
子供の頃からのお馴染み、しりとりの駆け込み寺「ルリカケス」がどんなものか、実態はとんとわからなかった。
それが奄美大島にしかいない天然記念物の鳥であることを、鳥見を始めてから知るところとなった。
そうするとここに行かないとみられないオーストンオオアカゲラ、オオトラツグミ、アマミヤマシギも見たい生き物リストに加わった。
哺乳類ではツシマヤマネコ、イリオモテヤマネコとともに、九州人としては近いだけに誇りに思うアマミノクロウサギも絶対見なくちゃ!
というのでやっと実現の運びとなりました。
※一部追記あり(3/19)
3月8日
羽田よりJALにて奄美大島→名瀬・着後友人と合流
ナイトツアー
(ウェストコート奄美)
3月9日
龍郷~名瀬
奄美自然観察の森
カフェ馬小屋
(ウェストコート奄美)
3月10日
住用~龍郷
奄美世界遺産センター
大島紬資料館、大島紬美術館
(ホテルカレッタ)
3月11日
奄美自然観察の森
田中一村美術館
日本エアコミュータにて鹿児島乗り継ぎ
JAL便にて羽田
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
到着日はあいにくの雨。曇りの予報だったはずでは・・・
最初霧雨がだんだんと本降りになってくる。
せっかくの美しい海の色が~。
一足先に到着してレンタカーを借りだしてもらった友人と合流して
さっそく探鳥開始。 -
とりあえず海岸を探鳥するものの、雨だし暗いし、潮は引いていてとても磯を歩く気がしない。滑ってこけでもしたら大事なカメラが・・。
ふとみると魚の型の木切れ、と思って近づいたらほんとに魚だった。
どうやらオオウナギらしい。すでにミイラ。
ウナギほどおいしくはないけど、南方に生息するこのウナギはそこそこ食べられているそうです。 -
雨がかなりひどくなってきたので腹ごしらえも兼ねてお店に避難する。
あやまる岬にある「みしょらんカフェ」ミシュランと似て非なる(笑)
ごめんとあやまる。
塩豚バーガーがラストオーダに間に合ってよかった。
グアバジュースとともに大変美味でした。
そこから名瀬方面へ向かい、一旦ホテルにチェックインだけしてそのままナイトツアーの集合場所に向かうことにする。
ナイトツアーは各社あって、選ぶのに困ったが、認定ガイドツアーで、知人から勧められたところに決めた。集合時間までに晩御飯を、と思ったが、奄美の食事処は夕方早々に閉まるそうで(居酒屋以外)、あてもないのでお弁当を仕入れる。 -
集合時間の19時まで30分ほど。ここでお弁当を食し、支度をして待つ。
このツアーは2時間半で長い。トイレもしっかりすませて集合すると、ヒーター入りのベストと手袋を貸与される。寒いですから!と連呼されるのだがそんなに?
オープンのジープのはずだったが、雨模様の為残念ながら屋根のホロつけたまま。
車は元軍用ジープだったそうで、護送車のように積み込まれる。
お客は我々を含めて8名、うち2名は先週も乗ったというリピーターの若者だった。 -
さて出発。観察路は厳密に時間制で申請登録許可制となっているため、きっかり時間までしばし待機。いよいよスタートすると、いきなりアマミノクロウサギ成獣が車の前にひょこひょこ現れる。
そんなにあっさり出ていただいてありがたいのですが拍子抜けである。
本日コンディションは最高とのことだがたくさん会えるといいなあ。 -
ガイドさんの予言どおり、赤ちゃんウサギ3回、オトナウサギ2回、じっくり見ることができた。ただし、観察路はあちこちに監視カメラも設置して厳しく管理されている。なぜなら、当然のことだが触る、踏む、持ち出すなどの行為が禁止され、ロードキルにも細心の注意を払うから。車に乗ったままの観察となる。
これは赤ちゃんウサギ。しかし私のレンズでは近すぎて撮れない。さすがに暗いのでスマホじゃ無理・・。 -
仕方なくいい写真はお友達からもらい、許可もいただいたので使わせていただきます。
撮影はTKさんです。私じゃありません。機材はOM1にパナライカの望遠。最短距離が短いのは結構大事な要素だと感じる今日この頃。 -
こちらウサギのうんち。これで縄張りを主張する。
-
貴重だという水たまりには、イモリ・カエルの類がごちゃまんといる。これはアマミシリケンイモリ。基亜種になったんだそうだ。
-
これらを狙ってヒメハブがうじゃうじゃ。
ヒメハブはヤマハブ属で、小型、性質も緩慢で動きが鈍く、じっとうずくまって獲物が近付いたら狩るというスタイルだそうだ。毒性も微弱なため血清がないのだそうだが、みなさんのスマホを預かって写真をとりに行くガイドさんの足元だ。
生態を把握しているから大丈夫というけどヒヤヒヤする・・・。 -
こちらハブ属のホンハブ。スポットライト浴びてますが、なぜかガイドさんが車に乗せているそうで、解散間際に見せてくれた。毒は出血毒で筋肉が壊死するので痛いんだそうだ。360度熱感知のピットで獲物を察知して、頭と反対側にいてもしなやかな鞭のごとく俊敏に攻撃する。ネズミ1匹で1年いきられるんだそうだ。ハブがいるので奄美の人は夜は出歩かない。藪にはちかづかないことで原始林が保たれているとのこと。
ハブは南西諸島の島々でもいたりいなかったり分布が特異というのも初めて知る。どこにでいるんだと思っていたが・・。
3時間オーバーのツアーが終わって宿に入ったらもう11時近くて慌てて就寝。 -
2日目の日曜日だけ晴れたので奄美自然観察の森で探鳥。こちらは大アコウの木。
どうしてもオーストンオオアカゲラに会えない。 -
やっと南国らしいサンゴ礁の綺麗な色がみられた。ドラゴン砦から。
-
原始が濃い。
-
観察の森を出たあとは知人から紹介されたカフェ馬小屋さんへ。本日急なお休みだったところ、あれこれあってごはんを出していただいた。知人の影響力に感謝。
出していただいたカレーはスパイシーでとってもおいしかった。ご亭主と今朝旅先から戻られたという奥様はにこにこ柔和でご親切にしていただいて素敵な方々だった。 -
夕方、行く当てもなくなって国直海岸へ。ここはウミガメが産卵に上がるそうで、地域の人が清掃して綺麗に保っているのだそうだ。ほかの海岸はプラスチックの浮きやごみが目立つところもあったのでこの美しさが印象的だった。
落日が見られるかとおもったら、太陽はこのあとふっと雲の中に消えてしまった。 -
海辺のアダン。この植物がなんだかとっても好きなのだ。
ここ奄美でアダンを描いた孤高の画家をこの旅でちゃんと知るところとなり、これが大島紬見学と並んで鳥よりも大きな収穫だった。
その画家は田中一村。魂をうつ人生と作品がずっしりと心に宿った。
後述の大島紬美術館には彼の襖絵の本物がある。 -
本日の食事は海鮮丼。あまりレストランがなくてそれも夕方早くしまってしまう。
このお店はドリンクも食後のアイスクリームもフリーでびっくり。サービスのいいこと。
奄美の人はどこにいってもみなさん、人懐こくて親切で温かくお話してくださいました。 -
3日目は、急に必要にせまられて私が仕事をしなければならず、ちょくちょくパソコンを開きながらとなったが、どっちにしろ終日雨予報。
少し上がったりする合間をみて、ポイント探索。
マングローブの森は狙いはずれた。 -
だれかがつついたグアバの実。たくさんいるアマミヒヨドリかも。
ジュースは好きだけど実をみたのは初めてだ。 -
その後モダマの自生地というところへ。モダマとは南国の巨大つる性植物で、ジャックと豆の木のモデルというけど、真偽のほどはわかりません。
まるで大蛇のよう。 -
ツルはこのようにもにょもにょと伸びていきます。
-
こちらがさや。1mくらいありそう。
インドネシアで食べる大好きなタマリンドはこれの仲間だと初めて知る。 -
土砂降りになってきたのでお昼。友人がたのんだ名物・鶏飯です。
スープが濃くておいしかったそうです。店主の女性はこれまた人懐こく、いろんなお話をしてくださり、帰りには車まで傘をさしかけて送ってくれて、ササミのフライも持たせてくれる。感謝感激である。 -
雨は本降り。もう宿に入ろうかと思ったがチェックインには少し時間がある。
それでは、と二人とも大変興味のある大島紬の資料館・美術館に行くことにした。
受付はホテル ティダムーンで。
まずは泥染めの職人さん自らご説明をいただく染の工程。この時点では技法も知らなかったから頭の中はハテナだらけ。ノウミソが付いていかないのを食らいつく。
撮影許可をいただいています。 -
次に資料館本館で、背景から成り立ち、歴史、技法、実際の作業風景などを拝見。丁寧な解説と珍しい展示にいちい唸りうなづき、質問を浴びせながら1時間ほど。これが500円なんて安すぎる。非常に内容の濃い、素晴らしい資料館です。
展示物の撮影は許可をいただいてますが、ぜひご自分の目で見て、ひとりでもたくさんの人に知っていただきたい。
世界三大織物の一つといわれるそうですが、日本が誇る芸術です。
イランで絨毯を織るところを見たけれどその比ではない、気が狂いそうな精緻で果てしない工程を経て作られる。
大島紬は隕石が落ちたことによって生まれたといっても過言でないことも、今回初めて知りました。
※以下追記
このあとティダムーン内の大島紬美術館へいくと、丁寧にご案内・ご説明をいただいて拝見できた。田中一村の襖絵実物が間近で明るい光の中で見られるという、すばらしい展示があります。必見です。東京と美術館で昨年行われた特別展のアンバサダーを務めた小泉孝太郎氏着用の着物も展示があります。
それにしても本当に素晴らしい芸術品。薩摩藩に搾取されアメリカ軍に占領された歴史のある奄美の人たちの血と汗の結晶です。 -
4日目最終日。
早朝6時からいってみたが期待のオオトラツグミとオーストンオオアカゲラを外し、友人は一足先に9時に離脱。
一人残ったのでもう一度自然観察の森にいってみる。昼からやっと太陽がみえてきて、この色。きれいだなあ。 -
午後は田中一村美術館で胸がいっぱいになり、レンタカーを返して空港へ。
17時30分のエアコミュータで一旦鹿児島に飛ぶ。
乗り継ぎ30分で羽田まで。この乗り方だとすでにほとんどの人が乗り込んでいるのでコンパートメントに荷物が入れられなかった。しかたなく足元に2つも押し込んで苦しかった。しかもお隣の人がずーーーーーっと鼻をすすっていて気になってイライラ・・。 -
やっぱりプロペラ機はワクワクしますね~。
ダイビングもいいみたいだし、蛍も素晴らしいそうだし、またいかなくちゃ。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- mistralさん 2025/03/18 21:26:31
- アダンの実
- willyさん
こんばんは。
コメントではだいぶご無沙汰してしまいました。
奄美大島、動物編、楽しかったです。
というのも、私が奄美大島へ行ったのは、田中一村美術館があった為で
野生動物のウォッチングツアーなどがあるなんて思ってもみなかったからです。
もう一度行くのなら、そんなツアーにも参加してみたいと思いました。
アマミノクロウサギが目の前にヒョコヒョコと現れる、なんて凄すぎですね。
アダンの実、一村さんの絵からその存在を知ったといっても過言ではないくらい
印象的に描かれていますよね。
私もなんだか惹かれます。
大島紬の工房もその折に見学しましたが、今回 willy さんが見学された時のような
感動は受けなかったので、おそらく観光客向けの一般的なご説明に終始した
のかも、など思いました。
あの深い森と蒼い海にもう一度出会いたいなぁ、と想いました。
mistral
- willyさん からの返信 2025/03/19 09:17:32
- RE: アダンの実
- mistralさん
こんにちは。ご訪問とコメントありがとうございます。とてもうれしいです。こちらこそすっかりご無沙汰しておりました。
そうだったのですね、田中一村を見に奄美へ。恐れ入りました。
私は逆にダイビングで南洋の島々を訪れるたびにアダンを愛でていて、その響きのけだるさと酩酊感も好きでした。
そのアダンを描いた画家としての田中一村と認識しておりましたが、悲しみを帯びた鬼気迫る独自の画風に少々おののいており、積極的に掘り下げるのが怖くて遠巻きにしていました。昨年東京都美術館で開催された特別展も、ポスターに目をくぎ付けにされながらも訪れないままで、本当に残念なことをしました。今回の旅でがっしりと心をつかまれてしまいました。まあ、そのような巡りあわせだったということですね。
奄美で大島紬美術館を訪れてこの特別展を牽引されたティダムーンの社長である肥後さんのご苦労をお聞きしました。
また、奄美の宝として守ろうと、一村の作品を買い集めるのに大変ご苦労をされたそうです。
同行の友人が、田中一村が居住していた千葉市出身で、画家についての造詣が深く、導かれた形となりこれまた感謝でした。大島紬のすばらしさと貴重・奇特であることに再開眼したのも大きかったです。
私も再訪したく、次にいくときはぜひティダムーンに宿泊したいです。とても素敵なお宿でした。
willy
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