2024年 冬の欧州家族旅③ [移動] パリ-アムステルダム-ヘルシンキ

2024/12/27 - 2024/12/27

クリスマス明けの欧州。
ドイツ・フランクフルトに到着した後、フライブルク→ストラスブール→コルマールをめぐり、列車でパリへ。一泊して空路でアムステルダム経由でフィンランドに入ります。
アムステルダムでは、６時間弱の乗り継ぎ時間を使って街歩きする予定でしたが、濃霧のためパリ出発が2時間半の遅延に... 結局、スキポール空港にとどまりお土産探しとなりました。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ストラスブール中央駅から、シャルル・ド・ゴール空港行きのTGVに乗るため、早朝の出発です。
霧の向こうにうっすら駅のシルエット。古い駅舎をすっぽりとガラスのドームで包んだ大胆な意匠が印象的な駅です。

ストラスブール駅 駅

まだ暗い時間なので、駅前広場のツリーも点灯しています。

立派な駅舎。天井が高く素敵です。

少しブレてしまっていますが、ガラスのドームが見える角度から。

控えめながら、駅舎内もシーズンのデコレーションが可愛らしい。

乗る予定の列車は、早々に入線してきていました。
２階建ての大きな車両。予約した座席は、バーのある車両のすぐ後ろ。

ほぼ満席で、他のお客さんと満席になったため車内の撮影は控えました。
車窓の景色、丘の向こうにたくさんの風車の群れが。

途中、Barカーにお散歩に行ってみましたが、階段を上るやいなや、3人の赤ちゃんがパパに抱っこされ各々ミルクを飲んだりよちよち体操したりしている光景が目に飛び込んできました。この車両で、調乳用にポットのお湯を分けてもらえるようです。
ゾロゾロ子連れの長距離移動でも肩身が狭くなく、とてもありがたかったです。
クロワッサンと紅茶を購入して、しばし車窓からの景色を眺めて（わが家のちびっこたちも通路で軽く体を動かして）から席に戻りました。
ランスを過ぎ、空港に近づくと空にたくさんの飛行機雲が現れ始めました。

シャルル・ド・ゴール空港駅（第２ターミナル）に到着。
売店でマカロンを買い、第３ターミナル直通の宿に荷物を置いて、ロワシーバスでパリ市内に繰り出します。

オペラ座前でバスを降り、ギャラリーラファイエットへ。
冬の訪問は二度目ですが、前回は年明けなのでツリーのデコレーションは初めてです。

ギャラリー ラファイエット百貨店 (パリ オスマン本店) 百貨店・デパート

屋上に上ってみます。

それなりに混雑していましたが、エッフェル塔と凱旋門をはじめ、パリのランドマークが見渡せます。

メトロ9号線に乗って、トロカデロへ。

目当てはもちろん...

エッフェル塔。

良い天気で、日向はポカポカあたたかです。
子どもたちはここでも大きなバゲットサンドとジェラートを買って上機嫌。

エッフェル塔 建造物

メトロ6号線に乗り、La Motte-Picquet - Grenelle駅で10号線に乗り換えてMabillon駅で下車。Saint-Germain-des-Prés界隈を散策します。

「ラデュレでイスパハン（マカロンケーキ）を食べる!」ことを旅の目的に書き出していた娘たちの望みを叶えるべく、事前に4travelのサイトで調べ、比較的混雑が少ないとされるボナパルト店へ。
少し並びましたが、15分ほどでテーブル席に通していただけました。お茶の時間帯、なんと我々のオーダーでイスパハンは売り切れ（ラスト２こ）に。
スタッフさんが優しく、代わりのメニューを一生懸命説明してくれました。ケーキは子どもたちに譲り、私は次点で気になっていたフレンチトーストを戴くことに。

ラデュレ (ボナパルト店) カフェ

ソルボンヌ大学付近の活気に溢れる路地。人は多いですが不思議と歩きやすい雰囲気です。

街歩きをして、遅めの時間に予約をとったルーヴルへ。
ところが、ここが予想外の混雑...
入場も、お手洗いの順番待ちも思いの外時間を要し、さすがに子どもたちには疲れが見え始めます。

ルーヴル美術館 博物館・美術館・ギャラリー

「「初めてのルーヴルは、何か... つかれた」」
ちょっと悲しいけれど、これは全面的に同意です。
閉館まで1時間でも、主要な展示の前には人・人・人...

ここまでの旅程、幸運なことにも比較的順調に混雑を避けて来られたこともあり、ここにきてこの状況はしんどいのでは...ということで、予定より早めに撤収することに。夕飯も、無理せず宿まで戻って食べようという話になりました。

それでも、足早に有名どころは押さえていきます。
ミロのヴィーナスは教科書で予習してきた長女。

しかし、前回は間近で十分な時間を取れたサモトラケのVictoireは、今回は遠目に挨拶する程度... 人が多過ぎて撮影も困難。 ちょっと寂しいです。

少し早めにルーブルを辞し、外の風に当たりたかったので、オペラまで徒歩で戻りました。帰りのロワシーバスは拍子抜けするほど順調で、予定時刻よりずいぶん早く空港に戻ることができました。

チェックインして、部屋で夕飯にしました。
空港ホテルとしてはお部屋も広く、ルームサービスが充実していて吃驚しました。お肉料理が温かく美味しい。
館内のLUIZAというレストランから運んできてくれます。ちょうど閉店時間だったようで、我々が頼んだ時には厨房のシェフらしき方がにこやかに料理を配膳してくれました。

ノボテル パリ シャルル ドゴール エアポート ホテル

ノボテル パリ シャルル ドゴール エアポート ホテル

翌朝。KLMでアムステルダム経由のチケットを取ったのですが、これが濃霧でなかなか出発できず... 搭乗してからもかなり長く出発を待ち、結局到着は3時間弱遅れました。
スキポール空港に着陸後も、ボーディングブリッジのトラブルでなかなか降機できず... 結局、タラップで降りることに（これにはむしろ、子どもたちは大喜びでしたが）。
実はこの日は短時間のアムステルダム市街散策を予定していたのですが、子どもたちを伴っての移動ということで、余裕を持って空港から出ないことに変更。
シェンゲン協定内の売店のモッツァレラサンドが気に入ってしまい、待ち時間に代わる代わる、合計３回も買いに行っていました。オランダに立ち寄る経路を選んだ理由の１つは美味しいチーズだったので、ある意味これはこれで目的達成と言えるのか?

スキポール空港 (AMS) 空港

あわただしく乗り継ぎの準備をして、早々に搭乗。
（このテンポ感ならば、街に出なくて正解だった...）
今度はほぼ定刻に飛び立ちました。

スキポール空港 (AMS) 空港

さて。今回の旅の最終目的地・ヘルシンキに着陸です。

ヘルシンキヴァンター国際空港 (HEL) 空港

ショーウィンドウにはムーミン、マリメッコ... おみやげ選びは帰りまで取っておきましょう。

空港近くのホテルにチェックインし、ゆっくり休みます。

明日は、いよいよヘルシンキ市街へ！